鳥首峠〜有間山〜蕎麦粒山（浦山大日堂から周回）

2020年11月23日(月) [日帰り]

• GPS: 09:09
• 距離: 18.6km
• 登り: 1,672m
• 下り: 1,686m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:09
• 休憩: 1:08
• 合計: 9:17

6:32 浦山大日堂BS
6:45 鳥首峠登山口
7:17 7:25 冠岩
8:25 8:27 鳥首峠
9:07 滝入ノ頭
9:16 9:17 しょうじくぼの頭
9:25 9:28 ヤシンタイの頭
9:46 橋小屋ノ頭
10:13 10:24 有間山
10:44 ツコウの頭
10:56 11:15 有間峠
11:25 仁田山
11:50 11:51 新秩父線51号鉄塔
12:09 オハヤシの頭
12:25 桂谷ノ峰
12:50 12:53 蕎麦粒山
13:08 13:10 仙元峠
13:54 14:01 大楢
14:30 広河原分岐
14:41 新秩父線57号鉄塔
14:49 14:52 新秩父線58号鉄塔
14:56 広河原三等三角点
15:04 新秩父線59号鉄塔
15:13 新秩父線60号鉄塔
15:40 15:48 浦山大日堂BS
15:49 ゴール地点

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

都心から2時間ほど、浦山大日堂駐車場に駐車
5:30到着、先客は重機1台のみ

コース状況／危険箇所等

・冠岩〜鳥首峠
破線ルートです。踏み跡はあるのですが、登山道が狭い所が多い上、令和元年の台風19号の影響で崩壊箇所あり。皆様のレコを見るとフツーに歩いている感じなのですが、私としては難路だなぁといった感触です。

・鳥首峠〜有間山
鳥首峠からすぐは急登というか岩登りな感じ、強風だったた少し怖かったです。急登を登り終えるとススキをかき分ける尾根歩き。開けた場所は天目背稜や奥秩父の山々の見晴らしが素晴らしかったです。

・有間山〜日向沢ノ峰
急に人通りが多くなる。踏み跡もしっかりしていて比較的歩きやすい。
林道とクロスする有間峠は良い眺めでした。

・日向沢ノ峰〜蕎麦粒山〜有間山（天目背稜）
巻き道はヤバいらしいけど尾根道は歩きやすい感じ。冬枯れした木々の間から北側に秩父、南側に奥多摩の風景が楽しめます。蕎麦粒山より東側は初めて来たけど、やっぱり都県境界尾根はイイ感じ。

・仙元峠〜浦山大日堂（仙元尾根）
山と高原地図では実線ルートです。しかし今のシーズンは落ち葉で登山道が隠され、踏み跡も薄く歩いた感触は破線ルートのようです。一回歩いたことがあるのに所々ロストしてしまいました。

その他周辺情報

雲海で有名な浦山ダムがあります
浦山ネイチャーランドは令和1年台風１９号の影響で休業中（令和２年１１月現在）

写真

11/23 6:34

しばらく紅葉を楽しみながらの舗装路歩き

11/23 6:41

紅葉と空

11/23 6:51

路肩にバス？

11/23 6:52

廃棄されたバス、自然に飲み込まれつつあります

11/23 6:59

綺麗な紅葉、そろそろ見納めでしょうか

11/23 7:00

さて登山開始、ゲイター装着！

11/23 7:08

さっそく登山道に穴が開いてます、落ちないように慎重に通過

11/23 7:12

皆様のレコに出てきている崩落箇所を通り過ぎた所、高巻きの踏み跡をたどりクリアしました

11/23 7:18

あれれ？道がない？（目印をスルーしてました）

11/23 7:19

東京電力の標識＋ピンクのテープ、鉄塔巡視路を兼ねているのですね

11/23 7:21

お？建物がある

11/23 7:22

廃屋、外にトイレ小屋があるクラッシックスタイル

11/23 7:23

こちらは二階建ての立派なおうち

11/23 7:25

踏み跡はあれど何となく道が狭い、微妙に傾いていてちょっと怖い

11/23 7:44

うわぁ、沢がメチャクチャ！でも行く方向は分かるようにピンクのテープがあります。

11/23 8:01

黒い動物が通り過ぎる！ものすごく驚く！

11/23 8:02

熊撃退スプレーを手にしながらカメラを構える、、、（パソコンに取り込んで拡大するとカモシカである事が判明）

11/23 8:07

カモシカにビビりながらカニ歩きで通過した登山道は落ち葉で道が見えませんでした、いろいろな意味で怖かった

11/23 8:25

そんなこんなで鳥首峠に到着

11/23 8:28

奥秩父線21号

11/23 8:50

開けた所から天目背稜

11/23 8:50

開けた所から長沢背稜

11/23 8:52

両神山発見！

11/23 8:52

両神山ズームアップ

11/23 9:06

武甲山、小持山、大持山

11/23 9:06

あちらは何の山だろう？

11/23 9:14

ススキをかき分けながら進みます

11/23 9:17

しょうじくぼの頭

11/23 9:26

読めない、、、

11/23 9:46

有間山、展望なし

11/23 9:46

蕨山の分岐、この辺は人通りがある

11/23 9:55

東京湾が見えます

11/23 10:09

フカフカで足裏に優しい登山道

11/23 10:14

タタラノ頭

11/23 11:00

有間峠からの眺め

11/23 11:01

通行止めの向こうは半分崩落してます

11/23 11:06

有間峠で昼食にしましょう

11/23 11:16

有間峠から少し登った所、遠くに筑波山が見えます

11/23 11:16

筑波山ズームアップ

11/23 11:30

支尾根に迷い込みそうになるのでGPSを頼りにルートを戻す

11/23 11:32

棒の折山、このアングルで見るのは新鮮かも

11/23 11:40

突如、階段が現れる

11/23 11:48

新秩父線51号

11/23 12:08

ここから天目背稜

11/23 12:14

天気微妙だけど都県境界尾根歩きは楽しい

11/23 12:30

蕎麦粒山ロックオン！

11/23 12:49

道標 兼 蕎麦粒山の山頂標識

11/23 12:49

蕎麦粒山からの眺め

11/23 12:53

蕎麦粒山から都心方面ズームアップ

11/23 13:10

仙元峠、新しい道標が立っていますね

11/23 13:34

新しい道標、設置してあてる場所が微妙な気がするのは私だけでしょうか？

11/23 13:40

崩落地、左側に巻きます

11/23 13:50

大楢、ここから鉄塔巡視路

11/23 13:58

川俣（浦山大日堂）方面こちらから降りるのですが登山道が落ち葉に埋もれてしまっています、初見だったら困っていたかも

11/23 14:24

落ち葉で道が見えません

11/23 14:32

紅葉のカーペット、綺麗ですが道が見えません

11/23 14:41

新秩父線57号

11/23 14:48

碍子、前回見たときは表向きだったのに裏返ってます

11/23 14:49

新秩父線58号

11/23 15:03

新秩父線59号

11/23 15:12

新秩父線60号

11/23 15:47

無事下山！

11/23 16:36

帰りの車にて、赤信号が「武甲山を撮れ」というので撮ってみた

撮影機器：

COOLPIX B700 NIKON

装備

個人装備

長袖インナー Tシャツ ソフトシェル フリース ダウンジャケット タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 カメラ 熊撃退スプレー

感想

"雲取遊人"シバちゃん

浦山大日堂シリーズ第二弾。浦山大日堂から鳥首峠を経て有間山稜を歩くのがテーマ。周回スタイルをとるために前回の仙元尾根ピストンの予習を生かし下山路として使用することに。

【感想】
正直、有間山稜の展望は期待していなかったのですが天目背稜や両神山などの奥秩父の眺めがなかなか良かったです。そして天目背稜はやっぱり気持ち良かったですねぇ、都県境界尾根は個人的に大好き。
また、休日の割に人に会うことが極端に少なく（実際そこを狙ったのですが）、ソーシャルディスタンスも取れて良かったです。

【冠岩〜鳥首峠の登山道について】
令和1年 台風19号の影響で鳥首峠までの登山道で崩落箇所がある事は事前に調べ済み。ダメだったら戻る方向で考えていたのですが、登山道崩落箇所には高巻きの踏み跡があり下の沢に降りることも出来そうだったため、沢に大量の岩が流入している箇所には登山道の続きを知らせるピンクのテープもあり「まぁ通れるね」的な印象でしたが、それ以外の箇所が道も狭く落ち葉でズルズル滑るためトータルで見ると破線ルートと紛う方なき難路に感じました。

【おまけ】
先述の崩落箇所をやり過ごし廃集落に立ち寄ったりと楽しく歩いていると、よりによって狭く落ち葉に埋め尽くされ登山道で黒くて中〜大型犬ぐらいの大きさの動物が目の前を横切り登山道の下の木の陰からこちらの様子をうかがっている。「熊だったらどうしようと思い」腰に付けた熊撃退スプレーの安全装置を外し、カメラを望遠にして姿を確認するが遠くて良く分からない。黒い顔をして頭に耳が生えた動物、、、「熊は背を向けちゃダメ」との事なのでカニ歩きで動物の動向を気にしながらやり過ごしました。
そして、自宅に帰りパソコンに写真を取り込んで拡大、、、なんだよカモシカ君じゃない、ビビらせやがって！