秩父の雄、武甲山
- GPS
- 05:25
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 1,142m
- 下り
- 1,142m
コースタイム
※地図は適当な手書きです
天候 | 快晴 (風について) ・登山口〜武甲山頂 前半は樹林帯の為ほぼ無風、山頂手前から山頂では強風で寒い ・武甲山頂〜大持山の肩分岐 シラジクボ辺りまでは風はありましたが、小持山からは無風でぽかぽか陽気 ・大持山の肩分岐〜登山口 妻坂峠手前辺りから再び強風で寒く、林道を横切ってからは無風 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※トイレは1区コミュニティ広場内、菱光石灰工業様工場内を利用との事 |
コース状況/ 危険箇所等 |
有名なハイキングコースなので全体的に整備が行き届いていて、特に危険箇所はありませんでした ・登山口駐車場〜武甲山頂 危険箇所はありませんでしたが、途中から気温によっては泥道となりそうな箇所がありました(今回は朝冷え込んでいたため、凍結していて事なきを得ました) ・武甲山頂〜大持山の稜線 所々、痩せ尾根や岩場、急斜面がありますが無雪期なら特に問題ではないかと。今回は残雪や隠れアイスバーンもありましたが、アイゼンは着けませんでした。ただ滑落すると危険な谷筋もありましたので、下り時や危険を感じるような時はアイゼンを着けたほうが良いかと。(今回は着けるべきだったかなと反省…) ・分岐〜妻坂峠〜登山口 分岐からはとても歩きやすい広い登山道で、妻坂峠からは九十九折。その九十九折の下山時、サッカーボール大の大きさの落石に遭遇。たまたまでしょうが、油断できませんね。 登山ポストは一の鳥居の駐車場にあり |
写真
感想
今年に入ってから武川岳、伊豆ヶ岳と続いてきた『奥武蔵・灯台下暗しシリーズ』。
今回、第3回は奥武蔵の盟主、武甲山に行ってきました。
前回、前々回としっかり武甲山から大持山への稜線を目に焼き付けましたので、機会を窺いながらワクワクしていましたが、今回チャンスが巡ってきました。
前日の10日も休みでしたが、予想天気図にいや〜な予感がしましたんで回避し、11日に行って来ました。
コースは良く歩かれている周回コースとし、あわよくば武川岳をピストンして、所謂『赤線繋ぎ』をしようと計画しました。
前日までの夏日連発がウソのように当日の朝は風もあって寒かったです。
まあ、そこまで冷え込んでたわけではないんですが、前日までが異常でしたね。
平日で先客は1台のみでした。
序盤は表参道ってことでコンクリートの道でしたが、程無くして登山道となりました。
展望の無い九十九折の植林帯を黙々と登っていきますが、雪などは全くありませんでした。そのかわりにゴミが結構落ちていて、テンション下がりました…。
カイロ、紙コップ、ティッシュ、空き缶…。
気付いた物は拾いましたが、なんか怒りというより悲しくなっちゃいますね…。
歩を進めていくととてもビックリするほどの大杉が現れます。
思わず『おお〜』っと声をあげました。
その抜群の存在感は間違いなく森の主でした。
半分まで来た辺りから霜柱も出てきて、まだまだ3月だということを改めて実感しました。
次第に植生も変わってきて少し明るくなってきたな〜ってところから程無くして、御嶽神社が見えてきました。それまで樹林帯だったので良かったですが、ここから強風が吹きつけてきて寒かったです。
ほんの少し登ると武甲山の山頂となりました。
そこからの展望はさすが評判通りの大展望!
秩父の街並みはもちろん、浅間山や両神山がとても美しかったです。
ただここは北側を向いている為、強風がモロに吹きつけるので写真だけ撮ってさっさと降りました。
(第2展望台の存在に気付かず、スルー。あぁ…)
小休止の後、小持山方面へ向けて一気に下ります。
右手には木々越しに両神山や八ヶ岳、甲武信ヶ岳、長沢背稜の山々を眺めながらのハイク。
もう最高ですね、この稜線。
小持山までのちょうど中間点にあるコル、シラジクボを過ぎ、ここから今度は一気に登り返します。
途中からは下りてきた武甲山の斜面や、左手に二子山や武川岳が見えてきます。
この辺はアイスバーンのところもあって慎重に進みました。
展望の良い狭い山頂の小持山を過ぎると大持山もしっかりと見えてきました。
またもがっつり下り、登り返しますが、ここでようやくこの日初めてにして唯一の登山者にお会いしました。男性2人組みの方々で、窺うと私と逆周りのようでした。
そして今回のコースのハイライトと言っていい大展望の露岩へ。
この露岩の展望は素晴らしく、写真を撮りまくった後、しばらくボーっと眺めていました。
これはあの焼山の大展望と同じくらい感動的で、あまり有名なポイントでは無さそうだけどこんなスゲーところがあるんだな〜、来て良かった〜と心の底から思いました。
これだから山はやめられません!
小持山と同様、狭い山頂の大持山を過ぎ、程無くするとまたしても展望が開けてきました。
その大持山の肩の分岐からは、武川岳や伊豆ヶ岳方面の展望が抜群でした。
この日は天候もよく遠望がきき、とても素晴らしい眺めでした。
ここから広くて歩きやすい道で一気に下りていきましたが、妻坂峠手前から大人しかった風がまたしても吹き付けてきました。
おそらくこの辺が風の通り道のようですね。
ここで赤線繋ぎの武川岳ピストンはまたの機会にまわしました。
妻坂峠からは九十九折の下山でしたが、途中落石があって結構ビビリました。
一度沢を横切りその沢を左手に見ながら、無事に駐車場に戻ってきました。
帰りに道の駅『あしがくぼ』に寄って、かき揚げそば&コーヒーで締めて帰宅。
天候に恵まれ最高の展望を得られました。またまた山の神様に感謝です。
奥武蔵の山々はさほど高くはありませんが、なかなかどうして、素晴らしい山域だと思います。
お邪魔します(^_^)
いや~最高の天気の中、秩父魂炸裂してますね
私も武甲山大好きです
ちょうど一年くらい前に今回のgaiaさんと同じコースを歩きましたが、とても歩きやすくて展望も最高ですよね
と言ってもここまで素晴らしい天気ではなかったので羨ましい~!
R299あたりから見ると年々削られちゃって心配にはなりますが、シラジクボあたりからの堂々たる武甲山を見るとホッとしますよね
私はアルプスみたいな高い山ももちろん大好きですが、秩父~奥秩父のの山ってなんというか心が落ち着く感じがたまらないですね
ナイスハイクお疲れ様でした~
私もここまで素晴らしいとは正直思ってませんでした。
天候に恵まれたのもあるかも知れませんが…。
私は山登りのきっかけが北アルプスでして、始めた頃はアルプスや百名山ばかり行ってました。
近場の低山を小馬鹿にしていた愚か者でした。
まあ、若気の至りというやつです…。
ようやくここ何年か、奥秩父や奥多摩、奥武蔵の魅力が分かってきて、最近ではどっぷり浸かってます!
素晴らしいですよ、この山域は。
山ってほんとに奥が深いですね!
これからもkamasenninさんのレコを参考にさせて頂きますね。
月曜日・・・いいな。。。
あ〜〜〜あこがれの平日登山!しかも晴天! 笑
ところで、大持小持あたりは何度か歩いているのに
武甲山にはなぜかまだ行っていない我が家
頂上混んでる?とか
あの山頂の金網ってどうよ?
とか思っちゃって・・
でも秩父盆地一望できるのは素晴らしいですね〜
今度こそは武甲山まで行ってみたいデス
お疲れ様でした〜〜
平日登山、羨ましいでしょう(笑)
この日は本当に静かな山歩きでした。
ただ私は『山頂独り占め』には拘っておらず、むしろ山でお会いした方とおしゃべりするほうが好きなんですよね〜。
色んな山情報が聞けますし。
武甲山はいろいろ言われますが、どうなんでしょう。
私はあの山肌を見るたびに、すごい山だな〜って思います。
雇用を生み、経済に貢献し…、我々は多大な恩恵を受けています。
削られてもなお、奥武蔵の盟主、シンボルであり続ける姿になんかジ〜ンときちゃうんですよね。
nyagiさんも機会があったら是非!
きっとなにか山から感じ取れると思いますよ。
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