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Yamareco

記録ID: 281330
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

高尾山:雨に煙る金毘羅台⇒稲荷山⇒東高尾山稜⇒拓大西尾根コース彷徨17キロ、半袖隊長、痛恨のダブル・ルートミス

2013年03月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:45
距離
16.9km
登り
671m
下り
665m

コースタイム

★所要合計時間:5時間45分(うち着席休憩10分のみ)

々眸駅⇒高尾山頂(金毘羅台・表参道コース経由=65分)
高尾駅北口12:40⇒12:03落合信号(落合橋付近探索15分)12:18⇒金毘羅神社13:48⇒
ケーブル乗り場14:05⇒薬王院14:25⇒14:45高尾山頂14:50

高尾山⇒高尾山口(稲荷山コース経由=78分)
14:45高尾山頂14:50⇒東屋15:20⇒清滝駅15:47⇒15:53高尾森林センター(間食)16:03

9眸山口⇒草戸峠(東高尾山稜コース経由=57分)
高尾森林センター16:03⇒四辻16:17⇒ベンチ16:34⇒送電鉄塔16:50⇒17:02草戸峠17:07

ち雜容就郵眸駅南口(拓殖大西尾根コース経由=78分)
17:02草戸峠17:07⇒拓大分岐17:15⇒送電鉄塔No.37 17:23⇒城山湖方面登山口(挟間町住宅)17:50
⇒どんぐり階段18:05⇒高尾駅南口18:25

★半袖驚かれ指数:4回
☆半袖馬鹿にされ指数:1回
▲半袖出会い指数:ゼロ
△今日スマホ万歩計:32,783歩(うち山行に要したのは、推定28千歩)
天候 曇り・・・断続的に小雨/霧雨
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往路:京王線から⇒高尾駅北口12:40発
帰路:高尾駅南口18:25着⇒京王線へ
コース状況/
危険箇所等
☆道の状況:
 ・稲荷山コース上部(高尾山頂⇔東屋の間)
 ⇒雨のため泥濘状態にて、張り出した木の根っこと共に非常に滑りやすい。特に下り道。
 ・その他の道は、特になし。

☆登山ポスト:
 金毘羅台コース入口である落合信号、あるりは登山道取付にはなし。

☆温泉:
 寄る気力なし。
 今から思えば、「高尾の湯ふろっぴー」のすぐ近くを歩いていましたが、高尾駅に辿り着くのに必死で、考えている余裕もありませんでした。
 http://furoppy.co.jp/topics_list7/

☆飲食店
 寄りませんでしたが、京王線高架沿いにも、あれこれと魅力的な飲食店がありました。
番外編1:今日は午前10時から「カ○○ス」で店頭限定販売されるプレミアム芋焼酎「赤霧島」の入手が優先事項に備え朝6時には起床(⇒意味ないが)。
一人1本限定のため、半袖隊第二号も動員し、まず2本を確保。その後、急いで店舗を移動しもう1本を確保し、合計3本ゲット!
半袖ジュニア隊の三姉妹もご満悦。
番外編1:今日は午前10時から「カ○○ス」で店頭限定販売されるプレミアム芋焼酎「赤霧島」の入手が優先事項に備え朝6時には起床(⇒意味ないが)。
一人1本限定のため、半袖隊第二号も動員し、まず2本を確保。その後、急いで店舗を移動しもう1本を確保し、合計3本ゲット!
半袖ジュニア隊の三姉妹もご満悦。
番外編2:なんてことをしていると、自宅を出たのが10時50分頃。今日の行き先は?と考えながら駅前に向かっていると、つい「朝そばスペシャル(←11時迄)」に惹かれてふらふら入店。
食べながら「そうだ、こんな天気がイマイチの時は、やはり高尾に行こう」。
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番外編2:なんてことをしていると、自宅を出たのが10時50分頃。今日の行き先は?と考えながら駅前に向かっていると、つい「朝そばスペシャル(←11時迄)」に惹かれてふらふら入店。
食べながら「そうだ、こんな天気がイマイチの時は、やはり高尾に行こう」。
高尾でも歩いたことがない「金毘羅台コース」「東高尾・南高尾山稜」をつないでみようと、京王線車中でつらつら考えているうちに寝入ってしまい、気付いたら、ありゃまぁ、既に小雨が降っているではあ〜りませんか!?
高尾でも歩いたことがない「金毘羅台コース」「東高尾・南高尾山稜」をつないでみようと、京王線車中でつらつら考えているうちに寝入ってしまい、気付いたら、ありゃまぁ、既に小雨が降っているではあ〜りませんか!?
このまま下車せず帰ろうか・・・と逡巡しましたが、「高尾まで来ているし、雨が強くなったら途中で切り上げよう」と、まずは、初の金毘羅台コースに向かいます。
国道20号沿いの民家の紅梅が鮮やか。
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このまま下車せず帰ろうか・・・と逡巡しましたが、「高尾まで来ているし、雨が強くなったら途中で切り上げよう」と、まずは、初の金毘羅台コースに向かいます。
国道20号沿いの民家の紅梅が鮮やか。
これも紅梅の一種でしょうか?
これも紅梅の一種でしょうか?
クイズ:ここ、どこでしょう?
答え:国道20号とJR立体交差する「西界橋」から浅川上流を見ています。
ここだけ切り取ると、山深い場所・・・に見えますね。
クイズ:ここ、どこでしょう?
答え:国道20号とJR立体交差する「西界橋」から浅川上流を見ています。
ここだけ切り取ると、山深い場所・・・に見えますね。
同じく国道20号沿いにある八百屋さんの前の桜。
まだ、満開でした。
同じく国道20号沿いにある八百屋さんの前の桜。
まだ、満開でした。
この石柱で右折します。
「右是高尾山ちか道入口」と彫ってあります。
せっかくなので、落合橋付近を10分余、探索しました。
この石柱で右折します。
「右是高尾山ちか道入口」と彫ってあります。
せっかくなので、落合橋付近を10分余、探索しました。
これは白梅でしょう。正に満開で見事な白でした。
これは白梅でしょう。正に満開で見事な白でした。
看板をよく目にする「ろくざん亭」。こんなところにあったんだ。
入店するなら、余裕を持ってこなくては。
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看板をよく目にする「ろくざん亭」。こんなところにあったんだ。
入店するなら、余裕を持ってこなくては。
さて、ここから山道に入ります。
国道20号から、さっさと歩けば5分でしょう。
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さて、ここから山道に入ります。
国道20号から、さっさと歩けば5分でしょう。
おっと、いきなり凄い切株です。
これは折れた・・・というより、伐採されたような切り口でした。
おっと、いきなり凄い切株です。
これは折れた・・・というより、伐採されたような切り口でした。
これはCEIさんから教えて頂いたオオイヌノフグリでしょうか?高尾山だけでなく、色んなところでよく見掛けますよね。
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これはCEIさんから教えて頂いたオオイヌノフグリでしょうか?高尾山だけでなく、色んなところでよく見掛けますよね。
しばらく坂道を登っていると、やはり暑くなってきて、今日もここで半袖になっちゃいました。
しばらく坂道を登っていると、やはり暑くなってきて、今日もここで半袖になっちゃいました。
金毘羅平の道はこんな道です。
金毘羅平の道はこんな道です。
金毘羅神社まで上がって来ました。
金毘羅神社まで上がって来ました。
ヤマザクラ?
(当てずっぽうですので、スイマセン<(_ _)>、以下同じ。)
ヤマザクラ?
(当てずっぽうですので、スイマセン<(_ _)>、以下同じ。)
ケーブルカー山上駅付近。
茶店のおばちゃん(と、言っても拙者よりよほどお若い美人さんだったが)に
「今日は(天気が悪いのでハイカーは)少ないの?」と聞いてみると、
「それが、そうでもないんですよ。結構、多いんです。」と。
ケーブルカー山上駅付近。
茶店のおばちゃん(と、言っても拙者よりよほどお若い美人さんだったが)に
「今日は(天気が悪いのでハイカーは)少ないの?」と聞いてみると、
「それが、そうでもないんですよ。結構、多いんです。」と。
確かに表参道に入ると、どんどんハイカーが下って来る。
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確かに表参道に入ると、どんどんハイカーが下って来る。
表参道を歩くのは、もう5年ぶりかな?
この蛸杉は覚えているが、「ひっぱり蛸」っていつから置いてあるのだろう?
表参道を歩くのは、もう5年ぶりかな?
この蛸杉は覚えているが、「ひっぱり蛸」っていつから置いてあるのだろう?
「俺は男だ坂!(古いオヤジギャグでスイマセンm(__)m)」を好んで選んで上がり、
「俺は男だ坂!(古いオヤジギャグでスイマセンm(__)m)」を好んで選んで上がり、
薬王院へ。
ここまで超のんびり歩きで、今日は観光だ!気分。
薬王院へ。
ここまで超のんびり歩きで、今日は観光だ!気分。
最近、新設されたトイレ。
何度も前を通り過ぎるだけでしたが、今日は入って見ました・・・ウワサ通りでした。
最近、新設されたトイレ。
何度も前を通り過ぎるだけでしたが、今日は入って見ました・・・ウワサ通りでした。
頂上に到着・・・ハイカーの皆さん、長居はせずに早々に下るのでしょうね、多いと言っても、やはり、閑散としてました。
頂上に到着・・・ハイカーの皆さん、長居はせずに早々に下るのでしょうね、多いと言っても、やはり、閑散としてました。
もちろん、富士山も、丹沢も、道志も、中央沿線の山々も見えません。
頂上の桜もまだまだこれからです。
もちろん、富士山も、丹沢も、道志も、中央沿線の山々も見えません。
頂上の桜もまだまだこれからです。
が、ごく一部で開花!
満開になるのは来週央から週末に掛けてでしょうか?
が、ごく一部で開花!
満開になるのは来週央から週末に掛けてでしょうか?
拙者も早々に下ります。
が、雨に濡れた泥濘の下り道には、あちこちに水溜りは出来るは、木の根っこも滑るは、滑るは・・・得意のへっぴリ腰で慎重に時間を掛けて下りました。

拙者も早々に下ります。
が、雨に濡れた泥濘の下り道には、あちこちに水溜りは出来るは、木の根っこも滑るは、滑るは・・・得意のへっぴリ腰で慎重に時間を掛けて下りました。

この時間なので登って来るハイカーが少ないのは当たり前ですが、追い抜くor追い抜かれるハイカーも少ない、少ない。
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この時間なので登って来るハイカーが少ないのは当たり前ですが、追い抜くor追い抜かれるハイカーも少ない、少ない。
東屋まで下りて来ました。
が、誰もいません。
もちろん、下界も見えません。
東屋まで下りて来ました。
が、誰もいません。
もちろん、下界も見えません。
ケーブル清滝駅前広場に下りて来ました。
ここの桜はまだ満開でした。
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ケーブル清滝駅前広場に下りて来ました。
ここの桜はまだ満開でした。
駅前商店街を抜けて、高尾森林センターのベンチで、今日、初めての休憩。
この時点で既に午後4時。ここからどするか?
〕縦蠶未蝓東高尾山稜を歩く
∈Fはここまで、お疲れさん!と、切り上げる
どっち?
駅前商店街を抜けて、高尾森林センターのベンチで、今日、初めての休憩。
この時点で既に午後4時。ここからどするか?
〕縦蠶未蝓東高尾山稜を歩く
∈Fはここまで、お疲れさん!と、切り上げる
どっち?
立田揚げとお握り一個で、エネ・チャージ!
そんなに厳しい登りもないだろうから、
・東高尾山稜を拓大分岐まで行き、
・拓大西尾根を辿って高尾駅に戻る
ことに決定。
この時点では、まだまだ混迷の道が待っていることなど、露知らず・・・。
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立田揚げとお握り一個で、エネ・チャージ!
そんなに厳しい登りもないだろうから、
・東高尾山稜を拓大分岐まで行き、
・拓大西尾根を辿って高尾駅に戻る
ことに決定。
この時点では、まだまだ混迷の道が待っていることなど、露知らず・・・。
さて、今朝、歩いた国道16号を渡って、
さて、今朝、歩いた国道16号を渡って、
民家の間の細い道をグングンと上がります。
民家の間の細い道をグングンと上がります。
四辻の交差点に到着。
ここで再び右折して、東高尾山稜コースに入りました。
四辻の交差点に到着。
ここで再び右折して、東高尾山稜コースに入りました。
尾根道なので、この時間でもまだ明るいので助かります。
尾根道なので、この時間でもまだ明るいので助かります。
道標の行き先に初めて「城山湖」の名前が出て来ました。
道標の行き先に初めて「城山湖」の名前が出て来ました。
ここが「拓大分岐」かと思いましたが、その表示はどこにもありません。
迷ったあげくに一旦は左に行ってみましたが、どうも廃鉄塔に行く作業道のようなので、引き返しました。
この時点では、正解!
ここが「拓大分岐」かと思いましたが、その表示はどこにもありません。
迷ったあげくに一旦は左に行ってみましたが、どうも廃鉄塔に行く作業道のようなので、引き返しました。
この時点では、正解!
その後も拓大分岐はまだか・・まだか・・と思いながら、先に進みます。
現役使用中の送電鉄塔を潜り、幾何学模様を見上げます。
その後も拓大分岐はまだか・・まだか・・と思いながら、先に進みます。
現役使用中の送電鉄塔を潜り、幾何学模様を見上げます。
そしてようやく拓大分岐に到着!!!と思ったら、ナント!、草戸峠と書いてあります。
「え〜っ、いつの間に草戸峠に来ちゃったの?拓大分岐はどこにあったの??」
悩むこと5分・・・拓大分岐を通り過ぎてしまったのは確か・・・。
ここでbutamaruさんのレコが大いに役立ちました(詳細は感想に記載)〜感謝<(_ _)>
そしてようやく拓大分岐に到着!!!と思ったら、ナント!、草戸峠と書いてあります。
「え〜っ、いつの間に草戸峠に来ちゃったの?拓大分岐はどこにあったの??」
悩むこと5分・・・拓大分岐を通り過ぎてしまったのは確か・・・。
ここでbutamaruさんのレコが大いに役立ちました(詳細は感想に記載)〜感謝<(_ _)>
既に時刻は午後5時を過ぎています。
焦りながら、自然に早足になります。
そして、戻って来た最初の道標。
既に時刻は午後5時を過ぎています。
焦りながら、自然に早足になります。
そして、戻って来た最初の道標。
その裏に回ると・・・マジックで「拓大分岐」と書いてあります。
butamaruさんの写真コメントにある通りでした。
正直、心底、ホッとしました。
その裏に回ると・・・マジックで「拓大分岐」と書いてあります。
butamaruさんの写真コメントにある通りでした。
正直、心底、ホッとしました。
拓殖大西尾根コースはこんな道。
心なしか、先ほどより、明るい道筋に思えました。
拓殖大西尾根コースはこんな道。
心なしか、先ほどより、明るい道筋に思えました。
少し前から、コース右手に拓大キャンパスの建物がチラチラ見えていましたが、ついに街並(民家)が見えてきて、二回目のホッとした時でした。
写真では明るく見えますが、実際はもっと薄暗かったのです。
少し前から、コース右手に拓大キャンパスの建物がチラチラ見えていましたが、ついに街並(民家)が見えてきて、二回目のホッとした時でした。
写真では明るく見えますが、実際はもっと薄暗かったのです。
金網に付けられた「高尾駅⇒」の道標に従い進みます。
金網に付けられた「高尾駅⇒」の道標に従い進みます。
おっと、右手に下界への門があるぞ!
おっと、右手に下界への門があるぞ!
道路側に出てみると「城山湖・峯薬師登山道」とありました。
道路側に出てみると「城山湖・峯薬師登山道」とありました。
いや、濡れたチノパンが冷たい、重い!
が、下界に戻った喜びが勝ります。
が、苦難の道はこの先も続きました。
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いや、濡れたチノパンが冷たい、重い!
が、下界に戻った喜びが勝ります。
が、苦難の道はこの先も続きました。
住宅街を外れた地点で、「あれ、また、山に登るの?」と感じさせる道標。不安再燃。
住宅街を外れた地点で、「あれ、また、山に登るの?」と感じさせる道標。不安再燃。
左が初沢山で、右に行けば高尾駅か・・・フムフム、もう山には登らないんだな。
左が初沢山で、右に行けば高尾駅か・・・フムフム、もう山には登らないんだな。
ところが、左手に下りる階段道を墓地への道と勘違いして直進。
その結果、住宅街の道路に出てきて、結果として、遠回りの車道歩きとなったのでした。
ところが、左手に下りる階段道を墓地への道と勘違いして直進。
その結果、住宅街の道路に出てきて、結果として、遠回りの車道歩きとなったのでした。
ナニナニ・・・どんぐり階段?何か駅への近道の臭いがプンプンしている!
偶々、階段を上がって来られた地元の方に尋ねると、やはりこの階段を下りて真っ直ぐ行きなさいと。
ナニナニ・・・どんぐり階段?何か駅への近道の臭いがプンプンしている!
偶々、階段を上がって来られた地元の方に尋ねると、やはりこの階段を下りて真っ直ぐ行きなさいと。
夕暮れの肌寒い道をトボトボ歩くこと30分・・・京王電鉄高尾線の高架に突き当たり、「近道」の文字に元気づけられました。
夕暮れの肌寒い道をトボトボ歩くこと30分・・・京王電鉄高尾線の高架に突き当たり、「近道」の文字に元気づけられました。
ようやく、ようやく、ようやく、着きました、高尾駅に。
こんなに歩くハズではなかったのに・・・万歩計を見ると、「ナニ?3万歩を越えちょる!」と素直な驚き。歩行距離は想定外の約17キロ。
何はともあれ、無事の生還、お疲れさんどした\(^o^)/
ようやく、ようやく、ようやく、着きました、高尾駅に。
こんなに歩くハズではなかったのに・・・万歩計を見ると、「ナニ?3万歩を越えちょる!」と素直な驚き。歩行距離は想定外の約17キロ。
何はともあれ、無事の生還、お疲れさんどした\(^o^)/

感想

【まず最初に感謝の念を表します】
今回の山行ではヤマレコの高尾山愛好家の皆さま、特にbutamaruさんの次の山行レコに助けられました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-260573.html
写真3枚目のコメントがなければ、未だに、東高尾山稜を彷徨っていたかもしれません!?(ちょいと、表現が大袈裟ですが・・・。)

【本文】
 今日は、まず、カ○○スで午前10時から店頭限定販売されるプレミアム芋焼酎「赤霧島」を入手するのが優先し、山に出掛けるならその後で・・・との制約がありました。
 無事に赤霧島をゲットした後、天気はイマイチだけど、でも明日・日曜よりは今日の方がまだ天気は好さそうだし・・・やはり行くなら今日だなぁ・・・どこに行こうかなぁ・・・と苦悶しながら、例によって駅に向かう途中で「朝そばスペシャル(食べたのはうどんですが)」に誘惑され、ツルツル食しながら、高尾山は高尾山でも、まだ歩いたことがない金毘羅台や東高尾山稜を歩くことを思いつきました。

 京王線車中では呑気に寝ておりまして、さ〜てと目を覚ますと、ナント、既に雨が降り始めているではあ〜りあせんか!?無理して歩くことはないなぁと思いつつも、折角、ここまで来たんだから・・・雨が強くなったら即座に撤退すりゃいいさ・・・と自らを奮い立たせて出発しました。

 まずは金毘羅台コース。最近、よく耳にするようになりましたが、もちろん、拙者にとっては初めての道。数組のハイカーとすれ違いましたが、静かなコース。とりわけ厳しいルートがあるではなく、高尾山口あるいは高尾山口から舗装路を歩くよりは、この山道を歩くことを好むハイカーも多いのでしょう。JR利用者にとっては、直接、JR高尾駅を起点に出来るメリットもありますね。

 1号路(表参道)に入ると、突然、ハイカーが多くなりました。ケーブル乗り場の茶屋のオバサン(いや、お姐さんかな)に聞くと、「こんな天気の割には、ハイカーは多い。天気予報が曇りだったし、電車に乗ってしまえば来ざるを得なかったのでは?」との解説。フムフム・・・。拙者のように、雨が降り出してから歩き始めるハイカーの方が圧倒的に少ないのは確かだからね。
 
 高尾山頂は・・・寂しげな雰囲気でした。ハイカーはそれなりにいたのですが、長居はせず、頂上を確認したら通り過ぎて行くって感じでしょうか?もっとも、拙者も、さっさと稲荷山コースを下ることにしましたが・・・。

 その稲荷山コースが思った以上に難敵でした。雪解け頃には負けるでしょうが、雨で道は泥濘状態で踏ん張りは効かないし、木の根っこは滑るし、へっぴリ腰・及び腰で、下山するに1時間以上もかかってしまいました。3号路あるいは6号路を下った方が好かったのか・・・?
  
 ケーブル清滝駅に下りてきたのが午後4時頃。高橋屋を覗くと空席があり、まだ、入店したことがないので、よっぽど「今日はここで打ち止め」にしようかと思いましたが、昼前にも麺類は食べたしなぁ・・・と断念&再び自らを鼓舞し、高尾森林センターで本日初で最後の着席(間食)休憩10分を経て、これも念願の東高尾山稜コースに入りました。

 さて、ここからが本日のメイン・イベント。頭の中では、「拓大分岐まで南下し、そこから拓大西尾根を北上し、高尾駅南口に戻る」とのイメージが出来上がっています。ところが、その拓大分岐になかなか着きません。道標を見掛ける度に「拓大分岐」の文字を探すのですが出て来ません。そして歩くこと1時間で、ようやく到着!と思ったら、ナント!、草戸峠まで来てしまっているではありませんか!
 
 いつの間に拓大分岐点を通り過ぎてしまったのか?その文字はあったか?・・・いや、なかったはず。では、どこだったのか?・・・あの一時迷った廃鉄塔があった地点か?でも、ここにも分岐道があり、ここまで来てしまったのなら、その道を辿る方がいいのか・・・?既に夕方5時を過ぎたし、真っ暗になる前に車道に出たいし・・・さて、どうする?どうすべきか?
 
 あれこれ考えていると、南高尾山稜を歩く時の参考にしようと、butamaruさんのレコのURLをスマホに記録していたことを思い出しました。早速、アクセスしてみます。地図を見ました・・・が、イマイチ、位置関係が分からず、拓大分岐ポイントも分かりません。う〜〜〜んと唸ってしまいましたが、写真が参考にならないかと見てみると・・・ありました!!!3枚目の写真のコメントに。
「拓大分岐の案内板。案内板の裏にマジックで書いてあります。」
そうだったのか・・・だから見落としたのか・・・。

 急いで来た道を戻ります。10分ほど歩いた最初の道標の裏に回ってみると・・・書いてありました「拓大分岐」と。いやあ、正直に申しまして、ホッと致しました。これで帰れる・・・と。後は、ここから拓大西尾根を北上するだけです。

 拓大西尾根はなだらかなアップ&ダウンを繰り返しつつ、着実に高尾駅に向かっているはずです。夕闇の帳が迫る中に、民家の明かりが見えて、再び、安堵。が、しかし、ここで再び、痛恨のルート・ミス。「拓大分岐」を見逃したほどの痛手はありませんでしたが、駅到着が10分ほど遅くなりました。昼間の10分ではなく、夕闇時の10分は長い・・・。

 何はともあれ、無事に帰って来れて万歳三唱・・・はしませんでしたが、
・明るい時間帯に行動する
・焦らない・急がない・無理しない
 を痛感した「17キロ・32千歩」でした。 

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コメント

良かったですね!!
半袖隊長様

butamaruです。ご無沙汰しています。

「拓大分岐」は見逃してしまうのですよ。
無事生還できてよかったですね。
レコがお役に立てて幸いです。

さて、ぶた丸は3月9日以来山歩きが途絶えている状態になっています。
翌週から二週連続土日は九州に法事で出かけてしまい、
昨日、一昨日は天候悪しと判断し諦めました。

三週間空くのは久しぶりです。
四月に入ったので今週は是非行かねばと思っております。天候次第ですが。

三月のドタバタがやっと落ち着きそうなので
半袖隊長の超人的な行動力を見習って頑張りたいと思います。
2013/4/1 10:50
ホントに助かりました!
butamaruさん、

写真3枚目のコメントを読んだ瞬間に、薄暗い草戸峠に光が差し込んだかのように、急に明るく見えましたよ。

でも立派な道標なのに、草戸峠方面と高尾・高尾山口方面しか示されていないってことは、拓大西尾根を歩くハイカーが極めて少ないので、あえて表示する必要なし・・・と判断されたのでしょうね。

さて、最近、宣伝部長・観光大使・名誉駅長としての活動レコがアップされないので、いかがお過ごしなのか気にしておったところですが、諸般のご事情がおありになったのですね。

今週末の天気予報はイマイチですが、お得意の緻密なルート分析を含んだレコ・アップを楽しみにしております。

Yama Beer Yu
2013/4/1 18:34
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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