京都一周トレイル 〜京北コース（順走；反時計回り）

2013年03月31日(日) [日帰り]

• GPS: 09:20
• 距離: 37.4km
• 登り: 1,396m
• 下り: 1,386m

コースタイム

6:00 細野小学校
6:30 滝又の滝
7:00 余野のゲート
7:45 茶呑峠
8:25 パラグライダー基地
8:35 竜ヶ坂の二石仏
9:00 賀茂神社
9:15 亀の甲橋
9:50 常照皇寺 10:35
11:05 井戸峠
11:35 筒江橋
12:05 矢谷上橋
12:25 出口橋
12:45 熊田橋
12:55 保井谷橋
13:20 城山コースとの別れ
13:25 黒尾山
13:30 城山コースとの別れ
14:00 柏原
14:25 吊り橋
14:50 栗尾峠 展望ポイント
15:10 府道合流
15:20 細野小学校

天候

曇り空、途中小雨ぱらつく。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

細野小学校(廃校だそうです)に車が駐車できます。
トレイルのスタート地点でもあります。

コース状況／危険箇所等

あまり人が歩いてないのか、やや荒れた感じの道が多い。
道標は親切に沢山あり、また、トレイルのコーステープも適宜巻かれていて、道に迷う心配はほとんどないと思う。
距離はあるがアップダウンは比較的少ない。平地の舗装路歩きが多い。

写真

3/31 5:58

前日の滋賀 金勝アルプス山行に参加できなかったA隊長を成仏させるべくやってきました京都トレイル京北コース。
スタートは曇天にたたずむ細野小学校。きれいなトイレが校舎の裏側にまわる途中にあります。

3/31 5:59

トレイルの掲示板がありました。
出発前に要チェックや！（スラムダンク彦一風）

3/31 5:50

No.1どすぇ。門柱前に立ったはります。

3/31 6:01

いきなり迂回路になります。

3/31 6:13

まずは滝又の滝を目指してGO！

3/31 6:19

途中何度か渡渉があります。
靴がゴアでないので慎重に進みます。

3/31 6:28

滝又の滝なり。見事なり。

3/31 6:29

少し戻ってトレイル周回コースを追います。登りに入ります。

3/31 6:34

登っていくと、おそらく滝又の滝の上部であろうところが見えます。

3/31 6:42

杉が立ち並ぶ景色どす。神秘的。

3/31 6:56

九頭神社を知らぬ間に通り過ぎ、ゲートを越えて余野の集落に入ります。
ゲートから集落までは少し距離あるのですが、民家のワンちゃんに吠えられまくります。
どうやら彼(彼女？)にとって我々（A隊長だけ？）はどうも招かれざる客のようです。

3/31 7:01

ココから右にそれて土道へ。

3/31 7:12

伏見坂を越えていきます。

3/31 7:14

どんどん進んで、また集落に出ました。

3/31 7:16

火の見やぐら出現。

3/31 7:39

舗装路を延々歩いて、また土道に。茶呑峠を目指します。
雨を予告するように道端に雨具のズボンとチャリ用のプロテクターが。
がたがた道をチャリで下っていて落としていったようです。
そのまま置いときましたんで、落とし主さんは回収に行ってください。（見てるわけない？）

3/31 7:45

茶呑峠に着くころ、とうとう雨が降ってきました。
急いで自慢の雨具（私：ミズノ ベルグテック 畑のおばちゃん仕様、A隊長：好日謹製？ポンチョ）を着込みます。

3/31 7:58

雨男との噂が高いA隊長が来ました。
行く先の道が崩落しそうです。何も知らずに崩落ポイントに向かうA隊長。危うし！
（無事に通過しました）

3/31 8:07

雨に濡れた木々が妙に緑々した道。
雨の山道もいいものですね。（強がりです）

3/31 8:13

時間を惜しんで、周回コースからそれる"ひげ"部分は回らないつもりでいましたが、雨も降ってきたので、1日で1周は半ばあきらめて、評判のパラグライダーフライト基地に寄ることに。

3/31 8:21

×：パラグアイに、○：パラグライダー離陸場に到着しました。
振り返ると．．．

3/31 8:22

絶景かな、絶景かな〜！！（一見の価値あり）
我々の（特にワタシの）日ごろの行いが功を奏して、雨も上がりました！！

3/31 8:22

パノラマでも撮りました。
小さくて何がなんだかよくわかりません。

3/31 8:26

持ってきたパラグライダーを組み立てて早速フライトすることに。（ウソです）
先を急ぐので、天童山には行かずに周回コースに戻ります。

3/31 8:34

パラグアイ（違うってば！）を後にして周回コースに戻りまして、すぐに竜ヶ坂の二石仏がありました。

3/31 8:54

立派な砂防ダム風の基地がありました。
（いいえ。これは砂防ダムです）

3/31 8:58

さて、場面は変わって熊野古道にやってまいりました。（うそです）
賀茂神社です。
A隊長「おれは待っとくし、俺の分も拝んできてくれ」
ワタシ「イェッサー」

3/31 9:03

木々の向こうに晴れ間も見えてきました。

3/31 9:05

集落に出まして、謎の物体。
（生卵の霊？）

3/31 9:14

何とか橋。
（亀の甲橋）

3/31 9:15

やっぱりありました！秘密基地です。
（違いますね）

3/31 9:17

×：おっきい版 京都トレイルの道標。
○：近畿自然歩道の道標。

3/31 9:20

R477に出ました。
周回半分とするならば、ここから南西に下るのですが、思ってたより時間が早いので、思い切って周回コースを行くことに決定！（ヤマレコkawasemiさんのコースタイムを参考にしました）
このころからA隊長が「持ってきた生卵とお湯を早く消化して身軽になりたい」とうめき始めます。（いつも持ってもらってスミマセン）

3/31 9:35

いにしえのポンプです。
先を急ぐ我々はチラ見で通り過ぎます。

3/31 9:47

常照皇寺に近づいて、何とか石。（腰掛石です）
周回コースを1周回ることにした我々にもはや余裕は無く、チラ見で通り過ぎます。

3/31 9:50

小さくてよく見えませんが、先に見える東屋でメシとすることに。

3/31 10:36

標準メシタイム1時間05分（ゆっくりしすぎ？）を大幅に短縮して、45分でメシ完了。
生卵とお湯をザックから胃袋に移し変えて（隊のトータル重量は変わらない？）先を急ぎます。
ちなみに、生卵は袋うどんの具にして食べました。生では食べていないのでご安心を。（誰が心配を？）
ええ感じの建物。別荘でしょうか。

3/31 10:40

井戸峠を目指して舗装路を行きます。

3/31 10:46

途中、左に折れて土道に入ります。

3/31 10:56

しばらく行くと井戸峠に向かうと思われる急坂登場。

3/31 11:02

登りつめると再び先ほどの舗装路に。
お地蔵さんが迎えてくれます。

3/31 11:06

すぐにまた土道に戻り、下っていきます。

3/31 11:07

土道をどんどん行くと、またまた先ほどの舗装路に合流。

3/31 11:11

そこからはもう舗装修行の旅。
周山街道に向けて延々舗装路を行きます。

3/31 11:23

舗装砂漠をさまようこと3日(気分的に)、ようやく京都トレイルの道標に再開。
我々「きみを待っとったんや！！」
道標「いらっしゃい」

3/31 11:31

しかし，まだまだ舗装路は続きます。周山街道が近づくと看板が出てきます。
左に行ったら五条天神川とか書いてます。ウソではありませんが、ちょっと言いすぎとちゃいますか。

3/31 11:33

周山街道（R162）に出ました。

3/31 11:36

すぐに国道をそれます。

3/31 11:42

まっすぐのびる道の傍らに ぱちもんカービィ とトレイルの道標。

3/31 11:44

オランダ風？の建物にオランダ風？の水車、オランダ風？の橋が現れます。（もちろんワタシはオランダには行ったことはありません）

3/31 11:49

まっすぐのびる道。
左はオランダ風 川。

3/31 11:50

右はジャパンオリジナル 用水路。
ちなみに、このオランダ日本道（勝手に命名）の途中に2箇所ほどメシや休憩に好都合そうな東屋がありました。

3/31 11:56

オランダ日本道に別れを告げます。
さらばオランダ日本道。

3/31 11:59

民家の裏を通るような道に入ります。

3/31 12:02

かっちょええ乗り物シリーズ1。ダンプ戦車。
平和のために戦います。

3/31 12:04

かっちょええ乗り物をゆっくり見る暇はなく、どんどん進みます。ここにも休憩スポットあり。

3/31 12:05

さかな石。（勝手に命名）

3/31 12:05

貯木場でしょうかねぇ。

3/31 12:07

左には周山街道の取り締まりポイント、井崎のストレートが見えます。

3/31 12:16

村の電波事情を一手に引き受けてそうなアンテナ。やっぱり比叡山方面に向いているのでしょうか？

3/31 12:20

巨大ジェンガをつくっていました。

3/31 12:21

その傍らに かっちょええ乗り物が！
かっちょええ乗り物シリーズ2。トラクター。
バッテリむき出し。

3/31 12:24

出口橋付近。再び周山街道が近づいて来ました。
謎のオブジェ（モリゾー？）も見えます。

3/31 12:25

五本松食品デパート。

3/31 12:26

すぐに国道をそれて熊田方面へ。

3/31 12:26

花園大学グラウンドとのことです。

3/31 12:29

熊田を通過。舗装路を延々行きます。
A隊長「どこまで舗装路歩かすんや！」

3/31 12:32

トップグループから見た第2集団。延々の舗装歩きに ぼやき連発のA隊長が小さく見えます。

3/31 12:34

でました。かっちょええ乗り物シリーズ3。像戦車。（勝手に命名）
像のために戦います。

3/31 12:35

JAと三菱が一緒くたになった様な店の前に自販機がありました。

3/31 12:35

鹿も驚くセーフティフラッシュ。900円だそうです。鹿害にお悩みの貴兄に是非使って欲しい。

3/31 12:40

ブティック マウンテンガール＆カフェギャラリー らふ工房。
見つけられませんでした。

3/31 12:42

SIONと書いてあります。ジオン軍？（違いますね）

3/31 12:42

熊田橋。（だったと思います）

3/31 12:42

舗装路が続き、健脚（誰が？）にも疲労の色が見えます。
写っているのは20年ほど前にスキーの見本市で売れ残っていたサロモンのトレッキングシューズ（ピンク色）と390円のスパッツ。
健脚（だから誰が？）を支える最重要アイテムだ。

3/31 12:47

ようやく土道に入ります。

3/31 12:50

謎の四角い箱。電波系？

3/31 12:53

カフェギャラリー YU の看板にはノーヘルでグラサンをかけてチョッパーを乗り回す猫男が。

3/31 12:56

ココでトレイル動は折れ曲がって黒尾山方面へ。

3/31 12:59

林道を行きます。

3/31 13:04

光の差し込む山道を歩きます。

3/31 13:07

まっすぐに伸びる杉木立の中を登って行きます。

3/31 13:15

どうみても左に続く林道を行きたくなるのですが．．．

3/31 13:15

道標曰く「快適な林道と別れを告げて、右のせませま尾根を登りなはれ」とのこと。

3/31 13:16

せませま尾根を登っていきます。（せませま言うほどは狭くないですが）

3/31 13:18

鹿ネットが折り曲がるところにまた道標が。
目指す周回コース（柏原方面）は右に折れますが、地図で確認すると黒尾山はすぐです。折角なんで、城山ルート方面に少し進んで黒尾山を踏んでいくことに。

3/31 13:22

急坂を登っていきます。

3/31 13:24

黒尾山 山頂なりー。

3/31 13:27

近くにあった道標を見ると、点々の道を通れば目指す柏原に出れそうです。が、未熟者のワタシが見ても道が釈然としません。先週の桟敷ヶ岳の下りでもひどい目にあったので、ここはもと来た道を引き返すことに。（エライッ！！）

3/31 13:27

ということで、急坂を下ります。

3/31 13:18

道標曰く「周回コースは鹿ネット沿いを下りなはれ」とのこと。

3/31 13:31

鹿ネット沿いを下りますが、えらい坂で、道も判然としません。「またやってしもたかな？」と思いながらも少し下ると横に走るマトモそうな道が現れました。やっぱりミスコースしていた様です。
A隊長によると、下りしなから鹿ネット沿いから少し離れたところにちゃんとした道があったとのこと。そちらが正解の様です。

3/31 13:36

先ほどの点々の道を下りるとココに出るようです。ルートファインディング能力の乏しいワタシが見ると、下から見てもやっぱり「どこ通んの？」みたいな感じです。

3/31 13:43

林道に下りてきました。

3/31 13:59

どんどん進んで舗装に出ます。柏原。

3/31 14:15

川沿いの舗装を歩きます。魚ヶ淵でしょうか。

3/31 14:17

「土砂崩れのため全面通行止」の標識が！！
幸い、我々の目指す吊り橋方面の話ではありませんでした。

3/31 14:22

吊り橋です。それなりに揺れます。
桜はまだ咲いてませんでした。

3/31 14:23

業務連絡。壊れてます、壊れてます。

3/31 14:35

どんどん進むと「どないなってんねん」見たいな道になります。道を探しながら登っていきます。

3/31 14:43

しっかりとした林道に出ました。オフロードバイクが1台通っていきました。

3/31 14:48

展望ポイントです。みなさま、カメラをご準備くださいませ。

3/31 14:48

ビューリホー。

3/31 14:52

ホンマかいな？って言う様な林道脇の小さな道をきびすを返して下りていきます。

3/31 14:53

わかった様なわからん様な道を進みます。

3/31 14:55

黄色いテープが「迂回せい」と言ってますが、誰かが剥がそうとしたあとが。この情報は生きているのでしょうか？迂回すると91番の道標に出るとあります。

3/31 14:58

とりあえず迂回せずにオリジナル道標の道を進んでみます。途中倒木等ありましたが，特に問題なく通過。

3/31 15:05

どんつきに出ました。

3/31 15:06

先ほどのものと同じ黄色いテープがありますが，コチラは剥がされていました。91番の道標です。
先ほどの所で迂回ルートをとるとココに出る見たいです。

3/31 15:09

ついに最後の道標92番が見えてきました！！
我々「きみを待っとったんや！！」
道標「いらっしゃい」

3/31 15:18

細野小学校が見えてきました！

3/31 15:19

左上にぼんやり写っているのは、ワタシの指です。

3/31 15:19

ゴォォォール！！

3/31 15:19

それなりの時間に戻ってくることができました。
おつかれさまでした。
無事、成仏されたA隊長はカズダンスを踊りながら帰っていきました。（ちなみにワタシはサッカーわかりません）

撮影機器：

iPhone 4S Apple

感想

H47A

事情で、前日の滋賀 金勝アルプス（好天、山歩き日和）に参加できなかったA隊長を成仏させるべく、京都トレイルの未踏コース 京北コースに行ってきました。

距離があるので1日で回れるか心配でしたが、肌寒い位の天候のおかげもあって、無事に1周できました。

距離は、iPhoneアプリの山と高原地図のログで37.3km、バックアップでログを取得していたRuntasticで40.91km（ナゼ異なる？）、時間は9時間20分（小休憩はほとんどなし、大休憩45分を含む）でした。

天候持ち直し、無事に回り終えれたから言えることですが、時間的には天童山まで足を伸ばしても、暗くなるまでには戻ってこれそうでした。

天候が思わしくなかったせいか、あまり人気がないのか、道中、ハイカーとは1人も出会いませんでした。

矢谷上橋から矢谷越を通って熊田橋に至るコースは、道標によると整備中で立ち入り禁止とのことでした。ココが通れれば、延々舗装路を歩く印象はもう少しマシになるのかもしれません（コースタイムを参考にさせてもらった kawasemiさん は昨年春にこちらを通られてますので、行けば通れたのかな？）。
あと、周回コースから外れますが、同じく kawasemiさん が通られた城山コースを抜ければ、もう少し山歩きの印象が変わったかもしれません（時間的・体力的には厳しくなるかも）。

たっぷり歩いて、A隊長は無事に成仏されました。