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記録ID: 2827543
全員に公開
ハイキング
近畿

西光寺山

2020年12月29日(火) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
4.7km
登り
503m
下り
480m

コースタイム

日帰り
山行
3:30
休憩
0:40
合計
4:10
9:30
120
スタート地点
11:30
11:40
40
12:20
12:50
50
13:40
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
兵庫県丹波篠山市今田町本荘。神姫バス『本荘』バス停
コース状況/
危険箇所等
寺坂道はわかりにくいが、それ以外のルートは明瞭。寺坂道はその昔、西光寺がこの山上にあった頃、使用されていた参道。下部は沢沿いに、中央部は斜面をトラバース気味に作られている。上部は再び沢に沿って登ると、なだらかな斜面に到達し、大小の石が積み上げて土地の傾斜をなくしたり、寺跡には大きな礎石が今も残されている。
東屋から、来た道を振り返る。
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東屋から、来た道を振り返る。
復元された灯明
寺坂道の案内板。落ちているが、この木の先の方角が寺坂道になるように置かれていた。ただし、雑草が生い茂り、ここから入る人はほとんどいない。
寺坂道の案内板。落ちているが、この木の先の方角が寺坂道になるように置かれていた。ただし、雑草が生い茂り、ここから入る人はほとんどいない。
東屋の解説板。この本荘の村から西光寺は西の方角に当たる。
東屋の解説板。この本荘の村から西光寺は西の方角に当たる。
この東屋に沿って、左側に回り込むようにして進むと、容易に寺坂道に合流する。
この東屋に沿って、左側に回り込むようにして進むと、容易に寺坂道に合流する。
東屋の屋根のコケ。
東屋の屋根のコケ。
寺坂道の入り口に祭られた神様2体。サカキが備えられており、地元の方が大切にされていることが窺い知れる。
寺坂道の入り口に祭られた神様2体。サカキが備えられており、地元の方が大切にされていることが窺い知れる。
もう一つのご神体。
もう一つのご神体。
ご神体の向かい側は沢があり、この倒木を超えて、山の方に進むと、いよいよ寺坂道に突入。
ご神体の向かい側は沢があり、この倒木を超えて、山の方に進むと、いよいよ寺坂道に突入。
沢筋を歩くので、コケを楽しめる。
沢筋を歩くので、コケを楽しめる。
寺坂道のトラバースが終了すると、沢が現れる。この沢からあちらこちらで石が組まれている場所と出会う。
寺坂道のトラバースが終了すると、沢が現れる。この沢からあちらこちらで石が組まれている場所と出会う。
木にかけられた『寺屋敷跡』の案内板。6年前にはまだ全体が残っていたが、今は『跡』だけがかろうじてついている。ここから左手側には屋敷があったようである。
木にかけられた『寺屋敷跡』の案内板。6年前にはまだ全体が残っていたが、今は『跡』だけがかろうじてついている。ここから左手側には屋敷があったようである。
寺屋敷跡から右手に進むと『西光寺跡』に到着。平らに整地されたあちらこちらに礎石が転がっている。松の木の根本や奥の方にも礎石が見える。
寺屋敷跡から右手に進むと『西光寺跡』に到着。平らに整地されたあちらこちらに礎石が転がっている。松の木の根本や奥の方にも礎石が見える。
さらに上部へと進むと講堂跡のような大きな建物跡を残す礎石を見ることができる。
さらに上部へと進むと講堂跡のような大きな建物跡を残す礎石を見ることができる。
礎石から見上げた風景。
礎石から見上げた風景。
屋敷跡に引き返し、『加東神山』を目指す。屋敷跡付近は湿地があり、イノシシの良きヌタバとなっているようだ。
屋敷跡に引き返し、『加東神山』を目指す。屋敷跡付近は湿地があり、イノシシの良きヌタバとなっているようだ。
屋敷跡から『加東神山』へは、最近付けられた長―いピンクテープが目印。山頂の手前のところには下山用にわかるように枝にたくさんテープが付いている。中央の赤い2つは自分が5年前、取り付けたもの。
屋敷跡から『加東神山』へは、最近付けられた長―いピンクテープが目印。山頂の手前のところには下山用にわかるように枝にたくさんテープが付いている。中央の赤い2つは自分が5年前、取り付けたもの。
『加東神山』山頂。展望はナシ。
『加東神山』山頂。展望はナシ。
山頂から右へ進むと『洞ヶ山』経由で西光寺山に。『洞ヶ山』には、このような石碑が建てられている。この山から下る時は急斜面なので、ロープなどを利用して下ること。
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山頂から右へ進むと『洞ヶ山』経由で西光寺山に。『洞ヶ山』には、このような石碑が建てられている。この山から下る時は急斜面なので、ロープなどを利用して下ること。
西光寺山から近畿自然歩道を経由して下山していると、炭焼き小屋近くにこの道標がある。一番上の『右』『左』は読めるが、その下が判読不能。
西光寺山から近畿自然歩道を経由して下山していると、炭焼き小屋近くにこの道標がある。一番上の『右』『左』は読めるが、その下が判読不能。
今も使われている炭焼き小屋。これが見えると、登山口も間近。
今も使われている炭焼き小屋。これが見えると、登山口も間近。

感想

寺坂道も6年前からすると、随分利用されていることが、窺い知れる。下部の沢が歩くルートを探すのに不明瞭な場所が多かったが、今回は踏み跡がくっきりと付いているので、迷うことが無かった。本来お寺への参道であったルートなので、『近畿自然歩道』の指定をしていただき、寺跡を含め保全されることが大切であるように思う。より多くの人に利用していただき、寺に従事されていた人たちのことを偲んでもらいたいものである。

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