新春の関東百・三浦半島編�◆�大楠山（前田橋〜大楠山〜阿部倉〜衣笠山〜衣笠駅）

2021年01月01日(金) [日帰り]

• GPS: 04:23
• 距離: 12.3km
• 登り: 573m
• 下り: 579m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:35
• 休憩: 1:02
• 合計: 4:37

11:27 前田橋バス停
11:38 11:38 前田川遊歩道登山口
12:01 12:07 尾根鞍部ベンチ
12:34 12:36 大楠山レーダ雨量観測所
12:44 13:09 大楠山
13:21 13:21 阿部倉分岐
13:37 13:40 阿部倉登山口
13:53 13:53 県道出合
14:01 14:01 横横道路・横須賀PA入口
14:11 14:12 大畑橋
14:36 14:39 衣笠城址
14:55 15:00 県道37号横断ポイント
15:15 15:32 衣笠山
15:40 15:40 衣笠公園入口
16:04 衣笠駅

天候

終日快晴微風

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

（往路）JR逗子駅よりバス（長井行き）にて前田橋下車［※Suica利用可］
（復路）衣笠公園より徒歩にてJR衣笠駅へ［※駅の南側には入口なし、高架下を抜け北側の正面改札へ］

コース状況／危険箇所等

・大楠山頂には展望塔・売店あり（コロナ対策で元旦は閉鎖・休業…）
・大楠山から阿部倉温泉入口まではハイキングコースの案内標識多数、特段の不明瞭箇所などナシ
・横浜横須賀道路の高架下を潜り、同道路沿いに横横道路・横須賀PAを過ぎ、小道を繋いで歩くと左に未舗装の山道あり（案内標識ナシ)、林道にワンタッチ後、大畑橋から案内標識に沿い左のハイキングコースへ。衣笠城址（＝大善寺の奥）の登り口もやや分かりにくいので注意
・衣笠城を越え一旦県道に出た後、衣笠山方面へのハイキング路の入口（県道沿いに少し衣笠方向へ歩いたところ：標識あり）が分かりにくいので注意

写真

1/1 11:24

午後のおかわりハイクは、横須賀郊外の大楠山へ。逗子駅でも改札出るとドンピシャでバス発車、三浦海岸沿いを暫くドライブの後、前田橋で下車。

1/1 11:26

地味ですが、登山口へのアクセス道の入口に案内標識あり。

1/1 11:28

大楠山は標高僅か240m強ですが、海岸近くから登るため、結構歩きであり。。

1/1 11:37

前田川沿いの遊歩道へ下り、少し歩きます。

1/1 11:38

程なくここで沢沿いを離れ、ハイキングコースへ。

1/1 11:39

登山口の案内標識。山頂展望塔は元日閉鎖の由。ガーン…

1/1 11:41

本格的登りにかかりました。植生や山腹の表情が、房総や南国の山の雰囲気いっぱい。

1/1 12:02

尾根鞍部のちょうど良いポイントにベンチあり。ここで小休止。

1/1 12:15

緩やかに尾根を巻き気味に登っていく、歩きやすい道が続きます。神奈川県・横須賀市共同設置、石造りの立派な道標あり。

1/1 12:34

頂稜の一角に建つレーダー気象観測所がグッと近づきました。手前にはツバキの花が咲き、早くも早春の気配を感じさせます…

1/1 12:36

ここにも早春の気配が…

1/1 12:36

ここに山名標識あり。実際のピークはもう少し先ですが…

1/1 12:38

何と、気象観測所の関係者はここまで車で上がれるようです…

1/1 12:39

ここで車道を離れ、山頂へのアクセス路へ。

1/1 12:40

程なく湘南国際村へのルートが分岐。こちらが山頂への最短ルートのように思えます…

1/1 12:44

山頂到着。ビューハウス（売店＋展望台）は本日いずれも閉鎖…残念！

1/1 12:45

まずは山名標識で記念に1枚。

1/1 12:46

立派な山名板でもう1枚自撮り！

1/1 12:47

三角点は異様にしっかりした台座に埋まってます…。山頂広場は広いのですが、少々密です

1/1 12:49

東京湾の彼方に、年末行くはずだった房総の山々。正面は富山でしょうか…

1/1 12:50

何と言っても、本日は富士がピカイチ！

1/1 12:51

こちらは相模湾がキラキラ、彼方には伊豆大島。

1/1 13:11

山頂直下、スゴい急降下。こちらからの登りはキツそう…

1/1 13:16

またまたゴルフ場の縁に出ました。本日はゴルフ場の際を辿るコースばかり…〈溜息〉

1/1 13:21

阿部倉分岐。ここは直進方向。

1/1 13:21

すぐ先に、左へ下るハイキング路が分岐。

1/1 13:34

ちょっとオッカナイ石橋…〈冷汗〉

1/1 13:37

横浜横須賀道路をクロス。阿部倉温泉方面は上の階段へ。

1/1 13:41

横横道路をトンネルで潜り、この「しょうぶ園」の標識に従い、暫し横横道路に沿って歩きます。

1/1 13:44

阿部倉橋の分岐を左の小径へ。

1/1 13:49

ここで「しょうぶ園」の案内路を外れ、右の小径へ入ります。

1/1 13:52

小径を抜け、この幅の広い県道を横断。車は結構飛ばしているので、横断時は要注意…

1/1 13:53

県道を下り、再び小径へ。

1/1 13:56

小径を登り、再び横横道路へ接近。山がちの区間で、道路沿いの車道がないため大変疲れます。まるでアップダウンの多い山腹のトラバース路のよう…〈溜息〉

1/1 14:00

このフェンスの右側、横横道路の横須賀PAあり。おかげで、側道がかなり迂回しちゃってます…〈涙〉

1/1 14:04

ここで舗装道が一旦途切れ、少々心細い路に…。

1/1 14:05

鉄塔台地を左へ。一度横横道路を離れます。

1/1 14:07

完全な山道に入ります…

1/1 14:08

林道出合。ここを右の小径へ。

1/1 14:10

鉄塔台地の横で、再び舗装の小径に。

1/1 14:11

地味ですが、ここにも大楠山の登山口あり。衣笠山は左の階段路へ。

1/1 14:29

横横道の横の長い山道を抜け、ついに車道に出ました…

1/1 14:31

この斜面の上の大善寺周辺一帯が、衣笠城の跡のようです。顕著な遺構はなさそう…

1/1 14:33

…とお寺を過ぎた辺りで、ヤマレコの警告音発出…。正解はお寺の石段を登るルートでした…〈ヤマレコマップに再度多謝…〉

1/1 14:35

お寺を過ぎ、城趾の解説板の右の山道へ…。

1/1 14:36

お寺の本堂の横に、立派な城趾の石碑あり。

1/1 14:36

再び、いい感じの緑蔭の小路へ。

1/1 14:37

意外と立派な城趾です！

1/1 14:44

本日1番のステキな尾根道に。

1/1 14:53

石段を下り、再び立派な県道27号を横断します。

1/1 14:54

さて、いよいよ本日のラスボス、衣笠山（正面？）の登りへ。

1/1 14:58

衣笠山への登り口が分からずウロウロ。この工事フェンスの切れ目が入口のようです…〈汗〉

1/1 14:59

どうやら、この道も本来のルートが崩壊のため、迂回路の模様…。

1/1 15:03

酷い泥濘を抜け、ようやくまともなハイキング路へ復帰…〈ゼーゼー〉

1/1 15:15

歩行距離が累計20kmに迫り、さすがにヘロヘロ状態で衣笠山頂着。本日最後の展望デッキには、どうやら上れそうです！

1/1 15:18

本日最後にして、最高の東京・横浜＆オーシャンビュー。関東平野の西端を締める、筑波山もしっかり見えてます。

1/1 15:20

終日見え隠れし、当方の眼を楽しませてくれた富士山のシルエットもバッチリ…

1/1 15:28

もう1つのウッドデッキで、長旅のご褒美・フルーツゼリー休憩。

1/1 15:33

山頂広場の端っこに、案内標識あり。しっかりした山名板は結局見つからず…。

1/1 15:34

クールダウン兼ね、散歩道風のコースを衣笠山公園へ。

1/1 15:35

最終ゴール・衣笠駅へのショートカット路へ。

1/1 15:49

こんな人里近くに、紅葉の残り香…

1/1 16:02

衣笠駅のアーケード着。てっきり地上駅かと思ってホームの方向に進んだら、地下道経由が正解でした…〈涙〉

撮影機器：

arrows Be F-04K docomo FCNT

感想

さとなお

新春の三浦半島名山ツアー、後半のターゲットは半島最高峰の大楠山。JR逗子駅でトイレ休憩後、東口からの長井行きバスがドンピシャで発車。登山口・前田橋バス停に当初計画より1時間強早く降り立ちました。こいつは春から縁起が良いワイ…。早春の温かい陽光の下、前田川沿いの気持ち良い遊歩道をしばし歩き、いざ午後のおかわりハイクスタートです。
　コース詳細は本文写真キャプション記載の通りですが、さすがお手軽ハイキングコースが各所から伸びる大楠山は神奈川県民・三浦エリア市民憩いの山、元旦から多くの親子・カップルや友人同士のグループハイカーで大賑わい。スライド時のマスク着脱も大忙しでした。山頂名物の展望台と売店は、残念にも元旦のみ閉店でしたが、それでも広い山頂広場からは、薄ら雪化粧の霊峰・富士や伊豆・丹沢他の山々が見渡せ、正月に相応しい伸びやかな気分にさせてくれます。
　人混みと鬼ごっこに興ずる小さな子供達の嬌声を避けるように、広場の隅のベンチで弁当昼食を済ませ、早々に山頂を後にした後、阿部倉までは整備の行き届いたハイキングコース。その先は横横道路に付かず離れずの少々ワイルドなルートで、ヤマレコマップのGPSガイドにガッツリお世話になりつつ、何とか中世の山城遺構の残る衣笠城趾着。ここからも県道の横断ポイントで若干難儀しながらも、日の傾く中、最後の景勝ポイント・衣笠山頂に到着します。富士のシルエットをはじめ、大楠山では逃した展望デッキからのパノラマをしっかり楽しんだ後、横須賀市民憩いの場・衣笠公園の散策路を縫うように下り、衣笠駅への里道を辿ります。
結局、予定時刻よりかなり早めの午後4時過ぎにゴール到達。歩程合計20km強を大きなトラブルなく歩き切り、明るいうちに2つの名山ツアーを首尾良く終えられて、まずは大満足です。本来なら沿線の日帰り温泉で汗を流してから家路につきたいところですが、この後、途中で実家に立ち寄り・年始挨拶のため早々に帰途につきます。藤沢駅での乗換え時に家族・親族向け手土産調達、実家でマスクをしたまま老親にごく短時間の年始挨拶と鶴岡八幡宮で仕入れた縁起物御守り＋土産品手渡しを済ませ、午後7時過ぎ自宅に帰り着きました。
　今年の正月は泊まりがけの旅行に出ることもなく、殆どが自宅での巣ごもり生活となりましたが、1年の計・元日に充実の日帰り名山ハシゴツアーを敢行できて、まずまずのスタートを切ることができました。願わくは、現下の第3波感染拡大が早期に収束し、臨床試験最終段階のワクチンも早期に社会へ行き渡って、かつてのように人気の名山への泊まりがけツアーが気兼ねなくできる状況となることを切に願うばかりです。ヤマレコユーザー各位におかれても、感染防止に十分留意されつつ、安全で楽しい山行・ハイキングを楽しまれますように…。