愛宕山(清滝から正面道、月輪寺周回)、“愛宕さんへは月参り…”の山【京都府】
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- GPS
- 04:37
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,166m
- 下り
- 1,164m
コースタイム
清滝有料駐車場 1242 − 二ノ鳥居正面道入口(A) 1243 − 清滝分教場跡 1251 − 壺割坂(十八丁) 1257
− 二十丁目「一文字屋跡」 1300 − 標示「10/40」 1310 − 二十五丁目 1316 − 三十丁目 1331/昼食/1419
− 大杉大神 1421 − 標示「20/40」 1422 − 七合目(カワラケ投げ) 1435 − 水尾分かれ 1444/51 − 花売場 1453
− 黒門1505 − 標示「40/40」1509 − 愛宕神社(山頂) 1517/1528 − 展望地 1536 − 大杉谷分かれ 1541
− 月輪寺 1557/1600 − 林道の、空也滝道と月輪寺道の入口(B) 1635 − 空也滝 1641/1645 − (B) 1651
− 京都トレイル分岐 1706 − (A) 1716 − 清滝有料駐車場 1717
●行動時間 … 4:35
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(自宅) = (清滝) = 愛宕山 = (清滝) = (自宅) ●登山口へのアクセス ○清滝 ・京都バス62、64系統で四条河原町、三条京阪から、72、74系統で京都駅から、94系統プラス前記各系統で阪急嵐山駅から行くことが出来る。バス停から、登山道の実質的な起点となる二ノ鳥居手前の金鈴橋(=正面道と林道の分岐点手前の橋)までは10分程度の歩程かと推測 ・阪急嵐山から清滝まで、バスでは約20分 ・清滝にはマイカー駐車場(800円)がある。車でも山麓まで行くことが出来る ・マイカー駐車場は夕方17:30に閉鎖される。それより前に帰着することが必要 ○嵐山 ・超メジャー観光地につき特段の解説は付さない ・上記「清滝行き」京都バスは、阪急嵐山駅と京福嵐山駅を経由していく。いずれかを利用するとよい(ただし、土日は京福嵐山駅を経由しないようだ) ・歩くならば、JR嵯峨嵐山駅または京福嵐山駅から出発すると、歩行距離が短い ○ちなみに… ・車を少し遠方に駐車して電車バスを活用する手もあろうかと。阪急上桂駅近くに比較的この界隈では安い駐車場があるので、これを利用すると、嵐山近傍の散策や観光も出来るのでいいかもしれない |
コース状況/ 危険箇所等 |
●コース状況 ○正面道 ・正面道は、古い丁石と嵯峨消防分団が建てた40分割標示が設置されている。それぞれ山頂神社の境内に達するまでを按分して建てられており、歩行の目安になる ・全般に幅広、段付けされており、古くからの参道であることがうかがい知れる ・最初以外には急坂もなく、歩きやすい ○月輪寺道 ・月輪寺を経由するルートは、正面道ほどに整備されてはいないが、ルートは明瞭 ・月輪寺付近での斜面崩壊危険性のためであろうか、夜間登山禁止が所々に掲げられている ○空也滝への道 ・滝までよく整備されている。足下もコンクリート打ちされているところが多い ・滝より上方への道もあるはずだし、一部は見えたが、そこに至るルートがよく分からなかった ●買う、食べる ・買う:嵐山から清滝に向かうと、沿道にコンビニは見かけない。JR嵯峨嵐山駅付近に複数あり ・食べる: 多数あり。清滝にも茶屋等あり ●日帰り温泉 ・スーパー銭湯系では、桂付近の国道9号線沿いに「京都桂温泉仁左衛門の湯」、洛西ニュータウン付近に「竹の郷温泉」がある ・嵐山には嵐山温泉があるが、泊まるならばともかくも、日帰り利用は終了時間が早いので、夕方に下りるような場合には使うことが難しい |
写真
感想
朝、淡路島で震度6弱の地震が発生し、仕事柄一定の収束を確認する必要もあり、出発が大きく遅れた。
昼過ぎからの出発ではあっても、陽も長くなったし大丈夫であろうと思いつつ清滝駐車場に行くも、17時半には閉めるという。途中で昼ご飯を食べながらのつもりなので、これでは時間的にはぎりぎりだ。少し慌てた気分で出発。
金鈴橋を渡り、正面道と月輪寺への道はここで分かれる。正面道前には古歌が掲げられている。京の人は毎月登るくらいに慕っていたようだ。
正面道始まりは急坂。丁石や黄色い看板に○/40と書かれた標示が目につく。前者は一の鳥居から始まっているため、いきなり十三から始まる。いっぽうの黄色い看板は、ここから一番なので進行が読みやすい。
やがて、勾配がやや緩やかになり、段付けされた幅広の道が続く。分教場跡や小さな休憩所が続く。
尾根道になるも、参詣の歴史の重みか、尾根が掘り下げられたような形状になり、道幅が維持されている。
茶屋跡も過ごし、やがて黄色い看板で言う20=半分が近づき、5合目休憩所。三十丁目。ここで昼食。
休憩所の屋根下で食べたが、長居をしているうちに手先が冷たくなってきた。晴れてはいるがやはりまだ4月、日陰は寒い。
元気復活し、大杉大神を見ながら進む。その先に法面工事現場がある。どこから来たものか、軽トラックがある。
更に進んだ水尾分かれで少々休憩。
その先で、閉じた花売場を見つつ、やがて黒門へ。山中に似つかわしくない大きな門。やがて、かつての境内を想像させる広がりを持った山頂部へ。ここで嵯峨消防団は40/40に到達。
道は更に先へ進み、最後の石段を登ったら愛宕神社。山上とは思えない立派な社殿。拝殿の背後には若宮もある。火伏、防火の神様であるとのこと。先ほどの花売場で樒(しきみ)を売っていて、その葉を毎日竈にくべると火事にならないということだそうだ。花売場に代わり、神社の社務所で樒を売っているようだ。
一通りお参りをして、神社扁額を山頂と見立てて写真を撮り、下山へ。
残りは1時間55分、案内板によれば月輪寺経由は130分かかるとされている。急ぎ足で進むとほんの30分ほどで月輪寺に到着。崖にへばりついたようなお寺。明智光秀由来の石楠花もある。
進み、やや急な斜面をジグザグに下りていくうちに、谷川の水音が聞こえてくる。そのうちに急傾斜も収まり、最後は林道が見え始め、階段を下りると林道。
経過が良く、時間的には空也滝にも行けそう。
空也滝は、高さもあり、岩に散らされる滝で、滝壺が不明瞭。そのため修行には適していたのか。
滝上部には、更に上流へと向かう山道が見えるが接続がよく分からない。
戻って、林道を淡々と下るうちに京都トレイルとの分岐。ここあら京都を一周できるとのことだが、道のりが長そう。
やがて、金鈴橋へ。なんとか駐車場が閉まる前には帰り着いた。
時間に追われた行程であった。
やっぱり、山ではゆっくりしたい。
コメント
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