竜ヶ岳 <六甲ハイカーの鈴鹿初トライ>
コースタイム
−(0:03)−魚止橋 08:12−(0:04)−魚止滝 08:16−(0:02)−谷道分岐<1> 08:18
−(0:03)−谷道分岐<2> 「64番」 08:21−(0:07)−金山尾根分岐 08:28〜33
−(0:22 途中休憩 0:05)−最初の平坦地 08:55−(0:22 行動食 0:07)−岩稜の尾根筋 09:17
−(0:10)−落葉樹林帯 09:27−(0:29 撮影休憩 0:05)−岩稜の急登始まり 09:56
−(0:11)−終わり 10:07−(0:11)−笹尾根の登り 10:18−(0:20)−クラ <金山尾根終点> 10:38
−(0:09)−治田峠分岐 10:47−(0:24)−竜ヶ岳山頂 11:11
<昼食休憩 1:29>
竜ヶ岳山頂 12:40−(0:19)−治田峠分岐 12:59−(0:10)− 遠足尾根・金山尾根分岐 13:09
−(0:39 途中休憩 0:10)−笹原の終わり・痩せ尾根 13:48
−(0:21)−遠足尾根新道分岐 14:09−(0:20)−展望岩場 14:29〜37
−(0:37)−遠足尾根新道・林道出合 15:14〜16−(0:20)−宇賀渓駐車場 15:36
登高合計(宇賀渓駐車場〜金山尾根〜竜ヶ岳山頂) 205min 3:25 ※純歩行合計 183min 3:03
下山合計(竜ヶ岳山頂〜遠足尾根・新道〜宇賀渓駐車場)
176min 2:56 ※純歩行合計 156min 2:36
行動総計 381min (6時間21分) 純歩行合計 339min (5時間39分)
山行総合計 470min (7時間50分)
★金山尾根分岐 〜 クラ <金山尾根終点> 125min 2:05 純歩行 108min 1:48
★クラ 〜 竜ヶ岳山頂 33min →標準タイム(案内地図記載)は 20min
★竜ヶ岳山頂 〜 遠足尾根・新道分岐
89min 1:29 純歩行 79min 1:19 →標準タイムは 75min 1:15
★遠足尾根・新道分岐 〜 林道出合
65min 1:05 純歩行 57min →標準タイムは 40min (←あはは)
★ほか「撮影兼・立ち休み兼・速いハイカーに道譲り」は無数(苦笑)。
このためコースタイムは全く参考にならないと思います。
天候 | 快晴 (遠景やや霞み) 出発時9℃ 山頂10℃前後 稜線上から山頂は風やや強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
→名神高速 西宮IC〜八日市IC → R421(八風街道)〜石榑トンネル〜 〜 宇賀渓キャンプ場・有料駐車場(入山料込み500円) 07:35着 所要1時間45分 復路: 往路を戻る 出発 16:00 〜 自宅着 18:20 所要2時間20分(名神小渋滞あり) |
コース状況/ 危険箇所等 |
<山域全般に亘って地点番号表示が振られており、これが宇賀渓案内所で配布(無料)の案内地図と対応しています。 お陰様で道中たいへん参考になりました> ○宇賀渓駐車場〜金山尾根分岐 危険・歩行困難箇所無し。 多くのガイドブックでメインコースとして取り上げられる事が多い「裏道」 (ホタガ谷コース)は現在通行止め。 封止ロープが張られています。 魚止滝へは途中の分岐標識から、ほんの数分で往復できます。 二度ある「谷沿い←→山沿い」コース分岐は全て右(山沿い)に取りました。 ※谷沿いコースは「初心者は経験者同伴要」とのこと。 金山尾根の入口標識はこの3月に新しく設置されたそうです。 「64番」の分岐を山沿いコースに進んですぐ・・と記憶すれば迷いません。 ○金山尾根 歩行困難箇所無し。新コースとのことですが踏跡はくっきり、明瞭な尾根道。 途中多数の標識(黄・赤テープ)がありますので、まず迷う心配はありません。 下部に分岐らしき地点が何ヵ所かありますが、全て木の枝でブロック済です。 ○遠足尾根〜主稜線〜竜ヶ岳山頂 (ガスが出なければ)迷いようがない笹原の一本道。 山頂直下は粘土質の急傾斜のためスリップ注意。 ○遠足尾根(上部) 危険・歩行困難箇所無し、判りにくい分岐などもありませんでした。 ○遠足尾根(下部)新道分岐〜林道合流 前半は岩が剥き出た急傾斜路、後半も植林地を縫って進む急斜度のつづら折れ。 登りに使う場合は、斜度・距離とも相当キツい、かなりの急登になります。 今回は下りに使いましたが、特にバランス感覚と歩行姿勢が重要。 くれぐれも慎重に(←これは自分に云ってます・・)。 ○ほか、山ヒルには(まだ季節が早いから?)全く出合いませんでした。 |
写真
感想
石榑トンネルの破壊力(笑)は抜群ですね!
名神八日市ICから僅か40分弱で宇賀渓キャンプ場だなんて・・
神戸の自宅からでも2時間かからず、しかもあんまり飛ばしていません。
比良山系の登山口(イン谷口、ガリバー村など)と比べても遜色なく、
着いてからも「ホンマかいな」しばらく唖然としていました(苦笑)。
案内所の管理人さんに地図と丁寧なアドバイスを戴きます。
渓筋より尾根筋が好きな小生としては、金山−遠足ルートのお勧めに「我が意を得たり」。
お天気もこれ以上ないピーカンに恵まれて、うきうきワクワクの入山。
金山尾根、新ルートとのことですが、初めての小生ですら
不安を覚えるような分岐や難しい箇所はまったくなく、
登り始めは、慣れ親しんだ六甲や摩耶山の尾根筋を行くようなリラックス気分(雰囲気も似ています)。
ただ、そのせいかスタートを飛ばしすぎ、中盤以降にバテが入ったのは次回の反省材料ですね。
序盤を凌げば、あとは明瞭なルートを通って圧巻の落葉樹林帯へ、それが終わったら
今度は厳しい岩稜の急登、次は美しい笹原・・・終始、目指す山頂に見守られ、
少し息は上がり気味でしたが、稜線(クラのピーク)に立ってみれば、到達まで3時間余。
これは新神戸駅から黒岩尾根経由〜掬星台(摩耶山頂)と大差ないコースタイムですが
とてもそうとは思えない、素晴らしい景観とバリエーション豊かな行程に魅了され通しでした。
竜ヶ岳山頂まで、一面に拡がる笹のプロムナードは本日のハイライト。
どこまでも晴れ渡った蒼空に浮かぶ、堂々とたおやかな緑の山容、
まったく胸の空くような景観です!
やはりスケールが違いますね。シャッターはもう押し詰め・・
さすが人気の山、たくさんの地元ハイカーの方々には何度も先に行って戴くことになり
本当に相済みませんでした・・。
初めて見下ろす伊勢湾と鈴鹿主脈の山々を眺めながらのランチは至福の時間。
1,000mを越す山頂から、クッキリと出発地点を見下ろしたのも
初めての経験でした(それだけ急傾斜なんでしょうね)。
なにげにザックに入れていた双眼鏡も久々の活躍。
年甲斐もなく舞い上がり(笑)、そんなこんなで、フト気付いたら90分があっという間。
後ろ髪を引かれる思いで下山にかかりました。
いやいや、この調子では全くキリがありませんので、このあたりで・・
あとは次回に取っておきます。
最後、おっかなびっくり新道の激下りには、少々キモを冷やしましたが
それもまた良い経験になりました。
鈴鹿北部の山にこれほど早くアプローチできるとは思いもよらず、
天候にも恵まれて、会心の鈴鹿初トライを果たすことが出来ました。
道中、お気軽にお声掛け戴いたハイカーの皆さん、そして何より、
懇切丁寧なアドバイスを戴いた案内所の管理人さんを始め、
山を大事に整備なさっている地元の方々に心からの感謝を申し上げます。
きっとまた参ります。ほんとうにありがとうございました!
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