白毛門・笠ヶ岳

2021年03月07日(日) [日帰り]

• GPS: 06:55
• 距離: 10.8km
• 登り: 1,379m
• 下り: 1,366m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:30
• 休憩: 1:25
• 合計: 6:55

8:49 土合駅
8:54 8:56 白毛門登山口駐車場
9:12 9:13 東黒沢
10:57 11:04 松ノ木沢の頭
11:42 12:23 白毛門
13:07 13:20 笠ヶ岳
13:54 14:00 白毛門
14:25 14:25 松ノ木沢の頭
15:16 15:17 東黒沢
15:21 15:35 白毛門登山口駐車場
15:44 土合駅

タイムは登山口駐車場付近での準備と片付け時間含む

天候

快晴無風

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：土合駅8:37着
復路：土合駅16:18発　関越交通バスで水上、電車乗り換え

コース状況／危険箇所等

白毛門まではトレース明瞭、その先は朝はトレースが無かったそう。
自分が進んだ時点では先行者3人(確認できた限り)。
最近の高温で樹林帯では融雪がかなり進行、10時頃から早くも雪が腐る。
午後の下山時にはズルズル状態。

その他周辺情報

復路で電車の時間が合わずバスを使って水上駅まで行ったら、駅前の店が軒並み閉まっていてビックリ。

写真

3/7 8:48

約2ヵ月ぶりの土合駅、駐車場に雪が無くこの時点で相当の融雪が予想された

3/7 8:55

登山口駐車場の入り口も壁ではなく分かり易い状態

3/7 9:10

橋へは2m弱の下り、ステップは小さく不安定で状態は良くないが他に渡れるスノーブリッジも無い

3/7 9:21

いきなりの急登、樹林帯はツリーホールを起点にかなり融雪が進んでいる

3/7 14:57

少しピンボケだが、こんな感じで逆に歩き難くい所も多い

3/7 10:15

斜面に大きなクラック

3/7 10:19

雪庇も小さめか？一部ではすでに落ちたと思われる跡も有った

3/7 10:21

雪庇のクラック際を進む

3/7 10:38

木の密度が薄くなってきた！好展望までもう少し！

3/7 10:56

樹林帯抜けた！斜度はなかなかのモノ

3/7 10:58

谷川岳がお目見え！ここからは絶景ルートです

3/7 10:58

松ノ木沢ノ頭から白毛門山頂はルートが一望

3/7 10:58

これぞ谷川ブルー！

3/7 10:59

清水峠方面

3/7 11:10

同じ山頂が近づいてくるだけなのに何度も撮影してしまう美しさ

3/7 11:21

クラックを絶妙に避けて通るトレース

3/7 11:30

クラックは結構大きいので雪崩れたら怖い

3/7 11:30

斜度は強烈で落ちたらどこまで行くかは運任せ

3/7 11:39

あとは山頂直下の岩場のみ

3/7 11:45

白毛門登頂

3/7 11:45

雄大！奥には苗場山、新潟方面は天気が悪いようで一面雲海(見え難いけど)

3/7 11:46

この後向かう笠ヶ岳方面

3/7 11:45

笠ヶ岳アップ

3/7 11:54

谷川岳を正面に見ながら昼食、風も無くて最高のロケーション

3/7 12:24

お腹も膨れたところで笠ヶ岳へGO

3/7 12:32

ノートレースではないもののかなりそれに近く気持ち良い

3/7 12:43

急だなぁ…斜度だけなら白毛門よりさらに急っぽい

3/7 12:52

先行者のステップは有るものの雪の状態が悪く気を抜けない、一蹴りずつ丁寧に登る、と言うか写真じゃ分からないけどメッチャ急登

3/7 13:09

着いた！本日の最高点

3/7 13:09

白毛門があんなに下に

3/7 13:10

烏帽子から朝日岳への稜線が美しい、避難小屋に泊まって夕日に照らされる所を見たら最高だと思う

3/7 13:10

先々週行った武尊山と尾瀬、奥は日光白根山かな

3/7 13:10

どの角度から見ても谷川岳は素晴らしい

3/7 13:11

雲海その1

3/7 13:11

雲海その2

3/7 13:11

雲海パノラマ写真

3/7 13:11

谷川岳から清水峠向こうの雲海までパノラマで

3/7 13:19

では、帰ります

3/7 13:24

写真じゃ何てこと無く見えるけど、この斜面は本当に怖かった！斜度凄いし足元は雪が腐りきってズルズルだし、一番怖かった！！

3/7 13:56

白毛門からの下りも丁寧に下りる

3/7 14:24

松ノ木沢ノ頭まで戻っての1枚、行きに撮った写真より西日でコントラストが出る分綺麗に撮れたかも

3/7 14:24

逆に谷川岳は東面が影になるので午前中に見る方が綺麗

3/7 14:30

展望ロードもここで終わり、ここからはひたすら樹林帯を下るだけ

3/7 15:45

ゴールですが20分差で電車逃しました

撮影機器：

Xperia 1 SOV40 au SONY

装備

個人装備

Tシャツ 長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ 毛帽子 着替え 靴 ザック アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） ライター 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック

感想

shige_verde

ここ数週間は連続して週末が快晴、これは行くっきゃない！
とは言え予報は安定せず週中までは雨や曇り、1〜2日前に急に晴れ予想に変わると言う不安定ぶり。
こんな時は電車の駅から直接アプローチ出来て日帰りで気軽に行ける谷川連峰はとても便利だ。

冬山は距離的にも標高差でも夏とは比べ物にならないショートコースである事がほとんどなので1日で10km以上・標高差1000m以上は久しぶり。
体が鈍ってないか心配していたが個人的に好きな急登と、何より疲れを忘れさせる好展望で気持ち良く歩けた。

苦労したは雪の状態と気温。
足元は腐ってズルズル、上は暑くてインナーと半袖Tシャツでも汗だく。
もう春山か？

ギアは登りはストックの方が登りやすい。
ただし松ノ木沢ノ頭より上はより斜度がきつくなるのと、樹林帯を抜けるので滑落防止の為にもピッケルが良い。
下りは万一に備えてピッケルを推奨。
特に笠ヶ岳からの下りはピッケルじゃないと危ないレベル。
荷物を軽量化したければ全行程ピッケルでストックは持って行かなくても良いと思う。

谷川岳を見渡す展望、コースの負荷、アクセス、全てにおいて文句無しの山だった。
もっと雪山レベルを上げて次は馬蹄形に挑戦してみたい。
公共交通機関派なので1泊必須になるが。