会津三岩岳 カチカチ山のスキー滑走
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- GPS
- 07:36
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,366m
- 下り
- 1,370m
コースタイム
天候 | 晴れ 朝のうちは稜線は下層雲に覆われており、そこそこ風吹いていたが、次第に雲は消えてゆき風も収まっていった。視程30km程度、周辺の山々はよく見渡せた。 昨日17日からの下層寒気移流による降雪はごくわずか、ほとんど風で飛ばされており、吹き溜まりもわずか。 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・樹林帯は方位に関わらず全層雪崩の痕跡およびデブリが目立つ。グライドクラックあり。 ・標高約1600m以上は日中も雪緩まず、ガチガチ斜面で滑落注意。ウィンドスラブに留意すべきコンディション。 ・標高約1500m以下では、日中は積雪面は融解しており、フィルムクラストっぽいコンディションもありザラメを楽しめる。 ・標高約1000mで積雪約150cm、避難小屋付近は4〜5mがいいとこか。 |
写真
感想
今日こそはBIG DAY との思いで入山を決意していたが、上空寒気は弱く降雪ほとんどなさそう、ガチガチ山が想定される。積極的に入山すべきコンディションではないかなあという思いがよぎり、なかなかモチベーションあがらず。そのせいか、いつも通り寝坊して登山口に明るくなってから着く具合、さらにクトーのアタッチメントを忘れる始末、もうだめだ敗退確定、帰ろうかな。
ひとまず持ち合わせのダクトテープとゴムバンドで応急措置を施し固定を試み、だましだまし朝のカチカチ斜面を登り上げ、行けるところまで行ってみるとする。しかし、途中で何度も固定が甘くなり、何度も板を脱着しては補強しを繰り返してかなりのタイムロス。
世間の平日で入山者は自分だけだろうと思っていたが、登り始めた矢先後続者がいた。タイムロスもあって、直に先行して行ってもらう。さっさと下山してスキー場で滑るか、積雪緩むのまって樹林帯に限定して何本か滑ることにするか、と考えながら歩みを進め、すんなり1699mまでカチカチ斜面を登り上げたので、もうあとは問題ないと判断して三岩岳山頂まで行くことに。1699m直下のカチカチ斜面は滑落注意な印象だった。
寝坊&装備不十分な状況なので、当初予定していたミチギノ沢〜窓明山は当然諦めるべきで、ピストンでゆっくり写真とりつつ地形観察しながら下山。樹林帯まではほとんどカチカチ斜面、樹林帯ではまずまず快適にザラメ滑走ができた。樹林帯以下で沢に落とすのは、全層雪崩のリスク高く危険だろう、今日は気温上昇ほどほどで、大丈夫だったかもしれない。が、山において根拠の無い かもしれないは=死 である。安全に夏道沿いの尾根を下山。
どれもこれも、雪が降らないのがすべてだ。こんな条件の日でも、モチベーションあげて山滑りするにはどうすればよいのやら、課題が多く残る。
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