長峰山、篠原からのルートには通行止めがあるようで(↗九尺歩道〜関電巡視路、↘杣谷〜長峰坂)【兵庫県、六甲摩耶】
- GPS
- 05:52
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 724m
- 下り
- 713m
コースタイム
- 山行
- 5:28
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 5:53
篠原北町P 1030 ―コープ篠原北町 1033/1048 ― 篠原小屋場山方面への入口 1051 ― 最後の三叉分岐 1109 ― 南北の踏み跡への入口 1122 ― 関電巡視路の入口 1145 ― 展望のある地点 1151/1156 ― 最初の鉄塔 1207 ― 二番目の鉄塔 1216 ― 三番目の鉄塔 1224 ― 長峰山尾根道に合流 1246 ― ハチノス谷東尾根分岐 1251 ― ハチノス谷西尾根分岐(上部) 1255 ― 長峰山(天狗塚) 1257/1305 ― 杣谷峠・自然の家分岐 1326/昼食/1408 ― 山羊戸渡分岐 1414/1419 ― 自然の家前 1423 ― 杣谷峠 1429 ― 杣谷堰堤 1513 ― 摩耶砂防ダム 1531 ― ハチノス谷西尾根分岐(下部) 1540 ― 山寺尾根 1544 ― 永峰堰堤 1559 ― 護国神社裏 1610 ― 篠原北町P 1621
● 行動時間 5:51
天候 | 快晴、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(自宅=篠原北町) 篠原北町―関電巡視路―長峰山―杣谷―篠原北町 (篠原北町=自宅) ●登山口へのアクセス ○関電巡視路入口 ・コープ篠原北の西側から北西へと上る道を進み、護国神社裏のバス道に出ると、対面に細い細い九尺歩道が延びている。それを延々上がっていくと、最後の三叉分岐に着く。真ん中の斜め右への道を進むと、草むらの中、最上部の平行道となるしばらく東へと進むと、グリーンネットフェンスの先に南北方向の道になる。北上すると、堰堤の手前で流れを渡ることができるので、その対岸を上ると堰堤上の作業道跡がある。それをやや下ると関電監視道の入口がある ・長峰山への縦走路は道路からの入口付近において、私道通過ができなくなっての通行止めとなっているようだ。住宅地整備に伴うもののようだが、未来永劫通行止めとなるのかどうかはまだわからない。今のところは、バリケードが築かれているようだ ・関電巡視路は、篠原伯母野山から続く道が本来の行き方のようである。ただし、縦走路が私道通行止めとなっていることと同様に、関電巡視路へのアプローチについても通行止めの影響を受けているのかどうかは確認できなかった ○篠原北町 ・神戸市営バス2系統に乗り、「篠原本町3丁目」BSで下車すると、上記コープの前。また、帰路で使った永峰堰堤から長峰坂を下ってくると「護国神社前」BS付近に出てくる ・神戸市営バス2系統は、三宮と阪急六甲を結んでおり、便は多数ある (いずれの記述も2021. 4現在) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○篠原北町〜九尺歩道〜関電巡視路〜長峰山 ・コープ前から北西に斜めに登っていくと、九尺歩道の入口。その道を延々と登っていく。九尺歩道や終点からの道には特段の標示はない。 ・沢沿いの上り道にも明確な踏み跡はない。堰堤手前で左岸に渡るとそのまま東へと上る踏み跡があるものと思われるが、見つけることはできず、堰堤に近いところで斜面を無理矢理上がると、上部の作業道跡に出た ・作業道跡をやや下ると関電巡視路の入口がある。ここにも何の目印もない。巡視路に入ってすぐに残置ロープがあるので、ルートの目安にはなるかもしれない ・この巡視路は、小尾根を直登する道で、ほとんど急坂を登り続ける。頂稜部が近づくとやや斜度も緩まる。樹木に覆われた部分が多く、展望は数カ所に限られる ○長峰山〜自然センター〜杣谷峠 ・長峰山から西へと進み、最初の三叉路を左に進めば杣谷峠、右に進むと山羊戸渡や自然センターへとつながる ・自然センターへは、まず右に進んで、最初の三叉路を左へと進むとすぐに到着する。自然公園を抜けると山上の県道に出る。車も走るこの道を左手へと進むと、ほどなく杣谷峠に着く ○杣谷峠〜杣谷〜篠原北町 ・杣谷(カスケードバレイ)はよく整備された沢道。そもそもは江戸末期に幕府によって開かれた西国街道の付け替え道。ただし、街道として使われた時期はないとされる ・結構急坂だが、段付け整備がずっとなされている。徒渉地点にもコンクリートブロックの飛び石が整備されているところもある |
その他周辺情報 | ●買う、食べる ・九尺歩道に入る前、県道、通称国魂線沿いには、コープやコンビニもある。また国魂線沿いには神戸らしくパティスリーも複数ある ・護国神社付近には飲食店は認められないが、例えば阪急六甲駅に行けば、多数ある ●日帰り温泉 ・神戸市内には、銭湯や日帰り温泉は複数あり。灘区近辺では、銭湯では灘温泉やおとめ塚温泉など。日帰り温泉では灘浜ガーデンやHATなぎさの湯など (2021年4月現在) |
写真
感想
長峰山への登路のうち、未踏の関電巡視路を目指すことにした。かつて探索した「九尺歩道」の先から巡視路には神戸市一万分の一を見ると、つながっているように見えるのだが、あまり使用されている例には遭遇しない。まぁ、“どこでも踏み跡”の六甲山系である。行ってみることにした。
コープで買い物の後、篠原の住宅街を上がって九尺歩道の入口へ。ちょうど車が降りてきたのだが、本当に道幅が車幅ほどしかない道だ。車が出て行くのを待つ。
急な舗装路を上り続け、家並みが切れたのかなと思いつつ登っていくと、さらに最後の集落。道が3方向に分かれておりまずは一番右の道へと進んでみるが、すぐにグリーンネットに囲まれ終点となる。そうなると地図によると真ん中の道しかない。それを進むと、しばらくで行きたい方向とは逆の西方向への舗装路となる。地図も見ながらその道を選択し、ちょうど180度向きを変えたところで草むした平坦地に。かつてルート調査に来たときにたどり着いたのはここのようだ。
その先にグリーンネットがあり、それに沿って進むと、地図にも記載のある沢筋の登り道になる。あまり踏まれている感じはないものの、ルートを目でたどることはできる。すぐに堰堤直前の徒渉点となる。対岸には東へと進む道があるはずだが、発見できない。仕方がないので斜面をよじ登り、上部の作業道跡へと出る。地図に従い、下りながら東へと進む。ほどなく左手斜面に登っていく踏み跡を発見。それを進んでみると、どうやらこれが関電巡視路のようだ。しかし、思い返しても入口には特に標記はなかった。この道も入口のわかりにくい道だ。
そこからは小尾根を一路登り続ける。巡視路だけに機能本意だ。無駄な迂回はするもんんか、そう主張しているようだ。鉄塔が現れるとちょっとした展望があるところもあるが、ほとんどは樹木の中だ。
硬派な道を上っていくと、標高が600mを超える頃、ようやく登りが緩んでくる。そして前方に光が差すようになり、やがて尾根道に合流する。尾根道を、長峰山頂を目指して西へと進む。ハチノス谷東尾根、西尾根への道を分けるが、いずれの分岐でもそれらの支線への行き先は標示されていない。正規ルート以外は消しているということであろうが、ハチノス谷東西の尾根などは踏み跡も明瞭なだけに、消したところで、という気もする。
山頂での眺めを楽しんだのち、先の三叉路まで進んでお昼に。ここで尾根道の先、伯母野山入口で通行止めとなっていることを知る。標示は先ほどもあったが、ここで休んでようやくキチンと目を向けた。どうやら住宅街の最後の部分で開発が行われているようだ。本日伯母野山から登らなかったのは偶然だが、そちらを選んでいたら、コースに着くことなく諦めていたかもしれない。
お昼ののち、自然センターへと進み、さらに杣谷峠へ。当初は摩耶山経由で降りるつもりだったが、あとの時間も考えて今日はここで下降することに変更。
杣谷は整備された旧街道だ。旧街道であることとは関係ないとは思うが、段付けがずっと続いており、歩きやすい。
永峰堰堤で車道に出て、長峰坂を下降する。護国神社裏を回って、先ほどの九尺歩道の入口をかすめて降りていく。
コロナ禍のまん延防止措置も考慮して、市内を出ない行程とした。とはいえ、こんな状態はいつまで続くのであろうか。
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