葉山町・二子山周回／ロープ付き急登の連続を家内は頑張りました

2021年04月27日(火) [日帰り]

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• 距離: 2.8km
• 登り: 182m
• 下り: 176m

コースタイム

上りは超スローペースなので参考にはならないだろう。各区間の所要時間は以下の通り。
南郷上ノ山公園駐車場〜稜線：45分
〜二子山（下ノ山）頂上：25分
〜二子山（上ノ山）頂上：30分
〜南郷上ノ山公園ゴール：30分

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

横浜横須賀道路を逗子ICで降りて逗葉新道に入る。この料金所を抜け、南郷トンネル入口の信号の150m程先を左折すると南郷上ノ山公園に着く。広い駐車場が2ヶ所ある。

コース状況／危険箇所等

南郷上ノ山公園から南に細い山道を登り、二子山（下ノ山）西側鞍部近くの稜線に出る。取り付きは急、その後大きく曲折し、再び急登、何か所もロープが張られている。
稜線に出ると幅広い登山道になるが、尾根筋を直登するのでロープ付きの急登が連続的に続く。下ノ山頂上から一旦鞍部に下り、二子山（上ノ山）に登り返す。長いロープの張られた急登が1ヶ所ある。
上ノ山頂上から南郷上ノ山公園を囲む尾根を左回りで下る。ダートの車道が緩やかに通じている。最後に舗装路を下ると公園のグランド西端に降り立つ。

写真

4/27 11:04

駐車場フェンスの10mほど西に、幅は狭いが明瞭な踏跡があるのでここから登る。道標は無い

4/27 11:05

登り初めから急登が続く

4/27 11:20

急登後は山腹を斜上するが、段差が大きい個所もある。鉄筋が崩れ止めに補強してあるので、手掛かりとなって助かる

4/27 11:23

道幅が狭いので、周りの草木が覆い被さって邪魔だ

4/27 11:31

左斜上から右斜上へと曲折する地点は急なためロープが張られていた

4/27 11:37

やがて斜上から直登へ変わり、ロープ付きの急登が連続する

4/27 11:41

またまたロープ。家内はロープに掴まりながら懸命に登って行く

4/27 11:46

やっと稜線に出た。緊急連絡用の現在地番号の記された看板が立っていた

4/27 11:46

その脇の杭に、今、上って来た山道と、稜線の先の山名が手書きされ、道標の役割を担っていた

4/27 11:48

稜線には幅広い登山道が通じていた。これを南東に登って行く

4/27 12:23

尾根筋を直登して行くので、急な個所にはロープが張ってある

4/27 12:25

家内はロープに掴まりながら登って行くが、段差の大きな所では梃子摺っていた

4/27 12:30

二子山の一方の峰である下ノ山の頂上に着いた。壊れた山名板が木に括りつけられていた

4/27 12:30

別の木には小さな山名板。208mとは標高らしいが、逗子市の観光案内では標高206mとなっているが・・・

4/27 12:30

ここにも緊急連絡用の現在地番号が立っている

4/27 12:43

下ノ山頂上から岩混じりの道を上ノ山との鞍部に下る。

4/27 12:42

下る途中から見た上ノ山の頂上部。新緑がきれいだ

4/27 12:51

上ノ山への急登。長々とロープが張ってあった

4/27 13:01

上ノ山の頂上に着いた。緊急連絡用の現在地番号がお出迎え

4/27 13:02

頂上は平坦で展望台が建っていた

4/27 13:49

ここに上ると、北東方向の眺望図が掛けられていた

4/27 13:49

横浜方面の眺望

4/27 13:49

八景島方面

4/27 13:50

南方面は山並みが続く

4/27 13:52

山頂の一角には電波塔が建っている

4/27 14:02

207.6mの三角点。ここは一等三角点だから重要

4/27 13:53

広い頂上は台地状。連れて来た犬をこの広場で運動させている人がいた

4/27 14:03

さあ下山だ。木の階段を距離50mほど進むと電波塔の入口に着き、ダートの車道となる。後はこれを延々と歩く

4/27 14:24

上ノ山頂上から南郷上ノ山公園の北側尾根に回り込む。幅広い緩やかなダート車道をのんびり歩く

4/27 14:26

尾根から分かれて急な舗装道路を下る

4/27 14:32

南郷上ノ山公園のグランド西端まで降りて来た。グランドの向うに二子山の上ノ山が望め、電波塔を確認できる

4/27 14:42

公園のあずまやでのんびり。背後の尾根上を歩いて来た。ここから100m程でゴール

撮影機器：

Canon PowerShot D30 Canon

感想

gakukyourou

神奈川県の3都市には「まん延防止等重点措置」が発令されており、東京都は25日から「緊急事態宣言」に引き上げられた。都県を跨ぐ移動の自粛が求められているので、今回も神奈川県内の山に登ることにし、三浦半島の葉山町にある二子山に家内と一緒に登ることにした。家内にしてみれば、昨年5月石砂山に登って以来の山行である。

三浦半島の山にはほとんど登っていない。40数年前に鷹取山で岩登りを楽しみ、30数年前に家内と大楠山に登っただけである。

二子山へのルートとしては、南郷上ノ山公園からその北側の尾根に登り、右回りに辿って二子山の上ノ山まで往復するのが一般的なようだ。しかし、これでは幅広いダートの車道を歩くだけで、犬を連れての散歩コース。変化に乏しく、全く面白味が無い。
そこでコース状況で述べたように、公園から南側に登り、稜線上の下ノ山西側鞍部に出てから左回りに一周するルートを選んだ。

実際に取付いてみると、稜線に上がるまでロープ付きの急登が連続していて、脚力が落ちている家内にとっては相当厳しかったようだ。稜線に出てからも、下ノ山や上ノ山の上りにロープが連続していたので、家内はロープにしがみ付きながら、ちょっとした段差を乗り越すのに苦労していた。
それでも、急登に次第に慣れて来たのか、徐々にペースが上がり、無事に上ノ山の頂上に着いた。

頂上で昼食、コーヒーブレイクと1時間ものんびりし、体力も気力も回復したようだ。下りはスタスタ、全く留まることなく降りて行き、上ノ山の頂上から僅か30分程で公園のグランドまで降りられた。

結果的に今回のルートは急登が多く、家内にとっては厳しいルートであった。それでも、家内は泣き言一つ言わずによく頑張りました。
急登が続くことは地形図を読めば事前に分かることである。しかし、今回の山行は直前にバタバタと決めたので、結果的に家内に無理を強いる事になってしまった。申し訳ない。
今度は、のんびり歩けるなだらかな山に行きましょう。