石投山(宮城県女川町):漁師が山アテにする端整な三角錐、半袖隊長、新幹線➕ローカル線駅から登山日帰り旅
- GPS
- 04:33
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 531m
- 下り
- 525m
コースタイム
- 山行
- 3:26
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 4:34
累積標高(上り): 475m / 累積標高(下り): 473m
★EK度数:17.625=10.51+(475÷100)+(473÷100÷2)
→→→判定「●EK16〜24未満 比較的楽」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
【参考文献】
分県登山ガイド03宮城県の山(山と渓谷社/2017年1月5日初版)
47石投山456m:漁師が海に出たとき、山アテにしていた端整な三角形の山
(技術度・体力度とも「1」/標高差447m/累積標高差533m)
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
【往路】地元駅新宿駅東京駅06040758仙台駅08200921石巻駅09330959女川駅 【復路】女川駅14551521石巻駅日和山公園石巻駅16551749仙台駅17571907大宮駅新宿駅お袋殿駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況【emj:158]】 全長約10.5kmだが、女川駅〜登山口間のロードが約7kmあるため、残る約3.5kmが登山道。 全コースが「みちのく潮風トレイル」に指定・整備され、道標・テープが設置されている。 また、尾根に乗ると一本道なので道迷いリスクは著しく低く、ロープやクサリ等の設置箇所もない初級・初心者向きの登山道である ★水場:なし ★渡渉箇所:なし⇒砂利道から渡渉すると登山口へのショートカット。 ★泥濘状況:なし ★積雪状況:なし ★蜘蛛の巣 :なし ☆半袖 タイム:往路で尾根に乗ってすぐに脱皮した。 ★半袖 出会い指数:ゼロ ☆半袖 驚かれ指数:ゼロ ★入山者:下りで若い男女ペアに遭遇するも挨拶もそこそこにすれ違う |
その他周辺情報 | ★登山ポスト:なし ★駐車場:あった ★トイレ:女川駅にて済ませること ★携帯 :全て圏内 ★食料調達処:全て持参(⇒乗換えの石巻駅にNewDaysあり) ★酒類調達処:せず…コロナ禍のため車内酒場は止めましょう ★お土産処:NewDays石巻駅 ★飲食店:まぐろ屋 明神丸(Aランチ1,000円/シーパルピア女川/女川駅から海側に歩いてすぐ) https://maguro.top/index.html https://retty.me/area/PRE04/ARE535/SUB27202/100001266319/ http://onagawa-mirai.jp/seapalpier/myoujinmaru ★温泉:寄らず(⇒駅舎に女川温泉ゆぽっぽが併設されています) ★宿泊施設:日帰り 【参考】女川駅の歴史(特に東日本大震災前後)について学びましょう。 https://seaside-station.com/station/onagawa/ |
写真
感想
【記録登録日:2021年5月11日】
大人の休日倶楽部パス(QCP/JR東日本)を利用した東京から長距離日帰り山行です。
拙者は常日頃から、山渓・分県登山ガイドをパラパラ捲りながら、QCPを利用して東日本各地の遠くの山へ行けないか…と研究しています。
別に有名な山、あるいは人気がある山である必要はありません。
その山に登るついでに登山起点となる駅の周りや山麓をうろうろ歩いて、その土地・地域も肌感覚で知ることに意義があるからです。
それにコロナ禍の折り、登山は感染リスクが低いとは言え、人気のある山頂が混み合う山に行くのは避ける…それが登山における今流のリスク管理でしょう。
さて今回は三陸海岸沿いの街・女川に聳える石投山です。
今年3月は東日本大震災から10年の節目だったので、色んな特集番組が放映されました。
その中に女川の街や鉄道の復旧をテーマにしたものもあり、興味深く視聴しました。
聳えると言っても石投山は標高456mと低山ですが、それでも海抜ゼロm地帯から登るので、高尾山に登るより絶対標高差は上です。
ガイド本では駅から登山口まで町民バス利用可能とありますが、バス運行の前提だった仮設住宅は既に撤去されており、今は運行されていないようです。
もっとも駅から登山口までたかだか2.6kmですから、歩いても知れています。
そこで女川駅から歩いて往復することを前提に、JR列車ダイヤも含めて計画しました。
歩き始めた頃は薄曇りでやや風も強くて肌寒かったのですが、尾根道に上がった頃にはちょうどいい塩梅になって、暑くもなく寒くもなく、山頂からは霞みながらも東側(太平洋側)の展望が開けていました。
この道(=みちのく潮風トレイル)を更に北上すると、八戸の種差海岸まで歩いて行けるんだな…と何やら感慨深いものがありましたが、今のところ、夢物語です。
下山後は「海鮮物+温泉」予定でしたが、時間配分を間違え、温泉は泣く泣くカット。
その代わりと言ってはナニですが、石巻で途中下車し、大津波の現実を歩いて見に行くことにしました。
【今回登った主な山】
★石投山(いしなげやま)456m:初…宮城県の山8座目(全51座)
お疲れさんどした<m(__)m>
隊長
都県境どころかodaxの仮住まい場所まで大きく飛び越えて行きましたね 。
それでも、コロナ対策はばっちり、マイナー山狙いですか 。
石投山、低いながらも山姿はスッといいですね。
確かに小生の仙台時代も、工作活動では女川・石巻辺りも何度か通りましたが、石投山は考えなかったな。その付近の山 では硯上山位しか調べてもいません(行ってません)。
ところでそういえば、東北では珍しく牡鹿半島付近はあいつ(ヤマビル)がいるとか聞いた覚えが… 。
お早うございます<(_ _)>
半ば「過去レコ」とも言える1ヶ月近くも前のレコにまでコメントを頂戴し有難うございます。
まだ「緊急事態宣言」となる前の「蔓延防止措置」期間に、感染者多発で難儀していた仙台をこそっと通過し南三陸へ行って来ました。
新幹線(やまびこ)は往路の「大宮〜宇都宮」間だけは自由席の8〜9割が埋まりましたが、それ以外は在来線も含めてのんびりしていました。
特に復路の新幹線はあっと驚くほどのガランガラン
昨年同時期に比べれば鉄道各社とも乗客は増えているのでしょうが、絶対値で考えると、大きく落ち込んだままであるのが実情ですので、するともなくコロナ対策はバッチリです。
各県の行政や新聞社が主体となって「●●百名山」が編纂・公表されますが、いつも不思議なのは、「宮城百名山(仮称)」って聞かないなぁ…てことです。
…ですので、山渓「分県登山ガイド」を頼りにするしかなく、仙山線沿線以外の山で、最も手軽に駅から登山できそうなのが石投山でした。
硯上山も同書に採り上げられていますね。
但し最寄駅(陸前稲井駅)から登山口まで13kmとあったので即座に却下しましたが、石投山から縦走すれば約1時間とのこと。
仙台に前泊して早朝の仙石線に乗れば行けたなぁ…と一人反省会を催しています。
気になる「アイツ」ですが、ガイド本には一言も触れられていないので、全くもっての「ノー・マーク」でした。
まだアイツの季節には少々早かったのかもしれませんが…
隊長
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