2度目の大洞山〜尼ケ岳 謎は解けました。
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- GPS
- 07:00
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,312m
- 下り
- 1,303m
コースタイム
7:30-37 大洞山登山口
8:06-16 雌岳
8:29 雄岳
9:02 倉骨峠
9:47-10:27 尼ケ岳
11:11 倉骨峠
12:29 雌岳
13:00 大洞山登山口
13:27 三多気駐車場
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
先週末に「ザ・金剛登山」のブログで有名なキバラーさんの「大洞山・尼ケ岳」のレポを拝見した。
http://kivarn.blog83.fc2.com/blog-entry-1197.html
それを読んでいくと・・・
キバラーさんが「倉骨峠」にて発見された謎の「木の切り株」。
それに、ミステリアスな体験までもされたらしい・・・とても、気になるではないか。
しかも、この山域にはこの時期に登山者を悩ませる羽虫がほとんど出現しないらしい。
これはぜひ、行ってみないと・・・
そんな理由で、ほぼ私にとっての1年ぶりの「大洞山・尼ケ岳」への山行となった。
桜の季節にはたくさんの観光客で一杯になるであろう三多気の駐車場は
この季節はガラガラで、ありがたく車をとめさせていただく。そして、6時50分過ぎにスタート。
1年前も行ったであろう大きな欅(けやき)の木がある真福院を通過して、7時半に大洞山の登山口へ。
だが、ここに来るまでに30−40分歩いただけで暑さで疲れてしまった。
目の前に現れたのは、しっかりと記憶にある石の階段。ここからは辛い階段の登りが延々と続くのだ。
ふと、後ろ振り返ると「ここで座って休め」と言わんばかりの木のベンチがあった。
気がつけば、その上に私は座っていた。
幸いなことにここは風がよく吹き抜ける場所らしく、涼しい風に心と身体を癒される。
少し、休んだところでまた、歩き始めた。
それ以降も石の階段の登りは続いたが、涼しい風は吹いていて、
思ったよりも苦にならずに登り通すことができた。
「雌岳」に着くも、今日は予報通りの「くもり空」展望はなし。
でも、今日の目的はあの謎の「木の切り株」の謎を解くことなのだ。
同じく展望のない「雄岳」を通過して、いよいよ核心の「倉骨峠」が近付いてきた。
歩くルートもガスで霞んで来て何となくミステリアスな雰囲気に・・・
果たして、謎の「木の切り株」とは何だろう?
新しい公園のアトラクションなのか?それとも新感覚のアートなのか?
それとも、木の切り株でも礼拝する新興宗教なのか? それにミステリアスな体験とは?
不安と期待が入り混じった気持ちを抱えて歩き着いた先に、巨大な「木の切り株」が目の前に現れた。
周囲にはたくさんの車が駐車してあり、かつ、たくさんの人が作業をしていた。
実際に見てみることでこれが何であるかは、理解できると思ったが
さっぱり、この巨大な「木の切り株」を使って何をしようとしているのか、わからない。
このまま、謎のままで帰るのも、すっきりしないので、
思い切ってその作業をしている人に聞いてみることにした。
とりあえずは、近くに寄って眺めてみて「私はこの作業に興味があるぞ」オーラを出しながら、
かつ、私の問いに親切に答えてくれそうな人を観察する。
ここは、長い時間をかけてはいけない。逆に怪しまれる。その間数秒。
次の瞬間に私の目に入ってきた親切そうな初老の男性に「こんにちは!」と声をかけた。
そう、そう。さりげなく、かつ爽やかに・・・
私の目論見が上手く行ったことは振り返った男性の表情でわかった。
すかさず、それとなく「何を作っているんですか?」とその男性に尋ねた。
「映画のセットです」との答え。
(うーん。それは予想外だった。それで、このセットを使ってロケがあるらしい。)
「なんていう映画ですか?」と重ねて聞くと、
「ミウラ・シモン原作の神がなあなあ・・・・と言う映画です」(完璧に聞きとれなかった)との答え。
家に帰ってから調べたら、三浦しをん原作の「神去なあなあ日常」って作品が映画化されることがわかった。
謎は解けた。が、私には何もミステリアスなことは起きなかった・・・
その後、「尼ケ岳」の山頂に着いたら、ご夫婦連れがバーナーでフライパンを振ってピラフを作っておられた。
時間的には早かったが、美味しそうな匂いにつられて私も早目のお昼ご飯にと山頂のベンチに腰を下ろした。
相変わらずのくもり空で時々、雲の切れ目から現れる「倶留尊山」を眺めながら、
今日は虫が寄って来ないことにささやかな幸せを感じながら、コンビニのサンドイッチを頬張った。
orisさん!
お手柄ですね!!
まさか映画のセットとは露にも思わず。
一般の工事と違うのは、大きなキャンピングカーで
泊まりこみで工事されてたのが異色でした。
そういうことなら理解できます。
わざわざ訪ねに行っていただいてありがとうございます。
スッキリしました!
大きな斧を打ち込んだような切り込みは埋められていますね。
映画の展開で取り外されるようなことになるんでしょうかね。
orisさんにとっては久しぶりの大洞山は展望が無くて残念でしたね。
私の時もこんな感じの空模様で寒いくらいでした。
虫はいかがでしたか?
ハエとアリくらいしかいませんでしたが。
ともかくおつかれさまでした!
私もorisさん同様気になっていました。
倉骨峠まで偵察に行こうと思っていました(車で、涙)
映画のセットでしたか・・・残念。
異星人が何やら怪しげな・・・期待していましたが。
ちなみに私未確認飛行物体を見たことがあります?。
相方はそんなアホな事,人にいったら駄目と言っていたので
今まで誰にも言ってませんが
私、バカバカしい話が大好きです
作業員 よく見ましたか? 変な日本語じゃなかったですか?
もしかしたら 映画のロケに似せた 地球侵略の基地かもです・・・・
最近 この近所で 若い娘が 神隠しにあってるとか 調査必要ですね。
嫁さんに 話たら ぜひ調査に行かねばと 言ってました・・・・
映画の配役を見たからだと 思いますけどね。
謎が解けてよかったです。その場に行ったら、何の目的で作っているか
判別すると思ったんですがわかりませんでした。
ちょっと、迷ったのですが思い切って尋ねてよかったです。
キバラーさんのブログをご覧になった方々も気になっていたんじゃないでしょうか?
今回はキバラーさんからの宿題をもらって行ったようなものですね。
展望は予報が「くもり」だったので最初から期待はしていかなったので、
まあこんなもんですね。
確かに不思議とこの山域は羽虫がいなかったです。
この季節にはめずらしく、ゆっくりお昼が食べられました。
夏にはいいかもしれませんね。
このヤマレコでちょくちょく、山行記録は拝見しています。
これを機に「フォロアー」登録をさせていただきますね。
そうなんです。映画のセットだったんです。予想外でした。
当日は「倉骨峠」に近付くにつれて、霧に包まれだして、
ミステリアスな雰囲気になってきてちょっと、ドキドキしました。
私も他人には言いませんが不思議なものを見たり、感じたりの体験はたまにありますよ。
そう言えば、NANIWANさんはこの大洞・尼ケ岳は未踏ですよね。
不思議と羽虫のいない山域なので、たくさんの水を担いで
トレーニングがてらにどうでしょう?
でもでも、登山口からの延々と階段は辛いですよ。
そして、ぜひぜひ、倉骨峠にも行ってください。
彼らからは、NANIWANさんを誘導して訪問させるようにとの秘密の指令を受けたのです。
ちなみに、ロケ日は「ワ・カ・リ・マ・セ・ン」との答えでした。
こんばんは〜。
作業者の任務、解明できてすっきりしましたね。
まさか映画のセット作りだったとは・・・。
ロケの日程狙って、行ってみたいですね。
この時期は天候条件今一なんで、
眺望が期待できないのが少し残念で仕方ないです。
なので今回のレコは、違った観点から大変楽しめました。
を読んでいるようでした。
起承転結きっちりで、余韻もしっかり。
小説なら、承の部分で、この男性主人公に何がおきるのかしら?ってハラハラするところでしたよ!
お山の不思議体験、また読ませていただきたいです。
私もそうでしたが、キバラーさんのブログを読んで
popoiさんもあの謎の木の切り株が気になっていたんじゃないんでしょうか?
そうですね。この時期はすっきりしない天気が続きますよね。
私も天気がよければ、伯母谷覗に行きたいのですが・・・
もう、少し待たないと行けないようですね。まあ、ぼちぼち行きます。
それと、膝は大丈夫ですか?気になっています。お大事にしてくださいね。
今回は木の切り株の正体がわかっただけですが、
それが半分メインで歩きてきたので、謎が解けてよかったです。
謎が解けなかったら今回のレコは、つまらないものになったでしょう。
この山域は不思議と羽虫がいないので、ちょっとアクセスが悪いですが
この時期にはおすすめします。
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