記録ID: 334677
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沢登り
栗駒・早池峰
栗駒山 麝香熊沢(じゃこうくまさわ)遡行〜湯浜コース下山
2013年08月17日(土) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 11:28
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 1,153m
- 下り
- 1,154m
コースタイム
07:10 湯浜温泉駐車場
07:45 噴煙
08:20 二俣(赤沢ー麝香熊沢)
11:15 二俣(ゴーロの右俣へ)
13:30 二俣(稜線方向の左俣へ)
13:55 天馬尾根稜線に向けて藪漕ぎ開始!
14:30 天馬尾根稜線
15:00 P1573
休憩
15:30 出発
15:45 須川分岐
16:00 栗駒山山頂
16:15 須川分岐
16:40 虚空蔵十字路
18:00 古道の森分岐
18:30 湯浜温泉
18:35 湯浜温泉駐車場
07:45 噴煙
08:20 二俣(赤沢ー麝香熊沢)
11:15 二俣(ゴーロの右俣へ)
13:30 二俣(稜線方向の左俣へ)
13:55 天馬尾根稜線に向けて藪漕ぎ開始!
14:30 天馬尾根稜線
15:00 P1573
休憩
15:30 出発
15:45 須川分岐
16:00 栗駒山山頂
16:15 須川分岐
16:40 虚空蔵十字路
18:00 古道の森分岐
18:30 湯浜温泉
18:35 湯浜温泉駐車場
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
利用できる既存の公共の交通機関はない。自家用車を持っていないという方、もしくは遠方から来る方は、最寄り駅からレンタカー、またはタクシーを利用することになる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
✿全体的にゴーロ歩きが多い。フェルト靴のフリクションは抜群で、全体を通してそれほど危険を感じなかった。 ✿遡行して行くと滝が多くなってくる。どの滝も快適に登れる滝ばかりだが、一番はじめの大きな釜のある滝は左岸を高巻いて釜を突破した。登ってから降りるときが恐いかも。後半に出てくる滝もひとつ難しい箇所があった。 ✿沢が薮で覆われて、右岸が草地になったら遡行を止めて藪漕ぎの体勢に入る地点である。北側に伸びる沢地形の薮に突入する。30~40min.のアルバイト。 ✿湯浜コースの木道は現在工事中。同時にコースは刈り払いされているが、刈った草(多くは笹)が脇に寄せられておらず、上を歩くと非常に滑り易かった。 |
写真
撮影機器:
感想
この夏休み、遠出することも考えていたが、先日Luskeさんに教えて頂いた沢登りの技術を磨きたいと思った。沢歩きだったら何も遠出することなく、その辺の山で充分なのである。
麝香熊沢はしばらくゴーロ歩きが続くが、緑の濃い渓谷、時折見える魚影などを眺めていると飽きることが無かった。2人の釣り人に会って釣り方を訊いてみたが、話している最中に1匹釣れてしまった。先日の僕とmy bro. の苦闘は何だったのか。やはり釣りは技術がものを言うのかなと思った。単独の沢登りと訊いて驚いた様子の二人を後に僕は遡行を続ける。
先日下見した大きな釜のある滝まで来た。ここから先はいよいよ未知の世界である。滝と対峙して何処から攻め込むかを考える。この思考は雪山歩きと似ていてどうすれば最も安全に通過できるのか、自分の技術と体力とを照らし合わせる作業そのものである。そして思考が固まったらトライする。沢登りの醍醐味だと思う。
今回は藪漕ぎの果てに稜線に出て山頂まで行ってみたが、純粋な沢登りを楽しむのであれば、ピストンも有りだなと感じた。一度登った滝も降りるとなると登りとは異なる技術が要るはずである。下山後に遡行した滝の数々を降りる動作をイメージしてみた。今後の楽しみというか課題がまたひとつ増えたような気がした。
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コメント
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tooleさん、こんにちは。
先日のLuskeさんとの御所山沢コラボで、沢登りが大層お気に入りのようでしたが、なんと今度は単独で沢入りですか 。もともと道なきヤブ道や雪山を単独で歩かれるtooleさんですから、易しい沢なら何の問題もないのでしょうが、流石です。
麝香熊沢、いかにも怪しい何か出そうな名前 ですが、滑の多い美しい渓相ですね、沢登りルートとして有名なんでしょうか。最後の藪漕ぎは、普通なら躊躇するところですが、tooleさんならNPですね 。
小生も易しい沢歩き(登攀要素の強い沢は無理)なら随分愉しみましたが、沢行きは仲間と一緒で、単独の経験はありません。沢歩き後半期、遠征したい美しい沢をいくつかピックアップしており、その一つに栗駒山の産女川も挙げていました。が、クワウンナイ川で怪我・敗退してから、沢からは足を洗ってます。
そう言えば、tooleさんに沢登りのきっかけを与えたLuskeさん、今丹沢に沢登り遠征している様で、丹沢名物ヒルも愉しまれたようですネ(こちらも単独で)。皆さん流石です、山登りの基礎が違うんですね。
気を付けて、美しい渓を愉しんでください。
麝香熊沢、訪れた事はありませんが、良さそうな沢ですね
ラスボスが手強そうですが、問題ありませんでしたか?
沢登りは沢から出るのが辛いですね。
沢をピストン出来たら良いな、とは私もよく考えます。
しかし、その場合は滝の下降が大きな問題になってきます。
滝下降の基本はロープを使った懸垂下降なので、
ここが沢登り初心者の壁になるかと思います。
懸垂下降の動作そのものよりも、支点の作り方、選び方が重要だと思いますので、
ここはしっかり基礎を固めた上で挑んで頂きたい。
この夏、もし御一緒する機会があれば、次回はその辺の講習をしてみたいところであります^^b
odaxさん、丹沢のヒルを満喫して帰って参りました
幸い噛まれる事はありませんでしたが、気持ち悪いですね><
東北の沢では一度も見かけた事が無いので、小生のヒル耐性はゼロ。
出来るだけ遭遇したくないものです
こんにちは。
今回の麝香熊沢ですが、検索するといくつかの遡行記録があり、単独で登られている方もいらっしゃるようでしたので、トライすることにしました。
先日、弟と釣りをしたときにある程度下見をして行けると思ったのも大きいですかね
まだ沢歩きを始めたばかりですが、通常の登山に比べて悪路を歩くわけですから、一歩一歩かなり気を使いますね。ですから時間も普段のようには行かないので、何かトラブルがあれば、迷わずビバークすることに決めています。今回は1泊してもいい予定でいましたが、時間と体力の兼ね合いで日帰りとなりました
odaxさんも沢クライマーだったんですね
栗駒山の産女川ですか。栗駒は僕の好きな山域なので、そのうち産女川もトライしてみたいと思います。
それよりも何よりもodaxさんの怪我が早く治ります様に
下見が生かされましたね!!
この暑い夏、沢は気持ちよさそうですねぇ。
でも先日、夜中にイワカガミ平に行ったら寒かったので、栗駒は暑いイメージがないのですが
様々な滝が出てきて、美しかったり厳しそうだったりしますが、やっぱり、tooleさんがどのように滝に挑んだのかを見たいですね
ぜひ誰かと一緒に行って、撮ってもらってください
ヤヴの末、ココに出たのね、って、なんとなく分かってしまう私でした
麝香熊沢はLuskeさんもきっとお気に召すと思いますね。
難しい箇所は滝で2カ所、あとは最後の薮漕ぎですかね
いずれも冷静に対処すれば、確実に突破できるレベルでした
今回はロープを持参しましたが、幸いにもピストンとはならなかったので懸垂下降を使う場面はありませんでした。ただ、滝を登っている途中、または登ってから下を見下ろして果たして僕はこれを降りられるのだろうか?と何度か考えました。ロープの支点になるような大木なんて滝の近くにはありませんでしたからね
そうですね、次回は近いうちに支点の作り方、選び方についてご教授頂ければと思います。宮城にも遠征致しますよ (というか麝香熊沢は宮城の沢でした!)
よろしくお願いします。
それにしても丹沢のヒルに咬まれなくて良かったですね
栗駒は真夏でも涼しいイメージですが、沢から稜線に上がったら、やっぱり暑くてせっかく着替えたシャツもあっという間に汗だくになりました
滝に挑むのはファイト〜一発のCMの世界ですからね
カメラマンもそれなりの腕が無いと撮れないと思いますよ
薮から抜けた瞬間は登山道が天国に見えましたね
刈り払いされている道のありがたみがよく解りましたよ
いつかtooleさんに連れていってもらいたかった沢…もう行っちゃったんですね
楽しそうな沢ですが、長いですね〜
ソロの沢、tooleさんはこれからも時間は一杯あるから、じっくり経験積んでくださいね
何をおっしゃいますか
kiyoshiさんをご案内する為にソロで下見してきたんじゃないですか〜
たぶん歩けますよ。
ただしこれからは日が短くなりますから、出発は早めの方が良いでしょうね。
ゆるり渓中一泊の予定であれば、遅出でも良いですが
今回は沢で一泊も考えていましたが、未知の世界を見たくて突き進んでしまいました
稜線出てからはゆるり笊森避難小屋泊も考えましたが、お天気崩れそうだったので下山してしまいましたね。
kiyoshiさん、山スキーの前に沢装備準備してくださいね
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