高尾山
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 432m
- 下り
- 418m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
先日、小型エンドフェッドアンテナ「GAWANT」(しながわハンコ倶楽部)の7MHz版「GAWANT-7」を導入。
移動先でも18〜29MHz帯同様、手軽にGAWANTで7MHz帯にQRV出来るようになる。
(もっとも7MHzといってもQRPでCWモードのみの運用)
このバンドは他のHF帯が沈黙していてもいつも賑やかだ。交信の機会に恵まれているバンド。
しかし、徒歩移動だと本格的な7MHz用アンテナを用意するのは難しい。
これまではホイップのSRH805Sを使っていたが、ラジアル線が必要の上に、ロッドアンテナ調整が難しく、長さを微妙に伸縮させた上に、手を翳してSWRが最も落ちる位置を探しながらQRVするという煩雑さ故、移動先ではあまり7MHzには出なかった。
その点、GAWANT-7はラジアルもいらず、調整もダイヤルだけ。
自分のQRP徒歩移動運用には最もマッチしている。
早速、8月1日の日曜にGAWANT-7テストのため、高尾山に移動運用。
都内は34Cの猛暑。
ケーブルカー麓駅に着いたのは13時15分頃。
流石にこの暑さだと時勢柄もあってハイカーも比較的少ないか。
いつもの高尾中腹にある神変山に着いたのは13時40分過ぎ.
まずはGAWANT-7で7MHzにオンエア。
ダイヤルを微妙に回して同調点を探る。従来のGAWANTと比べ、かなりシビア。
何とかSWRがCWモード帯で最も下がるポイントを見つける。
ラジアルなしでも充分な値に収まったようだ。
ワッチすると休日とあって多くの移動局が出ている。
が、強く入感している局をいくつか呼んでみるが、なかなか取ってくれず。
最大5w出してもコールバックがない。
SWRは落ちているので電波は出ているはずなのだが。
時々空電が入ってコンディションはあまりよくない。
ラジアルを付けてみたりとカット&トライを繰り返してみるが情況変わらず。
やっと15時過ぎに3エリア移動局をお呼び掛けするとコールバックあり。
RST599を頂いたので、取り敢えずは電波は出ているようだ。
元々7MHz帯で5w以下QRPだと殆ど気が付かれない場合が多く、特にコンディションが悪いとボウズで終わる。
相当「耳」のよい局に拾ってもらうしかない。
このGAWANT-7を使って18,21MHz帯に出てみるが、信号が強く入る同調点が見つからない。
どうやらアンテナを短く調整する必要があるようだ。
21MHzCWモードで強く入感する局を見つけたので従来のGAWANTに代えてコールするとすぐに応答が。こちらは0.5Wでも繋がる。
GAWANT-7は思ったより調整に手間が必要なようだ。
改めて別のロケーションやコンディションの時に試さないと総合評価は出せないが18〜29MHz帯は普通のGAWANTのほうが使い勝手がよさそうだ。
15時半過ぎから50MHz帯CWモードに少し出て、16時20分頃、神変山を撤収。
高尾山山頂に期間限定の五輪モニュメントが設置されているので、せっかくなので登ってみる。
この暑さ故、神変山から山頂までは結構きつい。
17時に山頂着。
この時間になるとハイカーも疎ら。
モニュメントの前にもあまり人はいない。
ヒグラシの蝉しぐれが賑やか。
木陰に入ると抜ける風が心地よい。
少しだけVX−3で430FMにQRVし、5局ほどお繋ぎ頂く。
17時半を回ると富士山のシルエットも浮かんできた。
写真を撮って18時10分過ぎ、山頂を撤収。
普段の夏ならビアマウントが営業しており20時以降もケーブルカーが運行しているのだが、この時勢で18時で終電。
暗くなった1号路を一人下る。
意外にも虫取りの家族連れグループを何組か見かける。
夜の高尾山は昆虫採集の場としても人気なのだろう。
19時半過ぎにやっと京王高尾山口駅に到着。
QSO TNX.
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