御嶽山 晴れの日に登らせていただきました。
- GPS
- 08:17
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 1,014m
- 下り
- 1,016m
コースタイム
7:22-39 金剛童子
8:34-50 九合目石室避難小屋
9:06-10 王滝口頂上奥社
9:37-55 剣ケ峰
11:02-49 二の池
12:12 王滝口頂上奥社
12:40-52 地獄谷展望台
13:18 九合目石室避難小屋
13:59-14:10 金剛童子
14:43 王滝口登山口
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
3000M級の山であっても「御嶽山」は関西からでも日帰りで行ける山らしい。
なので、いつかは行ってみたいと思っており、それは、今年にもと、その機会を伺っていた。
残念なことに先週の連休は台風で山どころじゃなかったが、
今度の連休は天気も安定しているようなので、出掛けてみることにした。
とは言え、さすがに登山口へは私の家からだと片道の運転だけでも6時間はかかりそう・・・
なので、駐車場で前泊して、それから翌朝から「御嶽山」に登ってみる計画にした。
土曜日の昼の15時20分に家を出て、途中で休憩したり、夕食を食べたりして、
ようやく目的地の駐車場に着いたのが23時。
中津川ICを降りてからは、一般道を2時間くらい走り、
それと最後の30分くらいはヘアピンカーブの連続する山道を走った。
途中の道端では真っ暗な中から石でできた鳥居や石柱が
車のライトの光に照らし出され不気味だったなあ・・・
到着した駐車場での車中泊は私だけでなかったようで、
すでに同じ目的であろう車が50台ほどはとまっていた。
ここはすでに標高が2200Mもあり、今の季節にもかかわらず涼しい。
それと、普段使っている布団を車の中に積み込んで使用したのがよかったのか
車の中では問題なく、ぐっすりと眠れて、起床したのはすでに6時前だった。
車から窓越しに外を眺めてみると、たくさんの登山者が登る準備を終えて今にもスタートしようとしていた。
少しばかり焦りながら、私も歩く準備をしてから車の外へ。想像以上に寒く感じる。
でも、歩きだすとそのうちに暑くなるだろうと思って薄手のフリースを着て
6時半過ぎからいよいよ登山口の大きな鳥居をくぐって、スタートした。
たくさんの登山者の中には20人ほどの話す言葉からしてブラジル人?の団体もいて、なかなか国際色も豊かだった。
比較的、しっかりとした迷いようもない緩やかに登るルートをゆっくりと歩く。
そうそう、「ゆっくり」と歩かないといけない。2200Mから3000Mへの高度である。
無理をして高山病になるのが怖い。それに、はるばる来たせっかくの「御嶽山」だ。
ゆっくりと楽しもう・・・
小一時間ほどで、とりあえずの目的地の「金剛童子」に着く。
そこで、お目当ての先日にneko-obabaさんが鳴らされた鐘を探す。
それは、一番左手にあるお堂の脇にあった。さっそく、木槌を使って鐘を叩いてみる。
なるほど、「キーン」と心地よい音が周囲に響き渡った。
小休止のあと、たくさんの登山者とともに抜かすことも、抜かれることもなく黙々と山頂を目指して歩く。
見上げると、とりあえずのピークにある「王滝頂上山荘」が見えてきた。
王滝口頂上奥社を通過して次のピークの「御嶽山」の山頂が見えてきた。
その上には青空が広がっている。
山の天気は変わりやすいので今のうちに早く山頂まで行ってみたい気持ちと、
ゆっくりと楽しみながら歩きたい気持ちを交錯させながら石の階段を登って
鳥居をくぐった先が「御嶽山」の山頂の「剣ケ峰」だった。
せっかくなので、山座同定をやってみる。
(多分それだろうと思って山々を眺めていると、近くにいた人と会話する機会があって確認して確信できた)
展望もよくて「北アルプス」や「中央アルプス」そして、「八ヶ岳」が見えた。
そして、下を見下ろすと噴火口の向こう側に、コバルトブルーの池が美しく見えた。
神社の裏から人が出入りしているので、「何があるのだろう?」と気になったので行ってみたら、
そこがたまたま、お鉢巡りのコースになっていたので、1周約1時間半の旅に出掛けてみることにした。
そこから先は、溶岩でできた荒々しい岩の山容、でここまでと随分と雰囲気が違った。
下を眺めると地獄谷から煙が噴き出しており、この山はまだ火山活動中なんだと感じた。
噴火口の跡はそこだけ見るとまるで、月のクレーターのようで違う惑星にいるような景色だった。
途中で北側を眺めると「白山」も遠くに見ることができた。
やがて、11時にはコバルトブルーの「二の池」の畔に着いた。
景色もよく、時間もいい感じなので、ここで腰を下ろして昼食にした。
地図を広げて、この先にある「サイノ河原」を以前にTVで見たことがあり
霊的な雰囲気のある場所なので行ってみたいとは思ったが、今日は時間的な都合もあり断念することにした。
(次は違うルートから登ってみて行ってみよう・・・)
昼食後は「王滝口頂上奥社」の奥にある「地獄谷展望台」に寄ってみた。
写真では捉えきれない高度感があり、迫力があり来てみてよかった。
そこで、地元の塩尻から来られた単独の男性と話をした。
あまりに景色がよかったので、このまま下山するのは残念な気持ちだったが
いつまでも、ここにいるわけにはいかないので、最後に「御嶽山」見つめて
「また、今後は違うルートから登ってみよう」と強く思った。
御嶽山を絶好の天気で登られて恵まれてましたね!
こんなに天気がよくても寒かったですか。
しばらく3000m級から遠ざかっているので要領を忘れています。(^^ゞ
私の場合はガスっていて遠くの展望が無くて残念でした。
そろそろ2回目に行きたいと思っています。
賽の河原は私も気になっています。
そういえばリトル比良にも賽の河原がありました。
青森の恐山をはじめ、全国にたくさんありそうですね。
田ノ原までの運転は酔いそうなほどくねくねが長いですよね。
お疲れ様でした!
雪の無い御嶽山 こんな山なんですね・・・
山頂が火口になってるとは 知りませんでした。
御嶽山への道路は 信仰の山だけあって 独特の雰囲気あるでしょ
始めの頃は けっこう怖かったの覚えてます。
ゴールデンウィークでも この山頂だけが真っ白で
不思議な力を感じました。 呪いではないですよー
明日からは 涼しくなるそうで いよいよ 計画実行出来そうですね。
ガス・ガスで何がどうなっているのやら???だった山頂付近の様子と、
見てみたかったなぁ。と思っていた奥の院や地獄谷の様子が
orisさんのレコを拝見して、ようやくわかりました。
きっと、行ってはるんやろうなぁ。と青空を眺めながら思っていたお彼岸でした。
雷鳥、ラッキーですね
とてもクリアに撮影されてて、足に毛が生えている様子もはっきりわかります。
長い冬に備える季節なんでしょうね。
長時間の運転もお疲れ様でした。
田の原までの道、ハードじゃなかったですか?
カーブと傾斜がきつくて、私はバスで軽く車酔いしましたわ
お陰様で晴れの日にチャンスをいただきました。
今回は完全にキバラーさんの昨年の7月に行かれた記録を参考にさせていただきました。
ありがとうございます。
下山後にはこれも同じく南木曾温泉を利用させていただきましたよ。
朝の駐車場では寒くて、夏の服装だったので大丈夫かと思ったのですが、
歩きはじめると暑くてほぼ、夏の服装でも大丈夫でした。
ちなみに今回の水分消費量は1.8ℓでした。
サイノ河原は次の宿題ですね。他の登山道からも登ってみたいので、
また、来年にも機会あれば行きたいです。
事前にいろいろと帰りに立ち寄ったら楽しい場所を教えていただいたのですが
帰りは温泉に立ち寄ってあとは、他に立ち寄る時間的・精神的な余裕なく帰ってきました。
ほんと、真夜中に独りであの独特の雰囲気の道を運転するのは不気味でしたよ。
日帰りルールをお持ちでしょうが、日帰りではちょっとしんどいですが、
前泊すれば、日帰りもできるのでNANIWANさんにもおすすめの山です。
ただ、正直、帰りの運転はきつかったです。
途中で温泉に入って、晩の食事をして家に着いたのは23時半ごろでした。
今回の車での移動は途中で渋滞もあり、休憩や食事をしたりで
現実は片道7−8時間はかかっていますね。
それに、そうそう。最後のカーブは辛いですね。
そのお陰で2200Mからのスタートで登れるのは楽です。
行きは大丈夫でしたが、帰りはきつかったです。
でも3000M級で家から日帰りで行けるのは魅力ですね。
前泊は必要ですが、天気予報がよさそうならば、予約もなしで自分の都合でいけますから・・・
ライチョウは晴れた日なので、予想外でほんとびっくりでした。
「足の毛」はその時は気付かなかったですが、
neko-obabaさんのコメントで改めて写真を見返してみました。
確かに足元は冬バージョンですね。
昔ココはスキーでよく訪れたところで、遠かった事今でも憶えてます・・・。
麓の名薬「百草丸」。
四十数年、自身胃腸薬としてお世話になってる薬です。
扱ってるお店や看板、目にしたと思います。
ココ最近、天候不良で山行けず状態続いてた様ですが、
これでストレス解消できましたね。
遠くの山々も眺めることが出来、辛い長丁場の運転も価値ありましたね。
お疲れ様でした。
そう言えば、車で走っている時に「百草丸」の看板を見た記憶があります。
有名な胃腸薬だったんですね・・・
スキーでは、来たことがあると言うことは、登山では来たことがないんですね?
ちょっと、しんどいですが前泊すれば日帰りでいける3000Mです。
そうですね。久しぶりに山に来たと言う感じですね。
晴れの日に登れるのはとても幸せですね。でも、関西の山々の被害が気になりますね。
やっぱり注目は富士山、槍ヶ岳、笠が岳あたりでしょうか?
いろんな山を発見すると、また行きたくなってきますよね。
これから近場のベストシーズンがやって来ましたね。
嫁との調整が最大の課題です
そうですね。富士山・槍ヶ岳・笠ケ岳は注目と言うか、
単に山容がわかりやすいので見つけやすいですね。
当日は晴れた日に行けて幸せでした。
これからは山のベストシーズンですね。
metsさんがどこの山に行かれるかレコを楽しみにしています。
年末にまた、オフ会しましょうね。
この前はあんまり聞けなかったワンゲル部時代の思い出が聞きたいです。
御嶽山の池が綺麗ですね〜♪
写真でしか見たことがないのですが、この池は実際に見に行きたくなります。
私が行ったのは冬だったのですが、目の前に山頂は見えてるのですが、登っても登ってもしんどくて、なかなか前に進んでない記憶があります。
冬に行かれたんですか?なら、無雪期の御嶽山はmikaさんなら余裕でしょうね。
コバルトブルーの池はきれいでしたよ。当日は晴れた日で幸せでした。
この山は私の家(奈良県)からは車で片道7時間くらいです。
なので、ちょっとしんどいですが前泊すれば日帰りで行けるのです。
因みに、今回かかった費用は往復の高速代・ガソリン代や食費等で1万数千円でした。
機会があればまた、来年にも違うルートから登ってみたいです。
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