イン谷口←→武奈ヶ岳 <紅葉輝く道中を愉しむ>
コースタイム
−(0:12)−青ガレ上 08:42〜45−(0:32 撮影 0:03)−金糞峠 09:17〜24
−(0:08)−中峠方面分岐 09:32−(1:00 撮影休憩 0:07)−中峠 10:32〜40
−(0:26 撮影休憩 0:03)−コヤマノ岳山頂 11:06〜08
−(0:10)−コヤマノ分岐 11:18−(0:17 撮影 0:03)−武奈ヶ岳山頂 11:35
<昼食休憩 0:49>
武奈ヶ岳山頂 出発 12:24−(0:14)−コヤマノ分岐 12:38
−(0:39 撮影休憩 0:05)−イブルキノコバ 13:17〜19
−(0:22 撮影 0:05)−八雲ヶ原 13:41〜52
−(0:12)−比良ロッジ跡 14:04−(0:07)−北比良峠 14:11〜21
−(ダケ道 0:41 撮影 0:02)−カモシカ台 15:02
−(ダケ道 0:44 撮影休憩 0:04)−大山口 15:46−(0:10)−イン谷口 15:56
登高合計(イン谷口〜金糞峠〜中峠〜コヤマノ岳〜武奈ヶ岳)
249min 4時間09分 ※純歩行合計 205min 3時間25分
※前回(13.04.29) 4:00=3:24
下山合計(武奈ヶ岳〜イブルキノコバ〜八雲ヶ原〜北比良峠〜イン谷口)
212min 3時間32分 ※純歩行合計 173min 2時間53分
※前回(一部は異ルート) 3:11=2:38
行動総計 461min (7時間41分) 純歩行合計 378min (6時間18分)
山行総合計 510min (8時間30分)
大山口〜金糞峠 1時間37分/純歩行 1時間23分 ←CT 90分
*前回(13.4.29) 86分 去年(12.5.26) 77分
金糞峠〜中峠 1時間12分/1時間01分 ←CT 50分
*前回 54分 去年 51分
中峠〜武奈ヶ岳山頂 55分/47分 ←CT 55分
*前回 56分 去年 52分
武奈ヶ岳山頂〜イブルキノコバ 53分/48分 ←CT 60分
*前回 44分 去年−
北比良峠〜大山口 1時間25分/79分 ←CT 60分
*前回 75分 去年 75分
天候 | 午前中 : 晴時々曇 午後 : 曇(ただし高曇りのため眺望良好) 山頂付近 気温10℃ 時おり風強く体感は5℃くらい |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
〜 名神高速 西宮IC → 京都東IC → 湖西道路 〜 比良出口 →(市道)→イン谷口(無料P) 7:20着 所要 1時間25分 復路 : 往路を戻る イン谷口発 16:10 → 自宅着 17:55 所要 1時間45分 (湖西道路の真野〜雄琴間渋滞、名神はほぼ渋滞無し) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○<正面谷>大山口〜青ガレ〜金糞峠 大山口〜青ガレの中間点付近、登山道の左側崖上に新しい崩落箇所がありましたが 登山道を塞ぐほどの規模ではありませんでした。 青ガレ下、堰堤前の木橋が流失していましたが、飛び石で難なく徒渉できました。 青ガレ通過は忠実に赤ペンに従い、落石に注意しつつ、途中で立ち止まらないよう注意し、 ストックはさすがに邪魔なので、必ず手ぶらで登るようにしています。 あと金糞峠までは急登をひたすら頑張るのみ。ガレ気味の道が上部に行くほど急傾斜になるため、 いつもペース配分に留意しています(正面谷全般、途中のペイント類は豊富です)。 ○<ヨキトウゲ渓道>金糞峠〜中峠 牛コバへの分岐を過ぎ、谷道に入って数度の徒渉箇所があります。 登山道は中峠直前まで基本渓筋に沿っており、「分かりづらい時は対岸を見る」ようにしています。 但、途中2箇所ほど明らかに違ったマーキング(赤ペン矢印)がありました。 まさかダミーではないと思いますが(豪雨で流れが変わったのでしょうか?) 今後は無条件で赤ペンを信用しないよう留意したいと思います。 ○中峠〜コヤマノ岳〜武奈ヶ岳 コヤマノ岳の山頂(手製)標識は破損していましたが、 逆にコヤマノ岳から(イブルキのコバを通過せず)直接旧スキー場へ下るルート(ユーエンコース)の 分岐地点に新しい金属製の指示標識が立てられていました(下写真) ○武奈ヶ岳〜イブルキのコバ コヤマノ分岐から下り始めて15分くらいの地点、登山道左側に崩落があり 道幅が極端に狭くなった箇所があります(下写真・今春からさらに崩落が進んだ模様)。 道の右側に補助用トラロープが張られていますが、ロープ端を結わえた木の根が かなり脆くなっていますので、過信して体重を預けるのは危険だと思います。 踏み外すと急角度の崩落地に滑り落ちるため(高さ10mくらい?)三点支持で慎重に進みました。 ○イブルキのコバ〜八雲ヶ原 八雲ヶ原上部、旧スキー場と登山道が交叉する付近にスズメバチの営巣箇所があるとのことで (今秋に入って被害があった旨、web上に報告がありました) 登山道に迂回路が設けられていました。(黄テープによる明確な誘導あり。下写真)。 なお、コヤマノ岳のコヤマノ分岐道標にもその旨の掲示文があり 八雲ヶ原へは(イブルキノコバを通らず)スキー場経由のユーエンコースが推奨されていました。 ○八雲ヶ原〜旧比良ロッジ跡〜北比良峠〜(ダケ道)〜大山口〜イン谷口 特に危険や歩行困難を感じた箇所はありませんでした。 北比良峠からの下山路(ダケ道)については前回(10.27)と重複するため省略。 |
写真
感想
道中ベテランの方に伺ったところ、残念ながら10月中旬〜末頃が盛りだったとのことで
確かに900〜1,000mから上部の紅葉はすでに終了していました。
望みを捨てず楽しみにしていた、コヤマノ岳ブナ林のお化粧も「また来年」です。
人の勝手な都合に大自然が折り合わないのは世の常ならん??致し方ないですね。
しかしながらご覧の通り、900m付近から下はまだまだ見頃、
ラストチャンスに滑り込みセーフ!!
おかげで青ガレ〜正面谷の登りもいつもほど辛くはなく、
特に霧の湧く琵琶湖面と沖の島は一幅の墨絵で、
これが紅葉に彩られたさまは、一瞬息を呑むような美しさ。
奥ノ深谷付近も林相が一変しており、そこから大好きなヨキトウゲ渓にかけては午前中のハイライト。
清冽な流れを彩る色彩が木漏れ日に映え、ただ歩き去るのみではあまりに惜しい風景でした。
そんな道中から辿り着いた武奈ヶ岳山頂は、今日に限って「オマケ」の趣き(すみません)。
いつも通りの賑わいと寒風から早々に退散と相成りましたが、
異常な高曇りの空のもと、コヤマノ岳や釣瓶岳、蛇谷ヶ峰、釈迦岳のくすんだパッチワークを前景に
琵琶湖の島々と対岸の山々、安曇川デルタと高島市街などなど、いつにも増してクッキリと望まれ
そこは比良最高峰、360度の眺めを満喫できました。
下山路も随所で紅葉を鑑賞です。イブルキノコバ付近は定評のあるところですが
旧スキー場を覆う一面のすすきと紅葉のコンビネーション、これが午後の陽射しに映える様には
いささか意表を衝かれ、夢中でシャッターは押し詰めです。
箱庭のような八雲ヶ原を後にして、いつも通りダケ道を下山しましたが
日頃のいささか殺風景、退屈な道中も、今日ばかりは愉しくゆっくりと歩けました。
終わってみれば総撮影枚数300枚余、SDカード8GBからは残量警告が出る始末(大汗)。
最後に日頃整備の地元有志の方々、ハチ被害防止のため素早く誘導路設定に踏み切られた
ご厚情と行動力に篤く感謝申し上げます。
お陰様で愉しい時間を過ごすことが出来ました。
本当にありがとうございました。
武奈、いいですねぇ・・・
紅葉も全然イケるじゃないですかぁ〜〜♪
いつの日か比良系攻めの時にいろいろ参考にさせていただきたいと思います。。。
Tacacolaさん、こんにちは。
いつも御高覧、コメントありがとうございます。
こちら紅葉ラストチャンスになんとか間に合いました
ご承知と思いますが、比良山系はこれからあと一ヶ月足らずで冠雪し、
以降4月頃まで完全な雪山になってしまいます
とても近郊1,000m級の低山とは思えない、ロケーションの妙ではありますが
・・・・近々行かれるなら今のうち、です
老婆心ながら取り急ぎ。
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