酒匂川水系河内川ヤビキ沢
- GPS
- 05:59
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,411m
- 下り
- 1,445m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
駐車場もありますが、シーズンにはかなり混みます。遡行時も混んでいました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ゴーラ沢出合までは檜洞丸への登山者が多数通る登山道で問題ありません。 堰堤や滝の巻きには踏み跡がないので、遡行経験者の同行を求めるのがよいでしょう。 岩は脆く崩れやすいです。登攀時はホールドやスタンスを十分確認しましょう。 浮き石が多いです。傾斜が急になってからは落石の可能性が多分にあります。 箒沢公園バス停までの登山道は多少荒れています。 下山後はぶなの湯で汗を流しました。 |
写真
感想
1 記録
(1)ゴーラ沢出合まで
普通の登山道です。問題はありません。
(2)ヤビキ沢出合まで
ゴーラ沢に入ってすぐに堰堤が3つあります。
1つめと2つめは右から、3つめは左から巻くという情報を得ていたのですが、
1つめの堰堤の巻きがよく分からず、登りすぎてしまいました。
仕方がないのでグズグズの急斜面をトラバースし、
2つめの堰堤も過ぎたあたりの支沢から降りました。
過去の記録を見る限り、もう少し簡単に巻けるようなのですが。
3つめの堰堤の巻きはすぐに分かりました。
堰堤を越えてからはひたすらゴーロです。
飽きてきたころにヤビキ沢出合です。
(3)稜線まで
ヤビキ沢に入ってすぐにナメが始まります。ちょっとヌメります。
ナメはあまり長くなく、すぐにゴーロになります。
ただし、飽きるほど続く前に10m滝です。
一見すると登れそうですが、ヌメっていそうであるうえ、
ホールドやスタンスが崩れるのではないかとの危惧があったので、
考えるまでもなく先例に従って巻きを選択しました。
その次の8m滝はmasabonnが水流中を登り、CLとnamemaniaは左壁を。
水流中はヌメっていたようですが、左壁もホールド、スタンスともよくなく、
どちらが登りやすいかは微妙かも。
水流は1090m付近でぱったりと消え、そこからは乾いた岩棚登攀やゴーロ歩きが続きます。
乾いているから難しくないと思いきや、ホールドがとれたり
スタンスが崩れたりでそんなに簡単ではありません。
しっかりしていればnamemaniaレベルでもあっさり登れるはずなのですが。
1210m三俣は右へ。そのまま詰めていくことも考えましたが、
沢筋は落石のリスクが高いと思われたうえに、
3人ともへろへろで一刻も早く下山したかったので、次の二俣を右へ。
適当なところで尾根に上がり、稜線まで。
この尾根も浮き石が多かったりしますが、立木があるのでそれほど困難ではありません。
傾斜があるのでくたびれましたが。
(4)バス停まで
距離が短いだろうということで箒沢公園バス停に下山することに。
荒れている箇所がありますが、登山道なので特に問題はないでしょう。
2 感想
ナメはきれいではありますが、個人的にはちょっと物足りない感じがしました。
押し出されてきたゴーロで埋まってしまっているんでしょうか。
それはまだいいとして、登攀中にホールドがとれたりスタンスが崩れたりするのは困りました。
浮き石が多いことも困りました。かなり精神的に疲れた沢です。
感想はそんなところです。
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