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Yamareco

記録ID: 371451
全員に公開
雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍

北アルプス締めくくり 燕岳

2013年11月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:58
距離
8.5km
登り
1,436m
下り
807m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

03:20  登山口
04:57  第一ベンチ
06:37  合戦沢の頭
07:47  燕山荘の冬道分岐
08:16  燕山荘
08:30  いるか岩
08:58  撤退決定

12:32  登山口
天候 夜明け前後 快晴 雲海発生
9時すぎからガス湧きはじめ
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
12月2日より中房線は冬季通行止めです。
http://www.pref.nagano.lg.jp/azumiken/doro/doro.html
歩き始めは真っ暗。
毎度だけど暗い山の中を歩くのは怖い。
歩き始めは真っ暗。
毎度だけど暗い山の中を歩くのは怖い。
薄い氷~
行動中のせいか寒くはない。
薄い氷~
行動中のせいか寒くはない。
この時間の雪はサラッサラッ。
この時間の雪はサラッサラッ。
前回来たときは全然気づかなかった。
安曇野のシンボルですな。
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前回来たときは全然気づかなかった。
安曇野のシンボルですな。
第二ベンチ
少しずつ積雪が増えております。
第二ベンチ
少しずつ積雪が増えております。
遥か向こうに富士山。
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遥か向こうに富士山。
日の出。出発が遅くて稜線で迎えられなかった。
日の出。出発が遅くて稜線で迎えられなかった。
神々しい…
木々も赤く染まっておりました。
木々も赤く染まっておりました。
ニョキっと槍。
ダイヤモンド俺。
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ダイヤモンド俺。
空が青い。
青天の霹靂とはこれですか。
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空が青い。
青天の霹靂とはこれですか。
夏道と冬道の分岐
左の尾根を直登します。足にガンガンとダメージをくれる。
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夏道と冬道の分岐
左の尾根を直登します。足にガンガンとダメージをくれる。
まだまだ剥き出し。
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まだまだ剥き出し。
足が痛いのと景色がきれいなので溜息しかでない。
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足が痛いのと景色がきれいなので溜息しかでない。
吸い込まれそうな斜面。
落ちたら止まれるのかな
吸い込まれそうな斜面。
落ちたら止まれるのかな
ここで引き返し決定。また来るよ、つばくろ先生。
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ここで引き返し決定。また来るよ、つばくろ先生。
ぼーっと歩く下山中に撮った唯一の写真。早く帰りたい一心でいたのでよく覚えていない。
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ぼーっと歩く下山中に撮った唯一の写真。早く帰りたい一心でいたのでよく覚えていない。
満身創痍で下山。怪我とかないけど内容は安全登山にはほど遠かった。
満身創痍で下山。怪我とかないけど内容は安全登山にはほど遠かった。

感想

登山の前夜は遠足シンドロームになりいつも眠れない。

だけど今回はテンションはあがってるもののすんなり寝付けた。

だがしかし眠りについて一時間半後、妻が寝室の戸を閉めた音に覚醒。
そのあと寝直すことを試みるが飼い猫の顔面ペロペロもあり寝れず。

家を出発し車を走らせる途中ですでに目がシパシパ。

寝不足でへんなお腹の空き方はするし気持ち悪い、ベストコンディションで登山ってしたことがない。

中房線は凍結してるかと思い前日にスタッドレスタイヤに交換。しかし凍結箇所も無くすんなり走行できた。

駐車場について早々に身支度を済ませて出発。

夜中の山中は怖い。風で木がきしむ音、雪が落ちる音に何度もビビりながら歩を進める。
慣れないなぁ(T-T)


合戦小屋を過ぎたとこでアイゼンを装着。
わずか歩いただけで左足付け根が痛み始める。そう、いつもそう。今年の3月に浅間山を登った時も痛んだ。
燕山荘直下では痛くて何度も立ち止まった。情けねぇ…
なんとか燕山荘について休憩。

少しやすんでいると足の調子が良くなったので山頂を目指すことにした。

ところがイルカ岩過ぎたところでもう左足が前に出ない。
ここからジレンマに陥るのです。

山頂を目指すか…引き返すか…

来たからには山頂を踏みたい自分。

足が痛くて動きたくない自分。



結果、山頂を踏まないで引き返しました。

晩夏に来たときにプチ遭難した曰く付きの燕岳だったので文字通りに無理せず撤退。

なんとか燕山荘まで戻り休憩。
具合悪いのを誰にも悟られぬようにあたかも景色を満喫してるかのように振る舞いながら痛みが和らぐのを待つ。

わかってる、僕の足の痛いのなんて誰も気にしてないということ。

痛みが引いたので帰ろうと思い進んで絶望した。
燕山荘の西側の尾根にあがる喫茶室の前の急登。キツい。

引いた痛みがお帰りになられた。

だけど下りは足を前に出す力がほとんどいらんので合戦小屋まではほぼ無痛で下れた。
しかしそこから後は地獄の下り。

痛みがピークになり下りなのに足が前にでない。
しかも寝不足のツケがまわってきたのか思考力が低下して頭の中は早く帰りたいモード。

休憩もせずボケーッと歩き続ける。そのため復路で全然写真を撮ってなかった。
これよくないね。

今回の登山は無事と言えば無事で帰ってこれたけど中身としてはリスクの高い登山だった。

寝不足はイカン、マジでいかん。今回の山行で今年の北アルプスは終わり。なんか歯切れの悪い締めくくりだったけど景色が良かったからいいか。


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燕岳(中房温泉から往復)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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