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記録ID: 374501
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ハイキング
東海

納古山 〜雪化粧した名峰を眺めに〜

2013年11月23日(土) [日帰り]
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Tomi-Ton その他4人
GPS
04:01
距離
4.5km
登り
398m
下り
397m

コースタイム

10:23 林道脇の駐車ポイント 発
10:34 中級コース登山口
11:03 塩の道分岐
11:16 天空岩
11:34 2番目の岩登り箇所
11:50 初級コース分岐
11:58 納古山山頂 着
(昼食休憩)
13:16 納古山山頂 発
13:26 初級コース分岐
13:53 塩の道分岐
14:16 初級コース登山口(木和谷林道終点)
14:24 林道脇の駐車スペース
天候 ばっちり快晴(^^)/
ぽかぽかの小春日和
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・木和谷林道脇に駐車
・中級登山口手前のトイレ付近、林道終点が広場になっていて駐車できるが駐車余地はそれぞれ3,4台ほど。
コース状況/
危険箇所等
≪登山道の状況≫
・しっかり整備されている道なので安心して歩くことができます。
・中級コースでは塩の道から上で2回ほど岩登り有り。三点確保で慎重に登りましょう。
・初級コースも岩登りがないだけで急登箇所が有り、楽ではありません。
・両コースとも下部は沢沿いコースなので増水時は危険。
・里山なので踏み跡や造林作業道が入り乱れるので道標や道しるべのペイントを見落とさないように注意のこと。

≪登山ポスト≫
・見当たらなかった。

≪トイレ≫
・中級登山口点前の広場に汲み取り式の簡易トイレ有。前回来たときはあまり綺麗ではなかった。
・国道41号線沿いの道の駅ロックガーデン七宗で済ませておくのが無難。
・コース途中、山頂にトイレはない。

≪危険動物情報≫
・ヤマビル:遭遇せず。時期的にもう心配いらないか。
・ヘビ:遭遇せず。
・クマ:クマ出没注意の案内板が有る。
いざ出発
わが登山隊の後ろ姿
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いざ出発
わが登山隊の後ろ姿
林道脇に咲くアザミ
林道脇に咲くアザミ
真っ赤なマムシグサの実

林道脇でちらほらと目にする
真っ赤なマムシグサの実

林道脇でちらほらと目にする
朝日差し込む杉林を行く
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朝日差し込む杉林を行く
途中の水場
黄葉の紅葉がステンドグラスのよう
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黄葉の紅葉がステンドグラスのよう
太陽の光にかざしてみると綺麗
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太陽の光にかざしてみると綺麗
天空岩

左から巻いて登る
階段状になっているのでここは比較的簡単
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天空岩

左から巻いて登る
階段状になっているのでここは比較的簡単
天空岩からは眺望が開けてくる

山並みのかなたに恵那山が見える
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天空岩からは眺望が開けてくる

山並みのかなたに恵那山が見える
天空岩からは雑木林の中の急登

ところどころ美しい紅葉が目を楽しませてくれる
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天空岩からは雑木林の中の急登

ところどころ美しい紅葉が目を楽しませてくれる
ドウダンツツジの葉も真っ赤
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ドウダンツツジの葉も真っ赤
樹間から見る山肌が錦の紅葉でした
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樹間から見る山肌が錦の紅葉でした
御嶽山が姿を現す
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御嶽山が姿を現す
乗鞍と北アルプスも登場
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乗鞍と北アルプスも登場
2番目の岩場

今日は余裕で通過できたけど、初めて来たときは恐る恐る登ったものだった。
2番目の岩場

今日は余裕で通過できたけど、初めて来たときは恐る恐る登ったものだった。
岩場上部

手がかり・足がかりは十分あるので慎重に行けば問題ないレベル。
岩場上部

手がかり・足がかりは十分あるので慎重に行けば問題ないレベル。
モミジの若木も葉を赤く染めて
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モミジの若木も葉を赤く染めて
樹間からは中央アルプスが姿を見せてくれる
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樹間からは中央アルプスが姿を見せてくれる
納古山山頂に到達

今日も元気にガッツポーズで
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納古山山頂に到達

今日も元気にガッツポーズで
山頂からの大パノラマ

中央アルプスの山々
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山頂からの大パノラマ

中央アルプスの山々
木曽駒ヶ岳〜中岳〜宝剣岳

あのてっぺんまで行ったんだなあ…
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木曽駒ヶ岳〜中岳〜宝剣岳

あのてっぺんまで行ったんだなあ…
空木岳、南駒ヶ岳、越百山など中央アルプス南部
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空木岳、南駒ヶ岳、越百山など中央アルプス南部
南アルプス

塩見岳
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南アルプス

塩見岳
荒川岳、赤石岳
恵那山も頂上付近が白くなった
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恵那山も頂上付近が白くなった
本日の主役は冠雪した御嶽山

右下は小秀山
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本日の主役は冠雪した御嶽山

右下は小秀山
乗鞍岳も真っ白
御嶽山をズームで
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御嶽山をズームで
北アルプス

槍ヶ岳〜大喰岳〜中岳
穂高は乗鞍岳に隠れて見えない
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北アルプス

槍ヶ岳〜大喰岳〜中岳
穂高は乗鞍岳に隠れて見えない
西には伊吹山もうっすらと
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西には伊吹山もうっすらと
南は木曽川の流れと美濃加茂市街
南は木曽川の流れと美濃加茂市街
セントラルタワーズなどの名古屋のビル群

バックに輝いているのは伊勢湾
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セントラルタワーズなどの名古屋のビル群

バックに輝いているのは伊勢湾
本日の昼ご飯

本日100円セールだったおにぎり群
具だくさんのインスタントとん汁
Hさんお手製の漬物
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本日の昼ご飯

本日100円セールだったおにぎり群
具だくさんのインスタントとん汁
Hさんお手製の漬物
紅葉越しに中央アルプスの峰々
紅葉越しに中央アルプスの峰々
白山は下山中に雲が取れて見えた
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白山は下山中に雲が取れて見えた
初級コースも急登箇所あり
初級コースも急登箇所あり
森がきれいだな〜
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森がきれいだな〜
整然とした杉林
林道に帰ってきた

道端でノコンギクが見送ってくれた
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林道に帰ってきた

道端でノコンギクが見送ってくれた

感想

納古山は名古屋や岐阜から手軽に出掛けられる山ではあるものの、山頂からは360度の大展望が味わえる楽しい山。

前回、2月に登った時は曇り空に阻まれて納古山自慢の展望はお預け。
すっきり晴れ渡った土曜日、山頂からの大展望を期待して出かけてきました。

今日もスタートは中級コースから。
序盤は薄暗い杉の植林地の中を沢に沿って登っていきます。
鬱蒼とした植林地の中は朝日もいまだ届かずひんやりとしています。
一面の緑の中で存在感があるのは真っ赤なマムシグサの実。
足元にはところどころにキツネノカミソリとかヤマホトトギス、イチヤクソウと書かれた立札もあり、花のシーズンに来てみても楽しそうです。
さすがに晩秋の今日は林道わきでアザミやノコンギクがわずかに咲く程度でした。

沢を詰めて登っていくと納古山の山中を横断する塩の道に出会い、ここからは雑木林の中を行くようになります。
傾斜も増してきて頑張りどころですが、綺麗な紅葉を眺めながらの道は楽しいもの。

少し進むと天空岩と言われる岩塊に突き当たり、ここは左から巻いて登ります。
岩の上に立つと初めて眺望が開けて、美濃から飛騨にかけての山、はるかに恵那山や御嶽山が一望のもとでした。
さらに登るにしたがって乗鞍、中央アルプス、南アルプスも顔を出すようになってきて山頂からの大パノラマに期待が高まります。

急登で高度を稼いで小ピークを超えると、本コースで2番目の岩登り。
ここも左から巻いて登りますが、手も使って登らねばならないちょっと
大変な区間です。
2月に初めて来たときはヒーヒー言いながら登ったものですが、今日は余裕。
夏のアルプス遠征で鎖場ややせ尾根を経験して、少しは登山レベルがあがったのかな。
ここからひと登りで初級コースと合流して、あとは10分ほどで山頂に到着です。

天気のいい土曜日で祝日ともなれば、流石は人気の山、山頂は大賑わいでした。
そして今日は霞も少なくはるか彼方まで眺望バッチリ!
圧巻の大パノラマが待っていてくれました。

まず東は中央アルプス。木曽駒ヶ岳や空木岳もくっきり見えています。
恵那山もこのところの寒さでついに山頂部が白くなっていよいよ冬の装いか。
その背後には塩見岳、荒川岳、赤石岳も頭をのぞかせています。

南を見るととうとうと流れる木曽川の流れ。
さらに遠くには名古屋のビル群、背後に光るのは伊勢湾。

西には伊吹山もうっすらと。
行きで真っ白の白山は御前峰こそ雲で隠れていますがどっしりした山容が印象的。
7月にハクサンコザクラやクロユリに会おうと登ったのが懐かしいです。

北に目を向けると圧倒的な存在感でそびえるのが本日の主役、御嶽山。
山頂部はすでに真っ白。
隣の乗鞍岳ともども今年は行けなかったので来年は登れるといいのですが。
北アルプスも槍ヶ岳が白い頭をのぞかせていました。

低山ではあっても名だたる名峰の眺めをほしいままにできる納古山。
素晴らしい山でした。

大パノラマを楽しみながら昼食をとり、初級コースを経て帰途につきました。

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