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Yamareco

記録ID: 3751125
全員に公開
ハイキング
伊豆・愛鷹

八丈富士:本家を上回らんばかりの圧倒的な存在感、半袖隊長、空港から直行し関東百(2019版)完登

2021年11月15日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:11
距離
19.5km
登り
891m
下り
921m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:57
休憩
0:14
合計
6:11
9:08
52
10:00
41
空港分岐(富士登山道合流)
10:41
31
11:12
11:14
13
11:27
11:32
36
12:08
12:10
6
12:16
12:18
18
12:36
12:38
16
中央火口丘
12:54
12:55
21
13:16
21
13:37
37
空港分岐(富士登山道合流)
14:14
18
富士登山道入口
14:32
6
出廻BS(交差点)
14:38
8
東畑BS(交差点)
14:46
23
護神BS(交差点)
15:09
10
15:19
裁判所前BS
合計距離: 19.46km/最高点の標高: 835m/最低点の標高: 37m
累積標高(上り): 789m/累積標高(下り): 827m
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
★EK度数:31.485=19.46+(789÷100)+(827÷100÷2) 
→→→判定「●EK24〜32未満 ふつう」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142

【参考文献book/記録
 分県登山ガイド12東京都の山(山と渓谷社2018年4月30日初版)
 40八丈島・八丈富士(はちじょうじま・はちじょうふじ)854m
 圧倒的な火口の絶景に驚き、真っ青な空と海の景色を堪能する
 (掲載コース:歩行距離8.2km/時間3時間5分/技術度2/体力度1)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 飛行機
★★★八丈島へは航空(ANA便のみ)にて往復、島内は町営バス+徒歩移動★★★
【往路】地元駅新宿駅品川駅羽田空港0730airplane0825
(注)airplaneNH1891便…UAマイレージ特典(5,500マイル+290円)を利用し2日前の夜に予約
【復路】裁判所前BSbus中田商店前BS
(注)bus八丈町営バス坂下・坂上路線…2日間路線バス・温泉共通券(愛称BU・S・PA/1,000円/車内で現金購入)を利用
コース状況/
危険箇所等
コース状況【emj:158]paper
よく整備された登山道です。特に際立った危険箇所はありません。
但し…お鉢(火口壁)巡りでは岩場亀裂・窪み・落し穴や強風・突風に、中央火口丘往復では道迷いに注意しましょう。
●八丈島空港⇒空港分岐(富士登山道合流)
 最初は舗装路、途中から簡易舗装となり、後半は草が茂る砂利道。
●空港分岐(富士登山道合流)⇒登山口
 ひたすら舗装道路。
●登山口⇔火口壁(お鉢)分岐
 ひたすら1280段の階段。
●火口壁(お鉢)巡り⇒⇒⇒一番の要注意箇所
 起伏のある岩場の細道。「足許注意」標柱周囲には、亀裂・窪み・穴などの段差が必ず隠れているので、よく足許を確認して踏み出すこと。
 また「お鉢巡り⇒」道標には従うこと。そのまま真っ直ぐ行ける…と思っても、必ず大きな段差が待ち受けており進退に窮する。
●火口壁(お鉢)⇔浅間神社
 片道5分程度の樹林の道。湿気ているので木道・岩場での転倒注意。
●火口壁(お鉢)⇔中央火口丘
 片道20分程度の樹林の中の道。基本的には一本道だが、一ヶ所のみ突き当たってT字路分岐あり。何の目印もないが拙者は左折し石標柱に到達した。その石標柱のさらに先に池がある。帰路でT字路を直進すると迷子になるのは必至にてご注意。
●登山口⇒富士登山道入口⇒市街地(拙者の場合は裁判所前バス停)
 長い・長い・長い…舗装道路。どこに向かうかは自らの行先(宿?バス停?空港?港?)次第です。

★水場sweat02:なし
★渡渉箇所wave:なし
★泥濘状況shoe:火口内に数ヶ所あるが短い
★残雪状況snow:もちろんなし
★蜘蛛の巣 :なし

☆半袖 タイム:全行程
★半袖 出会い指数:ゼロ
☆半袖 驚かれ指数:ゼロ
★入山者run:約20名(学校遠足登山7名含む)…下(市街地)から歩いて登ったのは拙者を含め2人だけ。
その他周辺情報 ★登山ポストpostoffice:なし(⇒八丈島警察署はメール届け出を推奨…4番参考)
★駐車場parking:未確認
★トイレtoilet:登山道にはない
★携帯:ほぼ圏内(⇒お鉢巡りの北西一部で圏外)
★食料調達処24hours:ファミマ地元駅前
★酒類調達処:八丈ストア中田商店(徒歩5分/9時〜19時/キャッシュレス)
★お土産処present:寄らず
★飲食店restaurant:寄らず
★温泉spa:町営中之郷温泉やすらぎの湯(徒歩急坂1.2km/300円/シャンプー類有/10時〜21時/木曜定休)
★宿泊施設hotel:あしたば荘⇒出張者などビジネス利用者も多い民宿
 (備考)一泊二食7,500円/夕食18時/朝食7時/FWiFi有/バストイレ共同ウォシュレット/TV地上波のみ/焼酎無料/
 https://www.hachijo.gr.jp/lodging/ashitabaso/
 https://hotel.travel.rakuten.co.jp/hotelinfo/plan/14655
快晴の八丈島に飛んできました。
快晴の八丈島に飛んできました。
歓迎のアオウミガメもマスク着用。
島嶼部につき宣言・蔓防措置中は大変だったそうです。
拙者は解除されるのを待ってました。
歓迎のアオウミガメもマスク着用。
島嶼部につき宣言・蔓防措置中は大変だったそうです。
拙者は解除されるのを待ってました。
早速、観光案内所で入手します。
非常に役立ちました。
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早速、観光案内所で入手します。
非常に役立ちました。
出発する前に登山届を提出
QRコードを読み込み必要項目を入力。
簡単にメールできます…忘れずに!
出発する前に登山届を提出
QRコードを読み込み必要項目を入力。
簡単にメールできます…忘れずに!
お〜、空港を一歩出ると…。
目の前にドカ〜ンと八丈富士。
島の北西部にあるので西山とも呼ばれます。
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お〜、空港を一歩出ると…。
目の前にドカ〜ンと八丈富士。
島の北西部にあるので西山とも呼ばれます。
今日は空港から直接山頂を目指します。
最初は舗装道路歩き。
それにしても凄い存在感だ!
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今日は空港から直接山頂を目指します。
最初は舗装道路歩き。
それにしても凄い存在感だ!
暫くすると林道富士縦断線(全長1.8km)。
常に道幅は約4mありました。
暫くすると林道富士縦断線(全長1.8km)。
常に道幅は約4mありました。
10分ほどで車止め…ではなく注意書き。
荒れた道なのでオフロード車を推奨と。
10分ほどで車止め…ではなく注意書き。
荒れた道なのでオフロード車を推奨と。
何度か草深い区間が現れます。
足許は安定しており歩くに不自由なし。
何度か草深い区間が現れます。
足許は安定しており歩くに不自由なし。
空港から約50分。
富士登山道に合流しました。
登山道と言っても麓から全て舗装路。
空港から約50分。
富士登山道に合流しました。
登山道と言っても麓から全て舗装路。
歩く方向により富士が見えたり隠れたり。
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歩く方向により富士が見えたり隠れたり。
そして海が見えたり隠れたり。
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そして海が見えたり隠れたり。
空港を挟んで三原山を最高峰とする東山。
三原山には明日行きますよ。
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空港を挟んで三原山を最高峰とする東山。
三原山には明日行きますよ。
沿道にはツワブキが真っ盛り。
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沿道にはツワブキが真っ盛り。
鉢巻道路にぶつかって右へ。
お鉢の下を巻くように一周するから鉢巻…かな?
鉢巻道路にぶつかって右へ。
お鉢の下を巻くように一周するから鉢巻…かな?
すぐに登山口駐車場。
「わ・れ」のレンタカーが多かった。
因みに品川ナンバーです。
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すぐに登山口駐車場。
「わ・れ」のレンタカーが多かった。
因みに品川ナンバーです。
さぁ、登山口から石の階段。
火口壁の縁まで登りっぱなしの始まり。
さぁ、登山口から石の階段。
火口壁の縁まで登りっぱなしの始まり。
大海原を眺めながら下る岳人。
光る海、煌めく海。
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大海原を眺めながら下る岳人。
光る海、煌めく海。
全部で1280段もあります。
ようやく半分まで来ました。
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全部で1280段もあります。
ようやく半分まで来ました。
振り返ると…大海原と三原山。
市街地が点々と見えます。
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振り返ると…大海原と三原山。
市街地が点々と見えます。
フェンスまで来ると終わりは近い。
フェンスまで来ると終わりは近い。
火口壁(お鉢分岐)まで約2時間でした。
火口壁(お鉢分岐)まで約2時間でした。
グルリとパノラマで火口壁。
遠目では優しそうに見えました。
グルリとパノラマで火口壁。
遠目では優しそうに見えました。
さてお楽しみのお鉢巡り。
時計回りの一方通行と決められています。
よく踏まれた細道です。
さてお楽しみのお鉢巡り。
時計回りの一方通行と決められています。
よく踏まれた細道です。
う〜!
…と言いながら歩が進みません。
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う〜!
…と言いながら歩が進みません。
「足元注意」標ではホントに注意して下さい。
枝葉に隠れて岩の亀裂・穴・窪みがあり危ないです。
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「足元注意」標ではホントに注意して下さい。
枝葉に隠れて岩の亀裂・穴・窪みがあり危ないです。
再び、おぉ〜!
あぁ〜!
うぅ〜!
げげげ…!
山頂標柱が見えますね。
もうすぐです。
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山頂標柱が見えますね。
もうすぐです。
八丈富士854m。
八丈島だけでなく伊豆諸島の最高峰。
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八丈富士854m。
八丈島だけでなく伊豆諸島の最高峰。
私事で恐縮ですが…
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私事で恐縮ですが…
眼下に八丈島空港。
眼下に八丈島空港。
同じく底土港と神止山195m。
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同じく底土港と神止山195m。
同じくふれあい牧場。
同じくふれあい牧場。
火口壁の内側には…中央火口丘の名無し池。
後ほど立ち寄りました。
火口壁の内側には…中央火口丘の名無し池。
後ほど立ち寄りました。
さて進軍再開。
左手に八丈小島が見え始めます。
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さて進軍再開。
左手に八丈小島が見え始めます。
行く手は絶壁だ!
行く手は絶壁だ!
振り返ると…少しはなだらかです。
この辺りから強い海風。
時折り、身体を揺さぶられます。
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振り返ると…少しはなだらかです。
この辺りから強い海風。
時折り、身体を揺さぶられます。
八丈小島の全貌が見えた!
最高峰大平山は高尾山より高い619m!
今は無人島もかっての住人は500余名。
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八丈小島の全貌が見えた!
最高峰大平山は高尾山より高い619m!
今は無人島もかっての住人は500余名。
振り返って富士最高地点と三原山。
豪華ダブルキャストです。
3
振り返って富士最高地点と三原山。
豪華ダブルキャストです。
局部的に見るとなだらかで楽そうですが…
局部的に見るとなだらかで楽そうですが…
お〜、これは落ちたら大変だ!!
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お〜、これは落ちたら大変だ!!
振り返ると…あんなところを歩いていたのか!
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振り返ると…あんなところを歩いていたのか!
大越鼻灯台。
八丈島のほぼ北端です。
明後日に歩きました。
大越鼻灯台。
八丈島のほぼ北端です。
明後日に歩きました。
お〜、火口がパックリと切れ落ちてる!
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お〜、火口がパックリと切れ落ちてる!
火口の穴に落ちたら大変だ!
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火口の穴に落ちたら大変だ!
鳥のくちばしのように飛び出た岩。
2
鳥のくちばしのように飛び出た岩。
最後に振り返って)なかなか骨のある道でした。
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最後に振り返って)なかなか骨のある道でした。
お釜分岐に戻って、次はお釜内部へ。
お釜分岐に戻って、次はお釜内部へ。
下りていくとすぐに分岐点。
まずは右の浅間神社へ。
下りていくとすぐに分岐点。
まずは右の浅間神社へ。
5分ほどで石鳥居。
5分ほどで石鳥居。
奉納された丸石。
大漁祈願と航海安全が起源も今は…。
海岸から人力で担ぎ上げるのは大変な労力。
2
奉納された丸石。
大漁祈願と航海安全が起源も今は…。
海岸から人力で担ぎ上げるのは大変な労力。
歩いてきた火口壁や…
歩いてきた火口壁や…
火口の底を覗けます。
1
火口の底を覗けます。
分岐点に戻って逆方向(左)へ。
分岐点に戻って逆方向(左)へ。
基本は樹林帯の細い一本道。
基本は樹林帯の細い一本道。
しかしここだけ突き当たってT字路。
何の印もないので直感で左へ。
しかしここだけ突き当たってT字路。
何の印もないので直感で左へ。
すると展望の良い場所があり…
すると展望の良い場所があり…
目の前の平らなところが中央火口丘?
目の前の平らなところが中央火口丘?
ほどなく樹林の中に石柱。
ここだったの…とがっかり。
ほどなく樹林の中に石柱。
ここだったの…とがっかり。
おまけにその左には立入禁止札!
でも石柱の右へ踏み跡が続き…
おまけにその左には立入禁止札!
でも石柱の右へ踏み跡が続き…
辿って行くと視界が開けて…
辿って行くと視界が開けて…
池の畔に出てきました。
⇒39番写真。
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池の畔に出てきました。
⇒39番写真。
澄み切ったきれいな水です。
でもどうしてここに池が…?
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澄み切ったきれいな水です。
でもどうしてここに池が…?
池の畔から火口壁。
真ん中が最高地点じゃないかしら。
池の畔から火口壁。
真ん中が最高地点じゃないかしら。
さて慎重に戻りましょう。
62番で今度は右折を忘れずに。
さて慎重に戻りましょう。
62番で今度は右折を忘れずに。
無事にお鉢分岐に戻りました。
最後に火口壁を見渡してお別れです。
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無事にお鉢分岐に戻りました。
最後に火口壁を見渡してお別れです。
さぁ、後は下り一辺倒。
大海原に吸い込まれそう。
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さぁ、後は下り一辺倒。
大海原に吸い込まれそう。
あっという間に登山口。
あっという間に登山口。
島の小学生(低学年)…強いなぁ、歩いて下るのだと。
行きはさすがにタクシーで来たのだそうです。
島の小学生(低学年)…強いなぁ、歩いて下るのだと。
行きはさすがにタクシーで来たのだそうです。
下ります!
三原山…待っててね。
明日、行きますよ。
三原山…待っててね。
明日、行きますよ。
登りに使った林道富士縦断線。
下りでは使わず見送ります。
登りに使った林道富士縦断線。
下りでは使わず見送ります。
淡々と歩いて八丈富士登山道入口。
淡々と歩いて八丈富士登山道入口。
お〜、棕櫚の木でしょうか?
南国ムードが漂います。
この先は明日・明後日を見越して街歩き。
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お〜、棕櫚の木でしょうか?
南国ムードが漂います。
この先は明日・明後日を見越して街歩き。
個人的に重要な東畑バス停を押さえました。
個人的に重要な東畑バス停を押さえました。
とにかくすごい存在感。
3
とにかくすごい存在感。
あっちからも…
こっちからも…。
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こっちからも…。
そして三原山への登山道入口を確認。
そして三原山への登山道入口を確認。
道を誤り予定とは異なるバス停で乗り込みました。
危ない…1分差で乗り遅れるところでした。
道を誤り予定とは異なるバス停で乗り込みました。
危ない…1分差で乗り遅れるところでした。
車内でバス温泉共通券(バスパ)を購入。
1000円でお得…使い倒します。
車内でバス温泉共通券(バスパ)を購入。
1000円でお得…使い倒します。
バス車窓から。
横間海岸から八丈富士と八丈小島。
素敵な風景です。
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バス車窓から。
横間海岸から八丈富士と八丈小島。
素敵な風景です。
お宿の一つ先のバス停で降ります。
お宿の一つ先のバス停で降ります。
目の前に八丈ストア(中田商店)。
アレ!を調達しました。
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目の前に八丈ストア(中田商店)。
アレ!を調達しました。
今宵のお宿。
まぁ、民宿です。
1
今宵のお宿。
まぁ、民宿です。
すぐに温泉巡りへ。
まずは足湯へ…1km強。
1
すぐに温泉巡りへ。
まずは足湯へ…1km強。
海を見ながらチャプチャプ。
海を見ながらチャプチャプ。
続いて数百m歩いて町営温泉(公衆浴場)。
通常300円もバスパを提示し無料。
賑わってましたよ。
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続いて数百m歩いて町営温泉(公衆浴場)。
通常300円もバスパを提示し無料。
賑わってましたよ。
今宵の寝床。
温泉往復で約3km歩きました。
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今宵の寝床。
温泉往復で約3km歩きました。
では夕食(名物・島寿司)を頂きましょう。
期待通りの素晴らしい山行でしたヽ(^o^)丿
お疲れさんどした<m(__)m>
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では夕食(名物・島寿司)を頂きましょう。
期待通りの素晴らしい山行でしたヽ(^o^)丿
お疲れさんどした<m(__)m>

感想

【プロローグ】
昨年(2020年)初頭から、関東百名山(2019年版)の第1号完登者を目指して、こっそり密かにコマを進めてきました。
▲進捗状況
1/4大福山(96座目)⇒3/18三原山(97座目)⇒3/20赤久縄山(98座目)⇒3/25丁須ノ頭(99座目)
最後に残ったのは八丈富士(八丈島)。
しかし皆さまご高承の通り、春を迎える頃から日本でもコロナ感染者が増え始め、ついに同年4月7日に初の緊急事態宣言が東京など7都府県に発令されました。
東京都下の中でも、伊豆七島などの島嶼部は医療体制が脆弱なことから、その往来には本土内での移動以上に気を遣わなければなりません。
…と言うか、不要不急の移動は自粛せよ…対象の筆頭地域だったことは自明の理。
ここは清く諦め、状況が改善するのを待つことにしました。

…で、待っていたら、今になりました(#^^#)
でも、その間に、何十もの八丈富士レコが登録されていたんですね。
ちょっとビックリポン( ^ω^)・・・。

【幸運が重なった旅程予約】
…でなぜか感染者数が激減している今がチャンスとばかりに、土曜の夜に何となく航空マイレージ特典での予約ページを開いてみました。
なんと!2日後の月曜朝便(往路)と水曜昼便(復路)に空席があるじゃないですか。
サンデー毎日の拙者なので、基本はいつでもOKではありますが、お袋殿の世話の都合上、最も適した日程です。
次は宿泊先…予てから目を付けていたお宿に空きがあります。
そして最も重要な天気は…なんと月〜水の3日間とも基本は晴れ予報。
そこで「今、行くっきゃないでしょ」と1号隊員にお伺いを立てたところ「承認」通知を取得。
いそいそとクリックにクリックを重ね、無事にフライトもお宿も予約を完了しました。
―蘰:八丈島へ移動⇒八丈富士登山
二日目:三原山登山
三日目:八丈富士山麓歩き⇒帰京

【山行スタイル】
今回は分県ガイドを参考にして、クルマ(レンタカー)は使わず、八丈富士も三原山も下界から歩き始めることにしました。
クルマを使えば一日ニ山は簡単なことですが…面白くねぇだろ。
せっかく二日半もあるので、島内での赤線繋ぎも意識して、ムダな街歩きを多用することにしました。
そうそう、「温泉に入り放題・バスに乗り放題」となる共通券(愛称・バスパ)も利用しまくることにしました。

【八丈富士】
空港を一歩出た瞬間に目の前にドーンと鎮座している八丈富士を見ただけで、思わず歓声を上げていました。
空港からそのまま歩いて登る山なんて、そうそう、あるものではありません。
道路歩き・階段登りが大半の技術的には軽量コースですが、山麓から見上げる八丈富士、お鉢(火口壁)巡りの八丈富士、火口丘から火口壁を見上げる八丈富士。
まぁ、色んな見どころがあるそれは愉しい行程でした。
下山後の街歩き・温泉巡り・民宿でのタダ酒もほぼ計画通り(⇒温泉・Theブーンが設備故障のため休業中のみ計算外)。

【祝:関東百(2019年版)完登】
密かに狙っていた1番…結果として6番目でした。
まぁ、中〜後半は電車バス利用だけで登ってますから、時間が掛かったなぁ…と思います。
なお、記録を遡ってみると、最初に登ったのは赤城山…1991年5月のことでした。
足掛け30年\(◎o◎)/!

【今回登った主な山】
★八丈富士(はちじょうふじ)854m:初…関東百(2019)100座目⇒完登、山1000/317座目、山岳標高1003/306座目、しま山100/8座目、分県東京/33座目

お疲れさんどした<m(__)m>

  隊長
  
【個人用過去レコリンク:東京都島嶼部】
●2016年01月09日(土):天上山(神津島)
 アルプス高峰トレッキングと錯覚、半袖隊長、恐るべし神津島
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-796749.html
●2020年03月18日(水):三原山(大島)
 お鉢巡り・砂漠漫遊・テキサス放浪・海岸歩道、半袖隊長、山頂から港まで全部堪能
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2262565.html

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コメント

t-shirt隊長、こんばんは。
関東百名山(2019年版)の完登おめでとうございます。
八丈富士、確かに存在感ありますね
今回は空路でしたか、明日の三原山とセットで素晴らしいですね。
元の関東百目指していたら、急に出てきた派生形に驚きましたが、出されたお皿は食すしかないですよね
お疲れ様でした
2021/11/19 22:10
ShuMaeさん
お早うございますm(__)m
そして、ご祝意を有難うございます_(._.)_

「関東百」には、選定年が古い順で「関東百山⇒前・関東百名山⇒新・関東百名山」と三つありますね。
拙者ももともと「前・関東百」を意識していたら、古くから「関東百山」があることを知り、そのうちに新たに「新・関東百」も上梓されました。
この三つの関東百でどれぐらい共通項があるのか調べたことはありませんが、もし7割が共通選抜された山で、残り3割が単独選抜だとすれば、三つの関東百で選ばれているのは160座となります。
これが多いのか…少ないのか…?
でも知らない山に目を向けさせてくれる機会にはなりますね。

神津島・伊豆大島には航路で遠征しましたが、伊豆七島で唯一羽田便がある八丈島には、伝家の宝刀と化していた航空マイレージを遂に使用しました。
最近は直前予約も可能で、かつ必要マイル数も少なくなり(⇒今回は往復で11,000マイル)、使い勝手がよくなりました。

ShuMaeさんが最近登られた荒海山と日光・足尾の秘宝・錫ヶ岳の二座を登れば関東百も完登するのですが、アシ(=アクセス)の課題があるため店晒し状況です。
自分の足が重くならないうちにどげんかせんといかん!のですが…(-。-)y-゜゜゜

  隊長
2021/11/20 9:50
yamabeeryuさん
祝!関東百(2019年版)完登
6番目だったのですね。
八丈島への山旅、お天気も良くて素晴らしい景色が広がりますね。
お泊りでの温泉巡りもいいですね。
まさに山、お酒、温泉
翌日の三原山レコも楽しみにしております。
2021/11/20 17:23
yamabeeryuさん、次々と目標の山リスト達成していきますね。
その実行力に感服です、流石ラガーマン(気分屋odaxには到底不可能です)。
でもこの八丈富士、ここは小生も是非行きたい!
参考にさせていただきます。
それと、実は写真43もできれば登りたいもんですが・・・・。
無理だろうな〜。
【追】
八丈小島・大平山 もし本気で企画するなら以下が詳しい。
http://www.ne.jp/asahi/gamo/yama/outdoor/shimatozanizu/hatijoukojima/hatijoukojima.htm
2021/11/20 20:19
sumihiyoさん
ありがとうございます!!
ちょっくら三つの関東百の達成者数を調べてみたところ
●関東百山=11人
●前・関東百名山=20人
●新・関東百名山=6人
やはり最後発の新・関東百名山が最も少数です。
また最も古い関東百山は、既に書籍が廃版となり入手困難となっているためか…少ないですね。

天候に恵まれたのは本当に幸いでした。
最終日に寄ったビジターセンターで知ったことですが
▲黒潮の影響を受け温暖な気候で、雪や霜はほとんどない
▲一方で雨が多く、年間を通じた快晴日数は9日(東京は46日)
▲風が強いのも特徴で風速10m以上の日は年間149日(東京は31日)
これらの統計データを考慮すると、二日間とも晴れ渡り風も穏やかだったのは恵まれてましたね。

温泉もこんなに豊富だとは知りませんでした。
基本的にはクルマで移動されるようですが、二日目には風呂道具が入ったケースを持ってバスで往復されるご婦人をお見掛けしました。

  隊長
2021/11/20 20:54
odaxさん
八丈島は古くから「流人」「流罪」とのイメージで「最果ての島」との印象が強かったのですが、今回にて一変しました。
人口では伊豆大島と八丈島は今は同程度(7千人ぐらい)なのですが、八丈島には羽田からANAが飛ぶし、高校もあるし、病院もある(⇒他の島にはない)。
流人と言っても、今でいう政治犯・思想犯ですから、単に体制側にとっては厄介者だが、その実、頭脳明晰者ばかりですからね。
八丈島発展の先生役となって活躍したそうですよ。

写真43の八丈小島は山頂部がクイッと尖って見栄えがあります。
そして意外にも高尾山よりも高い619m。
古くから住人がいて、最盛期には500名以上も住んでいたそうですが、自給自足生活だったとのこと。
そして時代の波には抗えず、昭和50年に一斉移住し無人島となったそうです。

拙者も登ってみたい(⇒写真の反対側の方になだらかな尾根あり)と思いましたが、今は島に渡ることさえ難しいですから夢のまた夢の世界でしょうね。
かってはあった登山道も、今は歩く人もなく廃道となっているでしょうしね。

観光協会が「八丈小島に登ろう」企画を組んでくれたら、すぐに応募するのになぁ…。

【追伸】高精度地図検索してみたら一つありました!!!!
edogawaさん
2014年10月18日(土) 八丈小島 太平山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-540167.html
⇒この方のレコはこの一件のみ。マコトに貴重なレコです。

【追伸のまた追伸】
添付サイトをざっと拝見しましたが、ヤマレコ記録を同じ登山コースですね。
…と言うか2010年の記録ですから、ヤマレコ・edogawaさんもこの記録を参考にされたのかもしれません。
しかし登山コース以外の要素(アクセス・天候・季節)選びが本当に大変だ〜〜と思いますね。

  隊長
2021/11/20 21:07
関東百完登おめでとうございます❗
公共交通機関メインでの達成は貴重ですね〜
八丈島は分県東京都でもあるので
ヘタレcdはそのうち楽々ツアーででも行くつもりです(笑)😅
2021/11/21 7:23
こんにちわ。
関東百、おめでとうございます!
八丈島いいですね〜宿の焼酎が無料なんですか!太っ腹!
景色がきれいだし、きっと本州では見られないような光景なのでしょうね。
いつか行ってみたいです。
飛行機は、プロペラ機ですか?
2021/11/21 11:18
cyberdocさん
有難うございますm(__)m
苦節30年…って、最初は関東百名山なんて知りませんでしたが…ようやく終わりました。

本格的に山を再開したのが2005年ぐらいからなのですが、その頃は区の保養所のある群馬を徘徊することが多く、1号隊員連れと言うこともあり、レンタカーを多用しています。
逆にその他の都県は単独行が多く、一部を除いてほぼ電車バス利用日帰りですね。
公共交通機関率は、ざっと8割ぐらいでしょうか?

分県東京都の山は健脚者ならいずれも日帰り可能。
し・か・し・・・神津島・八丈島の島嶼部の山々が難関ですね。
上り下りに困難はありませんが、アクセスが…。

  隊長
2021/11/21 11:20
3737さん
これまでに神津島⇒大島⇒八丈島の山に登る機会を得ましたが、いずれも特徴がありますね。
考えてみれば、洋上に浮かぶ伊豆七島…海底から隆起し、あるいは風雨で削られ、本州の山とは異なる景観です。

無料焼酎の瓶にはラベルが貼ってなかったので中身?は不詳ですが、八丈島には焼酎文化があるそうです。
●江戸時代、八丈島では度重なる飢餓対策の為、貴重な穀類を使用する酒づくりが禁じられていた。
●そこへ薩摩より流人として八丈島に流されてきた丹宗庄右衛門(たんそう しょうえもん)が、自身の地元、九州でつくられているさつま芋を使用した焼酎の製造方法を伝えた
●それが八丈島の島酒の原点となり、八丈焼酎や島酒(SHIMAZAKE)と呼ばれ、島民に親しまれてきた
●水資源に恵まれる八丈島では、芋、麦、麦と芋のブレンドなど自慢の本格焼酎を製造する蔵元が4軒ある

往復の航空機材は、予約時のデータに拠れば「Boeing737-800」「AirBus A320」…小型ジェット機でした。
往路ではほとんど揺れを感じませんでしたが、復路では…ほぼ寝ていたので分かりませんでしたsleepy

  隊長
2021/11/21 11:37
yamabeeryuさん、こんばんは。

島の山いいですね。
神津島もよかったですが、八丈島もいいですね。
火口壁もすごいし、突然に池がでてくるももいいし、
海と山の景観が素晴らしい。

船や飛行機で行くしかないので簡単に行けませんが、
いつかは行きたいと思っています。
(宿泊施設は観光協会とかに電話ですか?)

2019版関東100、完登おめでとうございました。
2021/11/21 21:21
satfourさん
有難うございますm(__)m

アルペンムード神津島・天上山、砂漠のような大島・三原山…。
島山は低くとも、内地の山で申せば頂上部が洋上に突き出ているわけですから、それぞれに特徴的ですね。

ご指摘の通り、島嶼部の山の場合、この頃に行きたいと思えども、肝心の天気がどうなるやら…ですから、日程を決める(=船便や航空便を予約する)のが難しいです。
天気が悪いからキャンセルすると手数料がかかるし、急に行きたいと思ってももう満席かもしれないし…。

今回のお宿は全て旅行サイト(楽天やじゃらん)を見て決めました。
樫立温泉で蘊蓄を伺ったシニア氏に拠れば、緊急事態宣言中は厳しい?統制令が敷かれたようで、営業した宿泊施設は2軒だけで、飲食店はほとんど休業。
島民はスーパーや商店で買ってくる食材だけが頼りで、こんな時にやって来る観光客はバカか!と思っていたそうです。

  隊長
2021/11/21 21:50
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