護摩壇山・龍神岳〜伯母子岳(三百名山・和歌山最高峰、二百名山)
- GPS
- 05:17
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,082m
- 下り
- 1,074m
コースタイム
- 山行
- 5:05
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 5:58
2つ目のルートを追加アップすると間に自動で入ってしまいました。
天候 | 曇り時々降雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・伯母子岳:大股登山口の駐車場(4台可能)に駐車。到着時3台目だったが、下山時は満車になっていた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<護摩壇山〜龍神岳> ・木段や石道が綺麗に整備され歩き易い。 ・護摩壇山から龍神岳へはアップダウン少ない歩きでスグ。 ・当日は寒波のせいで積雪は無いが小雪の舞う強風で霧氷が綺麗だった。 <伯母子岳> 全体的に、熊野古道小辺路だけあって、よく整備され歩き易い。古道の歴史を感じながら歩けるいいコース。気付き事項を列記します: ・登山道に入ってすぐジグザグの急登になる。 ・標高970m程の萱小屋の少し先からは緩斜面続きで歩き易い。 ・標高1,200m程で稜線に出るとアップダウン少ないがそこそこ距離がある。 ・山頂手前だけ少し斜度が上がる。 ・当日は標高1,200mくらいから積雪が出てくるが、山頂直下でも2〜3cm程度で、滑り止め(チェーンスパイク等)は不要だった。 |
その他周辺情報 | ・前夜は龍神温泉の元湯に日帰り入浴。「日本三美人の湯」だけあって、少し硫黄臭のするヌルすべのいいお湯だった。800円。施設は少し年季が入った感はあるが綺麗に清掃されている。 https://www.motoyu-ryujin.com/ |
写真
感想
紀伊田辺の墓参りついでに、未踏の山々を歩いて来ました。
この日は護摩壇山と伯母子岳を車で繋いでダブルヘッダーです。
護摩壇山に未明に到着すると、大粒の雪が降ってきます。
強風で寒いですが、雨よりはマシと夜明けとともにスタートします。
木道や石畳が整備されとても歩き易い。
すぐに護摩壇山に到着。
周囲は真っ白な絶景ですが、本籍が和歌山県田辺市な私ですが、育ったのは大阪・奈良なので、和歌山の山に登るのは初めてなので感無量です。
その先、龍神岳は和歌山県の最高峰なので往復半時間ののんびり歩き。
高低差少なく、霧氷を堪能しながらスグでした。
龍神岳にはNHKの電波塔がありました。
護摩壇山に戻ると、2組5人ほどが登って来られました。皆さん強風で寒いけど、雪でまだよかったとおっしゃっていました。
下山後、車にて伯母子岳北の大股登山口へ移動します。
ナビは国道経由の大回りを指示しますが、地図を見て野迫川へ直接下ります。
細目の道でしたが離合箇所も多く安心できました。結果20分程早着でした。
伯母子岳の大股登山口からは熊野古道の小辺路ルートです。
少し登るとジグザグの急登になりますが、流石に小辺路だけあって道幅広く(1〜2m)よく整備され危険個所もなく歩き易い。
標高970m程で萱小屋跡。
中を覗きますが、薪ストーブもあって十分泊まれそうでした。
(但し、水場は怪しい感じ)
その先、標高1,000mほどから緩斜面歩き、標高1,200m弱で稜線に到着。この手前から薄っすら雪でしたが、チェーンスパイクは念のため持参しましたが全く使わずでした。
稜線で左手に山頂をロックオン。ここからのほぼ水平歩きが長めです。
山頂直下は少し登りますが、緩斜面なので歩き易い。
この辺で先行のご夫婦に追いつきました。
山頂に飛び出すと少し青空が広がってきました。
やはり持ってますね!晴れ男っぷりを再確認します(笑)。
山頂からは先ほど登った護摩壇山や龍神岳が曇り空ながら綺麗に見えています。
雨予報だったので、これほどの眺望は期待しませんでしたが、晴れ男でよかったです(笑)<自分でまた言う!
強風なので、その先の樹林帯で休憩します。
伯母子峠への下山口がここにありました。
先のご夫婦はここを下ってから戻るそうです。
さて、Uターンして下山です。
雪の下りなので足の置き場を慎重に。
下りは速い。
標高1,100m付近で、小辺路を1泊2日で高野山から熊野本宮まで完歩する(一部走る)というトレラン女子2名とすれ違い、山頂の雪の情報など聞かれました。それにしても小辺路を1泊で歩くとは素晴らしい。
雪や霧氷も少しですが堪能でき、天候もいい方に外れてくれて助かりました。
小さい頃過ごした地域の山(と言ってもだいぶ離れてますが、同じ県として)に登ることは、例え低山とはいえ自分にとって感慨深いものがありました。
<下山後の予期せぬ車トラブル>
下山は12時半だったので、周辺の観光でもしようと北に車を走らせますが、
何とアスファルト路の小さな落石でタイヤがパンクしてしまい、走行不能に。
携帯電波が1本だけ入ったので、途切れ途切れながらレンタカー屋と連携しJAFを呼びますが、到着は2時間後。おまけにサイドウォールに穴が開いているので修理不能と言われ、レッカー車に載せられ50km離れた橋本市高野口のタイヤ屋へ向かいました。
タイヤ屋が19時まで営業のところ17時過ぎに到着。幸いにもBSの同じブランドがあったので交換してもらいました。パンクは保険対象外のため痛い出費になりましたが、まだ早い時間でタイヤ屋が開いていてよかったです。携帯が通じたのも幸い。
それにレンタカー屋の保険でレッカー代が無償(JAFメンバーでも無料は15km迄)になったのも良かったです。
修理後、翌日の山に向けて、付近で温泉&食事のあと道の駅「吉野路大塔」へ向かいました。
タイヤパンクなど数十年振りでしたが、石を踏んだ意識は無かったですが、落葉に小石が隠れていたのかもしれません。無謀運転したわけでは決してありませんが、ノーマルタイヤでの悪路走行などもっと注意深く走ろうと反省しました。
コメント
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護摩壇山。
カッコイイ標識ですね!
旅行で車トラブル、大変でしたね。ナイスリカバリーで素晴らしいです。
今の車は補助タイヤが付いてないのが痛いところですね。山奥だと恐ろしいです!
私も納品帰りに道路工事の砂利の尖ってる石がタイヤに刺さってパンクした事があります。
そんな簡単にパンクするものなのですね〜。
空撮の富士山が綺麗です!
お疲れ様でした!
山道でのパンク、恐ろしいです。
携帯が通じてよかったですね!
山奥だと携帯がつながらないし場所次第ではヤバかったです。
JAFで運搬中に聞いたのですが、JAFのレッカーの入れない山道だと行きようが無い場合もある、Uターンもできないと搬出できないし、と言われ、山屋の車アクセスでは困難な場所も多いな、と改めて再認識した次第。
とはいえ安全運転以外は有効な手だてが思いつかないのが困ったものです・・・。
う〜ん
護摩壇山のいわれは、落ち延びた平家がここで護摩を焚いて命運を占ったとか。
護摩壇の形がいい味を出してましたね
レンタカーの際、いつもタイヤの有無を確認し、無くてもパンク修理ガスは必須と思っていましたが、今回は軽自動車でどっちも無くて、何ああったらレンタカー屋に電話してくれと言われましたが、結果その通りになりました。携帯がつながって何よりでした。最近はスペアタイヤの無い車が多くて怖いです。
ノーマルタイヤは接地面は強いのですが、横のサイドウォールが薄くて弱い部分ですね。今回石の踏み方が悪く、ここをザックリ切ってしまってました(泣)。まあ不幸中の幸いで、5時間ロスしましたが、何とか翌日も登れてよかったです。
空撮の富士は伊豆半島の上くらいから撮りましたが、手前は愛鷹山ですね。意外と雪の少ない?富士が見えましたよ
悪天候からの晴れ、流石ですね❗️
山道のパンクのトラブルからも旅に復帰出来て素晴らしいです☺️
空撮の富士山の写真で、日曜日に行った愛鷹山の様子を確認出来ました。
温泉情報も気になり、周辺へ行くときはぜひ参考にしたいと思います😄
いえいえ、晴れ男っぷりは8月の100/100飯豊山で実証されましたが、ここでも大当たり(って、たまたまのララッキーなだけですが)
しかし、タイヤパンクには参りました。
たかがタイヤ、されどタイヤ、です。
山屋的にはUターンのできない細道で登山口に行くことも多いですが、そんな時は細心の注意が必要だなとあらためて反省していました。
お!空撮の愛鷹山に行かれてたのですね、これは金曜昼なので日曜はこのままな感じだったのかな。
この辺の温泉情報なら、私の次のレコも温泉三昧なので、よかったら見てみてください
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