やっぱり・・・皆子山♪
- GPS
- 05:52
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 713m
- 下り
- 700m
コースタイム
天候 | 雨のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道沿いもしくはスタート地点のガレージ横に駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
寺谷出合 安曇川の渡河は以前あった橋が流されています 寺谷 至る所で土砂崩れがあり登山道が寸断、沢登り同等の登攀となります この谷を下るのはちょっとデンジャラス ツボクリ谷 皆子山で出会った留学生によるとスリリングだとか・・・おそらく寺谷を超える状態と思われます 下山後は「朽木温泉てんくう」へ |
写真
感想
生駒チャレンジ登山でレコ友になったnyosさん親子と「京都府最高峰『皆子山』に行きたいね〜」と意見が合い蛭の活動が無くかつ雪の積もる前の晩秋を狙ってピークハントに♪
台風の影響でツボクリ谷は荒れ放題との情報と東尾根のピストンは味気ないし、寺谷なら大丈夫かもと寺谷〜山頂〜東尾根のルートを選ぶことに
天気も良さそうだし、
しばらく雨も降っていないから谷の水量もきっと少ないだろう
でも念のためロープだけは持って行こうか
と車を走らせる
が・・・京都を過ぎた辺りから雲行きが怪しくなる
やがてぽつぽつと雨が降り始め
平に着く頃には小雨状態
tocchannさんのレコにあった「杣の道」さんに車を停め野菜を売っていたお母さんに駐車のお願いに行くと・・・
けんもほろろに断れるも別の場所を教えて頂きそこに車を移動
「さっと登ってさっと下りて温泉でお昼しようぜ!」と張り切ってスタート
安曇川沿いの林道は良いウォーミングアップ
寺谷の出合に着くとそこにあるべきはずの橋が無い!
角幡さんの『空白の五マイル』にあるヤル・ツアンポーからの脱出みたい!
石を渡って行くにしても2m近くをジャンプしないといけない
運良く丸太が綺麗に割れて橋の替わりに出来そうな板を発見
その板を石と石に渡し、最後は倒木に渡して何とか渡河に成功♪
したかに思えたのですが・・・首からかけていた眼鏡が無い・・・
身代わりにドポンしたみたい
いきなりのハプニングを乗り越えたかと思うと、寺谷も先の台風でどえらいことに!!
目印のテープなどは豊富にありますがそこにあるべきはずの道が・・・
これもまた『空白の五マイル』か!
がれた沢をよじよじ登る
寺谷の西尾根との合流近く、最後の壁にあったフィックスロープは末端が土砂に埋もれ使えない・・・
この壁(少し大げさか)をkyos君に「ロープ無しで登れ!」はつらいのでついにロープを出しすことに
ロープをセットしていると重装備の青年が下りてくるでは!
「どちらから?」と伺うと
「ツボクリ谷からです」
「どうでした?」
「すごかったです。こちらはどうですか?」
「かなりガレてます。下りるの気をつけて下さいね」
先にロープを使って下りて貰い次にkyos君nyosさんmyosさんの順で登る
この辺りから雪がうっすらと積もっている♪
頂上に近づくにつれ杉の木の上に雪が♪
落ち葉の上はずるずるで登りにくいが何とか東尾根との分岐点へ
ここから山頂までは5分くらい
なにやら外国人が大勢集合しているでは!
「どこらからきたの?」とkyos君が英語!で話しかける
「ドイツ、フランス」
そうしているうちにさらに二人山頂へ
「ルーマニァ〜」と女子
彼らは留学生で、ツボクリ谷を登ってきたとのこと!!
ドイツ人の彼に写真を撮ってとkyos君に通訳を依頼
「ありがとう」とドイツ語でお礼を言うkyos君にドイツ人もドイツ語で返事をする
ここは日本だぞ〜!!
蓬莱山までどのくらいあるかとルーマニアの女の子が聞いてくる
私がガーミンで位置を出し「4.7キロあるよ」って英語で説明するのはやはりkyos君
私が「今の時間からだとそこまで行くのはデンジャラス!」と日本語で伝えるが判って貰ったのだろうか・・・
彼らとバイバイし東尾根をひたすら下りるが雪の上に踏み跡は無く「一番乗り〜♪」
途中留学生グループが追い越していく!
恐るべしゲルマン民族
早いし足長〜っ!!
後をルーマニア女子とモンゴロイドが追いかける♪
941mポイントは見失ったが837mポイントで一休み
テープが多いのでルートを見失うことは無いと思っていたとたん・・・
東尾根の一本北の尾根に入ったことに気づくが時すでに遅し
かなり下りていたので一旦沢まで下り登り返すと正規のルートにたどり着くはずと思い、みなさんに謝りロープを出して4ピッチ下りて沢へ
ここからの登り返しはかなりきつい
最初の取り付きは足場が無くロープも真っ直ぐに張れないし落ち葉はずるずる
kyos君大苦戦!
途中まで下りてフォローして何とか登り切る
滑落したらアウトだったが最後までがんばったkyos君に拍手!!
後でkyos君に
「あそこはびびったやろ〜?」
「うん・・・」
「顔、真っ青やったで♪」
実は彼の顔・・・泥だらけ♪
続くnyosさんも「ファイト〜!いっぱ〜っ!!」で登り切る
myosさんは楽勝♪
登り切ったところは思っていたとおりの東尾根
ほっと一息と言いたいがここから胸突き八丁の激下りが・・・
命からがら正教院さんにたどり着く
はっきり言ってなめすぎました
ごめんなさい
お約束の温泉♪
朽木温泉てんくうへ
車中で寺谷を下りてきた青年の話で盛り上がる
「あの青年、ちゃんと寺谷下りたのかなぁ?」
「それよりあの安曇川渡れた?」
「僕らは何も無く下山出来て良かった〜」
「皆子山は私の登山歴ワースト3やわぁ!!」
「板が無かったら靴脱いで渡るつもりやったんやけど・・・」
兎にも角にも無事帰宅出来て幸いでした
このレコを読んだみなさんへ
皆子山は・・・やめときなはれ
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する