明治43年の災害跡を見て大高山へ、ゼンゴ山は初踏査
- GPS
- 06:58
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 493m
- 下り
- 531m
コースタイム
11:50 大高山 到着
12:30 大高山 出発
13:38 410m独標 到着
13:52 道迷い 正規ルートに復帰
14:42 ゼンゴ山 到着
15:07 ゼンゴ山 出発
15:49 種木バス停
16:17 新寺バス停
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
410m独標からゼンゴ山へ向かう道がわかりにくい。南西方向に進むのが正解。 南東の天覚山方向にに迷い15分ほどロス。 ゼンゴ山には新しい標識が yasuhiroさんにより 設置されていた。 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-374815.html 写真55に記載あり。 |
写真
感想
2013年最後の日曜日、奥武蔵研究会定例の望年山行に参加。年末のあわただしい中だが総勢29名が集まった。
大高山へは2011/12/29に会の山行で一度訪れている。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~dankaisedai/page16_ryugaisan.html
今回大高山へは新コースで(前回とは逆回り)向かい、会でも一度も訪れたことがないゼンゴ山を初踏査する。
明治43年8月11日の大豪雨による大高山大崩落で漂流した高麗川に今でも残る石塊を見て、平野砦跡、大高山北斜面の大崩落跡から大高山に向かった。
地球温暖化の影響とかで2013年は各地で大豪雨が相次ぎ、がけ崩れ、土石流による被災が目立った。この地の明治43年の大災害は「飯能方面湖水の如し」と報道されるほどで、死者・行方不明者22人を出す大惨事であった。
半ばヤブ道を覚悟していたが、大高山からの尾根道は杉、檜の植林帯(西川材)になっていて、伐採作業が行われており、仕事道に使われているようだ。ゼンゴ山へは410m独標から南西方向に向かうところ、天覚山(南東)方向に道を誤り15分ぐらいロスした。410m独標からの下りは100m程の急降下で踏み跡もはっきりせず手こずった。また伐採した小枝が放置されており歩きにくい。
ゼンゴ山は昭文社の地図にも記載がなく会としても初山行であったが、ヤマレコのニックネーム yasuhiro さんが1か月ほど前に踏査し山頂に標識を設置されている。ちなみに、yasuhiro が 見つけた「増補版ものがたり奥武蔵」のもとの「ものがたり奥武蔵」神山弘著は、当奥武蔵研究会が昭和26年に刊行したものだそうだ。
ゼンゴ山から種木(くさき)の集落に下山、赤い南天の実が夕日に映えて輝いている。次のバス便までは1時間ほどあるので、名郷からの便が多い新寺バス停まで30分ほど歩くことになった。新寺のバス停前の手作りパン屋さんで、おいしいコーヒーとパンにありついた。
ここで本日の山行は解散となり、新年の再会を約して散会した。
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