大山 三度目の正直の山はガスで
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- GPS
- 06:41
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 947m
- 下り
- 932m
コースタイム
- 山行
- 4:36
- 休憩
- 1:57
- 合計
- 6:33
天候 | 曇り、ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・3連休の中日で登山者は多くラッセルは有りません ・アイゼンは必要。急傾斜個所はステップが有り、ストックだけで問題なく、ピッケルは必要ないと思います。 |
その他周辺情報 | ・温泉は大山寺 豪円湯院が参道沿いにある |
写真
装備
個人装備 |
防寒具
昼ご飯
非常食
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
ツェルト
カメラ
ストック
アイゼン
ピッケル
|
---|---|
共同装備 |
無し
|
感想
一昨年、昨年は悪天で中止して三度目の正直の大山例会です。米子道の蒜山SAから見えた大山は雪に覆われた南壁が青空にそそり立っていて実に見栄えがします。溝口ICを降りてからの西面の姿は伯耆富士の名の通り円錐台状で、同じ山でも見る方向によりこれ程印象が違う山は珍しく、道路わきに車を停めて全員スマホのシャッターを押します。明日の天気予報は午前中曇りとなっていますので予報が外れれば良いのですが。
朝起きて天気を確認すると、予想外に暖かいのは嬉しいのですが、予報通り曇り空で山はガスの中です。朝食後身支度を整えて出発。
登山口で積雪は40〜50cm程度ですが大勢歩いているのでツボ足でも全く沈みません。今日は3連休の中日ですので曇天とは言え我々ロートルパーティーは次々と追い抜かれます。次第に傾斜がきつく滑りやすくなるので標高1070m付近でアイゼンを履きます。五合目付近になると北面のせいかブナの枝は昨日の好天にも関わらず雪が殆ど落ちず重そうに垂れ下がっています。
六合目避難小屋まで登ってくると雪に覆われた北壁、三鈷峰の絶景が見られるはずですがガスで周囲は真っ白の状態で数m先がぼんやり見えるだけ。此処から上部は樹林帯を抜けて風が強くなるので目出し帽等で顔面を保護して登りを再開します。登頂を終えて下ってくる登山者も増えて来てお互い譲り合いながらの登りは急傾斜ですがステップが有るのでピッケルよりストックで登る方がはるかに楽で、下山時も今の時期の雪面はまだ固くクラストしていないのでピッケルの出番は無く、無用の長物です。
傾斜が緩やかになり相変わらず真っ白なガスの中を登って行くと突然雪に覆われた避難小屋が出現しますが取りあえず山頂を優先します。晴れていれば360度の大パノラマと言いたい所ですが集合写真を撮って早々と避難小屋に入ります。
中は窓が塞がれていて馴れない眼には真っ暗なので、ヘッドライトを点けて座る場所を確保します。避難小屋は2階も有り、壁際、中央は腰を掛けられるようになっており昼食。暖かいコ-ヒ-も美味しいのですがカップ麺を持ってこなかったことを後悔。
昼食後は、時折太陽が薄っすらと顔を出し時々麓が見下ろせる程度に回復した中を下山開始。お昼頃ですが続々と登って来られる方とすれ違いながら高度感の有る尾根を六合目避難小屋まで下山。雪を纏った三鈷峰、北壁も見える様になって来たので、ル-トを変更して元谷を経由して帰ることにします。
五合目上の分岐から行者谷へ下る尾根は急傾斜ですがブナの大樹が点在する素敵な所で新緑の頃歩いて見たい尾根です。行者谷出合まで下ってくると六合目避難小屋から直接行者谷へ下降した7〜8人パ-ティ-が休憩中で、我々も風も無く雪を纏った北壁を見上げながらホッと一息休憩します。
緩やかな元谷を大山神社奥宮に下山し、奥宮で無事下山出来たことへの感謝の参拝をした後参道を下り大山館に戻って来ました。
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