成高峰〜和泉葛城山
- GPS
- 06:08
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 1,357m
- 下り
- 1,164m
コースタイム
- 山行
- 5:39
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 6:08
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
〇帰り= 塔原 15:01 (南海ウイングバス・510円) 東岸和田 15:30 |
写真
感想
成高峰は名前の立派さからずっと気になっていたが、和泉葛城山のついでではなくメインで登るとなると崇道林道をひたすら歩くしかないと思っていて敬遠していた。しかし 詳しく記したサイトはないながら、南東の大松という集落から登れそうだということで今回ついにチャレンジすることにした。
橋本駅で19分、笠田駅で25分もの待ち時間があるのがストレスであるものの、ちょうど1年前に使ったコミュニティバスを今回も使うつもりでいたが、なんといつの間にやら あらかじめ予約するオンデマンド方式になっていた。それならいっそと、駅から歩くことに。ちょうど3キロほど。
しかし、ああ、災難の山歩きとなろうとは…。
バス利用の場合より1本早い (1本とはいえ30分早い) 電車を利用したが、学生の登校時間にあたり、駅からしばらくたくさんの高校生と一緒に歩くこととなった。
それにしても女子高生がこの寒さの中 生足を出していることは信じられない。こちとらパッチをはいているのだ。
しばらく交通量の多い車道の脇を歩くが、北川橋を渡れば静かだ。コミュニティバスを使ったとすればここから歩き。急な斜面の舗装道を登っていく。とある方が登られた記録を参考にし それをたどったが、最初のところ 無駄に遠回りをしたようだ。
それにしても道がアリの巣のように張り巡らされており、ルートファインディングが難しい。地元のかたに道を尋ねながら行く。ただし4人のかたに道を尋ね、まともに回答が得られたのはおふたかただった。
急な斜面なので 東から南にかけての展望が素晴らしい。楽しいルートを喜んでいたが、その後 東に行き過ぎて「広口」まで来てしまったのではないかという疑問が沸き起こった。農作業をするご婦人に尋ねた住所が「広口」ということで、こりゃ間違えたと引き返した。しかしどこで道を間違ったかさっぱりわからず、かなり戻ってしまった。もう諦めて帰ろうかとも思ったが、道は合っていた可能性を考え、引き返した場所からしばらく進んでみると、目指していた石仏があった。50分のロスタイム…。左足のふくらはぎに違和感が出た。“”高級GPSなんかいらないなんて書いたからバチがあったのだ。何の神がそんなことでバチを当てるのだ” などと しょーもないことが頭に浮かぶ。しかし予定は1キロ30分で計算していたので、ほとんど遅れていなかったのは不幸中の幸いだった。
土道の林道を行く。古い道標が興味深い。ヤマレコの地図に「鍋谷への分岐」の印があるところからは山道。ここで予定時間よりも早くなったので一安心。木々の間に成高峰が覗くようになる。
やがてまた土道の林道となり、目印のない取り付きから藪の登りとなる。ダウンを破らないように注意して歩く。しかし木の根に足をとられたと思ったら、違和感のあった左ふくらはぎの筋肉が切れたような感覚と痛みが走った。やってしまった、肉離れ…。2015年9月以来 6年半ぶり。その時は最短コースに切り替え、びっこを引いてほうほうのていで下山したが、今回はそこまでひどくないのは不幸中の幸い。急登はやっかいだったが、そのまま山頂を目指した。
山頂で軽食をとり、和泉葛城山へ。急げば牛滝山14時半のバスに乗れるぞと 肉離れにもかかわらず早歩き。
急いで山頂の2社で参拝。そこで おそらく車で来てバードウォッチングをしておられると思しき紳士に声をかけられた。牛滝山に下りると言うと、通行止めになっているのではないか とおっしゃる。
ともかく行ってみることにしたが、やはり通行止めだった。あらかじめ聞いていたことは不幸中の幸いだった。左手に延びる林道本谷線で塔原バス停を目指す。
ケータイのバッテリーがへたっていて 南海ウィングバスにバスの時間を聞くことができなかったが、かずー氏にメールで教えてもらうことができたのは不幸中の幸い。
15時1分発ということで充分間に合った。いろいろ災難に見舞われたが、不幸中の幸いによって乗り切ることができた。
しかし最後の最後、MP3ウォークマンの片耳のクッションがなくなっていた。楽しいこともたくさんあったが、やはりついていない日だった。
12月、1月と 5回ずつの山登り。20年前 バリバリ登っていた時のペースとなっていたが、さすがに来週は休んだほうがよさそうだ。9月の足首のケガに続いてなんとも情けないことだ…。
コメント
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ふくらはぎの具合はいかがですか?
やっと足首が良くなってこられたのにつらいですね
20キロ以上も歩かれたのですね
成高峰は2年前に山友さんに案内していただき、三重の滝〜大石ヶ峰〜和泉葛城山〜成高峰 と歩きましたが、ほんまについていくだけで、ぼさーっと歩いてしまいました。
下から歩くと、古い道標や石仏がぽつぽつとあるし、ところどころ眺望のよいところもあるのですね。
私なんかすぐにスマホでカンニングしてしまいますが、簡単なところですが「今日はちゃんと地形図見て歩くぞ」となるべくスマホ見ずに歩けたときは、今日のお山は良かった!!と達成感に包まれます。
そう考えればMOZARTさんは、毎回とても深く山を味わっておられるのだろうと思います。
MOZARTさんにとっては当たり前すぎて、ステーキを肉野菜炒めくらいに感じてはるかもですが。
1週間に1度以上のぺ−スで山登りしていると 20キロでも問題なくなりましたが、肉離れしていてはどうしようもありませんね。しかも道間違いで3〜4キロ無駄に歩いているのではないでしょうか。道間違いを楽しむどころではありません。
しかしこういう悩みどころこそGPSが活躍しそうで、強力なお守りとしていいですね。ケータイのバッテリーがへたっていて しかも現在バッテリーが売っていないので、スマホ購入も考えていましたが、まだもうちょっと粘れないかと思い直しています。
山は深くできるだけ味わいたいものですね。とはいえ仕事のことなど考えたりして味わずに歩いていることも少なくありません。しかし この年になるとステーキよりも肉野菜炒めですね
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