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記録ID: 395766
全員に公開
ハイキング
紀泉高原

小都知ノ峯

2014年01月14日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:47
距離
5.6km
登り
292m
下り
284m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

丹生都比売神社⇒光明真言板⇒有王丸の墓⇒院の墓⇒八町坂⇒二つ鳥居⇒小都知ノ峯⇒六本杉⇒貧女お照の墓⇒丹生都比売神社
天候
過去天気図(気象庁) 2014年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
丹生都比売神社駐車場
コース状況/
危険箇所等
危険箇所なし 道もしっかりして 標識もあり。
丹生都比売神社 丹生一族の氏神で紀伊の国の一の宮になります。
丹生都比売神社 丹生一族の氏神で紀伊の国の一の宮になります。
御神祭は 4柱の 丹生都比売大神 高野御子大神 大食都比売大神 市杵島比売大神 になります。丹生は丹(硫化水銀)のことです。
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御神祭は 4柱の 丹生都比売大神 高野御子大神 大食都比売大神 市杵島比売大神 になります。丹生は丹(硫化水銀)のことです。
すぐ横には 大寺院の跡があり ここが高野山の修行の場であったことが分かります。
・大峯修験者の碑
高い石柱の四基は、大峯修験者(山伏)が大峯入峯に際し建てた碑で県の文化財指定されています。
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すぐ横には 大寺院の跡があり ここが高野山の修行の場であったことが分かります。
・大峯修験者の碑
高い石柱の四基は、大峯修験者(山伏)が大峯入峯に際し建てた碑で県の文化財指定されています。
・光明真言板碑
光明真言曼荼羅碑といい1662年に建立、時計の針の方向に梵字で光明真言が刻まれています。
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・光明真言板碑
光明真言曼荼羅碑といい1662年に建立、時計の針の方向に梵字で光明真言が刻まれています。
・脇ノ宿石厨子
 内部には、葛城修験の御本尊「役の行者」の石像が安置されています。
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・脇ノ宿石厨子
 内部には、葛城修験の御本尊「役の行者」の石像が安置されています。
朱塗りの太鼓橋は 保存のため渡れませんが すぐ横に道があります。
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朱塗りの太鼓橋は 保存のため渡れませんが すぐ横に道があります。
天野の里山です。
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天野の里山です。
・有王丸の墓
平家打倒を企てた俊寛僧都の召使、有王は鹿ケ谷の陰謀に破れて鬼界ケ島に流され、さみしく世を去った俊寛の遺骨を治承三年(1179年)五月、高野山に納め法師となって主の菩提を弔い、天野に住み生涯を終えたといわれます。
・有王丸の墓
平家打倒を企てた俊寛僧都の召使、有王は鹿ケ谷の陰謀に破れて鬼界ケ島に流され、さみしく世を去った俊寛の遺骨を治承三年(1179年)五月、高野山に納め法師となって主の菩提を弔い、天野に住み生涯を終えたといわれます。
ここが八町坂の登山口になります。
ここが八町坂の登山口になります。
・院の墓
院の墓と伝えられていますが、鳥羽天皇の皇后の侍賢門院(たいけんもんいん)の墓ではなく、院に仕えた中納言の局の墓と考えられます。
・院の墓
院の墓と伝えられていますが、鳥羽天皇の皇后の侍賢門院(たいけんもんいん)の墓ではなく、院に仕えた中納言の局の墓と考えられます。
いよいよ八町坂を二つ鳥居まで登ります。八町ですから1.6kmです。
いよいよ八町坂を二つ鳥居まで登ります。八町ですから1.6kmです。
柿の実もこうして見ると美しい。
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柿の実もこうして見ると美しい。
病み上がり2本ストックで登ります。
病み上がり2本ストックで登ります。
ゆっくり まったり
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ゆっくり まったり
霜柱が 飴細工みたいです。
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霜柱が 飴細工みたいです。
結構 元気やないかい。筋肉が落ちたとは思えんで。
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結構 元気やないかい。筋肉が落ちたとは思えんで。
金剛童子の杖の跡
 私は信心深い人間 決してこじつけとは言いません。口が裂けても言いません。
金剛童子の杖の跡
 私は信心深い人間 決してこじつけとは言いません。口が裂けても言いません。
クヌギの落ち葉が なんとも心地よいクッションだ。
クヌギの落ち葉が なんとも心地よいクッションだ。
二つ鳥居が見えてきたでぇ〜
二つ鳥居が見えてきたでぇ〜
二つ鳥居 町石道に合流です。
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二つ鳥居 町石道に合流です。
展望台からの天野の里山の景色です。これだけ登ってきました。下の小森が丹生都比売神社です。
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展望台からの天野の里山の景色です。これだけ登ってきました。下の小森が丹生都比売神社です。
町石道の町石路標。慈尊院から金剛峯寺まで180町あります。
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町石道の町石路標。慈尊院から金剛峯寺まで180町あります。
上古沢への四つ辻。ここから丹生都比売神社へ15分ほどで下れますが 面白みの無い道ですので下りません。六本杉へ向かいます。
上古沢への四つ辻。ここから丹生都比売神社へ15分ほどで下れますが 面白みの無い道ですので下りません。六本杉へ向かいます。
ちょっと寄り道と言うより 本日の目的地。小都知ノ峯へ向かいます。
ちょっと寄り道と言うより 本日の目的地。小都知ノ峯へ向かいます。
町石道と平行していますが 町石道より標高にして80mほど登ります。
町石道と平行していますが 町石道より標高にして80mほど登ります。
石組みが小都知ノ峯山頂です。標高683.5mとあります。
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石組みが小都知ノ峯山頂です。標高683.5mとあります。
元へ戻らず 通り抜けて町石道へ再度合流します。
元へ戻らず 通り抜けて町石道へ再度合流します。
急下り 筋肉が落ちているから気付けや。
急下り 筋肉が落ちているから気付けや。
コウヤボウキの花後 きれいに開いています。
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コウヤボウキの花後 きれいに開いています。
ここを左へ下りる。
ここを左へ下りる。
町石道に再度合流。
町石道に再度合流。
以前 ここで高嶋監督に出会いました。飛ぶように高野山へ登って行かれました。オーラがあり離れていてもゾクッとする気を感じ取れます。正に仙人です。
以前 ここで高嶋監督に出会いました。飛ぶように高野山へ登って行かれました。オーラがあり離れていてもゾクッとする気を感じ取れます。正に仙人です。
六本杉峠です。右へ下り下ると町石道です。
六本杉峠です。右へ下り下ると町石道です。
直進し左へ下りると丹生都比売神社です。
直進し左へ下りると丹生都比売神社です。
急坂ですが クヌギ枯れ葉の絨毯で足に優しい道です。
急坂ですが クヌギ枯れ葉の絨毯で足に優しい道です。
下りてきました。
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下りてきました。
妙寺へ抜ける道に入り
妙寺へ抜ける道に入り
30m先のここを左に入ります。真っ直ぐ行くと丹生都比売になります。
30m先のここを左に入ります。真っ直ぐ行くと丹生都比売になります。
・貧女お照の墓
高野山の奥の院に千年近くの間、光輝いている「貧女の一燈」と言われる燈籠があります。お照という少女が、自分の髪を売った金で養父母の菩提を弔うために献じた一燈です。
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・貧女お照の墓
高野山の奥の院に千年近くの間、光輝いている「貧女の一燈」と言われる燈籠があります。お照という少女が、自分の髪を売った金で養父母の菩提を弔うために献じた一燈です。
可愛い大黒さんが祀られていました。
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可愛い大黒さんが祀られていました。
貧女お照の実父母の墓です。
貧女お照の実父母の墓です。
左へ入ると上古沢駅四つ辻へ登る道になります。右が丹生都比売神社になります。
左へ入ると上古沢駅四つ辻へ登る道になります。右が丹生都比売神社になります。
戻ってきました。
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戻ってきました。
標高−距離

装備

個人装備
NIKON D7000
1
AF-S 18-200mm G2 ED
1

感想

【丹生都比売神社】

住所 和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野230
祭神 丹生都比売大神(にぶつひめのおおかみ)
   高野御子大神
   大食都比売大神
   市杵島比売大神
国宝 銀銅蛭巻太刀拵(ぎんどうひるまきたちこしらえ)
重文 本殿 4棟・楼門・木造狛犬 2対・木造鍍金装神輿・金銅琵琶・兵庫鎖太刀・鍍金長覆輪太刀・鍍金長覆輪太刀・法華経・後村上天皇宸翰寄進状
備考 紀伊国一の宮

 丹は硫化水銀のことで、秦始皇帝が永遠の命を得るために飲んだと言われる水銀のことです。全国の丹生川と言う川には、水銀が採れたことになります。主に朱色の顔料として重宝されています。神社仏閣に多い朱色はこの顔料で、防腐剤やシロアリ対策に使われたと思われます。また、金の蒸着に水銀が使われていた為に金銅仏にも使われていたようです。その水銀が、高野山をはじめ中央構造線に多く採掘されています。それらを一手に牛耳っていたのが丹生一族なのです。その一族の祀る丹生都比売大神は、天照大御神の妹神であると言われています。この丹生一族と弘法大師との結びつきなど、謎の多い一族で、渡来人であるとも言われています。
 伊勢神宮の神宮寺に丹生都比売大神が祀られていますのも天照大御神の妹神を裏付ける説のひとつかもしれませんが、水銀だけでなく水分神社に丹生一族が関わっていることが多く絶大な力を誇示していたことは確かです。

周辺の散策ヶ所

‖臺修験者の碑
高い石柱の四基は、大峯修験者(山伏)が大峯入峯に際し建てた碑で県の文化財指定されています。

光明真言板碑
光明真言曼荼羅碑といい1662年に建立、時計の針の方向に梵字で光明真言が刻まれています。

O謄僚廟仗濟
内部には、葛城修験の御本尊「役の行者」の石像が安置されています。

ね王丸の墓
平家打倒を企てた俊寛僧都の召使、有王は鹿ケ谷の陰謀に破れて鬼界ケ島に流され、さみしく世を去った俊寛の遺骨を治承三年(1179年)五月、高野山に納め法師となって主の菩提を弔い、天野に住み生涯を終えたといわれます。

ケ,諒
院の墓と伝えられていますが、鳥羽天皇の皇后の侍賢門院(たいけんもんいん)の墓ではなく、院に仕えた中納言の局の墓と考えられます。

ι禄お照の墓
高野山の奥の院に千年近くの間、光輝いている「貧女の一燈」と言われる燈籠があります。お照という少女が、自分の髪を売った金で養父母の菩提を弔うために献じた一燈です。


【丹生都比売神社】
二拍手と 霜踏む音似 八町坂 天野の郷の 丹生の大神

【光明真言曼荼羅碑】
オンアボキャ 光明真言 唱えして 高野の聖地 巡り参らせ

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