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記録ID: 4026435
全員に公開
雪山ハイキング
比良山系

武奈ヶ岳 ◎風雪の細川尾根から

2022年02月23日(水) [日帰り]
 - 拍手
gattyo shikakura その他11人
GPS
07:43
距離
6.7km
登り
977m
下り
964m

コースタイム

日帰り
山行
7:15
休憩
0:18
合計
7:33
8:01
21
8:22
8:22
63
9:25
9:28
21
9:49
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158
12:27
12:28
6
12:34
12:43
3
12:46
12:46
97
14:23
14:28
11
14:39
14:39
41
15:20
15:20
11
15:31
0:00
3
15:34
細川休憩所
天候 曇り時々雪
過去天気図(気象庁) 2022年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
危険な所は無いが、P706からの急登部の吹き溜まりの乗越に難渋する
細川休憩所に駐車。止めきれない車は道端に駐車
細川休憩所に駐車。止めきれない車は道端に駐車
少し戻って登り口へ向かいます
少し戻って登り口へ向かいます
除雪終了点でワカン、スノ-シュ-を履きます
除雪終了点でワカン、スノ-シュ-を履きます
杉林からの急登です。掘割状の道は雪が深いので直ぐ横の斜面を登りますが
杉林からの急登です。掘割状の道は雪が深いので直ぐ横の斜面を登りますが
トレースを期待していたのに残念
トレースを期待していたのに残念
傾斜が緩むと交替でラッセルしながら。女性陣が頑張ってリードします
1
傾斜が緩むと交替でラッセルしながら。女性陣が頑張ってリードします
Co780m付近の急登。1歩進んで半歩ずり落ち
Co780m付近の急登。1歩進んで半歩ずり落ち
Co920m付近の雪庇状の吹き溜まり。急斜面が終わるとこんな吹き溜まりが行く手を阻みます。此処は右手の段差が少ない所を登りますが、それが出来ない所は
Co920m付近の雪庇状の吹き溜まり。急斜面が終わるとこんな吹き溜まりが行く手を阻みます。此処は右手の段差が少ない所を登りますが、それが出来ない所は
吹き溜まりを迂回したり
吹き溜まりを迂回したり
吹き溜まりプラス倒木も有り
吹き溜まりプラス倒木も有り
右往左往しながら登ります
右往左往しながら登ります
Co1050m付近の尾根。ラッセルはふくらはぎから膝下程に深くなって来ますが吹き溜まりが無くなだらかになって歩き易くなって来ます
Co1050m付近の尾根。ラッセルはふくらはぎから膝下程に深くなって来ますが吹き溜まりが無くなだらかになって歩き易くなって来ます
Co1070m付近の小ピークに到着
Co1070m付近の小ピークに到着
Co1070m付近の小ピークを下山時反対方向から。雪庇が立ち木に絡んで積上がっています。此処は左側を巻きます
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Co1070m付近の小ピークを下山時反対方向から。雪庇が立ち木に絡んで積上がっています。此処は左側を巻きます
Co1130m付近の尾根。この付近では雪庇は右側(南側)に張り出していますが
Co1130m付近の尾根。この付近では雪庇は右側(南側)に張り出していますが
Co1150m付近の尾根。この付近では雪庇は左側(北側)に張り出しています
Co1150m付近の尾根。この付近では雪庇は左側(北側)に張り出しています
山頂直下にて。地吹雪でも皆さん意気軒昂です
2
山頂直下にて。地吹雪でも皆さん意気軒昂です
武奈ヶ岳山頂に到着。悪天で誰も居ません
武奈ヶ岳山頂に到着。悪天で誰も居ません
少し視界が良くなった所で一枚
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少し視界が良くなった所で一枚
稜線直下の霧氷を振り返る
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稜線直下の霧氷を振り返る
Co1140m付近の細尾根を下る。もう少し下り風を避けて昼食
Co1140m付近の細尾根を下る。もう少し下り風を避けて昼食
Co990m付近の急斜面を振り返る
Co990m付近の急斜面を振り返る
Co730m付近の急斜面を下ります
Co730m付近の急斜面を下ります
一瞬、雲が切れたのでブナの大樹を
一瞬、雲が切れたのでブナの大樹を
杉林の急斜面は尻セ-ドで下って
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杉林の急斜面は尻セ-ドで下って
戻って来ました

装備

個人装備
雨具 昼ご飯 非常食 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 ツェルト カメラ ストック ワカン スノ-シュ-
共同装備
無し

感想

今回は所属する獺鵬仍海硫餃瓩領祺颪忙臆辰気擦督困、細川尾根〜武奈ヶ岳へShikakuraさんを含む13名で登って来ました。
武奈ヶ岳は何度も登っていますが今回の細川からは初挑戦!前日までの降雪でトレースは殆どなく皆さんの期待にお答えすべく取付きから700m辺りまでは張り切ってラッセルで頑張りましたが、今回は不慣れな初スノーシューで予想以上に足が上がらず疲労困憊⤵、大ベテランのShikakuraさんにバトンタッチです。
その後は殆ど山頂付近までおひとりでラッセル、何処からそんなパワーが湧いてくるのか?Shikakuraさんまさに化け物です!(私は後方に回り皆さんの踏み跡を…楽させて頂きました:皆さんのご期待に沿えず申し訳ない!)
今日は雪こそ降りませんでしたが、高度を上げるごとに風が強く、山頂では集合写真だけ撮ってそそくさと下山開始。(山頂では2組が防村方面から上がって来られていました)

今回初のスノーシュー(タブス フレックスアルプ24インチ)で挑みましたが、従来のワカンより2倍近くの重さがあり、不慣れなせいか?重さを感じる。
また、新雪が深くなるとスノーシューのトップが反っている(特にタブスは)のでキックステップが利かない!下りでは踵が入らないのでツルッつる滑り何度コケた事か?数え切れません!今まで味わったことのない屈辱。ハッキリ言って今後は使いません!(断言)
不慣れな点もありますが、やはりスノーシューは上り重視のバックカントリーやなだらかな高原の新雪を歩く道具だと感じました。(個人的感想ですが…)


本日は20日の百里ケ岳周回から中2日置いて再びIさんがリーダの例会です。この尾根は距離は短いものの標高差1000m弱で急登も有るル-トで特に積雪量が多くトレース無い場合はラッセルが厳しくなることが予想されます。

細川休憩所は除雪されていますが積雪は50cm程有り先行車が1台駐車していますので先行車が出られるように道端等に分散して4台駐車します。

曇り空の下準備して少がし戻って坂道を登り道路除雪終了点でワカン、スノ-シュ-を履きます。少し歩いて尾根末端の杉林の急登が始まりますが、トレースは無く、杉林の中で積雪は少ないとは言え急登ですので先頭は登り易い所を選んで右に左にと登って行きます。杉、桧林が終わると雑木林の緩やかな尾根になり、先頭を交代しながらラッセルして順調にP706まで登って行きます。

此処を過ぎるといよいよ第2の急登が始まります。新雪は20〜30cmに増えた上に風が吹き抜ける所は新雪が吹き払われて沈みませんが、雪庇状になった吹き溜まりの乗越は股下まで埋まり、ズルズル戻ってしまい乗り越すのに体力を消耗しなかなか進みません。Co850m付近で傾斜は緩くなりますが雪庇状の吹き溜まりは更に増えて来て、雪庇の段差の少ない所を乗り越したに、迂回したりで右往左往する為遅々として進みませんので山頂まで届かない場合が頭をよぎりますが、1000m付近まで登ってくると尾根はなだらかになりふくらはぎから膝下までのラッセルだけになってスピ-ドも上がり、Co1070m付近の小ピークをトラバ-スして稜線への最後の登りに掛かります。

風もきつくなり風雪の中の細尾根は雪庇が北側に張り出した、南側に張り出したりしている場所が現れて来ます。此の辺りの風の流れは複雑なのでしょう。

登り着いた武奈ヶ岳は視界が10m程で誰の姿も有りません。晴れた休日の日からは想像できない光景です。集合写真を撮ってから東側の雪庇の陰で風を避けて昼食の予定でしたが、雪庇の下は積雪が多く崖状になっているので写真撮影後は早々と下山開始して、細川尾根を少し下って風の無い所で昼食。

雪が少し降っていますが20日の百里ケ岳の様に雪だるまになる程では有りません。昼食後はトレースを辿ったり新雪に新たなトレースを刻みながら急坂を物とせず下って細川休憩所戻って来ます。お疲れ様。

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コメント

shikakuraさん gattyoさん こんばんは
私がしんしんと雪の降る八丁平で新雪の深いラッセルに体力を消耗していた頃、shikakuraさん達はトレースの消えた細川尾根を行軍しておられたんですね。前回の百里ヶ岳といい、今回の細川尾根といい、「榾火」の皆様方はなかなか雪雲の厳しいところに行かれますね。それにしても、わずか3日前の私のトレースが跡形もなく消えていたとは、残念です。
本日、細川尾根に捲土重来しましたが、皆様の楽しげな山行を刻んだトレースは何とか残っておりました。ただ、昨日が好天だったせいか、あるいはshikakuraさん達のレコをご覧になってトレースを期待した人達がお訪れた(?)せいか、意外にも前日のものと思われる多くのトレースがついていました。
おそらく眺望には恵まれなかったものと思われますが、お写真に私が辿った尾根の情景を再確認させて頂くことが出来ました。トレースと美しいお写真に感謝と敬意を込めて。
2022/2/27 22:14
プロフィール画像
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