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記録ID: 406223
全員に公開
雪山ハイキング
奥多摩・高尾

日蔭名栗山【ノートレスの石尾根をちょびっと歩く】

2014年02月11日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
00:43
距離
14.8km
登り
1,244m
下り
1,241m

コースタイム

峰谷BS8:39 - 12:06鷹ノ巣山小屋避難12:16 - 13:13日蔭名栗山13:17 - 13:57鷹ノ巣山避難小屋14:02 - 15:47峰谷BS
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往復とも峰谷BS利用

奥多摩駅 ⇔ 峰谷BS
時刻表 http://www.nisitokyobus.co.jp/rosen/lib/objects/hiking_okutama_130901.pdf
コース状況/
危険箇所等
峰谷BSから鷹ノ巣山へはトレースがありました。
この日は雪のコンディションが良く、アイゼンは不要な状態でした。
ただし、携行は必要です。

鷹ノ巣山避難小屋から日蔭名栗山方面は尾根道、巻き道ともノートレースでした。
この日は日蔭名栗山山頂まで尾根筋を歩きましたが、感覚的にはノートレースの巻き道は尾根筋に負けず劣らず大変だと思います。

ちなみに鷹ノ巣山へ登ったハイカーの話では、
鷹ノ巣山山頂から稲村岩尾根方向はノートレースだったとか。

また、当日は大雪の影響で東日原行きのバスは運休。帰路のホリデー快速も運休でした。
今週も金曜、土曜あたりが雪降りそうな予報です。
電車、バスの運休にはお気をつけ下さい。
峰谷BS付近 雪いっぱいありました
2014年02月11日 08:39撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
1
2/11 8:39
峰谷BS付近 雪いっぱいありました
登山口へのショートカットがけっこう大変 デブリがあり、股くらいまで潜るところも
2014年02月11日 21:22撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2/11 21:22
登山口へのショートカットがけっこう大変 デブリがあり、股くらいまで潜るところも
こちら土交じりのデブリ ミスると谷に落ちるのでちょっと緊張
2014年02月11日 09:01撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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2/11 9:01
こちら土交じりのデブリ ミスると谷に落ちるのでちょっと緊張
登山口です
2014年02月11日 09:46撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2/11 9:46
登山口です
すぐに浅間神社 今日も安全でありますように
2014年02月11日 10:06撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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2/11 10:06
すぐに浅間神社 今日も安全でありますように
トレースはこんな感じ。しっかりありますが、柔らかく踏み抜くところも多かったです
2014年02月11日 21:09撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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2/11 21:09
トレースはこんな感じ。しっかりありますが、柔らかく踏み抜くところも多かったです
日蔭名栗山が見えてきました
2014年02月11日 10:50撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2/11 10:50
日蔭名栗山が見えてきました
石尾根が近いことを雰囲気が教えてくれます
2014年02月11日 11:00撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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2/11 11:00
石尾根が近いことを雰囲気が教えてくれます
避難小屋から日蔭名栗山方向はノートレース!
2014年02月11日 21:11撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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2/11 21:11
避難小屋から日蔭名栗山方向はノートレース!
キレイな雪面を歩く
2014年02月11日 12:24撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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2/11 12:24
キレイな雪面を歩く
雪庇が成長しています。雪の無い森のキワをところどころで利用します
2014年02月11日 12:39撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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2/11 12:39
雪庇が成長しています。雪の無い森のキワをところどころで利用します
最高ですね♪
2014年02月11日 21:11撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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2/11 21:11
最高ですね♪
急登の最後。森側も雪が深く、気をつけながら左に回ります
2014年02月11日 12:51撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2/11 12:51
急登の最後。森側も雪が深く、気をつけながら左に回ります
無垢な雪原が広がっていました
2014年02月11日 12:55撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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2/11 12:55
無垢な雪原が広がっていました
この辺で満足でしたが、もう少しなので雲取山が望める山頂まで頑張ります
2014年02月11日 13:07撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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2/11 13:07
この辺で満足でしたが、もう少しなので雲取山が望める山頂まで頑張ります
山頂付近にはシカのトレースが1本
2014年02月11日 13:13撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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2/11 13:13
山頂付近にはシカのトレースが1本
山名板は雪に潜っていました
2014年02月11日 13:14撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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2/11 13:14
山名板は雪に潜っていました
高丸山の向こうに雲取山 今日この美しい風景を見るのは自分ひとりだと思うと幸福感が込み上げてくる
2014年02月11日 13:17撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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2/11 13:17
高丸山の向こうに雲取山 今日この美しい風景を見るのは自分ひとりだと思うと幸福感が込み上げてくる
自分のトレースを辿って戻ります
2014年02月11日 13:21撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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2/11 13:21
自分のトレースを辿って戻ります
空気がよく澄んでいました 大岳山-御前山
2014年02月11日 13:25撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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2/11 13:25
空気がよく澄んでいました 大岳山-御前山
三頭山 
赤い峰谷橋もクッキリはっきり見えます
2014年02月11日 13:26撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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2/11 13:26
三頭山 
赤い峰谷橋もクッキリはっきり見えます
空が青い!
2014年02月11日 13:26撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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2/11 13:26
空が青い!
鷹ノ巣山と浅間尾根
2014年02月11日 13:29撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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2/11 13:29
鷹ノ巣山と浅間尾根
上から見ると雪庇が成長しているのが良くわかる
2014年02月11日 13:38撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2/11 13:38
上から見ると雪庇が成長しているのが良くわかる
フラットな部分がけっこう大変でした
2014年02月11日 21:13撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2/11 21:13
フラットな部分がけっこう大変でした
何か気に入ってしまった一枚
2014年02月11日 21:13撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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2/11 21:13
何か気に入ってしまった一枚
避難小屋に戻りました
2014年02月11日 13:57撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2/11 13:57
避難小屋に戻りました
浅間尾根の下りの途中で本日の功労者:スノーシューを外しました。良い仕事をしてくれました
2014年02月11日 14:23撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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2/11 14:23
浅間尾根の下りの途中で本日の功労者:スノーシューを外しました。良い仕事をしてくれました
陽がずいぶん傾いてきました
2014年02月11日 14:35撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2/11 14:35
陽がずいぶん傾いてきました
日蔭名栗山も見納め
2014年02月11日 14:36撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2/11 14:36
日蔭名栗山も見納め
帰りはトレースが一層しっかりとしています
2014年02月11日 14:39撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2/11 14:39
帰りはトレースが一層しっかりとしています
集落が見えてきて山道終了。
あっ、この後ショートカットもかなりの雪道です。
2014年02月11日 15:01撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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2/11 15:01
集落が見えてきて山道終了。
あっ、この後ショートカットもかなりの雪道です。
峰谷BSは人が多かったため、ハイクのシメはこの写真で。ホリデー快速は雪のため運休。おかげでビールを買う時間ができました
2014年02月11日 17:03撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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2/11 17:03
峰谷BSは人が多かったため、ハイクのシメはこの写真で。ホリデー快速は雪のため運休。おかげでビールを買う時間ができました

感想

大雪の後の休日。
さて、どこへ行こう。

前回、雪解けが進んでいた石尾根を再度歩こう!
日蔭名栗山-高丸山は割と人が少ないから、スノーシューを使うには良い機会かも。

そんなわけで、メインは石尾根。
石尾根までは一番ラクに上がれる浅間尾根を選択。
結果的には、これが大正解だったかな。

奥多摩駅7:55発 峰谷行きのバスは、満席。
6〜7割のハイカーが終点の峰谷まで乗車で鷹ノ巣山に向かいました。
さすが人気のルートです。

トレースはしっかりついていて助かります。
トレース上の雪は柔らかく、アイゼンは不要なコンディション。
場所によりけっこう潜り、時間も体力もいつもよりずっと消費します。
石尾根に出る少し前に、バス停から同じようなペースで登ってきた女性ハイカーに抜かれて
股くらいまでの踏み抜きが頻発する トラバースを先行してもらいました。
とても助かりました。

鷹ノ巣山避難小屋着は予定より1時間程度遅い正午過ぎ。
4、5名のハイカー集結して、誰からともなくこの後の予定を話したりします。
タフなコンディション下で、見知らぬ同士が抱く妙な一体感。 こういうの好きです。

私は最初 鷹ノ巣に上って、返す刀で日蔭名栗山からの石尾根を歩く予定でしたが、
避難小屋から日蔭名栗山方面はノートレース!
ここまでかかった時間を考えても、鷹ノ巣山を登っている余裕は無し。
ノートレースの日蔭名栗山を優先してスノーシューをつけて歩き始めました。
日蔭名栗山までもたどり着けるかわかりませんが、ヤバそうだったら途中で引き返すということで。

苦労したのは急登よりも、やはり雪。
尾根筋なので雪庇が成長しており、不均一な積雪には経験不足を露呈して難儀しました。
何とか急登部を越えて、キレイな雪原を目の前にすると、もう満足。

とても高丸山を越えていくことはできないし、この辺りで引き返そう。
そんなことも考えましたが、やはり欲がでます。
せめて山頂まで、雲取山が見えるところまで行こうと頑張りました。

今日は雲も出ていましたが、空気が良く澄んでいて周りの山々はクッキリ見えます。
雪を抱いた美しい雲取山を、今日この山頂から眺められるのは自分ひとり。
何と贅沢で、幸せなのだろう。
この先に進むには時間も力量もないですが、敗北感はまるでなし。
充実感しかありませんでした。

さて、帰ろう。
自分のトレースをたどりながら鷹ノ巣山へ向かって歩いていると、途中で人影が見えてビックリ。
先の女性ハイカーでした。
スノーシューもワカンもなくツボ足で股まで潜りながら、山頂少し手前まで来て、時間と相談して戻るところでした。
なんというパワー、なんという根性。
スノーシューをつけながら、山頂手前で満足してしまいそうだった自分がちょっと恥ずかしかったです。

帰路はピストンで峰谷に戻り、楽しい雪山ハイクを終えました。

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コメント

きれいな雪です
doppo634さん、こんばんは

今回はいい雪のコンディションに巡り合えましたね
いつ見ても開けた石尾根は気持ちよさそう。
スノーシューの力を存分に発揮できた雪面だったのでしょう。

峰谷行きのバスは満席なんですね
ちょっと意外な感じですが、展望のいい鷹ノ巣山までの最短ということで人気ありなんですね。

今週末も山は雪なんでしょうね。
雪が降るのはある意味うれしいのですが、
交通機関の運行具合が気になる所です
2014/2/12 22:28
最高のコンディションでした
hirokさん こんばんは

文句なしです
ノートレースの雪面はそれなりに締まっていて、スノーシューをつけると脛まで潜る程度でした。
もちろん普段よりは体力を消費しましたが、ツボ足だと股下までなのでこの差は大きいですよね。
スノーシューの威力に助けられて、満足感タップリのハイクをすることができました

7:55発峰谷行きのバスは10名ほどの団体さんもいたのですが、2/1に利用したときも満席でしたし、基本的に人気があるようです。
時間的にちょうどいいのと、何よりhirokさんのおっしゃるように人気の鷹ノ巣山に最短であることが人気の理由でしょうね。

週末はどれくらいの雪になるのでしょうか
日曜日には交通機関が通常になってくれるといいのですけど・・
2014/2/12 23:47
ノートレース
doppo634さん、こんばんは。

ノートレースの雪山はガツガツと長い距離を歩き回るよりも、
じっくり踏みしめて歩くことで満足感倍増ですよね

それがいつも人で溢れている石尾根でしたら、
尚更だったのではないでしょうか。

雪で麻痺する東京の交通網にはウンザリですが、人の少ない、
綺麗な山を歩くためには、まだまだ降ってくれないと困りますね

今週末の天気が気が気でなりません
2014/2/13 22:21
知名度よりノートレース!
Kazu405さん こんばんは

知名度では圧倒的に 日蔭名栗山 < 鷹ノ巣山 ですが、
展望は  日蔭名栗山 = 鷹ノ巣山 

ならば、 ノートレース日蔭名栗山 > トレースあり鷹ノ巣山 
というのが私には迷いようがない価値観なのですけど

なぜか日蔭名栗山は人気薄
おかげさまで美味しいシチュエーションに恵まれ、いい経験ができました

明日の降雪 で、また綺麗な雪面が蘇りそうですね
2014/2/14 2:04
ノートレース歩きは気持ちよさそうですね
鷹ノ巣山〜六ツ石山はトレースがあったおかげで歩き通せたのですが、今度は時間に余裕を持ってノートレースコースを歩きたいと思っています。
2014/2/14 20:26
体験してみてください!
mizuanさん こんばんは

あわよくば七ツ石山までという甘い考えを持っていたのですが、
避難小屋から日蔭名栗山は普段の倍の時間を要し、はるか手前での撤収となりました

トレースは本当にありがたいのですが、きれいな雪面を歩くのは最高に気持ちいいです
チャンスがあれば体験してみてください
2014/2/15 3:12
プロフィール画像
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