日蔭名栗山【ノートレスの石尾根をちょびっと歩く】
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 00:43
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,244m
- 下り
- 1,241m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
奥多摩駅 ⇔ 峰谷BS 時刻表 http://www.nisitokyobus.co.jp/rosen/lib/objects/hiking_okutama_130901.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
峰谷BSから鷹ノ巣山へはトレースがありました。 この日は雪のコンディションが良く、アイゼンは不要な状態でした。 ただし、携行は必要です。 鷹ノ巣山避難小屋から日蔭名栗山方面は尾根道、巻き道ともノートレースでした。 この日は日蔭名栗山山頂まで尾根筋を歩きましたが、感覚的にはノートレースの巻き道は尾根筋に負けず劣らず大変だと思います。 ちなみに鷹ノ巣山へ登ったハイカーの話では、 鷹ノ巣山山頂から稲村岩尾根方向はノートレースだったとか。 また、当日は大雪の影響で東日原行きのバスは運休。帰路のホリデー快速も運休でした。 今週も金曜、土曜あたりが雪降りそうな予報です。 電車、バスの運休にはお気をつけ下さい。 |
写真
感想
大雪の後の休日。
さて、どこへ行こう。
前回、雪解けが進んでいた石尾根を再度歩こう!
日蔭名栗山-高丸山は割と人が少ないから、スノーシューを使うには良い機会かも。
そんなわけで、メインは石尾根。
石尾根までは一番ラクに上がれる浅間尾根を選択。
結果的には、これが大正解だったかな。
奥多摩駅7:55発 峰谷行きのバスは、満席。
6〜7割のハイカーが終点の峰谷まで乗車で鷹ノ巣山に向かいました。
さすが人気のルートです。
トレースはしっかりついていて助かります。
トレース上の雪は柔らかく、アイゼンは不要なコンディション。
場所によりけっこう潜り、時間も体力もいつもよりずっと消費します。
石尾根に出る少し前に、バス停から同じようなペースで登ってきた女性ハイカーに抜かれて
股くらいまでの踏み抜きが頻発する トラバースを先行してもらいました。
とても助かりました。
鷹ノ巣山避難小屋着は予定より1時間程度遅い正午過ぎ。
4、5名のハイカー集結して、誰からともなくこの後の予定を話したりします。
タフなコンディション下で、見知らぬ同士が抱く妙な一体感。 こういうの好きです。
私は最初 鷹ノ巣に上って、返す刀で日蔭名栗山からの石尾根を歩く予定でしたが、
避難小屋から日蔭名栗山方面はノートレース!
ここまでかかった時間を考えても、鷹ノ巣山を登っている余裕は無し。
ノートレースの日蔭名栗山を優先してスノーシューをつけて歩き始めました。
日蔭名栗山までもたどり着けるかわかりませんが、ヤバそうだったら途中で引き返すということで。
苦労したのは急登よりも、やはり雪。
尾根筋なので雪庇が成長しており、不均一な積雪には経験不足を露呈して難儀しました。
何とか急登部を越えて、キレイな雪原を目の前にすると、もう満足。
とても高丸山を越えていくことはできないし、この辺りで引き返そう。
そんなことも考えましたが、やはり欲がでます。
せめて山頂まで、雲取山が見えるところまで行こうと頑張りました。
今日は雲も出ていましたが、空気が良く澄んでいて周りの山々はクッキリ見えます。
雪を抱いた美しい雲取山を、今日この山頂から眺められるのは自分ひとり。
何と贅沢で、幸せなのだろう。
この先に進むには時間も力量もないですが、敗北感はまるでなし。
充実感しかありませんでした。
さて、帰ろう。
自分のトレースをたどりながら鷹ノ巣山へ向かって歩いていると、途中で人影が見えてビックリ。
先の女性ハイカーでした。
スノーシューもワカンもなくツボ足で股まで潜りながら、山頂少し手前まで来て、時間と相談して戻るところでした。
なんというパワー、なんという根性。
スノーシューをつけながら、山頂手前で満足してしまいそうだった自分がちょっと恥ずかしかったです。
帰路はピストンで峰谷に戻り、楽しい雪山ハイクを終えました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
doppo634さん、こんばんは
今回はいい雪のコンディションに巡り合えましたね
いつ見ても開けた石尾根は気持ちよさそう。
スノーシューの力を存分に発揮できた雪面だったのでしょう。
峰谷行きのバスは満席なんですね
ちょっと意外な感じですが、展望のいい鷹ノ巣山までの最短ということで人気ありなんですね。
今週末も山は雪なんでしょうね。
雪が降るのはある意味うれしいのですが、
交通機関の運行具合が気になる所です
hirokさん こんばんは
文句なしです
ノートレースの雪面はそれなりに締まっていて、スノーシューをつけると脛まで潜る程度でした。
もちろん普段よりは体力を消費しましたが、ツボ足だと股下までなのでこの差は大きいですよね。
スノーシューの威力に助けられて、満足感タップリのハイクをすることができました
7:55発峰谷行きのバスは10名ほどの団体さんもいたのですが、2/1に利用したときも満席でしたし、基本的に人気があるようです。
時間的にちょうどいいのと、何よりhirokさんのおっしゃるように人気の鷹ノ巣山に最短であることが人気の理由でしょうね。
週末はどれくらいの雪になるのでしょうか
日曜日には交通機関が通常になってくれるといいのですけど・・
doppo634さん、こんばんは。
ノートレースの雪山はガツガツと長い距離を歩き回るよりも、
じっくり踏みしめて歩くことで満足感倍増ですよね
それがいつも人で溢れている石尾根でしたら、
尚更だったのではないでしょうか。
雪で麻痺する東京の交通網にはウンザリですが、人の少ない、
綺麗な山を歩くためには、まだまだ降ってくれないと困りますね
今週末の天気が気が気でなりません
Kazu405さん こんばんは
知名度では圧倒的に 日蔭名栗山 < 鷹ノ巣山 ですが、
展望は 日蔭名栗山 = 鷹ノ巣山
ならば、 ノートレース日蔭名栗山 > トレースあり鷹ノ巣山
というのが私には迷いようがない価値観なのですけど
なぜか日蔭名栗山は人気薄
おかげさまで美味しいシチュエーションに恵まれ、いい経験ができました
明日の降雪
鷹ノ巣山〜六ツ石山はトレースがあったおかげで歩き通せたのですが、今度は時間に余裕を持ってノートレースコースを歩きたいと思っています。
mizuanさん こんばんは
あわよくば七ツ石山までという甘い考えを持っていたのですが、
避難小屋から日蔭名栗山は普段の倍の時間を要し、はるか手前での撤収となりました
トレースは本当にありがたいのですが、きれいな雪面を歩くのは最高に気持ちいいです
チャンスがあれば体験してみてください
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する