奇岩の屯鶴峯〜二上山〜ろくわたりの道

2022年03月12日(土) [日帰り]

• GPS: 07:06
• 距離: 19.2km
• 登り: 921m
• 下り: 895m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:25
• 休憩: 1:41
• 合計: 7:06

7:52 JR高井田駅
8:23 8:26 明神山登山道入口
8:32 8:45 関屋地蔵尊
9:09 9:10 屯鶴峯北入口
9:32 9:38 屯鶴峯
10:21 屯鶴峯入口（ダイヤモンドトレール起点）
10:25 穴虫峠
10:30 10:31 ダイヤモンドトレール北入口
11:21 11:22 馬の背
11:29 二上山
11:51 葛城経塚二十八宿(第26番)
11:52 二上山
11:57 11:58 馬の背
12:04 二上山 雌岳
12:13 12:14 岩屋峠
12:33 12:34 鹿谷寺跡展望台
12:37 12:38 鹿谷寺跡
13:09 14:13 太子温泉
14:47 14:55 上ノ太子駅
14:58 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車

JR高井田駅スタート
近鉄上の太子駅ゴール

コース状況／危険箇所等

危険個所は特になし

その他周辺情報

太子温泉♨1,000円

写真

3/12 7:56

JR高井田駅をスタートしてすぐに生駒山系と金剛・葛城山系を隔てる大和川を渡ります。国豊橋の上から。

3/12 8:24

この辺りで栽培さかんなブドウ畑を経て
明神山登山道入口

3/12 8:30

里山の雰囲気

3/12 8:34

関屋地蔵尊

3/12 8:34

関屋地蔵尊から無意識に道なりに進んでしまい、間違って明神山方向へ。引き返して右へ。

3/12 8:50

とても歩きやすい道

3/12 8:52

左は関屋方面、右の田尻方面へ。

3/12 8:53

西名阪自動車道のトンネル直上部は明るい雑木林

3/12 8:55

これから向かう二上山。葛城、金剛は霞んでます。

3/12 8:58

ちょっと急なロープ場

3/12 9:00

国道165号の脇道に降りてきました。

3/12 9:10

屯鶴峯北入口。

3/12 9:10

メジャールートではないので、控えめな手書き標板。

3/12 9:11

車止めを過ぎると

3/12 9:12

途中にケルンがちらほらと。
屯鶴峯の景観が賽の河原を彷彿させるので、石積みに至ったのでしょうか。

3/12 9:15

綺麗な花崗岩の砕石が撒かれています。

3/12 9:17

このケルンから左に入ると東尾根経由で屯鶴峯へ。直進すると西尾根経由屯鶴峯と地下壕

3/12 9:33

屯鶴峯の山頂。

3/12 9:35

黄色い花はアオモジかな？

3/12 9:37

二上山と後方は大和葛城山。

3/12 9:41

灰白色の凝灰岩が見え始めてきました。

3/12 9:41

西尾根の山腹

3/12 9:44

長年の浸食でできた奇岩

3/12 9:45

なんか高度感ありますが、標高150m程度。

3/12 9:47

斜面を見下ろして。

3/12 9:48

浸食された凝灰岩がうねうねと続く山腹。

3/12 9:52

屯鶴ブルー

3/12 9:53

二上山の噴火による火山灰が堆積してできたそうな。太古の昔に何度も噴火したことが伺われる縞模様。

3/12 9:54

奇岩いろいろ。

3/12 10:07

東尾根と西尾根の合流点。

3/12 10:09

いかにも火山灰といった色合い。

3/12 10:12

屯鶴峯駐車場へ降りるルートから東尾根の東側山腹を振り返ります。

3/12 10:16

駐車場傍の池まで降りてきました。

3/12 10:19

屯鶴峯専用駐車場。トイレあり。

3/12 10:21

ここが屯鶴峯のメイン入り口。

3/12 10:24

穴虫峠の交通安全祈願の地蔵祠

3/12 10:30

ダイトレルートで二上山へ。

3/12 11:17

ここから二上山雄岳・雌岳へ。

3/12 11:19

大阪市内霞んでますが、ランチ好適場ですね。

3/12 11:30

二上白玉稲荷大神

3/12 11:31

第二十六経塚

3/12 11:32

天武天皇の皇子、大津皇子の墓。

3/12 11:52

二上山雄岳山頂

3/12 12:02

馬の背から二上山雌岳への階段。

3/12 12:04

二上山雌岳山頂。
なんと22℃を示してました。先々週は金剛山でマイナス6℃、気温の変化に体がついていきません。

3/12 12:03

3/12 12:05

大和葛城山方面を望みます。

3/12 12:14

岩屋峠の岩屋と三重石塔。

3/12 12:17

8世紀に築造されたものらしい。

3/12 12:14

1936年には二上山を震源とした大地震があったそうな。

3/12 12:15

岩屋杉。樹齢約600年だったそうな。

3/12 12:18

左の石切場へも寄り道してみます。

3/12 12:20

山椿をくぐって、

3/12 12:21

石切場です。高松塚古墳にもここで切り出した石材が使用されたとか。

3/12 12:31

竹内街道の石碑のところからろくわたりの道へ。

3/12 12:35

鹿谷寺跡。

3/12 12:35

8世紀頃に築造されたとされる

3/12 12:36

石室の壁面には、

3/12 12:36

三尊像が線刻されているのがかすかにわかります。

3/12 12:40

ろくわたりの道を進みます。この付近は鹿（ろく）の付く場所が多いことから名づけられた名前だそうな。

3/12 12:49

3/12 12:52

明るい尾根道。

3/12 12:54

西名阪自動車道わきに降りてきました。
高速道のラインが古代と現代の結界線のよう。

3/12 13:11

今日は3月らしからぬ暑さで、太子温泉で汗を流してお疲れ様でした。

撮影機器：

iPhone 13 Pro Apple

感想

nunon

赤線繋ぎも意識して高井田駅から里山を経由して屯鶴峯へ。めずらしい凝灰岩の灰白色の奇岩群のまわりをしばしうろうろと散策。都心の近くにこんなところがあるのが不思議でしょうがないですね。
東尾根からアプローチしましたが、西尾根のルートには太平洋戦争末期に掘られた防空壕跡もあるらしく、次回はそちらへも寄ってみよう。
1500万年前の二上山の噴火に想いを馳せた後には、1400年前の奈良時代を偲ぶ史跡を巡り、現代の高速道路をくぐって太子温泉へ。タイムトラベル的な一日でした。