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Yamareco

記録ID: 407767
全員に公開
雪山ハイキング
京都・北摂

愛宕神社 <純白と紺碧の雪見参詣>

2014年02月16日(日) [日帰り]
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コースタイム

清滝駐車場 出発 08:09−(0:09)−お助け水 08:18−(0:36)−二十五丁目 8:54
−(0:24)−三十丁目・五合目休息所 09:18〜9:26−(0:02)−大杉大神 09:28〜31
−(0:36)−水尾別れ休息所 10:07〜14−(0:05)−ハナ売場 10:19−(0:24)
−黒門 10:43〜46−(0:10 撮影 0:02)− 神社境内 10:56〜11:05
−(0:11 撮影0:02)−愛宕神社拝殿 11:16〜11:24−(0:08)−石段下休息所 11:32

<昼食・撮影休憩 0:50>

石段下休息所 12:22−(0:04)−月輪寺分岐 12:26−(0:08)−地蔵の辻 12:34〜35
−(0:06)−三角点分岐 12:41−(0:07)−愛宕山三角点 12:48〜54
−(0:09)−地蔵の辻 13:03−(0:10)−月輪寺分岐 13:13
−(0:14)−大杉谷分岐 13:27〜34−(0:24)−月輪寺 13:58
−(0:11)−月14ポイント・アイゼン休憩 14:09〜18−(0:30)−月輪寺登山口 14:48
−(0:26)−清滝駐車場 15:14

登高合計(清滝駐車場〜愛宕神社拝殿〜石段下休息所) 
               203min 3時間:23分 純歩行 161min 2時間41分
周回合計(石段下休息所〜月輪寺分岐←→三角点) 51min 純歩行 44min
下山合計(月輪寺分岐〜清滝駐車場)
               121min 2時間01分 純歩行合計 105min 1時間45分

行動総計 375min 6時間15分 純歩行総計 310min 5時間10分
山行総合計 425min 7時間05分
天候 時おり雲が懸かるが、ほぼ快晴 / しばしば強風も全般には穏やか
気温 五合目休息所 0℃ 境内登山者休息所 -1℃
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
往路:自宅 06:49発〜阪神高速3号神戸線 芦屋ランプ〜名神高速西宮IC
   〜京都南IC(第一)〜京都市内一般道〜清滝口・有料P 08:05着
    所要1時間16分 阪神高速 \350 名神高速 \1,150
復路:往路を戻る 所要2:20(京都市内渋滞有)
清滝口駐車場=駐車預かりは17:00まで 日曜料金 \1,000
          (土曜は\800だそうです)
※本日は京都マラソン開催のため、嵐山〜清滝間 8:30から当日通行規制あり。
  ギリギリですり抜けることが出来、Luckyでした。
コース状況/
危険箇所等
○愛宕神社表参道
清滝〜五合目休息所までノーアイゼンで歩行。五合目で6本爪アイゼンを着けました。
五合目から上部は金曜夜の新雪が石段のほとんどを覆った急斜面になっていて、
やはりスパイク〜アイゼン(6本爪が最適?)等の滑り止めは必携でしょう。
五合目から路面積雪20cm、七合目(水尾分かれ)で30〜40cm、黒門は50cmくらい、
境内〜拝殿で50〜60cm (何れも目測です。写真を参照下さい)。
路面中央は概ね踏み固められており、歩行に困難はありませんでしたが
下山者と行き交う際など、路側に踏み込むと膝下くらいまでのツボ足になりました。
○神社境内〜拝殿
拝殿前の急階段は全て雪に覆われているため、滑り止めなしで昇降するのは
(凍結はありませんでしたが)たいへん危険だと思います。
拝殿手前で一時強風に煽られましたが、幸い長続きせず。
○境内〜月輪寺分岐〜地蔵の辻〜三角点(往復)
境内を出ると積雪が更に増え、70cmくらいに達している箇所有り。
ラッセルした踏跡は明確ですが、幅が狭いため脇へ避ける際など
何度もツボ足(膝まで)になりました。
○月輪寺分岐〜月輪寺〜登山口
月輪寺まで同じく50cm+αの積雪、但し全般に亘って踏み跡は明瞭。
アイゼンもよく効いて快調に降りることができました。
月輪寺手前で路面は泥混じりの雪に変わりましたが、念のため10分ほど下った
「月14ポイント」までアイゼン装着(その間に泥濘の酷い部分が数ヶ所あり)
以降、登山道に雪はなくなり、丸太階段のつづらを切って下ります。
急傾斜ながら段差が小さくなるよう、こまめに丸太が埋め込んでありますので
脚や膝にかかる負担は小さく、快適に下山できます。
○月輪寺登山口〜清滝駐車場
100%舗装の林道を30分ほど歩いて清滝に戻ります。
今日はクルマと行き交うことはありませんでした。
マラソン規制をギリギリですり抜け、8:10出発。
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マラソン規制をギリギリですり抜け、8:10出発。
「自分で登り、自分で下山するしかありません」
いや、まったくご尤も。
「自分で登り、自分で下山するしかありません」
いや、まったくご尤も。
お助け水で「景気づけ」。
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お助け水で「景気づけ」。
のっけの急坂はウォーミングアップに絶好。
のっけの急坂はウォーミングアップに絶好。
早くもチラチラと・・・
早くもチラチラと・・・
白い物が出てきました。
白い物が出てきました。
二十五丁目と云いながら、ここはまだ半分ではないのです。
二十五丁目と云いながら、ここはまだ半分ではないのです。
参拝者への警句に交じって、とつぜんの募集広告がちょっと楽しい(すみません)。
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参拝者への警句に交じって、とつぜんの募集広告がちょっと楽しい(すみません)。
二十五丁から五合目までが私的に前半のヤマ場。
いつ来てもキツいです。
二十五丁から五合目までが私的に前半のヤマ場。
いつ来てもキツいです。
どーんどん抜いちゃってくださいませ。
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どーんどん抜いちゃってくださいませ。
やれやれ五合目。気温はきっかり0℃。
やれやれ五合目。気温はきっかり0℃。
ここでゲイター&アイゼン装着。
先週の六甲と違い、積雪量を考えて六本爪を持参したのは正解でした。
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ここでゲイター&アイゼン装着。
先週の六甲と違い、積雪量を考えて六本爪を持参したのは正解でした。
大杉大神にお詣り。
さて振り向けば・・・!
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大杉大神にお詣り。
さて振り向けば・・・!
初めて拡がるこの景観・・・
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初めて拡がるこの景観・・・
しばし茫然、圧倒されてしまいました。
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しばし茫然、圧倒されてしまいました。
ますます冴える空の蒼に励まされ・・・
(ため息)
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ますます冴える空の蒼に励まされ・・・
(ため息)
深まる雪を踏みしめてハイクアップ。
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深まる雪を踏みしめてハイクアップ。
六合目「かわらけ投げ」から市街を俯瞰。
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六合目「かわらけ投げ」から市街を俯瞰。
ザクザク効く、爪の感触が心地いいですね。
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ザクザク効く、爪の感触が心地いいですね。
電線がちょっと邪魔ですが・・・見上げれば梢のうえに拡がる蒼空。
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電線がちょっと邪魔ですが・・・見上げれば梢のうえに拡がる蒼空。
水尾別れで小休止。
水尾別れで小休止。
お馴染みの道標は読み取れません。
お馴染みの道標は読み取れません。
道を外れればこの積雪量・・・
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道を外れればこの積雪量・・・
さぁここからが踏ん張りどころ・・・
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さぁここからが踏ん張りどころ・・・
「がんばり坂」をエイヤと乗り越え、
「がんばり坂」をエイヤと乗り越え、
「ブリジストンゲート」(笑)をくぐれば
「ブリジストンゲート」(笑)をくぐれば
ようやく黒門が見えてきます。
ようやく黒門が見えてきます。
初めて晴天下で見る雪の黒門。
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初めて晴天下で見る雪の黒門。
見上げる背後から自分撮り。
見上げる背後から自分撮り。
雪に埋まった40/40。
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雪に埋まった40/40。
境内は一面の銀世界。
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境内は一面の銀世界。
雪見参詣は三回目、
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雪見参詣は三回目、
初めての青空に恵まれました!
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初めての青空に恵まれました!
たまらず自分撮り(苦笑)。
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たまらず自分撮り(苦笑)。
紺碧と純白と・・・
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紺碧と純白と・・・
まぶしい陽射しに、振り返ってパチリ。
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まぶしい陽射しに、振り返ってパチリ。
ザックを休憩所にデポして、まずはお詣りです。
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ザックを休憩所にデポして、まずはお詣りです。
石段は雪の壁に変貌していました。
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石段は雪の壁に変貌していました。
一歩一歩、蹴り込んで登ります。
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一歩一歩、蹴り込んで登ります。
大鳥居は貫禄充分、
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大鳥居は貫禄充分、
思わずアップで・・・
2
思わずアップで・・・
一歩進んではシャッター押し詰め。
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一歩進んではシャッター押し詰め。
ようやく本殿が近づきます。
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ようやく本殿が近づきます。
旧いお札を返納し、新しいお札を戴きました。
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旧いお札を返納し、新しいお札を戴きました。
朱色も純白に映えますね。
朱色も純白に映えますね。
この急傾斜、滑らないように・・・。
この急傾斜、滑らないように・・・。
灯籠の雪で積雪量がわかります。
灯籠の雪で積雪量がわかります。
お昼どき、続々人が集まってきました。
お昼どき、続々人が集まってきました。
-1℃無風、体感はむしろ暖か。
-1℃無風、体感はむしろ暖か。
ランチを食べたら撮影タイム・・・
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ランチを食べたら撮影タイム・・・
もう、どこを切り取っても
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もう、どこを切り取っても
画になりますね(ため息)。
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画になりますね(ため息)。
月輪寺分岐を過ぎ、東に比叡を望んで・・・
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月輪寺分岐を過ぎ、東に比叡を望んで・・・
地蔵の辻を直進、
地蔵の辻を直進、
だらだらっとアップダウンした先の、
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だらだらっとアップダウンした先の、
この分岐は右へ・・・
(左は龍ヶ岳方面)
この分岐は右へ・・・
(左は龍ヶ岳方面)
この目印を見逃さず・・・
この目印を見逃さず・・・
急坂をひと登り。
急坂をひと登り。
アンテナの立つ広場から・・・
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アンテナの立つ広場から・・・
小高い丘を登ると・・・
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小高い丘を登ると・・・
三等三角点「愛宕山」。
890.1米
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三等三角点「愛宕山」。
890.1米
さすが三角点の眺望。
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さすが三角点の眺望。
東に大きく比叡山、
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東に大きく比叡山、
さらに比良の蓬莱山が望めました。
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さらに比良の蓬莱山が望めました。
名残惜しくも下山に懸かります。
再び地蔵の辻を経て・・・
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名残惜しくも下山に懸かります。
再び地蔵の辻を経て・・・
月輪寺へ向かいます。
月輪寺へ向かいます。
分岐の下で、綺麗に京都市街が望めました。
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分岐の下で、綺麗に京都市街が望めました。
山上の雪景色はこれで見納め。
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山上の雪景色はこれで見納め。
大杉谷分岐で一服。一度歩いてみたいルートですが、きょうはお預け。
大杉谷分岐で一服。一度歩いてみたいルートですが、きょうはお預け。
延々と続く雪のつづら折れ。
延々と続く雪のつづら折れ。
ようやく雪に泥が混じり始めると・・・
ようやく雪に泥が混じり始めると・・・
まもなく月輪寺到着。
まもなく月輪寺到着。
お寺から10分下り、やっとアイゼンを外しました。
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お寺から10分下り、やっとアイゼンを外しました。
またまた、えんえん続くつづら折れ。
でも丸太階段の段差が小さくて脚運びは楽ですね。
またまた、えんえん続くつづら折れ。
でも丸太階段の段差が小さくて脚運びは楽ですね。
渓流の瀬音が大きくなれば・・・
渓流の瀬音が大きくなれば・・・
ようやくの着地です。
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ようやくの着地です。
清滝までは舗装林道を30分。
清滝までは舗装林道を30分。
出発点に戻ってきました。
出発点に戻ってきました。
帰路、桂川畔から・・・
愉しい山行をありがとうございました。
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帰路、桂川畔から・・・
愉しい山行をありがとうございました。

感想

恒例の参詣があくまで主目的ですので、タイトルは「神社」とさせて戴きました。

純白の新雪と抜けるような蒼空。写真をご覧願えれば、あとは余計なキャプション無用と思います。
ほんとうにすばらしい好天でした。
六甲、金剛、台高に比良、鈴鹿・・・関西の雪山はどこも、さぞ素晴らしかったろうと思いますので
他の皆様のレポを拝見するのも楽しみです。

                         ***

葛西選手の銀メダルに夢中で、道路情報ほったらかして出発・・・まさか今日が京都マラソンとは!
あと20分遅ければ危うく清滝に辿り着けないところ・・・まったくのオマヌケでしたが、本当に助かりました。

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コメント

ゲスト
おつかれさまでしたぁ〜
わぁ〜・・・すごいですねぇ♪きれい☆
京都のお山はまだ未開拓なので参考にさせてくださいねぇ。
同じ日。私は比良で腰まで雪に漬かって格闘したり、転げたりしてましたぁ(^▽^;)
でも、あの日はお天気良かったから、お山行は最高でしたよねヾ(´▽`*;)ゝ"
2014/2/18 6:25
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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