半世紀ぶりの大雪で高尾山にマウンテニアが集結していました(稲荷山コース、6号路)

2014年02月17日(月) [日帰り]

• GPS: 05:25
• 距離: 7.8km
• 登り: 564m
• 下り: 546m

コースタイム

高尾山口11:03-11:08清滝11:18-11:49稲荷山-(多くの区間をワカンでラッセル)-13:48高尾山山頂14:50-(6号路)-16:17清滝(高尾山口)

天候

晴れでした

アクセス

利用交通機関：

電車

・電車のダイヤは乱れ気味でした
・高尾山口までは凍結は不明ですが、雪はないと思われます

コース状況／危険箇所等

・トレースは完ぺきにありました
・100cmの積雪というだけあり、すべてのトレイルが雪に覆われていました
・木製フェンスやロープ、案内板が埋もれているところ多数ありました
・トレースをたどる限りアイゼン不要な方もいるという状況です。軽アイゼンがあると安心かとおもいます
・お店は高尾山口にはいくつか開店のところあり。ビジターセンターは閉まっていました
・下山後開いていた蕎麦屋さんで久しぶりに日本酒🍶

その他周辺情報

・前週の大雪に次ぐまたしてもの大雪。今回2日前のは歴史的降雪で、前日は交通機関はマヒ。当日も圏央道など引き続き通行止め。今回は45年ぶり明治以降8番目の積雪でした

写真

2日前の大雪の爪痕は大きく。とはいえ少しずつ除雪される高尾山口からスタート(11:02)

高尾山なのにワカンです

トレースは、完ぺきです。多くの方々が既に来られてます

尾根道なので気持ち良く歩けます

せっかくなのでワカンラッセルしました

ラッセルすると、、、膝か太ももまで埋まります

これは浅いですが、ストックがほとんど埋まります

オリエンテーリング(パーマネントコース)のポストも背が低くなっています

ラッセル難儀の末に高尾山山頂。晴れていますが遠くはかすんでいました。午前中なら富士山も見えたはずなのに

山頂も雪に覆われていました。別世界

高尾山とは思えません

八王子の街がくっきり。いろいろな人とおしゃべりして1時間。長居したので帰ります

6号路は初めは尾根道

沢におりていきます

高尾山の沢がこんなになってしまいました

案内板が埋もれていました

本当に高尾山？なトレイルが続きます

登山道を隔てる木柱とローブが埋もれていました

右側にフェンス。最上部には鉄製の渡しが。まあ、普通はくぐりますが今回は....

鉄製の渡しをくぐるのではなく、またぎました。近くには『頭上注意』との看板。ここの積雪2mでしょうか,冬山の避難小屋に2階から入るような感じです

白と青と緑のグラデーション。スマホなので真っ青な空が白くなってしまっていて残念^_^

車道に降りてきました。車道は
除雪済みでした

蕎麦でしめてみました(超久しぶりにお酒も🍶)

感想

Sheilas

半世紀ぶりの大雪となった高尾山に行きました。
(都内の積雪は27cmと明治時代以降8番目。1969年の30cm以来の大雪でした)

みんな考えることは同じようで、交通マヒにより、あちこち行く予定だった中級、上級のマウンテニアたちが高尾山に沢山来ていました。集結といってもよく、冬山の話をたくさん聞きました。

登山口は初めから結構な雪。半世紀ぶりの大雪。いつもとは全く違う高尾山に会えそうです。
先週に続きワカンにトライ。とはいえ、トレースばっちり状態なので、
途中からトレースを外し、わざわざラッセルすることにしました。
これが大変。4倍近い時間がかかりました。最低でも膝、深いと腰まで潜ります。バランスを2回崩しました。ストックも手元まで埋もれます。雪はいわゆるモナカ(表面は固いですが下部はフワフワ)。ラッセル、侮りがたし。
道中や山頂には、スキルの高そうな方が多くいました。
実際お話してみると、交通マヒで八ヶ岳にいけなかった、中央アルプスにいけなかった。
きょういけるのは、高尾山か丹沢くらい。いつもと違っ高尾山を見にきた、という具合。
アイゼンも、凍っていないからと、つけてない方が結構いました。

沢の6号路からアイゼン無しで下り、久しぶりに
一人酒を高尾山口で飲んで帰りました。ついでに自宅近くの温泉でリラックスしてまたしても一杯。

大雪で被害に遭われた方、除雪など対応されている方には申し訳ないですが、なにがというわけでもなく楽しい休日となりました。