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記録ID: 4083289
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雪山ハイキング
北陸

上谷山 広野から広谷川右岸尾根と左岸尾根を周回

2022年03月13日(日) [日帰り]
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GPS
08:16
距離
12.5km
登り
1,017m
下り
1,028m

コースタイム

日帰り
山行
7:27
休憩
0:50
合計
8:17
6:15
191
広野水道施設
9:26
9:35
59
10:34
10:34
28
P1168(手倉山分岐)
11:02
11:10
15
11:25
11:58
154
県境稜線Co1090m付近
14:32
県道
天候 薄曇り
過去天気図(気象庁) 2022年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
広野の水道施設前の除雪された道端に駐車。施設内にも駐車出来る様です
コース状況/
危険箇所等
特別に危険な所は無いが、下山に使用した広谷川左岸尾根の末端は急傾斜の上雪が少なくなって滑りやすくなっているので注意が必要
水道施設前の道端に駐車。構内にもスペ−スは有ります
水道施設前の道端に駐車。構内にもスペ−スは有ります
水道施設横で、ワカン、スノ-シュ-を履いて出発です
水道施設横で、ワカン、スノ-シュ-を履いて出発です
雑木林の中を登り
雑木林の中を登り
樹間から見えて来た広野ダムの湖面は未だ雪に覆われています
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樹間から見えて来た広野ダムの湖面は未だ雪に覆われています
Co780m付近から美濃俣丸が顔を出して来ます。
Co780m付近から美濃俣丸が顔を出して来ます。
Co840m付近のブナの尾根、大樹も現れて来ます。根元のツリーホ−ルも大きくなって、春ですね
Co840m付近のブナの尾根、大樹も現れて来ます。根元のツリーホ−ルも大きくなって、春ですね
ツリ−ホ−ルに非ず。トラップホ−ル(?)も出来ています
ツリ−ホ−ルに非ず。トラップホ−ル(?)も出来ています
Co950m付近のブナの尾根。登るに従って大樹も増えて来ますが、細い尾根では雪解けは速くなっています
Co950m付近のブナの尾根。登るに従って大樹も増えて来ますが、細い尾根では雪解けは速くなっています
もうすぐ手倉山です
もうすぐ手倉山です
手倉山で東側の展望が開けたので三周ケ岳〜三国岳〜左千方のパノラマ写真を。右奥の梢が邪魔ですが上谷山も
手倉山で東側の展望が開けたので三周ケ岳〜三国岳〜左千方のパノラマ写真を。右奥の梢が邪魔ですが上谷山も
手倉山から三周ケ岳。機会が有れば手前から登る尾根を辿ってみたい
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手倉山から三周ケ岳。機会が有れば手前から登る尾根を辿ってみたい
手倉山から少し下りCo1040m付近にはブナの大樹が点在する広い尾根が続き
手倉山から少し下りCo1040m付近にはブナの大樹が点在する広い尾根が続き
Co1060m付近の雪原越しに夜叉ケ丸、三国岳
Co1060m付近の雪原越しに夜叉ケ丸、三国岳
広々としたP1069付近より笹ヶ峰〜美濃俣丸の稜線
広々としたP1069付近より笹ヶ峰〜美濃俣丸の稜線
Co1100m付近より県境稜線への尾根。分厚い雪庇も崩れ始めています
Co1100m付近より県境稜線への尾根。分厚い雪庇も崩れ始めています
雪庇にはクラックも入りかけています
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雪庇にはクラックも入りかけています
P1168(手倉山分岐)より左側の県境稜線(余呉トレイル)を辿ると三国岳に至り
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P1168(手倉山分岐)より左側の県境稜線(余呉トレイル)を辿ると三国岳に至り
右側の稜線(余呉トレイル)を一旦下り登り返すと上谷山へ
右側の稜線(余呉トレイル)を一旦下り登り返すと上谷山へ
上谷山への最後の登り。後ろはP1168
上谷山への最後の登り。後ろはP1168
上谷山山頂にて
山頂から三周ケ岳、三国岳の稜線が目の前です
山頂から三周ケ岳、三国岳の稜線が目の前です
風が強いので、山頂でのんびり昼食と言う訳には行かないので、取り敢えず風の無い場所を探して、山頂を辞し広々とした県境稜線を下ります
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風が強いので、山頂でのんびり昼食と言う訳には行かないので、取り敢えず風の無い場所を探して、山頂を辞し広々とした県境稜線を下ります
県境稜線Co1130m付近から登って来た尾根の奥に金草岳、笹ヶ峰が輝いています
県境稜線Co1130m付近から登って来た尾根の奥に金草岳、笹ヶ峰が輝いています
県境稜線のP1082より上谷山を振り返る。山頂からの緩やかな下りは快適な下山ル-トです。
県境稜線のP1082より上谷山を振り返る。山頂からの緩やかな下りは快適な下山ル-トです。
P1082から広谷川左岸尾根に入り、金草岳、笹ヶ峰を正面に見ながら下ります
P1082から広谷川左岸尾根に入り、金草岳、笹ヶ峰を正面に見ながら下ります
最後の下りは雪も少なくなっている急な尾根で慎重に下り
最後の下りは雪も少なくなっている急な尾根で慎重に下り
急下降もおしまいでヤレヤレ
急下降もおしまいでヤレヤレ
広谷川の橋に着地
広谷川の橋に着地

装備

個人装備
雨具 昼ご飯 非常食 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 ツェルト カメラ ストック スノ-シュ-
共同装備
無し

感想

今回の上谷山は、2007年の同時期にこの山域を例会で歩きましたが、上谷山には寄らずに三国岳に向かっていますので実に24年ぶりです。

先日は敦賀のビジネスホテルに宿泊し、登山口の広野水道施設に到着。計画時には前回と同様に広野ダムから岩谷川林道を遡り、岩谷集落跡から県境稜線への支尾根に取付きCo1069ピークに登る予定でしたが、今年は当時と比較すると格段に積雪量が多く、広野ダムサイトでの車3台の駐車場所、及び登行、下降に使用する支尾根の雪は今週の雨、暖かさで腐っており、ラッセルに手こずる事が予想されたので通常使用されている広野水道施設からの尾根を登り県境稜線P1082から橋立に派生している尾根を下る周回ル-トに変更しました。

広野水道施設に到着したのは我々が一番で施設入口の道端に駐車させて頂き、ワカン、スノ-シュ-を履いて出発。今日は薄曇りで暖かく、暫くして衣服調整します。初めは杉、桧の林ですが直ぐに雑木林となりCo450m付近で樹間から広野ダムが見下ろせるようになりますが、ダム湖の湖面は雪に覆われています。

雪は予想通り腐っており、トレースの上を歩くと殆ど沈みませんが、外すと10cm程沈み急に歩きにくくなります。スノ-シュ-で下ったトレースは有りますがワカンで下ったトレ-スは見当たりません。おまけに斜面が急になってもトレースのステップは余り崩れていません。先日からの雨で見えなくなってしまったのかと思いましたが、その理由が山頂から橋立への広谷川左岸尾根ルートを下り始めて分かりました。ほとんどの登山者は広野から登り橋立への尾根を下っている様です。

登るに従ってブナが現れて来ます。Co690m付近でIさんが不調となり下山。Co800m付近からはブナの大樹も点在するようになり、手倉山に到着。此処は東側の展望が開けて美濃俣丸〜三周ケ岳〜三国岳の稜線が眼前ですがどの山もしっかりと雪を纏っており、昨年の寡雪とは大違いです。とはいえ雪は茶色く汚れて、分厚く発達した雪庇にはクラックが入りかけて、雪が崩れ落ちた個所も見受けられ、吹き付ける風も射すような冷たさが無く、春が来たことを感じさせます。

県境稜線のP1168(手倉山分岐)からは余呉トレイルのルートに入り、一旦下り登り返すと平原状の上谷山山頂に到着。山名標などの山頂を示す物は全く在りません。360度の大展望ですが9日に登ったブンゲンからはっきりと見えた金糞岳、福井・岐阜県境の山々も霞の中に埋もれてしまっています。

風が強いので下山予定の稜線を少し下った窪地で風を避けて昼食。昼食後なだらかで広々とした県境尾根をP1082まで辿りそこから緩やかに橋立まで下っている尾根を下りますが数多くのトレ-スが残っています。これを見て、広野からの尾根に下りのトレースが無い事の理由が理解できました。

我々もトレースに導かれて下って行きますがトレースは尾根の末端まで行かず、Co550mから北東に派生する支尾根を下っていますのでそれに従って下ります。メンバ-のワカンの修理中に4名の方が追い抜いて下って行かれます。急傾斜の支尾根はヤブ気味なうえに細くなっている個所は雪が余り付いていない部分も有り、滑らない様に慎重に下り切った時はホッとします。

途中で下山したIさんの出迎えを受けて広谷川出合付近の県道に無事に着地。お疲れ様でした。

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