【過去レコ】白神岳(日本200)QC:蟶山コース往復〜見渡す限りブナ・ブナ・ブナ+半袖隊長、五能線乗車記
- GPS
- 07:30
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,072m
- 下り
- 1,058m
コースタイム
二股分岐(アト5.1km)07:42→第一の水場(アト4.5km)08:04→
第二の水場08:08→08:24第二水場08:29→(アト3.9km)08:42→
(アト3.5km)08:57→(アト3,190m)09:03→蟶山分岐(アト3.15km)09:08→
(アト2.5km)09:34→(アト2.3km)09:36→(アト1.5km)09:58→稜線10:07→
10:37大峰分岐(アト0.7km)10:44→11:00白神岳山頂
【復路】白神岳山頂12:15→場所不明(大休止)13:25→14:04第二の水場?14:13→
登山口14:46→駐車場14:53
天候 | 晴れたり曇ったり晴れたり・・・。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
【登山の部】 民宿汐ケ島(十二湖)⇒(送迎)⇒06:50?白神岳登山口15:00?⇒(送迎)⇒十二湖駅 【注目!】下山時には民宿ご主人からアイスキャンディを頂戴しました〜干天の慈雨!!! 【乗り鉄の部】 十二湖駅16:05頃⇒(リゾートしらかみ)⇒弘前駅18:22頃 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★登山ポスト:記憶になし。 ★駐車場:50台は駐車できるような大型/無料。 ★登山道状況:特に危険個所なし。 ★水場:三ヶ所あったとの記憶。 ★トイレ:白神岳避難小屋付近。 ★温泉:寄らず。 ★飲食店(夕食):(三人で)弘前駅前の居酒屋⇒(拙者のみで)蘭華亭/ラーメン。 http://tabelog.com/aomori/A0202/A020201/2000142/ ★宿泊:東横イン弘前駅前。 |
写真
感想
【記載日:2014年6月11日】
大人の休日倶楽部パスを使った東北山旅の第二弾。
第一弾は拙者独り旅であったが、今回は職場の先輩であるオリーブ隊員としのぶ隊員と三人旅。
この頃は、まだ二泊三日のパスであったので、既に日本100名山のうち80近くを登っていたオリーブ隊員が、予てから行きたいと所望していた白神岳を中心に次の計画を立案。
�初日:東京⇒(こまち)秋田⇒(リゾートしらかみ)⇒十二湖。十二湖ハイキングの後、送迎車で民宿へ。
⇒http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-423496.html
�二日目:民宿の送迎で白神岳登山口へ。白神岳から下山後も迎車で十二湖駅⇒(リゾートしらけみ)⇒弘前駅(ビジネスホテル泊)⇒本レコ。
�最終日:レンタカーで岩木山八合目駐車場へ。山頂まで往復後、麓の嶽温泉で立寄り入浴。弘前駅でクルマを返却し、弘前駅⇒(つがる)⇒八戸駅⇒(はやて)⇒東京駅。
今日が今回の東北山旅のメインイベント。
民宿汐が島にて6時から朝食。宿のご主人に白神岳登山口駐車場まで送って頂く。
乗ること10分余で大きな駐車場に到着。ここから約500mほど歩けば登山口。
序盤は三ヶ所の水場を経ながら、ブナ林の間をひたすら歩く。最後の水場から先の中盤は傾斜も増してくる。
大峰分岐が近づいてやっと眺望が得られる。それまではブナの緑が眺望代わりだ。
稜線からは、これから目指す白神岳山頂、その手前の避難小屋、そして日本海が望める。
足元にはリンドウなどの初秋の花も見られる。
稜線部は起伏の少ないプロムナード。グングンと山頂は近づく。
そして世界遺産の冠をかざした白神岳山頂に到着。なだらかな山頂部で、360度の眺望が得られる。
当日は晴れてはいたものの、雲が多くて到着直後はスッキリしない眺めだったが、次第に雲が高くなり、下山する頃には日本海沿岸部も見えるようになった。
山頂部より内側(内陸)は世界遺産に指定された地域。逆に言えば、今まで歩いて来た道は、世界遺産地域ではないのだ。是非、さらに奥部を歩いてみたいものだ。
今日は16時には十二湖駅に戻らないと、宿泊地の弘前に行けない。山頂で昼食を摂りながら1時間ほど眺望を楽しみ、避難小屋隣にあるトイレに寄ってから下山開始。休憩を挟みながら、2時間40分ほどで駐車場に下りてきた。
携帯電話で宿のご主人に出迎えを頼む。するとクルマを下りてきたご主人の手にはアイスキャンディが!!!お〜、干天に慈雨・・・有難や〜〜。これだけでなく、水を凍らせたペットボトルや塩分補給用の乾燥ワカメをご用意頂くなど、評判通りのお気遣いに感謝であった。施設(建物、部屋、風呂)は普通の民宿だが、食事を含めたサービスには満足いく民宿(=ご主人)であった。駅前で記念撮影してお別れ。
リゾートしらかみ車中でも、単身赴任で一人旅中の某大手銀行XX支店長や、普通電車を使って北海道まで行くとの乗り鉄青年と一緒になり、下車時に記念撮影。このお二人、今はどうされているのであろうか?
秋の日はつるべ落としで、弘前駅に到着した6時半頃にはかなり薄暗い。東京より東に、そして北にいることを実感する。宿泊する東横インにてチェックイン。シャワーで汗を流してから駅前の居酒屋で夕食。くたびれて、あまり酒は進まなかったが、その後、拙者のみ夜の弘前駅周辺を探索、通り掛かったラーメン屋(欄華亭)で〆の一杯。弘前の夜は更けて行くのであった。
隊長
コメント
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3度登っていますがいずれも15年以上前
避難小屋隣のトイレはまだなく、避難小屋から少し奥の水場の先が雉撃ち場になっており、水場の水はとても飲む気にはなりませんでした。
最初に登ったのは95年の9月、嫁と一緒に登りましたがちょうどこのレコと同じ時期、同じような天気でせっかく来たのに!という結果になりました。。
二度目は97年の10月末にソロで。避難小屋で一泊しましたが、素晴らしい秋晴れで岩木山のみならず遠く岩手山まで見えました。
下山後すぐに三洋証券、さらに一か月後に山一が破たんして萩原健一マンとしては激動の時期でした。
最後は99年の春、前年秋に秋田の田代岳でご一緒になった地元の山岳会の方のガイドで雪が残る稜線を向白神まで往復しました。
もう一度紅葉の時期に登りたい山ですねー
白神山地は、青秋林道の建設計画を巡って、根深誠さん達が反対運動を繰り広げた頃から意識し、その結果、ブナの木のこともよく知らないのに、ブナは日本の国土を守る重要な樹木である!と脳裏に刷り込まれました。
拙者のブナ(広葉樹林)好きは、その辺に由来するんです。
この時はオリーブ隊員のリクエストに応えて行き、もちろん、拙者も行きたかった山/山域ですが、白神岳往復だけではもったいないと思いました。
でも、守備範囲を広げたいと思えど、やはり、遠隔地。
花の百名山である田代岳にも「行ってみたいなぁ・・・」に止まっております。
1号隊員対策もあるので、研究はしてるんですけどね。
拙者もその頃の萩原健一さんには少なからずご縁がありまして・・・苦しい時代でした、日本そのものが。
隊長
これまた15年以上前ですが、藤駒とセットで登りましたが、いい山でした。
前日に登った藤駒の湿原はしょぼかったのですが、田代岳はその名のごとく山頂一帯の高層湿原は池塘も多く素晴らしかったです。
ただここはアプローチが不便なんですよね。
ダートの林道がとにかく長く、公共交通利用じゃ登れない山です。
それと登山口の先にいきなり現れるロケットの打ち上げ台のような巨大施設にはびっくりです。
こんな山中に三菱重工の宇宙ロケットの燃焼試験場があるんですよ。
最新のH-IIBロケットの燃焼試験もここで行われたようですよ。
田代岳は随分と前から目を付けております。
と言っても遠いし、初夏〜秋に登る山なので、大人QC利用で行けないものかと、パスが発売されるたびに候補にはしているのですが・・・。
確かに近くの駒ヶ岳とセットが多いかもしれませんね。
そのまたお隣の二ツ森もいいかもしれない・・・などど考えると、収拾がつきません
拙者のように電車利用だと、大館あるいは弘前からレンタカー利用かなと、いつも地図を眺めています。
宇宙ロケット施設については初耳。
隊長
ブナ、世界遺産、位置情報もうろ覚え程度、TVの特集。私にとっての白神山地はその程度の知識しか持ち合わせていませんが、なぜか憧れていたりして、いつかは必ず行きたい、いや必ず行くであろう山です。
match1128 さんが3度行かれていて、更に紅葉の時期に行きたい、となるとなにか他にはない、なにかがあるんでしょうね。
稜線の避難小屋付近に水場はあるんでしょうか?
どうせなら1泊してみたい。
いつになるんでしょう、きっと遠隔地の深田100名山同様、リタイアしてからになりそうですけど。
そうですね・・・白神山地と聞くとブナ林。
世界遺産に早々と指定されたことから分かるように、手付かずの原生林が残っています。
と、言っても、白神岳に登るだけでは、その扉に近づいたぐらいのことですが。
避難小屋付近には水場はありません。
拙者の登ったルートであれば、「最後の水場」と呼ばれる地点が最後です。
避難小屋に泊まって、翌日はもっと奥に入り込んで逍遥する・・・。
イイっすね
もっと凄いブナ林が待っているかと思うと。。。
隊長
mtkenさんこんにちは。
隊長のレコですがレス入れさせていただきます。
私の場合何とか100名山制覇とかそういうものには興味がなく、気に入った山があれば何度も登る、最初に登った時の条件が悪ければ改めて条件がいい時にチャレンジするということが多いので、遠方の山であっても複数回登っている山は多くあります。
90年代半ばから東北の山に嵌り何度も遠征したので特に白神岳にこだわるものがあるというわけではありません。
白神は世界遺産に指定され、世界最大規模のブナ林ということで登りましたが、最初に登った時は曇り空、稜線でもまれに展望開けるのみということで、改めて晩秋の好天を狙って登った次第です。
ただまだ紅葉にピーク期には登ったことがないので、次登るなら紅葉の時期にということです。
山頂の避難小屋は設計にハセツネ氏もかかわり当時は日本最高水準の避難小屋といわれていました。
隊長は山頂に水場なし書かれていますが、山頂からちょっと下ったところに水場があり、晩秋に登った際もちょろちょろ流れていました。当時のことですが、地元の方のはなしでは夏場でも枯れることはないと言ってました。。
ただ、トイレが設置される前は水場の手前が雉撃ち場になっていたので飲む気にはなれませんでしたが今はトイレが設置されたので問題ないかもしれません。
延々と広がるブナ林とともに、白神に泊まりで登る最大の醍醐味は日没です。
関東周辺の山ではまず見ることができない山上から日本海に直接沈む夕日は一見の価値ありです。
あの山頂近くに水場があったのですか?
全く意識せずに通り過ぎました。
白神岳山頂は世界遺産地域の境界線です。
なので、その内側に入ったらどんな景色(いや植生)が広がっているのだろうと思います。
もっとも局所的/部分的に見れば、ブナ林で有名な他の山域とは変わらないのかもしれませんね。
但し、その範囲がずっとずっと広い・・・だから世界遺産?
日本海側の山は日の出・日の入りに魅力がありますね。
遠い記憶になっていますが、鳥海山にて。。。
日の出に映し出される影鳥海。
そして、偶々、頂上小屋で一緒になったナントカ寺の副住職さんの読経が流れる・・・。
もっとも3人しか泊ってませんでした。
もうお一方は、副住職の連れの方で、アベさんとおっしゃる地元自治体の市会議員さんだった。
下山が同じ頃になったので、クルマで近くの温泉に連れて行ってもらったし。
恐らく1990年頃だなぁ・・・
隊長
隊長こんばんは。
白神でも日の出の際は海に影が映り、影白神が出現しましたが、やはり鳥海のそれが際立つのはきれいな三角錐が海に映るからなんでしょうね。
白神の向こう側に続く景色もただ延々と続く照葉樹の森だと思います。
いまは許可がないと立入できませんし、向白神へは藪で登山道はありません。
紅葉の時期に登りたいと書きましたが、残雪期に向白神へ連れて行ってくれた地元の方の話では、白神の紅葉はスケールは大きいけどつまらないよと言われていました。
それは延々と続くブナ林がほぼ黄金色一色に染まるからで、モミジなどの赤は混じらず濃淡がない紅葉だからということでした。
でも、白神のブナ林のスケールの大きさを一番感じることができるのは紅葉の時期だという話をされていました。
そうそう、今は勝手に入山できませんね
青森県の山(2010年版)を図書館で借りて来たら、「56白神岳」に
「山頂から一段下った所を東に少し下ると水場がある」
との記述がありました
白神山地では、黄色・黄色・黄色・・・の紅葉なんでしょうね。
錦秋ではないのでしょうが、そのスケールのでっかさは白神山地ならではでしょう。
隊長
お〜〜
写真13は人工物でないとすると、天然ものですか
まさに天然記念物 さすが世界遺産 ですね〜
このような写真が残っていること自体、ある意味驚愕です
あれは、最初は横に転がっていたんです。
で、目にとめた拙者がつまんで、きの根っこに立てたんです。
その時の指の感触からして、「人工物ではない」と思ったんです。
が、あんなもの、見たことないし、聞いたこともないですよね。
誰かの悪戯なのか・・・謎だ
makoto観音様、是非、実地検分してきてください
隊長
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