乗鞍岳〜オドロキの白さ〜

2022年04月03日(日) [日帰り]

• GPS: 06:14
• 距離: 15.6km
• 登り: 1,541m
• 下り: 1,532m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:45
• 休憩: 0:28
• 合計: 6:13

8:50 鈴蘭橋
9:05 9:05 三本滝バス停
9:22 9:22 かもしかリフト最上部（ツアーコース開始点）
10:21 10:33 ツアーコース終点
11:23 11:23 肩の小屋口
11:50 11:51 剣ヶ峰口
12:31 12:36 朝日岳（乗鞍）
12:42 12:42 蚕玉岳
12:45 12:45 乗鞍岳頂上小屋
12:51 12:55 乗鞍岳
12:57 12:57 乗鞍岳頂上小屋
13:00 13:00 蚕玉岳
13:08 13:09 朝日岳（乗鞍）
13:20 13:20 剣ヶ峰口
13:41 13:41 肩の小屋口
13:58 13:58 ツアーコース終点
14:24 14:24 かもしかリフト最上部（ツアーコース開始点）
14:36 14:36 三本滝バス停
14:57 15:02 鈴蘭橋
15:03 ゴール地点

天候

終日ガス、午後にかけて上部は雪・雹、下部は雪・みぞれ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

Mt.乗鞍スノーリゾートの第三駐車場利用(無料)
リフトは2本利用で1,000円。

コース状況／危険箇所等

位ヶ原山荘分岐までは圧雪状態、それより上は足首程度の踏み抜き有り、特に2700mより上はウインドクラストの踏み抜きが多くまあまあ歩き難い

その他周辺情報

今シーズンのスキー場営業はこの日4/3で終了

写真

4/3 8:49

第三駐車場のチケット売り場で2回分のリフト券を購入しスタート、夢の平クワッドまで10分弱の登り

4/3 9:05

かもしかリフトに乗り換え、休暇村から来た場合はここに9時に着くように登ると時間に無駄が無い

4/3 9:12

ゲレンデトップ、この時点で天気はかなり悪いがドンドン悪化してくことになる

4/3 9:27

BCフィールドと言ってもほぼゲレンデ同然

4/3 10:12

丁度1時間で森林限界看板、この写真は去年犠牲者が出た雪崩？

4/3 10:19

山荘分岐で引き返そうかどうか悩んだ

4/3 10:25

なんせ進む先はこんな感じ、特に下山時にホワイトアウトする可能性を考えた

4/3 11:14

それでもガスが薄れたのを見て先に進む事を決断、この肩ノ小屋口バス停が見えた時は正直安心した

4/3 11:51

どうにかこうにか肩ノ小屋

4/3 11:51

凄い斜度、そして山頂部のガスが濃い…それでもホワイトアウトまではなっていないので行けると判断

4/3 12:30

朝日岳山頂！なんか埋まってる？

4/3 12:51

登頂！何も見えないけど登れた事に満足しました

撮影機器：

Xperia 1 SOV40 au SONY

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター 毛帽子 靴 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック バラクラバ ピッケル

感想

shige_verde

前日の焼岳に続いて週末松本遠征の2日目。
天気が最悪な事は分かっていたので、正直中止して帰ろうかどうか迷った。

当初は休暇村から早朝の出発をする予定だったが、夜が明けて天気を見てから行くかどうか決めようと思い予定変更。
リフト利用なら動き出すのが9時なので松本の街を8時前に出ればいい。
その時間なら天気の様子が分かる。
その結果、街から山の空を見て決行を決断。

リフト利用は楽を出来る分スタートが遅いので不安は有った。
それでなくても天気が悪くてペースが上がらない事が予想される。
どうせ何時に登ろうが景色は一切期待出来ないし、行ける所まで行こうと思った。
普通の日帰り登山ならガッカリでモチベ最悪になる所だが、前日の焼岳で絶景を堪能し尽したので心に余裕が有る。

道中で一番迷いが生じたのは位ヶ原山荘分岐の少し先。
一時的に視界20mも無い様なガスに包まれ流石にマズいかと一度引き返す。
しかし後続の登山者と話しているうちに登れる程度のウスに。
続行を決めた。

登頂した時は自分でも意外なほどの満足感が有った。
あれ以上だとホワイトアウトで登れないと言うギリギリのコンディションで登り切った、と言う異様なテンションがもたらす満足感だろうか。
もっとも遭難はシャレにならないので、安全マージンはちゃんと取ったが。

今回収穫だったのは早朝から登らないと難しいと思っていた日帰りが、リフトを使える時間からでも十分無理のない時間で出来ると分かった事。
来年あたり天気リベンジをしようと思うが、次はもっと費用を掛けずに来れる。