◆昇仙峡大旋回〜樹齢2000年!!山高神代桜(羅漢寺山・白山・白砂山・弥三郎岳・金櫻神社・夫婦木神社・姫の宮・仙娥滝・UFO宮司)
- GPS
- 05:59
- 距離
- 21.4km
- 登り
- 1,221m
- 下り
- 1,230m
コースタイム
08:54 太刀の抜き岩
09:06 白山展望台
09:45 白砂山
10:17 弥三郎岳
11:19 金桜神社
11:38 夫婦木神社
12:27 夫婦木・姫の宮
13:01 仙娥滝
13:56 天神森市営駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中央道・双葉SA・ETC出入口から約10キロ、15分。 ▼山高神代桜(実相寺) 中央道・須玉インターから約5キロくらい? |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆登山口・駐車場・ポスト・トイレ ▼天神森市営駐車場 無料、舗装、区画有、約70台、他に付近に民間有料駐車場あり。 この日はシーズン外の平日なので、ガラッガラ。数台程度。 24時間出入り自由。 ▼トイレ 小屋型、水洗、水道有、TPあり、無料、24時間利用可能。 夜間は電灯が常時点灯。臭気発散少々。 天神森駐車場から長潭橋(ながとろばし)方向へ行ったところ。 ▼ポスト 見当たりませんでした。 ◆コース概況・危険個所等 ▼天神森市営駐車場〜弥三郎岳 長潭橋を渡った先に羅漢寺山への登山口あり。 ずっと登山道かと思いきや、途中で舗装林道へ出て、そこは右。 ちょっと歩くと、左手に登山道への入口がある。 弥三郎岳まで全く人を見かけなかったですけど、よく整備されています。 鎖、ロープやらの危険個所は特にありません。 白砂山への分岐のところに派手な倒木があるくらい。 ロープウェイ駅があるパノラマ台の手前に鞍掛岩なるものへの分岐がある。 分岐にあった看板には、そこへは行けないようなことが書いてあったが。 行ってみると踏み跡らしいのが、うっすらとついていて、 弥三郎岳の登山道に合流した。 弥三郎岳山頂部は、幅広な丸っこい岩稜。 特に端っこまで行かなければ危険ではない。 ▼弥三郎岳〜パノラマ台〜金櫻神社 弥三郎岳からは、ロープウェイ駅がるパノラマ台まで戻る。 八雲神社の先、炭焼き窯跡のあたりから、未舗装の車道林道をくだる。 途中から林道は舗装。ちょっと行くと集落にでる。 集落の中を北へ向かい、金櫻神社。その手前に夫婦木神社。 ▼金櫻神社〜仙娥滝〜天神森駐車場 舗装された県道を昇仙峡ロープウェイ駅のほうへ緩やかな下り。 昇仙峡の観光施設やら売店のあるほうへ行くと、右手に姫の宮。 宮司さんにUFOの動画を見せてもらったら、さらに進みます。 仙娥滝入口の売店群を過ぎると、茶店のあるところまで遊歩道。 その先は天神森駐車場まで車道。ここは、けっこう車が通る。 ◆温泉 ▼湯めみの丘 \700 10:00-22:00(受付21:00まで) P100台無料 湧出量毎分500リットル!!! 源泉掛け流し100% 山梨県甲斐市下今井2361-11 0551-28-2500 http://www.geocities.jp/yumemionsen/ ▼ホテル神の湯 日帰り料金1000円 11:00-22:00 0551-28-5000 源泉掛流しらしい。入ったことあるけどよく分からず http://www.kaminoyu-onsen.com/ ▼山宮温泉 ¥500 水休 9:00-21:00(要確認) 055-251-4263 循環と源泉掛流しの湯船 ▼神明温泉・志麻の湯 ¥600(市外)10:00-21:00(変動有) 月休 055-277-1311 日帰施設 http://yamanashikotsu.co.jp/kai-onsen/shima.htm ◆食事処(主に自分用) ▼そば処・轟家(くるまや) 自家栽培・自家水車石臼引き製粉 11:00-17:00 水休 荒川ダムの脇 御岳蕎麦保存会会員 山梨県甲府市川窪町701-1 電話055-287-2233 ▼藤原庵 11:00-17:00 荒川ダムからさらに奥へ5キロ 冬季の営業は要確認 山梨県甲府市黒平町848 電話055-287-2553 ◆バッチ たぶん、ないでしょう。昇仙峡ロープウェイ駅にはなかった。 ◆参考 ▼昇仙峡観光協会 http://www.shosenkyo-kankoukyokai.com/ ▼昇仙峡・夫婦木神社 http://homepage2.nifty.com/meotogi/ ▼山梨県・実相寺 駐車場有料(普通車¥400〜¥500)普通車約100台 北杜市武川町山高2763 電話0551-26-2740 http://park8.wakwak.com/~matsunaga/ ▼北杜市観光協会・山高神代桜(やまたかじんだいざくら) http://www.hokuto-kanko.jp/sakura/sakura_yamataka.html |
写真
感想
なんというか。本当は違うトコロに行く予定だったのです。
山高神代桜は元々見に行くつもりだったのですけど、山は別のトコロを予定していました。
残雪期の山で、このところの気温上昇でワカンが必要そうな気配の山を予定していました。
で。準備をと思いまして。そういえば冬ジャケットなどはもうしまってしまった。
準備をしなければなと思いつつも、たいした手間でもないのに。
一度しまってしまったモノを出して用意するのがだんだん面倒になってきまして。
じゃあ、雪の無い山がいいやということになり。
山高神代桜の周辺で雪のなさそうなのが、今回の羅漢寺山だったのです。
今回の周回コースは、以前から気になっていたのですが、
行かずにいたら、いつしか忘れてしまっていたというわけでしたので。
距離も標高差も手ごろで、下山後の食事と温泉、桜見物を楽しむには、
ちょうどよいというわけでござんした。ふはは!
そんなわけで、登山開始。パノラマ台の周辺まで、全く人を見かけず。
ところどころ視界の開けるところあり。パノラマ台からは、未舗装林道のくだり。
途中から舗装林道になって、集落に出る。
一旦、北へ行き右手に夫婦木神社を見送って、まずは金櫻神社へ。
由緒あるところらしくて、観光バスも乗り付けてきていた。
お次は、皆さまお待ちかねのご神木神社・夫婦木神社です。
ご神木は、栃の大木で、ソレっぽいウロの中にごく太いアレが目を見張るばかりに
垂れ下がっているという、とてもモザイク処理なしでは公開できないような
すんばらしい神様でござんした。
実は、以前、神社までは来たことがあったのですけど、拝観料300円を惜しんで
観ないで帰ったという記憶あり。まさに若気の至りだったわい。観れてよかった。
昇仙峡ロープウェイ駅の辺りまでくると、完全に観光地の趣。
しかしながら、客は閑散。まあ、シーズンではないからかもしれませんけど。
そんな中、夫婦木神社の姫の宮があった。こっちは、女性のご神木があるらしい。
観ないで帰るわけにはいかんでしょうと、ご神木研究会会長としては拝観せずにはいられず。
当然、拝観。ご神木は樹高50メートルの大木だったとか。
地元では昔から女性の守り神として大切に崇められていたものらしいですけど。
山の中にわざわざ道路を作ることになって、わざわざご神木の生えているところに道を作ることにしたそうです。
それで、ご神木が邪魔だから切り倒したんですと。するとどういうことか。
ご神木を切り倒してから一年の間に、道路建設に携わった役人の天下り先が次から次へと潰れたとか。
天下り先がなくなってしまっては困るということで、神社を作ってご神木として祭り上げたというのは、途中から私の創作話です。
ご神木は長さがあるので、都合3本に切って祭られています。ご神木は桧の大木です。
桧は切り倒して暫くの間は木の油が残っているうちは、桧の匂いを発散するそうですけど。
ご神木は切り倒してから年数が経っているので、もう桧の匂いは全くしないはずなのに。
他の二本はもう全く匂いを出さなくなってしまっているのに。
一番左側の1本だけが、いまだに桧の匂いを出し続けているんだそうです。
確かに、木の隙間に鼻を近づけたら、木の匂いがした。
学術的には全く説明がつかない現象とは言うものの、ヒノキ・フレーバーのスプレーを毎朝、かけているのではないかと邪推してはいけません。
ここはひとつ。ご神木だからということで天然の神秘ということにしておきました。
ご神木の根子の部分をほじくり返してみたら、中が空洞になっていたので、
そっくりそのまま、ご神木の脇に置いてあります。
中に入って、今、一番、願っていることを強く願ってくださいと宮司が言うので、
クぅ…むぅおぉぉぉ…つぅぉぉりゃぁぁ…と願っておきました。
何を願ったかは、アナタのご想像通りです…フフフ。
で。外に出てくると。社務所の前に妙な写真があったので、眺めていると。
フレンドリーな宮司がしきりに話しかけてくる。
写真はUFOが編隊飛行をしている写真で、この場所から撮影したものなんですと。
以下、宮司とのやりとり。
「この黒いブヨの群れみたいなのは?」 「UFOです」
「この六角形のスカシッ屁みたいな雲は?」 「UFOです」
「あそこを歩いているオジサンは?」 「まさにUFOです」
「消費税増税の便乗値上げは?」 「UFOの仕業です」
「この写真はUFOではなくて、USOではないのか?」 「まぎれもなくUFOです」
※注)途中から気づかれないように宮司とのやりとりを脚色しております。
難しくてどこが脚色部分か分かるまいて。
ふぇーUFOですか。久しぶりに、そういったモノに触れた気がした。
周波数が高いとUFOは見えないんだと、宮司の話は次第に妖しく熱を帯び始めた。
宮司はもっと凄いモノがあるけど、見るか?
と聞いてくるので、せっかくだからと見せてもらうことにする。
はてさて。UFOの残骸か。宇宙人の住民票か。
何かと思えば、おもむろにタブレットを取り出してはUFOの動画だ、という。
TouTubeに5本ばかり、動画を公開しているとかで、見せてもらったのは、
「太陽に UFO大編隊の乱舞」
確かに太陽のような物体の周辺に、何か虫みたいなのが、無数に飛び交っていた。
凄いのかどうか、私にはよくわからなかったが、あまりに熱っぽく語るので、
今日はUFOは見えないですねえなどと話を合わせて、すっかり意気投合。
さらに。宮司から爆弾発言が! なんと! 既に宇宙人は地球にきているらしい。
どこかで聞いたようなセリフではあるが、何故、分かるのかと考えてはいけない。
考えることは罪。そう、UFOに関しては深く考えることはタブーなのだ。
せっかく地球にきているなら、宇宙人には会ってみたいものだな。
どこに行けば会えるのかな。
千葉あたりにいるのかな。千葉県にはコリン星とかもあるみたいだし。
ひょっとすると、弥三郎岳はUFOの発着所になっているのかもしれない。
登山途中で、さらわれなくてよかったなあ。危ないところだったじゃあないか。
羅漢寺山登山の際には皆さまもお気を付けください。
宮司さん。USO…じゃなくて、UFOの写真と動画ありがとうございました。
すっかり気を良くした宮司に別れを告げて、姫の宮をあとにした。
ここに暫くいたので、GPSのログがおかしくなってしまっている。
きっと、これもUFOの出す高周波の影響なのだろう。
後。仙娥滝の遊歩道を通って、無数の奇岩を眺めながら駐車場に戻った。
途中で轟家という御岳そば発祥の店のパフレットを手に入れたので、興味を持つ。
行ってみるかと思うも、水曜日が定休で、今日は水曜日。断念する。
実は姫の宮で時間をとられたので、山高神代桜まで間に合うか妖しくなってくる。
温泉と食事、どちらか断念せねばで、食事を断念して、以前から気になっていた
湯めみの丘へ。ここは、毎分500リットルの湧出量を誇る100%源泉掛け流しの温泉施設。
中央道のすぐそばで、なんで? といった感じですけど。
無色無臭で、際立った特徴のあるお湯ではなかったですけど、悪くなかったです。
山高神代桜
高速で移動してもよかったんですけど、湯めみの丘からは、18キロくらいだったので、国道20号で行くことにした。
神代桜のある実相寺周辺には、まだ観光客が多数いたけど、そんなに大勢いるわけでもなかった。
まあ、それが嫌だから、夕方にしたのですけど。
そもそも、この日は朝にテレビ中継がされたから混んでいるのが心配でしたけど。
午後5時を過ぎると観光バスもいなくなるんだね。
着いた時はまだいましたけど、団体がいなくなったら、急にひっそりとしてしまいました。
こういうところは、5時以降が狙い目なんだねえ。付近の駐車場も、まだ営業していたし。
山高神代桜は樹齢2000年のエドヒガンザクラの古木です。
で。かなり弱っている感じでした。
もう来年には花を咲かせないのではないかと心配になるくらいに。
2000年の時を生きて毎年花を咲かせ続けて、もはや寿命が尽きようとしているか。
人間活動による外的要因で寿命を早められたのか。
幹を見る限りでは、もう今年で最後なんじゃないのかと思わざるを得ない状態に見受けられた。
しかしながら、この状態で、かなり樹勢を回復させた状態なんだとか。
かつては幹の9割が腐敗していると専門家に言われて、あと3年で枯れると宣告されたのを、根子の周りの土を入れ替えたりして、樹勢を取り戻してきたのだそうです。
これは、枯らしてはならんわな。
こんばんは、moglessさん(^^)v
グチャグチャだったり、踏み抜きまくったり。
いや~これからの時期はしばらく、中途半端な足元がイヤですね。
ですので雪が溶けるまでは、ヘタなところには行かない方が結果的には楽しいような気もしますね。
昇仙峡は昔、ハイキングで一度だけ歩いたことがありますが…
あらら、こんなにアナーキーなところでしたっけ(^-^;
ある意味、一人で歩いていても飽きない感じのようで。
うーん、モザイクをかけられた物体が気になって眠れなそうですw
個人的にはUFOの存在はどちらかというと否定はしませんけど、
それにしてもスゴいキャラですね、宮司さん。
湯めみの丘…毎分500リットルとは素晴らしい!
このあたりにそんな温泉があるとは全く知りませんてした。
営業時間が遅いのもGOODですね。
そういえば、あの大雪以降山梨には足を踏み入れていないので、
久しぶりにお邪魔したくなりました(^^)v
近頃は、雪の完全にないところばかりを狙って山に行っています。
何かと面倒なものですから。雪があると。装備も重くなるし。
軽い恰好で、スタコラ行くのが、このところのマイ・トレンディです。
各地の観光地もそうなのかもしれませんけど。昇仙峡は翳りが見え隠れしていました。
とりあえず、勢いで作ってしまったような観光地ではよく見かけるオブジェ的なものがそこかしこに置いてあったり。
そしてそれらは、何に使われたのか、もう用済みのようで、朽ちるのを待つばかりに放置されていたり。
これ、誰が買うんだよ的な、昔懐かしいお土産が公然と売っていたり。
コブラなんか、見た瞬間、ほんの瞬きするくらいの時間ですけど、欲しくなったのは事実です。
正直、昇仙峡という観光地は、そういう意味では楽しめたのは事実です。
モザイクのボコ神様は、神社のホームページである程度、見れてしまいます。
まあ、見てしまうと、そんなに感動するモノでもないところが心憎いですね。
そして。
宮司さんは、ヒトコトで言うと、さっぱり濃厚です。
免疫がないとトラウマになりかねません。私は大好きですけど。こういうヒト。
だいたいからして、UFOの写真を引き伸ばして額に入れて売店(社務所)の前に掲示してある神社が、他にあるだろうか!
写真をシゲシゲと眺めていると、心地よく話しかけてきますので、是非、お試しください。
あの辺りの温泉は。確かに不思議です。どうして、あんな街中に湧出量豊富な温泉があるのか。
毎分500リットルですからねえ。信じがたいです。
地形的になんとかって、露天風呂の壁に書いてありましたけど、UFOの高周波を浴びすぎて、覚えられませんでした。
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