飯盛山(清里駅~飯盛山~野辺山駅)

2014年03月24日(月) [日帰り]

• GPS: 05:36
• 距離: 10.9km
• 登り: 532m
• 下り: 458m

コースタイム

07:56JR清里駅前駐車場発
08:33登山口（スパッツ・アイゼン装着等の為、小休止）08:52発
09:32林道出合（小休止）
10:21飯盛山山頂（休憩）11:36発
11:56平沢山
12:33平沢峠（小休止）
13:32JR野辺山駅着

総移動時間…約3時間30分
（標準コースタイム…約3時間45分）

天候

快晴ほぼ無風

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

中央道-双葉SA車中泊-長坂IC-県道28号-清里駅前有料駐車場

※野辺山駅から清里駅まで列車利用(180円)で帰還

コース状況／危険箇所等

全体的に標識が整備されており、危険個所もなく安心して登山することができる。
ハイキングコースであり且つ3連休直後ということもあって、雪上トレースもしっかりしており迷うような個所はなく（平沢山頂上付近はまちまち）、雪が解ければまず迷うような山ではなかろう。
山頂からの360度の展望は、一見の価値あり。

山行当時の積雪状況は概ね50cmほどだろうか。日向や飯盛山頂では地面が露出している。
6本爪軽アイゼン以上はあった方が無難だろう。

清里駅前の交番両脇に、1日500円の先払い（不在時はナンバーを記載したメモ紙に500円包んでポストに投函）駐車場と公衆トイレがあって便利。
清里側とともによく利用されるであろう平沢峠駐車場は、写真を見てもらえれば分かる通り、除雪がほぼ行き届いておらず、5~6台しか停められずトイレは閉鎖中。

コンビニは国道141号清里交差点にセブンイレブンがある。

登山ポストは見当たらなかった。

NTTドコモの電波状況は、終始良好。

余談だが、昭文社発行の「山と高原地図　八ヶ岳」「関東の山あるき100選」では、飯盛山の山頂位置が実際より北側の尾根上のピークに付けられてると思う。
国土地理院の地図ではGPSログの通り、正規の位置に山頂があった。

写真

3/24 7:57

JR清里駅前の有料駐車場。

3/24 8:02

早朝の清里駅前。
人はほぼおらず、雪がまだ多く残る。

3/24 8:03

見上げれば、既に甲斐駒（右）が！

3/24 8:06

駅から清里ユースホステルへと歩く。
やはり雪は多い。

3/24 8:09

右に下って、千ヶ滝の方へ。

3/24 8:12

中央に飯盛山の頭が見える。

3/24 8:27

平沢の集落を抜ける。

3/24 8:27

集落からも南アルプス一望！

3/24 8:31

振り返ると、八ヶ岳！！

3/24 8:33

この先から登山道だが、登山道までは除雪されているが、

3/24 8:55

登山道に入ると一気にこんな雪道。

3/24 8:55

6本爪アイゼンとWストックが効く。

3/24 9:03

しばらくはこんな道。

3/24 9:22

名物の謎の看板。

3/24 9:25

それにしても清々しくて気持ちが良い！

3/24 9:32

林道との出合。左から登ってきた。
画面中央を直進するとおそらく平沢峠方面。

3/24 9:36

出合で小休止。
鉄柵を越えて右奥へと登っていく。

3/24 9:47

ところどころ地面が露出。
雪面の方が歩きやすいなぁ。

3/24 9:59

正面に飯盛山。

3/24 10:04

南方には、南アルプス！

3/24 10:04

ややアップ。

3/24 10:04

西方には八ヶ岳！

3/24 10:15

山頂直下。
左奥には、金峰山・瑞牆山。

3/24 10:22

山頂からの南アルプス。

3/24 10:26

見よ、この八ヶ岳の雄姿を！
右手前は平沢山。

3/24 10:27

赤岳アップ。
右には赤岳展望荘も見える。

3/24 11:30

赤岳（右）、キレット（中央）を経て権現岳、三ツ頭。

3/24 11:31

赤岳（左）、横岳（中央）、硫黄岳（右）。

3/24 10:27

そして南アルプス！

3/24 10:28

鳳凰三山！オベリスクも見える。

3/24 10:28

北岳（中央）、間ノ岳（左）！

3/24 10:28

甲斐駒ケ岳！の左脇奥に千丈ヶ岳！

3/24 10:29

遥か彼方に、木曽駒ケ岳！

3/24 10:29

そして編笠山の斜面奥に、木曽御嶽山！

3/24 10:30

茅ヶ岳（右）の奥に富士山。

3/24 10:30

ツルツルの斜面なのだろう、氷のように輝いている。

3/24 10:30

北方には、浅間山！

3/24 10:31

東には、金峰山（右）、瑞牆山（左）。

3/24 10:31

金峰の五丈岩も見える。

3/24 11:36

大ヤスリ岩を従え、ゴツゴツした瑞牆山がはっきり。

3/24 11:31

北西方。
西上州方面の山々が遥か遠くに。

3/24 10:51

八ヶ岳を見据えながらの山飯の贅沢なこと！

3/24 11:04

蝶々がひらひら舞っていた。春だなぁ。

3/24 11:32

眼下には清里市街。右には駅舎が。

3/24 11:42

名残り惜しくも飯盛山から下山開始。
標識が分かりやすい。

3/24 11:46

右は平沢山。
八ヶ岳を見ながらの雪尾根！

3/24 11:56

平沢山頂上も展望が良い。

3/24 12:05

平沢峠へは尾根の北側を進むため、雪が更に多い。

3/24 12:09

見下ろせば野辺山高原。

3/24 12:22

途中の宮司の滝への分岐標識は、雪に埋もれているのか、ちょっと壊れているのか。

3/24 12:31

平沢峠。
小屋も当然閉鎖。本来は全部駐車場だろうが…

3/24 12:31

除雪されているのは5~6台分だけで、すれ違った他の登山者の車のみ。
トイレは冬季使用禁止。

3/24 12:33

峠道に降りた。
峠からはこの標識を頼りに登り始める。

3/24 12:35

分水嶺の看板。感慨深い。

3/24 12:36

観光で来ても十分景色が楽しめる峠だ。

3/24 12:53

峠から野辺山駅方面へと下るが、路肩の残雪が多い。

3/24 13:06

宇宙電波観測所の大きなパラボラアンテナ。

3/24 13:17

まるで北海道のような光景。

3/24 13:32

野辺山駅到着。

3/24 13:52

小海線小淵沢方面の列車到着。

3/24 14:02

清里駅前には機関車が展示されていた。

撮影機器：

LUMIX DMC-FX550 パナソニック

D3000 ニコン

感想

jm80

軽アイゼン程度でハイクでき、かつ絶景な雪山はないかと思案していたところ、中学校の林間学校でハイキングし、以前からまた登りたかった清里の飯盛山を思い出し、行くことにした。

先月の大雪の所為で路面状況が少し怖かったが、この日は4月中旬程度の陽気になるということで安心してマイカーで行けた。
但し、夜間・早朝はまだ凍結箇所があると思われるので要注意。

3連休明けだったため、高速道路も、清里駅前の駐車場も、登山道も空いており（私入れておそらく5人のみ）、しかもほぼ無風の大快晴で、とても気持ちが良く楽しい登山ができた。

登山道は終始トレースがしっかり付いており、3連休中の人気の高さが伺えた。
始まりは雪の林中歩きで楽しく、尾根に出ても雪はしっかり残っていて歩いて楽しく、また全方位の景色が良過ぎるため、歩いては立ち止まっては振り返っての繰り返しで、時間が掛ってしまった。それくらい終始眺めが良かった。

頂上などからの眺めは、写真を見て頂ければ分かると思うが、1時間以上も頂上に長居したのは久し振りだった。

下山しようとしたところ、平沢峠方面から中高年女性2人組、平沢山を下って北斜面に入るところで中高年男性2人を見ただけで、他にはいなかった。お陰で静かに山を感じられた。

平沢山山頂に行くには、普通にトレースを辿っていくとどうしても巻き道になってしまう。
牧場の有刺鉄線鉄柵の切れ目と看板を頼りに、山頂へ向かうようにしたい。山頂からの下りはトレースを辿って行けばOK。

野辺山高原を右手に見ながら気持ち良くアイゼン・Wストックを効かせて降りて行くと直ぐに平沢峠に着く。
峠からの眺めも良い。が、駐車場の雪が消えるのはいつの話だろう。まだ駐車場も50cmは積っていた。

あとは北海道を思い出す舗装路を道なりに進んでいけば、野辺山駅に着く。
私の場合は約15分後に列車が来たが、大体1時間以上に1本程度なので、要注意。

想像以上に気持ちの良い山だった。この季節の残雪遊びには最適だったと言える。
雪が無い季節（真夏は暑そう）は、家族連れなどにうってつけだろう。ここもまた来たい。

コメント

tatsuca

その節はどうも^^)
多分、平沢山の西尾根で有刺鉄線越しにご挨拶した中高年その１です。
山のお写真がほんとにすばらしいですね。
ワタクシも山座同定初級者なりに五丈岩は探したのですが、肉眼ではまったく見えませんでした。レコ拝見しまして、次回から望遠鏡も持って行かねばと本気で思いました。 （経験不足は補えませんが。）

以上、気持ちのよいハイキングを思い出しつつ、なんとなくご挨拶したくての駄コメでした。