富士写ヶ岳と石楠花🌸百名山0座へ

2022年04月28日(木) [日帰り]

• GPS: 06:58
• 距離: 8.9km
• 登り: 982m
• 下り: 963m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:52
• 休憩: 1:05
• 合計: 6:57

7:52 大内登山口
9:59 10:37 富士写ヶ岳
12:24 12:35 小倉谷山
12:56 13:12 火燈山
14:44 火燈古道登山口
14:49 ゴール地点

天候

☀︎

アクセス

利用交通機関：

自家用車

平日8時は大内にある両駐車場ともに余裕あり。火燈山への登山口近くの駐車場に簡易トイレあり。

その他周辺情報

山中温泉はすぐ近く。ソフトクリームは山中温泉ゆけむり健康村にて

写真

白山！お久しぶりです

こちらが富士写ヶ岳。カッコいい山容です

山中温泉街を通り、国道364号の丸岡・山中温泉トンネル手前を入って駐車場へ。

まずは富士写ヶ岳山頂を目指して樹林帯へ入っていく。序盤から急登！

滝の音を聞きながら

滑りやすい急坂を登ります💦

樹林帯をひたすら登ります💦

足元のお花に励まされ…もしかしてトクカワソウ？東北で見るイワウチワと葉が少し違うような

こちらはピンク色。イワウチワとトクカワソウの違いは葉で見分けるらしい

ひたすら登ること1.5h。加賀平野が見えてきた

そして、シャクナゲだ！

ドピンク！

シャクナゲがこんな沢山咲いているのは自分は初めてです。これで裏年とはすごい

こちらはやさしいピンク色

スポットライトを浴びるシャクナゲもきれいでした

シャクナゲ通りを進んでみてきたのが富士写ヶ岳か

最後の？急登

振り返って周回コースで目指す小倉谷山と火燈山方向。Updownが分かります。

そしてと、登山口から約2h。山頂とうちゃこ！

こんにちは深田久弥さん。ようやくお会いできました！一等三角点にもTouch！

こちらは白山！見えてよかった~！

山頂でおにぎり休憩。見えるのは日本海。周回するかそのまま帰るか…迷い中。。

そこへ、来た道を戻るのは面白くないと鶴の一声が👴周回コースに決定！覚悟を決めて小倉谷山へ！

気持ちのいい樹林帯

どんどん下って下って…ようやく鞍部に辿りつきました

始まりました、急登！ロープは助かります

再び出てきたシャクナゲに励まされ

白山を眺めるシャクナゲ

小倉谷山はまだかしら💦

また下って

登ると

ようやく小倉谷山にとうちゃこです。三等三角点がありました

白山がよりよく見える

小倉谷山は狭いのですぐ通過。再びのシャクナゲ通りを進んで

福井県の街が見えてきた

再び樹林帯へ。。

小倉谷山から30分弱で火燈山（ひともしやま）にとうちゃこ！最後の？ピークです。沢山の方が休憩中でした、Coffeeをサクッと飲んで

下山します。またね、イワウチワさん

風抜ける気持ちのいい尾根道を

下りま~す。真っ逆さまに転げ落ちそうな急坂もありましたが、ロープで比較的楽に降りられました！ありがとうございます！

途中で見えたのは福井県へ向かう国道かな。今は道路があって便利ですが、昔の人はこの山中を歩いて行き来したのですね

そして大内峠に辿り着きました。あ~長かった。ここは丸岡城下から加賀山中へ抜ける道で、その昔は加賀一向一揆が越前を攻める経路にもなったとか。

林道で見つけたお花たち。白いイカリソウは宮城ではあまり見ません。

二リンソウは今シーズン初めての出会い

白山神社にお礼参りして駐車場へ。無事下山です。周回してよかった！ありがとうございました。

帰り道。山中温泉にある栢野大杉へ。樹齢2300年とも伝えられている巨木。迫力がありました！

そして本日2番目の目的地、加賀市にある深田久弥文化記念館へ

日本百名山の前身の山岳雑誌や雲取山の原稿も。ヒマラヤの研究もされていて当時は珍しいダウンジャケットも。地図の保存方法が私と同じでちょっと嬉しい

深田さんの登山歴の最初に出てくる山が富士写ヶ岳。深田さんのご実家は印刷屋さんだそうです。欲しかったクリアケースもGetして満足♪

今回のグルメをご紹介♪娘娘(にゃあにゃあ)饅頭とソフトクリーム。この組合せがとても美味しかった！小松うどんも久しぶりに味わいました！

水田に映る夕焼け。いい一日でした！ありがとうございました😀

感想

まま子

深田久弥さんが子供の頃に初めて登られた山として知られる、加賀の富士写ヶ岳へ初めて登らせて頂きました。富士写ヶ岳→小倉谷山→火燈山→大内峠へと周回するコースです。
山の名前の由来は不動尊・地蔵尊・釈迦如来の三尊の銘を抱いたとも、富士を模写した山とも言われているそうで、加賀市から三角錐にそびえて見えるカッコいいお山です。深田さんと同じ石川県出身の身として、私もいつか登らないと！登るなら石楠花の季節に！とずっとチャンスを伺っていました。この周回コースは、富士写ヶ岳まではほぼ樹林帯でひたすら急登、小倉谷山までの不惑新道はアップダウンのある稜線歩き、火燈山から大内峠へ下る道は明るい樹林帯の尾根歩きと、変化に富んだ道のりでした。この日は気温が高めで暑く、富士写ヶ岳とのピストンで帰ろうか迷いましたが、同じ道を戻るのは面白くない！と鶴の一声で周回コースに決定。結果、鶴の声を発した父は稜線歩きに結構疲れた様子でしたが、、同じコースを歩かれていた皆さんに励まされ、道中設置されているロープにも幾度となく助けられ、何事もなく下山することができました。あとから振り返ると、山登りは大変だけどやっぱり楽しい、そんな事を改めて感じる山行となりました。ありがとうございました。
***
下山後は山の文化会館へ。深田久弥さんや山に関する書籍や道具なども展示されており、歴史に触れることができました。その昔、山岳会に所属していた私の叔父は、歩荷役として何度か深田久弥さんと山を登った事があり、焼山・雨飾山等をご一緒したとか。（また更には、深田さんの息子さんと同級生だった伯父は、深田さんの家に遊びに行った時に和服姿のご本人にもお会いしたそう。金沢に住んでらした事もあったそうです）
そして、深田さんは生涯山歩きを楽しんでらしたそうですね。私もこれからも色んな山と出会って、山歩きを楽しめたらいいなと思います☺