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Yamareco

記録ID: 4255485
全員に公開
ハイキング
房総・三浦

大楠山(前田橋〜阿部倉)→三浦一族の衣笠城址をつないで

2022年05月05日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:32
距離
12.7km
登り
549m
下り
538m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:12
休憩
1:12
合計
5:24
9:42
92
11:20
11:49
44
12:33
12:36
33
13:09
13:09
17
13:26
14:04
23
14:27
14:29
37
15:06
天候 晴れだが雲多い
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き 逗子駅から京急バス「前田橋」
帰り 衣笠駅
コース状況/
危険箇所等
大楠山は指導標完備、登山道完備
大楠山登山口(阿部倉)→衣笠城址→衣笠公園→衣笠駅はルートが複雑で、GPS必須
バス停を降りると、すぐに前田川遊歩道へ。
2022年05月05日 09:44撮影 by  SHV45, SHARP
2
5/5 9:44
バス停を降りると、すぐに前田川遊歩道へ。
おいおい、渡渉の連続ではないか。大きな石を人工的に配置しているが、雨の日は避けた方がよい(車道が別途あり)。メンテ整備を怠ると歩けなくなりそう。
2022年05月05日 10:07撮影 by  SHV45, SHARP
3
5/5 10:07
おいおい、渡渉の連続ではないか。大きな石を人工的に配置しているが、雨の日は避けた方がよい(車道が別途あり)。メンテ整備を怠ると歩けなくなりそう。
前田川遊歩道を過ぎると階段道。整備過多の気もするが、これなら雨でも大丈夫。
2022年05月05日 10:17撮影 by  SHV45, SHARP
3
5/5 10:17
前田川遊歩道を過ぎると階段道。整備過多の気もするが、これなら雨でも大丈夫。
雑木林だな。巨木はほとんどない。
2022年05月05日 10:43撮影 by  SHV45, SHARP
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5/5 10:43
雑木林だな。巨木はほとんどない。
山道らしくなってきた。
2022年05月05日 10:47撮影 by  SHV45, SHARP
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5/5 10:47
山道らしくなってきた。
なぜかシュロが多い。シュロは種を鳥が運ぶので野生化して分布を広げてもおかしくはないが、多すぎるような。
2022年05月05日 10:58撮影 by  SHV45, SHARP
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5/5 10:58
なぜかシュロが多い。シュロは種を鳥が運ぶので野生化して分布を広げてもおかしくはないが、多すぎるような。
シュロの花
2022年05月05日 10:58撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/5 10:58
シュロの花
シロダモの若葉
2022年05月05日 11:05撮影 by  SHV45, SHARP
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5/5 11:05
シロダモの若葉
大楠山登頂。山頂は公園みたい。売店、トイレあり。
2022年05月05日 11:19撮影 by  SHV45, SHARP
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5/5 11:19
大楠山登頂。山頂は公園みたい。売店、トイレあり。
山頂から。霞がかかっていて残念。
2022年05月05日 11:20撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/5 11:20
山頂から。霞がかかっていて残念。
逆方向には湘南国際村。
2022年05月05日 11:22撮影 by  SHV45, SHARP
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5/5 11:22
逆方向には湘南国際村。
トンビ。山頂でバナナを食べていたら、奪いやがったのがコイツ。びっくりしたぞ。しかし巧く奪い取るものだと感心。
2022年05月05日 11:39撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/5 11:39
トンビ。山頂でバナナを食べていたら、奪いやがったのがコイツ。びっくりしたぞ。しかし巧く奪い取るものだと感心。
山頂のツマグロヒョウモン。珍しくはない。
2022年05月05日 11:40撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/5 11:40
山頂のツマグロヒョウモン。珍しくはない。
降りるとスギ林。そう広範囲ではないが、ぼつりぼつりとスギ林があった。
2022年05月05日 11:53撮影 by  SHV45, SHARP
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5/5 11:53
降りるとスギ林。そう広範囲ではないが、ぼつりぼつりとスギ林があった。
ゴルフ場の脇をいく。
2022年05月05日 11:59撮影 by  SHV45, SHARP
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5/5 11:59
ゴルフ場の脇をいく。
ここは左折。しょうぶ園方面へ
2022年05月05日 12:07撮影 by  SHV45, SHARP
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5/5 12:07
ここは左折。しょうぶ園方面へ
長い階段。
2022年05月05日 12:13撮影 by  SHV45, SHARP
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5/5 12:13
長い階段。
オオカメノキ。珍しくはない。【追記】失礼、これはヤブデマリのようでした。
2022年05月05日 12:16撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/5 12:16
オオカメノキ。珍しくはない。【追記】失礼、これはヤブデマリのようでした。
またスギ林。
2022年05月05日 12:20撮影 by  SHV45, SHARP
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5/5 12:20
またスギ林。
おぉ、沢だ。
2022年05月05日 12:22撮影 by  SHV45, SHARP
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5/5 12:22
おぉ、沢だ。
これはいい感じの渓流だ。
2022年05月05日 12:25撮影 by  SHV45, SHARP
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5/5 12:25
これはいい感じの渓流だ。
腰を下ろして休む。これはいいや。
2022年05月05日 12:30撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/5 12:30
腰を下ろして休む。これはいいや。
ニホンカワトンボ。これは珍しいかも。
2022年05月05日 12:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/5 12:33
ニホンカワトンボ。これは珍しいかも。
阿部倉登山口。トイレがある。
2022年05月05日 12:35撮影 by  SHV45, SHARP
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5/5 12:35
阿部倉登山口。トイレがある。
ここからは車道歩き。車はあまり通っていない農道みたいな道が続く。
2022年05月05日 12:37撮影 by  SHV45, SHARP
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5/5 12:37
ここからは車道歩き。車はあまり通っていない農道みたいな道が続く。
回りは農村風景。ルート複雑でGPS必須。
2022年05月05日 12:50撮影 by  SHV45, SHARP
2
5/5 12:50
回りは農村風景。ルート複雑でGPS必須。
ここからまた山へ。
2022年05月05日 13:02撮影 by  SHV45, SHARP
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5/5 13:02
ここからまた山へ。
あまり歩かれていないようだ。このあと森に入る。そこからはよく整備されている。
2022年05月05日 13:06撮影 by  SHV45, SHARP
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5/5 13:06
あまり歩かれていないようだ。このあと森に入る。そこからはよく整備されている。
森から出た。大善寺に飛び出る。さすがに「鎌倉殿の十三人」効果か。人がたくさん。ここには車で来れる。「鎌倉殿の十三人」ののぼりが立っていた。
2022年05月05日 13:29撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/5 13:29
森から出た。大善寺に飛び出る。さすがに「鎌倉殿の十三人」効果か。人がたくさん。ここには車で来れる。「鎌倉殿の十三人」ののぼりが立っていた。
大善寺の奥の階段を登る。
2022年05月05日 13:34撮影 by  SHV45, SHARP
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5/5 13:34
大善寺の奥の階段を登る。
衣笠城址。遺構はほとんど残されていないようだが、三浦一族の本拠地のツメ城であったことは事実のようだ。かなり急峻な山で、山城であることは間違いない。
2022年05月05日 13:35撮影 by  SHV45, SHARP
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5/5 13:35
衣笠城址。遺構はほとんど残されていないようだが、三浦一族の本拠地のツメ城であったことは事実のようだ。かなり急峻な山で、山城であることは間違いない。
衣笠城址を過ぎるとかなりの急峻な下りとなる。
2022年05月05日 13:59撮影 by  SHV45, SHARP
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5/5 13:59
衣笠城址を過ぎるとかなりの急峻な下りとなる。
一旦降りる。正面が衣笠山=衣笠公園。衣笠山と衣笠城址は別の山だったんだな。
2022年05月05日 14:12撮影 by  SHV45, SHARP
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5/5 14:12
一旦降りる。正面が衣笠山=衣笠公園。衣笠山と衣笠城址は別の山だったんだな。
衣笠山の登山口が判りにくい。衣笠城址から降りて、左方面にしばらく県道27号線を行き、右に入る。写真は県道から右を見たところ。遠くに指導標が見えたのでわかった。
2022年05月05日 14:17撮影 by  SHV45, SHARP
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5/5 14:17
衣笠山の登山口が判りにくい。衣笠城址から降りて、左方面にしばらく県道27号線を行き、右に入る。写真は県道から右を見たところ。遠くに指導標が見えたのでわかった。
森の中をひと登りすると衣笠山=衣笠公園。展望台からの風景。すこし晴れてきた。
2022年05月05日 14:28撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/5 14:28
森の中をひと登りすると衣笠山=衣笠公園。展望台からの風景。すこし晴れてきた。
衣笠公園から衣笠駅への道もわかりにくい。いわば公園の裏口から出る。よく整備された公園だが、衣笠駅への出口は、山道になっていた。
2022年05月05日 14:57撮影 by  SHV45, SHARP
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5/5 14:57
衣笠公園から衣笠駅への道もわかりにくい。いわば公園の裏口から出る。よく整備された公園だが、衣笠駅への出口は、山道になっていた。
衣笠公園の衣笠駅への出口。振り返って。公園入口の標識はない。ここから衣笠駅までは細い錯綜した住宅街の道。GPS必携。
2022年05月05日 14:59撮影 by  SHV45, SHARP
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5/5 14:59
衣笠公園の衣笠駅への出口。振り返って。公園入口の標識はない。ここから衣笠駅までは細い錯綜した住宅街の道。GPS必携。
衣笠駅の入り口までも大変。衣笠公園からは、駅の真裏にぶつかる。ここに駅の入り口はないので、右に回ってトンネルをくぐり商店街アーケードを経由して駅に至る。
2022年05月05日 15:13撮影 by  SHV45, SHARP
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5/5 15:13
衣笠駅の入り口までも大変。衣笠公園からは、駅の真裏にぶつかる。ここに駅の入り口はないので、右に回ってトンネルをくぐり商店街アーケードを経由して駅に至る。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 コンパス 計画書 GPS 筆記用具 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

目的は、三浦一族の衣笠城址だった。せっかくだから大楠山にもと、両者を結ぶルートを「らくルート」で作成。まあ山も深くないし、とルート研究はいい加減に済ませて、ヤマレコアプリ頼みで出発した。

<このルートについて>
大楠山(前田橋→阿部倉)は、登山道も指導標も完ぺき。森林は普通の雑木林という感じだったが、阿部倉付近の渓流は思いのほか素敵だった。

問題はその後だった。阿部倉からは車道歩きだったんですね、しかしこの車道が複雑。農道みたいな細い道を、ヤマレコアプリと睨めっこし続けた。

衣笠城址のある山にはいると、再び登山道になった。この入口付近がわかりにくいが、その後はよく整備されていた。

この衣笠城址のある山の山頂付近はかなり急峻だ。下山道はこの日で一番の急峻さ。衣笠城址が山城であることがよくわかる。山城らしいというべきか。

衣笠山=衣笠公園は、まったく別の山だったとは知らなかった。衣笠城址の山から一旦、県道に降りて、再び衣笠山に登る。

衣笠公園からは、裏口から出るのが一番近い。しかしこの道はわかりにくい。逆ルートだとGPSなしではたどりつけないのではないか。少し遠回りになるが正門(衣笠神社)を回った方が良いかもしれない。裏口からだと、衣笠駅の線路の逆に着いてしまうので、ここで迂回する必要がある。

<衣笠城址について>
衣笠城址は、「神奈川中世城郭図鑑」(戎光祥出版 2015)によると、遺構はほとんど残っていないとのことだが、雰囲気はあった。三浦義明らが畠山らに破れた衣笠合戦。吾妻鏡にある、三浦義明が一人のこり、三浦義澄らを逃したという歴史が思い浮かぶ。その後、三浦義澄らは安房で頼朝と合流したわけだ。

せっかくだから「神奈川県史」(石井進『鎌倉武士の実像』1987平凡社に所収)を紐解いてみよう。

大矢部川が古東海道(かつての東海道は三浦半島を横断し東京湾口を船で渡って安房に上陸し上総−下総-常陸と北上した)の南側につくった東向きに開ける大きな谷間、ここが三浦氏一族の本拠地であった。この谷間のもっとも奥、標高は百メートルに足らぬとはいえ、半島の脊梁をなす大楠山脈の余波のつくった要害の地がある。ここが衣笠城である。周囲は切り立った崖で山すそを流れる大谷戸川・深山川が自然の堀となっている。大手口を丘陵の上へと登れば何段か案外にひろい平場があり、又、よい湧水にもめぐまれている。まさしく城をきずくのに格好の地であった。(p78)

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ハイキング 関東 [日帰り]
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利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5
ハイキング 房総・三浦 [日帰り]
前田橋〜阿部倉温泉跡(閉鎖)〜大楠山〜沢山池
利用交通機関: 電車・バス、 タクシー
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

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