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Yamareco

記録ID: 4308858
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ハイキング
白山

別山〜三ノ峰 しんどかったけど花々に癒されながら周回

2022年05月19日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
14:33
距離
23.1km
登り
1,943m
下り
1,949m

コースタイム

日帰り
山行
13:05
休憩
1:23
合計
14:28
4:31
30
5:01
5:01
75
7:06
7:07
89
8:36
8:45
107
10:32
10:33
19
10:52
11:08
20
11:28
11:28
60
12:28
12:34
6
12:40
13:09
1
13:10
13:10
44
13:54
13:54
54
14:48
14:49
87
16:16
16:31
33
17:04
17:05
31
17:36
17:39
37
18:16
18:16
40
18:59
市ノ瀬の駐車場
天候 快晴後曇り
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
市ノ瀬の駐車場に駐車
コース状況/
危険箇所等
・市ノ瀬〜チブリ尾根避難小屋
 普通の登山道。Co1400m付近より窪地に残雪が現れ、チブリ尾根避難小屋の手前で雪が繋がる
・チブリ尾根避難小屋〜別山
 御舎利山手前の尾根芯の登山道までは雪渓を登る。最後の雪渓は急傾斜でアイゼン、ストックで登る雪は緩んでいるので、軽アイゼンでも登れるが、チェ-ンスパイクは爪が短いのでキックステップが必要。
・別山〜三ノ峰
 普通の登山道。残雪は1個所、雪の影響で1個所登山道が崩れている
・三ノ峰〜六本檜
 普通の登山道。残雪は無い。数か所雪の影響で登山道が崩れている
・六本檜〜杉峠
 全般的にヤブ気味。ブナ林の中では比較的ましですがブナ林でない所はササヤブの所が多い
・杉峠〜三ツ谷登山口
 杉峠までの登山道に比べて、ヤブも殆ど無いので歩き易い。
此処から工事用道路を辿ります
此処から工事用道路を辿ります
猿壁登山口から登り始めます
猿壁登山口から登り始めます
ブナの新緑にに朝日が
ブナの新緑にに朝日が
白山が見えて来ました
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白山が見えて来ました
チブリ尾根のマメザクラの向こうに大長山
チブリ尾根のマメザクラの向こうに大長山
Co1400m付近より残雪が現れて、チブリ尾根避難小屋へ
Co1400m付近より残雪が現れて、チブリ尾根避難小屋へ
チブリ尾根避難小屋付近のCo1900m付近で雪が繋がって来ました
チブリ尾根避難小屋付近のCo1900m付近で雪が繋がって来ました
チブリ尾根避難小屋が見えて来ました。中央の御舎利山左下の岩峰下部の雪渓を右上方向に登り、最後の急な雪渓を直登します
チブリ尾根避難小屋が見えて来ました。中央の御舎利山左下の岩峰下部の雪渓を右上方向に登り、最後の急な雪渓を直登します
岩峰下の雪渓。此処は右上方向に登り、乗り越えると最後の急傾斜の雪渓が待っています
岩峰下の雪渓。此処は右上方向に登り、乗り越えると最後の急傾斜の雪渓が待っています
御舎利山への最後の雪渓を登ります
御舎利山への最後の雪渓を登ります
御舎利山より別山山頂はすぐそこ
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御舎利山より別山山頂はすぐそこ
別山に到着
別山山頂にて
山頂より白山
山頂よりチブリ尾根を見下ろす。中央に赤い屋根のチブリ尾根避難小屋
山頂よりチブリ尾根を見下ろす。中央に赤い屋根のチブリ尾根避難小屋
別山平から振り返る。いつ見てもスッキリして良い姿です
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別山平から振り返る。いつ見てもスッキリして良い姿です
別山平より三ノ峰へ
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別山平より三ノ峰へ
別山平からの下りよりマメサ゜クラ越しに経ヶ岳
別山平からの下りよりマメサ゜クラ越しに経ヶ岳
三ノ峰に到着
三ノ峰避難小屋を見下ろす。左側の雪渓は7月頃まで残っており水が取れる
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三ノ峰避難小屋を見下ろす。左側の雪渓は7月頃まで残っており水が取れる
三ノ峰避難小屋内部は綺麗に整理されており、外には太陽光パネルが設置されている
三ノ峰避難小屋内部は綺麗に整理されており、外には太陽光パネルが設置されている
三ノ峰直下は急坂です
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三ノ峰直下は急坂です
三ノ峰の下りより赤兎山、経ヶ岳、大長山
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三ノ峰の下りより赤兎山、経ヶ岳、大長山
三ノ峰の下りより銚子ケ峰、野伏ケ岳、小白山の山々
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三ノ峰の下りより銚子ケ峰、野伏ケ岳、小白山の山々
六本檜への稜線のブナ林。大樹も多数
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六本檜への稜線のブナ林。大樹も多数
六本檜に到着
杉峠への稜線は概ねこんな感じでヤブ気味
杉峠への稜線は概ねこんな感じでヤブ気味
杉峠へはササ藪が度々。テープが有り助かります
杉峠へはササ藪が度々。テープが有り助かります
杉峠に到着
時々こんな倒木が道を塞ぐ
時々こんな倒木が道を塞ぐ
下山尾根のブナ林。ブナは細いですがスッキリと直立しています
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下山尾根のブナ林。ブナは細いですがスッキリと直立しています
三ツ谷登山口の林道に下りて来ました
三ツ谷登山口の林道に下りて来ました
三ツ谷登山口
薄暗くなった駐車場に戻って来ました
薄暗くなった駐車場に戻って来ました
道端で出会った花。サンカヨウ
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道端で出会った花。サンカヨウ
道端で出会った花。ムラサキヤシオ
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道端で出会った花。ムラサキヤシオ
道端で出会った花。ミネザクラ
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道端で出会った花。ミネザクラ
道端で出会った花。イワナシ
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道端で出会った花。イワナシ
道端で出会った花。イワカガミ
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道端で出会った花。イワカガミ
道端で出会った花。タムシバ
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道端で出会った花。タムシバ
道端で出会った花。イワウチワ
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道端で出会った花。イワウチワ
道端で出会った花。ミズバショウ
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道端で出会った花。ミズバショウ
道端で出会った花。リュウキンカ
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道端で出会った花。リュウキンカ
ラショウモンカズラ
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ラショウモンカズラ

装備

個人装備
雨具 昼ご飯 非常食 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 ツェルト カメラ ストック アイゼン
共同装備
無し

感想

一昨年夏。はじめて行った白山で、別山に見惚れながら観光新道を下り、次に来るときは絶対別山に!と思っていたら、shikakuraさん企画にお休みがヒットしたので、お邪魔させてもらいました。

雪解け水の爽やかな音を聴きながら、お花を愛でながらのご機嫌なスタート。
アイゼンつけてからは、緩んだ雪と岩のある道との繰り返しで足に堪えるが、左手の白山を見てはエネチャージしながら順調に別山へ。

三ノ峰からの下りは長かったー。
特に、六本檜から杉峠までの地味なアップダウンの繰り返し。

♪歩いても〜歩いても〜、同じような景色が続き、 早く下りたいのに1300mを切れない。狐につままれるのはこんな感じ?
疲れもあり、だいぶメンタルやられましたが、水芭蕉との出会いで正気に戻りました( ´ ▽ ` )

お花に詳しいIさんから、花の名前、特徴、由来など、都度教えていただきました。なんという贅沢。植物のカタカナ名暗記苦手を払拭できそう。
感謝です。

shikakuraさん、単独ならもっと速いのでしょうに、亀の下りに長らくお付き合いいただき、ありがとうございました!

29年前に周回して以来、暫く忘れていましたが、数年前に当時の古い写真を見て再度周回して見たくなりましたが行けるかどうか自信が無いのと、昨年は天気が悪くて断念し、今年が最後のチャンスと思い定めて、前回と同様単独での実施を考えていましたが、連休に仙丈ケ岳に同行したメンバ-に提案した所、快く同行して頂けるとの事で実施することにしました。

幸い予定している日は好天予報です。夕方に市ノ瀬の駐車場に到着すると数台の車が駐車して居て、丁度下山されていた方と少しお話しします。彼は白山を往復され、別当出合への道路は未だ閉鎖されており、自転車を押して1時間半余り別当出合まで歩かれたとの事。我々は明日、別山に登ると話しましたが、別山は余りご存知ないようです。何時もの通り小宴会の後、彼女達はテント泊、私は車中泊です。

天気予報の通り快晴で4時半に出発。猿壁登山口から登山道に入ります。水場へのトラバ-ス道は花弁を閉じているニリンソウとサンカヨウの群生です。水場を過ぎると登りが始りますが雪が消えたばかりの道端にはサンカヨウの芽吹きが始っており、目を上げるとブナの新緑が朝日に鮮やかで眩しい。

Co1400m付近まで登ってくる窪地の登山道に残雪が現れて来ますが雪が繋がってくるのはCo1900m付近で、少し登るとチブリ尾根避難小屋に到着。

目の前の御舎利山への登りは急登です。避難小屋を過ぎて登りに掛かる辺りでアイゼンを履きますが軽アイゼンでも問題ない程に雪は緩んでいます。登る途中で追い抜いて行かれた方はチェ-ンスパイクですが、最後の急登では難渋されている様子です。登山道が尾根芯を辿るようになると残雪は無くなり、アイゼンを脱いで少し登ると御舎利山です。風が少しありますが穏やかな好天です。

別山山頂には先ほどの方が休憩中で、360度の大展望を楽しみますが、生憎の春霞で御嶽、乗鞍、北アルプス方面の展望は有りません。別山に11時までに到着し、元気ならチブリ尾根の往復では無く、三ノ峰〜杉峠〜市ノ瀬の周回にすることにしていましたので、予定通り周回することにして三ノ峰に向かいます(下山には6〜7時間程度を予定していましたが実際は1時間程オーバ-してしまいました)。

三ノ峰までの登山道には残雪が1個所、積雪の影響と思われる登山道の崩壊が1個所有りました。この稜線にもマメザクラが可憐な花を付けて目を楽しませてくれます。三ノ峰避難小屋は綺麗に整理された小屋で、太陽光パネルも設置されています。

此処で昼食後、六本檜への急な稜線を正面に、赤兎山、経ヶ岳、大長山を見ながら下ります。急坂が終わりブナの樹林帯に入るとイワカガミ、ショウジョウバカマ、オオガメノキ、ムラサキヤシオなど次々と道端に現れて、その都度腰を屈めての撮影で結構しんどい。

六本檜を過ぎて杉峠への登山道は通る人も少ないのか、かなり荒れて来ます。ブナ林の中はまだましですが、ブナが無くなるとササが幅を利かせてササ藪になり閉口しますが思いもかけないミズバショウやイワウチワ群生等でホッとします。

ようやくたどり着いた杉峠で一息入れ最後の下降ですが、今までの登山道より格段に歩き易く、雪渓の残った小沢にはミズバショウ、リュウキンカが咲いています。Co1210m付近の別山展望台からは辿って来た別山、三ノ峰が遥かな高みに見えて、「よく歩いたね」と全員感慨に耽ります。

「もう一息ヤ」と気合を入れ直してブナ林を下り続けて三ツ谷登山口に到着。これからは市ノ瀬への林道が残っているだけですが、市ノ瀬に到着したのは薄暗くなって来た午後7時前で、14時間半の長い行程は終わりです。

皆さんお疲れ様ですが、これから4時間の帰路が待っています。

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