鳥海山

2022年05月22日(日) [日帰り]

• GPS: 04:41
• 距離: 9.7km
• 登り: 1,193m
• 下り: 1,193m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:15
• 休憩: 1:01
• 合計: 5:16

4:27 祓川駐車場
4:34 4:34 祓川神社
5:01 5:01 賽ノ河原
5:16 5:16 御田
5:32 5:32 七ツ釜避難小屋
5:39 5:40 康新道分岐
6:03 6:03 氷ノ薬師
7:03 7:04 七高山
7:22 8:12 鳥海山
8:18 8:25 七高山
8:52 8:52 氷ノ薬師
9:02 9:02 康新道分岐
9:13 9:13 御田
9:37 9:39 祓川神社
9:42 9:42 祓川ヒュッテ
9:43 ゴール地点

天候

高曇りのち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前泊の由利本荘市街から1時間ほど、レンタカーのナビに祓川駐車場もキャンプ場も表示されず、地図で無理やり打ち込んだら今度は期間通行止めの道と出てナビ設定に難儀、諦めてスマホのグーグルマップナビで向かった

コース状況／危険箇所等

スタート直後のごく一部と舎利坂〜外輪山と新山山頂部は夏道露出
一部に大きめのクラックも出来ているが、まだ踏み抜くほど雪が薄い所はコース上には無かった

写真

5/22 4:27

4時半の時点では駐車場ガラガラ、雲もまだ少なく青空も見える、何とかもってくれと祈りつつスタート

5/22 4:30

早速素晴らしい景色、火山の独立峰はやっぱり山容が綺麗

5/22 5:14

広い雪原を竹竿を辿りながら登る、この辺は登山とBCで踏み固められているせいか圧雪具合が凄くて、下山時は意図せずグリセード状態になるくらい滑りました

5/22 5:29

避難小屋に到着、立派だけど祓川に近すぎて使う人いるのかな？

5/22 5:36

かなり近づいてきた、そしてかなり雲が出てきた

5/22 6:00

大きめのクラック、滑ってる時に落ちたら危ないレベル

5/22 6:06

氷ノ薬師付近で雪解け水が沢になっており補給が可能、このコースで必要とする人はほとんどいないとは思うが

5/22 6:23

舎利坂左脇の雪面を最後の一登り、ステップが有るのでチェーンで十分だったが、もし無ければ前爪が欲しい斜度ではある

5/22 6:49

夏道の方が早いと判断し中間地点から夏道へ入る

5/22 7:00

まずは七高山に到着、山頂標はもう少し先

5/22 7:00

下から山頂が見えるという事は、山頂からも山麓まで一望出来る

5/22 7:01

コチラが山頂、トラロープの向こうは絶壁です

5/22 7:02

新山近い！関東者なので外輪山と言うと浅間山を思い浮かべてしまうので、アレに比べてもの凄く近い！

5/22 7:03

コチラが外輪山、時間が有るならぐるっと歩いて来たかった所だけど、今回はパス

5/22 7:08

行きはショートカットできるルートの存在を知らず正規の下降点から下りる、ちなみに下山時に大荷物を持ったグループと何組かすれ違ったのだが、御室小屋は冬季利用できるのだろうか？(調べてない)

5/22 7:15

外輪山から降りてきたところにプチ雪の大谷(?)が、帰りは奥のスノーブリッジを通って非正規ルートで外輪山に直登した

5/22 7:15

外輪山の中、千蛇谷方面

5/22 7:25

残念ながらこの願いは叶いそうもないっす

5/22 7:27

登頂！厳冬期で全部雪に覆われていたらどの岩の上が山頂なのか分からなかったかも

5/22 7:28

まずは七高山、中央右のスノーブリッジがショートカットコース

5/22 7:28

由利本荘方面、ピーカンなら男鹿半島まで見えるらしいけどこれでも十分

5/22 7:29

そして最も期待していた庄内平野と日本海

5/22 7:40

山頂独り占めだったのでノンビリしちゃいました

5/22 8:16

ショートカットの取り付き部、もう少し解けたら岩に取り付けず使えなくなると思う

5/22 8:21

少し上った所、よく見ると踏み跡が有る

5/22 8:30

下りも舎利坂は夏道利用、裾野を見ながらの下山も気持ち良い

5/22 9:16

9時過ぎで山頂はガス、一時晴れたけどまた直ぐガスってその後はずっとガスの中だった模様

5/22 9:30

コチラが登りで間違った所、朝は枝の向こうへ続く踏み跡が写真より分かり難く竹竿も見逃し、真っ直ぐ夏道を行ってしまった、ちなみに写っている5人パーティーには道を教えたのに間違えた方向に向かっている(中国人だったから変な勘違いした？)

5/22 9:35

雪に覆われた湿原もなかなかの景観、右手の崩落がスッゴイ

5/22 9:44

9時40分のゴール時には駐車場9割ほど埋まっておりました、結構な人とすれ違ったもんなぁ

5/22 9:49

スタート時の写真との違いよ…直後雨まで降り出したので片付けは最低限にしてとにかく荷物を車にツッコミ帰路へ、いいタイミングで登らせて頂きお山に感謝

撮影機器：

Xperia 1 SOV40 au SONY

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター 靴 ザック アイゼン 行動食 非常食 飲料 コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック 日よけ帽子 ガスカートリッジ コッヘル 食器 ロールペーパー

感想

shige_verde

今シーズンの雪山はもう収めたつもりだったのだが、ちょっと秋田へ行く用事が有ったのでついでとばかりに未踏であった鳥海登山を計画。
天気が心配で、実際あまり良くは無かったのだが、予報通り早朝はなんとか高曇りでもってくれたので眺望も堪能できて満足な山行となった。

祓川駐車場を4時半にスタート。
事前情報収集では4時には満車と言う日も有るらしいが、天気が悪かったのとBCもシーズン最終版で雪の状態があまり良くない事も有り、週末でも4時でスカスカだった。

足元はツボ足でスタートしたが、せっかく持って来たのだしと思いすぐチェーンスパイクを装着。
好みの問題だが、付けた方が多少楽だった気がする。
軽アイゼンも持って行ったが、結局終止チェーン(夏道露出部は外して)で通した。
舎利坂は前爪が有った方が楽だろうが、この時期既に夏道が出ていたのでそちらを登っても良い。

ルートは舎利坂直前まで竹竿が目印として立っており分り易い。
とか言いつつ、スタート直後に夏道を行ってしまい間違えたのだが。
反省。

富士山型の山なので登り一本調子だが、景観が良いので歩いていて飽きない。
この日は自分が1番乗りで前にも後ろにも誰もいなかったのも、個人的には好きなシチュエーション。
お陰で新山山頂も独り占めでノンビリティータイムを堪能できた。
20分ほどした頃に後続グループが到着し、写真撮影を待たせてしまったのは申し訳なかったが。

下りは山頂直下からゲレンデを下る様なものなので高速下山が可能。
尻セードも楽しそうだが、意外と雪面が硬い所が有り凹凸もあるので場所を選んでやらないとお尻が痛そう。

駐車場に戻った10時前には山頂はガスに包まれ、駐車場では雨も降ってきた。
ほんの数時間の恵まれたタイミングで登れたようだ。
関東在住の自分にはなかなか登る機会が作れない東北の山。
今回、眺望有りで登れたのは本当にラッキーだった。