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記録ID: 435046
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ハイキング
六甲・摩耶・有馬

ツツジ咲く道畔谷北尾根 <快晴の展望尾根を散策>

2014年04月27日(日) [日帰り]
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コースタイム

阪急芦屋川 07:39−(0:17)−城山分岐 07:56−(0:14)−右岸線合流 08:10
−(0:24)−水場休憩 08:34〜42−(0:18 撮影0:03)−道畔谷北尾根分岐 09:00
−(0:37 撮影0:05)−私称「会議室」 09:37〜56−(0:15 撮影 0:03)
−▲岩 10:11〜14−(0:02)−十三間四方岩テラス・周辺散策 10:16〜26
−(0:22 撮影 0:03)−荒地山登山道合流 10:48−(0:02)
−荒地山頂 10:50〜56−(0:24 なかみ山撮影 0:05)−魚屋道合流 11:20
−(0:12)−横池雄池 11:32−(0:06)−横池岩場 11:38

<昼食休憩 0:60 1時間00分>

横池岩場 12:38−(0:07)−横池雌池 12:45〜47
−(はぶ池跡探索 0:11)−木漏れ日広場 12:58−(0:06)−水平道合流 13:04
−(0:03)−八幡谷森林管理歩道分岐 13:07−(0:32)−八幡谷入口 13:39
−(0:22)−自宅着 14:01

登高合計(阪急芦屋川〜道畔谷北尾根〜荒地山頂)
191min 3時間11分 純歩行 138min 2時間18分
周回合計(荒地山頂〜魚屋道〜横池岩場)
48min 純歩行 37min
下山合計(横池岩場〜八幡谷〜自宅)
83min 1時間23分 純歩行 81min 1時間21分

行動総計 322min 5時間22分 純歩行総計 256min 4時間16分
<撮影・散策・休憩総計 66min 1時間06分>
山行総計 382min 6時間22分

※特に往路は撮影・散策・休憩多く、所要時分は全く参考にならないと思います。
天候 全行程ほぼ快晴
20〜25℃ しばしば弱風の吹く稜線以外ではかなり暑さを感じました。
(化繊長袖ベースに半袖化繊ポロで充分、持参ウインドブレーカーは全く使用せず)
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往路:阪急神戸線・岡本→芦屋川 \130 (一駅、所要3分)
復路:徒歩のみ
コース状況/
危険箇所等
○芦屋川右岸線(迂回路)
かつての入口(私有地)は閉鎖されており、右岸道へは迂回路を歩行。
阪急芦屋川stnから高座滝〜ロックガーデン方面へ向かう途中、
城山方面への分岐を右折し、城山登山道に入ってすぐの
木枠の階段脇に立つ「弁天岩→」道標に従い、手前から右へ逸れる方向に進みます。
※「ロックガーデン方面への新道標」 「城山登山道入口の車止め」
 および「城山登山道からの分岐後すぐ」 以上のポイントに
 それぞれ手書きの標識「右岸道・新入口」が設置されています。
迂回路はよく踏まれており、迷う気遣いはありません。

○芦屋川右岸道〜道畔谷北尾根入口
道畔谷堰堤の手前の水場「宝泉水」付近から堰堤周辺にかけては
多くのマイナールート(道畔谷遡行道、東南尾根、南尾根など)への
分岐が集中錯綜しているため、目指す方面に進むため注意が必要です。
「堰堤を越え、徒渉した対岸を登った地点に立つ岩」が北尾根入口の目印。
下記写真を参考にして戴ければ幸いです。

○道畔谷北尾根〜荒地山頂
荒地山稜線まで行程の2/3に亘って、ほぼ弛みのない急登が続きます。
手を使うような岩場が何ヵ所かありますが格別の困難はなく、
基本、尾根筋を追って登り方向に採っていけば迷い易い分岐もありません。
随所で芦屋市街〜阪神間の眺望を楽しめる「展望尾根」ですが、
さらに眺望の良い小テラスや岩場も道中あちこちに散在していますので
ちょっと脇道に逸れながら尾根周辺を散策するのも一興でしょう。
※中でもお勧めは「十三間四方岩のテラス」です。
 行程については下記写真を参考にして下さい。
三角岩を過ぎた後半1/3からは傾斜も緩み、辿り着いた稜線から
荒地山頂までよく踏まれた整備登山道になります。

○荒地山頂〜魚屋道〜横池(雄池)
ところどころ浸食で歩きにくい箇所もありますが、基本は整備登山道。
荒地山から魚屋道に向かう途中の、なかみ山付近に六甲主稜線を一望できる
好展望地があり、いつも立ち寄っています。

○横池(雄池)〜南側岩場〜(雌池)〜ショートカット道〜水平道
雄池南側の岩場から西に下った雌池の池畔から分岐する開鑿道を使えば
そのままパノラマ道や打越峠を経由せず「木漏れ日広場」を通って
打越山水平道までショートカット出来ます。
※登山地図には載っていないルートです(木製の手すりが設置されています)。
 推測ですが、恐らくこのコースが横池から市街地までの最短下山路でしょう。
※因みに、古い登山地図などから木漏れ日広場」付近に拡がる凹地
 (新しい植林あり)が、かつての「はぶ池」跡ではないかと推定しています。

○水平道〜八幡谷森林管理道(谷道)〜山の神〜八幡谷道
水平道に出たあと、明瞭な分岐を右方向に下る「森林管理歩道」を通行。
打越峠から打越山の山腹をつづらを切って下るルートよりも
全般に傾斜が緩く、整備状態も優れているため、特に下山路としてオススメです。
※分岐点や路面状態は下記写真を参照願えれば幸いです。
新しい道標が立っていました。
正面の城山が鮮やかです。
新しい道標が立っていました。
正面の城山が鮮やかです。
手書きの案内板に従って・・・
手書きの案内板に従って・・・
ここを右折、城山方面へ。
ここを右折、城山方面へ。
登山道入口の・・・
登山道入口の・・・
車止めにも案内板。至れり尽くせりですね。
車止めにも案内板。至れり尽くせりですね。
「弁天岩→」道標の立つ地点から右(赤線方向)に登山道を逸れると・・・
「弁天岩→」道標の立つ地点から右(赤線方向)に登山道を逸れると・・・
・・・ここにも。
・・・ここにも。
だらだらっと下った先の、
だらだらっと下った先の、
この分岐を右に進むと(左もあとで合流します)
この分岐を右に進むと(左もあとで合流します)
元の右岸道と、この道標で出合います。
元の右岸道と、この道標で出合います。
念のため、振り返って見た図。
念のため、振り返って見た図。
すぐに先ほど分岐した道(黄線)が合流してきます。
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すぐに先ほど分岐した道(黄線)が合流してきます。
水場で給水休憩。以前からたびたび飲用していますが(私は)別状ありません。あったら大変ですが。
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水場で給水休憩。以前からたびたび飲用していますが(私は)別状ありません。あったら大変ですが。
次の水場「宝泉水」に到着。
ここからの分岐が結構ややこしい。
次の水場「宝泉水」に到着。
ここからの分岐が結構ややこしい。
黄色(登り方向)は「道畔谷東(南)尾根」への分岐。
右岸道は赤方向に下ります。
黄色(登り方向)は「道畔谷東(南)尾根」への分岐。
右岸道は赤方向に下ります。
すぐ行き当たる道畔谷堰堤からは赤方向へ下ります。
黄色方向にも明瞭な踏跡があるので要注意。
すぐ行き当たる道畔谷堰堤からは赤方向へ下ります。
黄色方向にも明瞭な踏跡があるので要注意。
下った大岩の左をすりぬけて徒渉し・・・
下った大岩の左をすりぬけて徒渉し・・・
ここは右(赤方向)へ。
黄色方向は道畔谷道と南尾根への入口です(面白い道とのことですが未踏)。
ここは右(赤方向)へ。
黄色方向は道畔谷道と南尾根への入口です(面白い道とのことですが未踏)。
置かれた岩に右折のペイントがうっすら読み取れます。
置かれた岩に右折のペイントがうっすら読み取れます。
道畔谷の対岸(左岸)をガツガツと登った先の・・・
道畔谷の対岸(左岸)をガツガツと登った先の・・・
この岩が北尾根分岐の目印になります。
この岩が北尾根分岐の目印になります。
ここからの眺望もなかなか。
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ここからの眺望もなかなか。
黄色方向が芦屋川右岸道(弁天岩〜芦屋ゲート方面)。
北尾根は赤方向に登った先です。
黄色方向が芦屋川右岸道(弁天岩〜芦屋ゲート方面)。
北尾根は赤方向に登った先です。
ここから急登も楽しい展望尾根が・・・
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ここから急登も楽しい展望尾根が・・・
いよいよ始まります。
いよいよ始まります。
お手製の踏み石階段を登り、
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お手製の踏み石階段を登り、
浸食が進んだ「だるま岩」を通過。
浸食が進んだ「だるま岩」を通過。
お隣の南尾根が見えました。
あちらもかなりの急登ですね。
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お隣の南尾根が見えました。
あちらもかなりの急登ですね。
三点支持で段差を乗り越えると・・・
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三点支持で段差を乗り越えると・・・
私称「会議室」に到着。
別に慌てる用事もなし(笑)、ここで20分もマッタリしてしまいました。
私称「会議室」に到着。
別に慌てる用事もなし(笑)、ここで20分もマッタリしてしまいました。
木陰の岩に腰掛け、涼風のなか、しばし展望満喫。
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木陰の岩に腰掛け、涼風のなか、しばし展望満喫。
ほんじゃ、ぼちぼち行きましょうか。
見上げれば、ツツジに彩られた尾根道。
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ほんじゃ、ぼちぼち行きましょうか。
見上げれば、ツツジに彩られた尾根道。
核心部を楽しみながら・・・
核心部を楽しみながら・・・
また小さな展望テラスに立ち寄り、さっき休んだ「会議室」を見下ろします。
また小さな展望テラスに立ち寄り、さっき休んだ「会議室」を見下ろします。
ここからの眺望もなかなか。
ここからの眺望もなかなか。
さらに登った、ご存じ「▲岩」。
良いところに咲くツツジが・・・
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さらに登った、ご存じ「▲岩」。
良いところに咲くツツジが・・・
興趣を添えてくれます。
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興趣を添えてくれます。
「通せんぼ」を乗り越え、黄方向へ寄り道すると・・・
(赤方向が正規ルート)
「通せんぼ」を乗り越え、黄方向へ寄り道すると・・・
(赤方向が正規ルート)
ツツジ咲く「十三間四方岩」。
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ツツジ咲く「十三間四方岩」。
岩の向こうには、芦屋川越しにごろごろ岳。
岩の向こうには、芦屋川越しにごろごろ岳。
このテラスから阪神間の眺めは定評あるところ。
このテラスから阪神間の眺めは定評あるところ。
霞んではいますが、甲子園球場(□)と、阿倍野ハルカス(○)も視認できました。
霞んではいますが、甲子園球場(□)と、阿倍野ハルカス(○)も視認できました。
南の展望テラスからは東灘方向も遠望。
南の展望テラスからは東灘方向も遠望。
芦屋ゲート分岐道標。
手彫りで「道畔谷北尾根」。
芦屋ゲート分岐道標。
手彫りで「道畔谷北尾根」。
噴き出す汗に、荒地山頂で小休止。
噴き出す汗に、荒地山頂で小休止。
なかみ山から六甲主稜線を一望。
先日登った西お多福山の架線道を確認(黄線)。
なかみ山から六甲主稜線を一望。
先日登った西お多福山の架線道を確認(黄線)。
ガーデンテラスと、これも先日登った五助山〜五助尾根を遠望。
ガーデンテラスと、これも先日登った五助山〜五助尾根を遠望。
石宝殿〜最高峰手前に東お多福山。
だいぶ笹原が拡張されたように見えます。近々要確認です。
石宝殿〜最高峰手前に東お多福山。
だいぶ笹原が拡張されたように見えます。近々要確認です。
魚屋道から横池(雄池)畔へ進み、
魚屋道から横池(雄池)畔へ進み、
ちょっと登って展望の尾根。
ここもツツジがきれいです。
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ちょっと登って展望の尾根。
ここもツツジがきれいです。
盆栽松の向こうに拡がる・・・
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盆栽松の向こうに拡がる・・・
六アイ方面の眺望。
六アイ方面の眺望。
立ち枯れの向こうは天狗岩南尾根の稜線。
立ち枯れの向こうは天狗岩南尾根の稜線。
さて、脇の岩場でランチにします。
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さて、脇の岩場でランチにします。
今までのところ、味噌味がいちばん美味ですね。
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今までのところ、味噌味がいちばん美味ですね。
コロラテュラ・ソプラノ独唱を楽しみ・・・
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コロラテュラ・ソプラノ独唱を楽しみ・・・
長い昼食休憩から雌池に下ります。
長い昼食休憩から雌池に下ります。
この景観、いつ来てもイイですねぇ。
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この景観、いつ来てもイイですねぇ。
ショートカット道を経由して「まぼろしのはぶ池跡」を確認。
ショートカット道を経由して「まぼろしのはぶ池跡」を確認。
調査した結果、この窪み(黄○)が昔のはぶ池跡で間違いなさそうです。
調査した結果、この窪み(黄○)が昔のはぶ池跡で間違いなさそうです。
水平道から「八幡谷森林管理道(谷道)」を下り、
水平道から「八幡谷森林管理道(谷道)」を下り、
「八幡谷山の神」で、山腹道に合流。
「八幡谷山の神」で、山腹道に合流。
例の雰囲気抜群の森を通って、
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例の雰囲気抜群の森を通って、
八幡谷入口から自宅へ下りました。
楽しい半日散策ハイク、これにて終了。
八幡谷入口から自宅へ下りました。
楽しい半日散策ハイク、これにて終了。

感想

山麓のツツジは既に終了していましたが、尾根登りの道中はまだ見頃。
展望尾根の眺望に、いっそうの興趣を添えてくれました。
天気予報から夏服に衣替えして出かけましたが、
予想以上のキビシイ陽射しに情けなくもバテ気味の登高。
GW後半は体調万全に努め、気を引き締めて新規まき直しです。

荒地山周辺はまだまだ面白い場所やルートがたくさんあり、
探索するには一日では足らないと思っています。
中でも「北絶景岩」は毎回訪ね歩いているのですが
どうにも行き当たらず、どなたかご教示戴ければ幸いです。

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コメント

ゲスト
おつかれさまでした
つつじ、素敵ですよね。
4/17に行った時も、荒地山はつつじのトンネルでした。
そろそろ暑さとの戦い本番に突入ですが、負けずにがんばりましょう!
お山の緑がきれいで心ウキウキしますしね!
2014/5/5 14:02
コメントありがとうございます。
物凄いご活躍の合間を縫って、
ショボいレポをご覧戴き恐縮です・・・。
さて六甲は新緑ベストシーズンに突入、
ただ歩いているだけで本当にウキウキしますね
確かに登高時など暑いですが 稜線ではまだ涼風の支援もあり
一年でいちばん歩きに集中できる季節です。
来たる猛暑に備えて、小生も精々がんばる所存です。
2014/5/7 16:48
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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