大高取山幕岩展望台
- GPS
- 08:34
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 388m
- 下り
- 387m
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
今年は埼玉県入間郡越生町の大高取山に移動することに決定。
時々、この辺りから出ている移動局を耳にするが自分が赴くのは初めてである。
いつもなら行き当たりばったりで出掛けるのだが今回は予め乗り換え案内サイトで乗り継ぎ時間を控えて出発する。
天候は上々。終日快晴が続きそうだ。
JR阿佐ヶ谷駅0632JST発高尾行きに乗り、立川で青梅線に乗り換える。
車内はハイカーで満員だ。
立川0705JST発の青梅線で拝島まで。
0720JST拝島発川越行き八高線で高麗川に向かう。
車窓からは新緑の田園風景が広がる。特に八高線沿線の風景は趣がある。
箱根ヶ崎までは横田基地の異国情緒的光景が流れていく。瑞穂町ビューパークの展望台も望める。ここも以前、同じ時期に移動運用に赴いたポイントだ。
暫くして電車は箱根ヶ崎に到着。
箱根ヶ崎以北は乗車したことがないので新鮮だ。
金子駅を出て程なく線路は加治丘陵の盛り上がった森林に直角にぶつかる。以前訪れた桜山展望台を探すが見つからない。
加治丘陵を抜けると視界に特徴ある駿河台大学の校舎が見えてくる。
すぐに入間川鉄橋を通過。この辺りはちょうど稲荷山公園がある入間川河岸段丘から見下ろす風景の中に位置する。
東飯能駅を出ると遠く秩父の山々がだんだん迫ってきた。
0745JST、高麗川駅到着。ハイカーの多くが下車していく。
この電車は川越行きなので自分も乗り換えなくてはいけないのだが、暫く気が付かず。
実は八高線が川越線に乗り入れていることを知らなかった。川越は八高線の駅だと思い込んでいたのだ。
車内の路線図を見て気が付き、慌てて下車。隣のホームに停車中の小川町行き気動車に飛び乗る。あわや乗り遅れる所だった。
0759JST、やっとのことで越生駅到着。
西口駅舎は古風な木造。
駅前にはコンビニもない。若干焦る。ドリンクの自販機はあるが昼食が調達出来ない。もっとも移動運用で食事抜きはいつものことなのだが。
程なく8時に駅前の商店が開いたのでおにぎり、お茶などを購入することが出来た。
身支度を整え、早速大高取山に向かう。
ルートはハイキングガイド本を持参したので迷うことはなかった。
ささやかな商店街を抜け、歓迎アーチを潜り、県道を右折、すぐに車道沿いを左折すると視界に目的の山が入った。
「世界無名戦士の墓」の白いモニュメントが目立つ。
思ったよりスケールと距離が大きい。もう少し楽なルートと思っていたが意外に時間が掛かりそう。
暫く行くと「高取山0.3Km」という標識を見つける(大高取山ではない)。そのまま直進すれば「世界無名戦士の墓」に至るが大高取山までは距離が長くなる。この標識が示すとおり左折すれば、ショートカット出来そうだ。
ガイド本で確認してもそのルートが示されているので、結局左折することにする。
ここからは山道。所々に標識があるので安心だ。
しかし道は狭く、木の根が露出しているので若干歩きにくい。
急勾配は少ないが、距離は予想外に長い。行けども行けども目的地に付かない。尾根道がダラダラと続く。
更に途中下り坂もある。つまり帰りは上りになるので憂鬱だ。
道端にはドクダミの白い花が目立つ。時々鶯の声も。暫くは電車の音とかが聞こえていたが、登るにつれて町の喧騒は消えていく。
ルート全体が植林の針葉樹帯なので暗く、閉塞感があり、視界が開ける場所もないのでちょっと不安になる。
途中、ハイカーに会ったのは二人だけ。トレールランナーが追い抜いて行ったのと、初老男性ハイカーのみ。
駅から1時間と20分。やっと目的とする大高取山幕岩展望台の標識があるところまで達する。
標識通りに進むと下り坂。鬱蒼とした植林の中を進むので本当にこの先に展望台などあるのかと不安になるが、徐に突然視界が開けた。
時間は9時30分。
1時間半かけてやっと目的地に到達出来た。
関東平野方面にに視界が開けており、南は西武ドームから北は筑波山までのパノラマが堪能できる。残念ながらこの日は春霞。都心のビルも殆ど見えない。僅かに西武ドームとさいたま副都心が覗えるだけ。眼下には越生町の市街地が広がる。
10時半頃までは誰も訪れなかった幕岩展望台だが、昼が近づくにつれハイカーが増えてきた。
団体も遣って来て、正午ごろにはベンチが埋まるほど20人以上に膨れ上がった。
雲ひとつない空。日差しも強くなって暑い。
14時を過ぎるとハイカーも疎ら。15時近くになると再び誰も居なくなった。
15時半頃、撤収を開始。往路をそのまま引き返す。
復路も思ったより長く感じる。やはり帰りの上り道が重い。時間帯ゆえかすれ違ったのはジャージ軽装のランナーだけ。
西日の木漏れ日にドクダミの白い花が映えていた。
越生駅に着いたのは16時30分過ぎ。凡そ1時間。往路より30分は早かった。
駅前の地元物産を扱う施設で土産を買う。
ここは柚子が名産らしい。
越生駅には東武線も乗り入れているが、池袋経由は時間も掛かるので八高線を利用。
1701JST高麗川行き列車に乗り込む。
高麗川で1714JST発八高線八王子行きに乗り換え、1758JSTに八王子到着。中央線快速に乗り継ぐ。多摩川鉄橋ではちょうど夕日が沈むところであった。19時前に阿佐ヶ谷着。往復運賃は2千円弱。
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