甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根)
- GPS
- 13:24
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 2,608m
- 下り
- 2,636m
コースタイム
- 山行
- 5:35
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 7:20
天候 | 晴れ時々曇り一時雨,暴風 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ガレバ多数。鎖場、ハシゴなどは、雨以外にも夜露とかに注意。 |
その他周辺情報 | 道の駅・はくしゅう、白州・尾白の森名水公園べるが、むかわの湯 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
夏の南アルプス第二弾は、テント泊(1泊2日)で甲斐駒ヶ岳へ。アクセスが悪くて金も掛かる北沢峠経由ではなく、いろいろを試される修験の道、黒戸尾根からの登山を選択。最近、黒戸尾根で日帰り登山をされる強者もいるようだが、、、。山頂の景色をゆっくり眺めたいし、テントでの宿泊も楽しみなので、まったり進行で行く事にした。
天気は良好で、中央道を降り、国道20号線を走行。走行中、甲斐駒ヶ岳の山頂まで見渡せることができた。
尾白川渓谷にはAM6:20頃到着。駐車場には10台程度の車が停まっていた。登山準備を済ませ、6:55頃に出発。気温はそれほど高くなく、半袖では少し寒い感じ。駒ケ岳神社に道中の安全を祈願しつつ登山道へ。序盤からキツイ登りが始まるのだが、最近気づいたことで、登り始めの30分間は体が起きていないのか、いつもきつく感じる。移動時間が30分すぎると徐々に体が慣れてくるのか、自然と足が出るようになってくる。不思議だ。笹の平分岐付近で下山者と出会う。七丈小屋から山頂までの区間の積雪情報を確認。アイゼン、チェーンスパイクなど無くとも行けるとのこと。軽アイゼンは持参していたがひとまず安心。笹の平を過ぎたあたりで、ニホンカモシカに遭遇。しかも二頭。前回の鳳凰三山のように熊でなくてよかった。3年位前にも一度上ったが、黒戸尾根の登山道が若干変わっていた。以前の大型台風の影響のようだ。階段やハシゴ部分が新しくなっていたり。尽力された方々に感謝。ただ、登山道が整備されても急登である事には変わりはないのであしからず。今回は、テントと食料、衣類などを2泊3日分持参していたので通常よりも荷が重く、感覚的に約15〜20kgくらいの重さがあったと思われる。元々の計画では2泊3日で、鳥帽子岳まで行こうとしていた為である。刃渡り→刀利天狗と進み、五合目へは、11:45頃到着。この時点でかなりへロヘロ状態だった。小休止をしていたら、パラパラと冷たいもの降ってきた。また雨か・・・。最初はパラパラと、まったく問題のない程度だったが、七丈小屋へ続くハシゴや鎖場付近からは次第に本降りになってしまった。雨具は着用せず、そのまま七条小屋を目指すことに。雨に打たれながら、12:50頃、七丈小屋に到着。ただ、本降りの雨が時々豪雨になったりと不安定だった為、七丈小屋の軒下で1時間半程度雨宿りして、雨が止んだ後にテント泊の受付を済ませた。この間、かなり寒かった。テントを設置した後、頂上で夕焼けでも見ようと思ったが、雨の後は強風が吹いており、しかも曇っていたので登頂は断念した。テント設営後はまったりと過ごし、暗くなったころにメスティンで炊飯して夕食を摂った。テント場には自分を含め全部で3張。同じくテント泊の登山者と暗くなった夜空に光る星と、韮崎市あたりと思われる街の灯りを見ながら、国内の山の話をした。この話が結構盛り上がり、なんだんかんだで21:00を過ぎてしまった。翌朝は皆さん、AM 3:00頃起床で頂上を目指すとのことだった。
翌朝、AM 3:00前に目が覚め、山頂を目指す準備を開始。今回アタックザックも持参したので余計なものはテント内へ残置。気温が低く、結構寒かった。七丈小屋テント場を出発してすぐに積雪ゾーンに。雪はサクサクではなく、ツルツル滑る。ただ、事前の情報どおり、踏み跡があるので外さないように歩けば問題ないレベルだった。八合目付近まで雪は続いたが、以降はほぼ問題なし。八合目付近で空がだいぶ明るくなってしまった。御来光を山頂で拝むのは厳しそうなので、適当な場所で拝むことにした。朝焼けに染まっていく八ヶ岳連峰が素晴らしかった。御来光を確認後、山頂を目指す。山頂には、5:30頃到着。久しぶりの甲斐駒ヶ岳山頂は晴天で、富士山を筆頭に南アルプス、中央アルプス、北アルプスなどの代表的な山々を見ることができた。また日本の高い山1-2-3も1枚の写真に収めることができた。山頂で簡単な朝食(アルファ米)を摂取して、約1時間程度滞在の後、下山。摩利支天を経由しようかどうか悩んだが、山頂以上の景色は期待できないと判断。テント場まで一気に下った。テント場で撤収作業を行い、9:00に下山開始。来た道を戻るだけだが、下りもかなりキツイ。七丈小屋から駒ケ岳神社まで、結局4時間近くも掛かってしまった。でもケガもトラブルもなかったので、最初に神社へお参りした御利益はあったようだ。
心残りは、途中でモチベーションが下がったことで鳥帽子岳へ行けなかったことと、山頂付近で雷鳥の姿が見れなかったことだ。
どちらも次回こそ・・・。
初日はともかく、御来光拝めて良かったですね👍前回とは違った絶景楽しめたようですね😆モルゲンロート素晴らしい👍
久々の甲斐駒、やはりキツかったです。でも登り甲斐ありますね!登山道は以前と比べ、きれいに整備された感がありました。黒戸尾根は日帰りピストンが流行っているんでしょうか。ログ見ても泊まる人が少ない気がします・・・。登山道維持の観点からも小屋を積極利用して少しでもお金落とすべきかなと思いました。
いつかまた計画して登りに行きましょう。もちろんテン泊で!
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