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Yamareco

記録ID: 4360717
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根)

2022年06月03日(金) ~ 2022年06月04日(土)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
13:24
距離
22.2km
登り
2,608m
下り
2,636m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:35
休憩
1:45
合計
7:20
6:59
7:00
109
8:49
8:53
87
10:20
36
10:56
11:05
37
11:42
11:47
6
11:53
11:58
52
12:50
14:11
4
14:15
宿泊地
2日目
山行
8:12
休憩
1:24
合計
9:36
3:30
38
宿泊地
4:08
4:13
70
5:23
5:28
5
5:33
6:25
2
6:59
7:02
120
9:02
9:09
43
9:52
6
9:58
10:03
29
10:32
10:38
16
10:54
45
11:39
79
12:58
12:59
7
天候 晴れ時々曇り一時雨,暴風
過去天気図(気象庁) 2022年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央道(甲府昭和IC)
コース状況/
危険箇所等
ガレバ多数。鎖場、ハシゴなどは、雨以外にも夜露とかに注意。
その他周辺情報 道の駅・はくしゅう、白州・尾白の森名水公園べるが、むかわの湯
予約できる山小屋
七丈小屋
国道20号線から尾白川渓谷へ向かう途中。甲斐駒ヶ岳が正面に見える開けた道。テンションが上がる!
2022年06月03日 06:08撮影 by  moto g(8) plus, motorola
2
6/3 6:08
国道20号線から尾白川渓谷へ向かう途中。甲斐駒ヶ岳が正面に見える開けた道。テンションが上がる!
木漏れ日の差す静かな道
2022年06月03日 07:07撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
6/3 7:07
木漏れ日の差す静かな道
登山口
2022年06月03日 07:15撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/3 7:15
登山口
かなりの急登。さすが、日本三大急登の一つ。だが、これは序の口。
2022年06月03日 08:19撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
6/3 8:19
かなりの急登。さすが、日本三大急登の一つ。だが、これは序の口。
なんだろう?鳥帽子岳かな?
2022年06月03日 08:38撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
6/3 8:38
なんだろう?鳥帽子岳かな?
笹の平に到着。荷が予想以上に重く、ここまでで既に瀕死の状態(笑)
2022年06月03日 08:48撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/3 8:48
笹の平に到着。荷が予想以上に重く、ここまでで既に瀕死の状態(笑)
開けてきました。遠くに地蔵岳。オベリスクも見えます。先々週登ったんだよなぁ。
2022年06月03日 10:21撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
6/3 10:21
開けてきました。遠くに地蔵岳。オベリスクも見えます。先々週登ったんだよなぁ。
刃渡り。油断してはいけないが、特に怖さはない。
2022年06月03日 10:28撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/3 10:28
刃渡り。油断してはいけないが、特に怖さはない。
刀利天狗に到着。刃渡りからここまで、意外と長い。
2022年06月03日 10:54撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/3 10:54
刀利天狗に到着。刃渡りからここまで、意外と長い。
五合目付近。うわー、曇ってきたわ。
2022年06月03日 11:39撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/3 11:39
五合目付近。うわー、曇ってきたわ。
と思ったら、ポツポツきた。
2022年06月03日 11:48撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/3 11:48
と思ったら、ポツポツきた。
五合目からの登り口。この後のハシゴや鎖場で本降りに・・・。ここ最近の登山は、必ずにわか雨(雪)に降られるな。
2022年06月03日 11:48撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/3 11:48
五合目からの登り口。この後のハシゴや鎖場で本降りに・・・。ここ最近の登山は、必ずにわか雨(雪)に降られるな。
雨の中、七丈小屋に到着。しばらく小屋の軒下でビバークして、雨が止んだ後にテント場の受付を済ます。本日のテント場は3張。静かで快適だった。
2022年06月03日 18:29撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
6/3 18:29
雨の中、七丈小屋に到着。しばらく小屋の軒下でビバークして、雨が止んだ後にテント場の受付を済ます。本日のテント場は3張。静かで快適だった。
明日はどんな天気だろうか。地蔵岳は一応見えた。
2022年06月03日 18:29撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
6/3 18:29
明日はどんな天気だろうか。地蔵岳は一応見えた。
お楽しみの夕食。メスティンで炊飯。今回は、広島菜の"ひろし"と、ガーリックフレークを用いてピラフ風に。これの他に塩焼き鳥の缶詰を
2022年06月03日 18:37撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/3 18:37
お楽しみの夕食。メスティンで炊飯。今回は、広島菜の"ひろし"と、ガーリックフレークを用いてピラフ風に。これの他に塩焼き鳥の缶詰を
韮崎市だと思う夜景。七丈小屋テント場から。
2022年06月03日 21:01撮影 by  moto g(8) plus, motorola
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6/3 21:01
韮崎市だと思う夜景。七丈小屋テント場から。
AM 3:00に起床。山頂へ向かう。八合目までの途中はご覧のとおり雪が残っていた。しかも凍結。ただし踏み跡はあったので何とか進めた。
2022年06月04日 03:45撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
6/4 3:45
AM 3:00に起床。山頂へ向かう。八合目までの途中はご覧のとおり雪が残っていた。しかも凍結。ただし踏み跡はあったので何とか進めた。
夜明けが近いぞ・・・。
2022年06月04日 03:45撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/4 3:45
夜明けが近いぞ・・・。
八ヶ岳が見えた。
2022年06月04日 03:50撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/4 3:50
八ヶ岳が見えた。
甲斐駒ヶ岳の山頂が見える。今日は晴天だ!
2022年06月04日 03:54撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/4 3:54
甲斐駒ヶ岳の山頂が見える。今日は晴天だ!
八合目でいいのかな。だんだん明るくなってきた。
2022年06月04日 04:05撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/4 4:05
八合目でいいのかな。だんだん明るくなってきた。
もうすぐ日が昇る。頂上には間に合わないと判断して、見晴らしの良い場所で待機。
2022年06月04日 04:06撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/4 4:06
もうすぐ日が昇る。頂上には間に合わないと判断して、見晴らしの良い場所で待機。
反対には雲海から顔を出す富士山
2022年06月04日 04:06撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/4 4:06
反対には雲海から顔を出す富士山
山頂からは見れなかったが、日の出は見れた!夏至が近いせいか、日の出の時間は早すぎ・・・
2022年06月04日 04:23撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/4 4:23
山頂からは見れなかったが、日の出は見れた!夏至が近いせいか、日の出の時間は早すぎ・・・
モルゲンロート
2022年06月04日 04:29撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/4 4:29
モルゲンロート
北岳、間ノ岳も朝陽に染まる
2022年06月04日 04:29撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/4 4:29
北岳、間ノ岳も朝陽に染まる
ここから落ちたら這い上がれないだろうという場所
2022年06月04日 04:32撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/4 4:32
ここから落ちたら這い上がれないだろうという場所
朝陽に染まる国内1、2、3の山を纏めて。
2022年06月04日 04:34撮影 by  moto g(8) plus, motorola
1
6/4 4:34
朝陽に染まる国内1、2、3の山を纏めて。
八ヶ岳と日の出
2022年06月04日 04:35撮影 by  moto g(8) plus, motorola
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6/4 4:35
八ヶ岳と日の出
2本の剣が刺さる場所まで到達。甲斐駒ヶ岳の象徴的な場所だと思う。
2022年06月04日 04:49撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/4 4:49
2本の剣が刺さる場所まで到達。甲斐駒ヶ岳の象徴的な場所だと思う。
北アルプスもご覧の通り。槍ヶ岳も見える!
2022年06月04日 05:03撮影 by  moto g(8) plus, motorola
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6/4 5:03
北アルプスもご覧の通り。槍ヶ岳も見える!
韮崎方面を望む
2022年06月04日 05:20撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/4 5:20
韮崎方面を望む
仙丈ケ岳も見える。さすが南アルプスの女王。貫禄がある。
2022年06月04日 05:20撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/4 5:20
仙丈ケ岳も見える。さすが南アルプスの女王。貫禄がある。
甲斐駒ヶ岳神社から富士山を望む
2022年06月04日 05:23撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/4 5:23
甲斐駒ヶ岳神社から富士山を望む
山頂はもうすぐ!
2022年06月04日 05:25撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/4 5:25
山頂はもうすぐ!
霞んではいるが良い天気。雲海も素晴らしい。
2022年06月04日 05:38撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/4 5:38
霞んではいるが良い天気。雲海も素晴らしい。
山頂に到着。ここで朝食を食べた。
2022年06月04日 05:39撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/4 5:39
山頂に到着。ここで朝食を食べた。
右に乗鞍岳と中央アルプスかな。
2022年06月04日 05:43撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/4 5:43
右に乗鞍岳と中央アルプスかな。
鋸岳方面。いつか行ってみたい・・・
2022年06月04日 05:49撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/4 5:49
鋸岳方面。いつか行ってみたい・・・
登ってきた道。
2022年06月04日 05:49撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/4 5:49
登ってきた道。
山頂に花が咲いていた。
2022年06月04日 05:50撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/4 5:50
山頂に花が咲いていた。
北岳、間ノ岳は近いうちに登りたい・・・
2022年06月04日 06:19撮影 by  moto g(8) plus, motorola
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6/4 6:19
北岳、間ノ岳は近いうちに登りたい・・・
雲海から顔を出す富士山
2022年06月04日 06:19撮影 by  moto g(8) plus, motorola
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6/4 6:19
雲海から顔を出す富士山
雪があると印象が変わる
2022年06月04日 06:19撮影 by  moto g(8) plus, motorola
6/4 6:19
雪があると印象が変わる
テント場へ向けて出発。またいつか!
2022年06月04日 06:54撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/4 6:54
テント場へ向けて出発。またいつか!
明るくなった残雪地帯。実は1回コケたりして。
2022年06月04日 07:07撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/4 7:07
明るくなった残雪地帯。実は1回コケたりして。
テントを撤収して、七丈小屋を出発。連泊する予定(予約済)だったが、翌日天気が悪いこととモチベが下がったので下山を繰り上げることに。申し訳ないので小屋オリジナルグッズを購入し、せめてものお詫びを。写真はネックウォーマーみたいなやつ。今年の秋口に使おう!
2022年06月04日 09:03撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/4 9:03
テントを撤収して、七丈小屋を出発。連泊する予定(予約済)だったが、翌日天気が悪いこととモチベが下がったので下山を繰り上げることに。申し訳ないので小屋オリジナルグッズを購入し、せめてものお詫びを。写真はネックウォーマーみたいなやつ。今年の秋口に使おう!
涼しくて気持ちの良い道が続く
2022年06月04日 09:34撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
6/4 9:34
涼しくて気持ちの良い道が続く
こういう感じ、大好き!
2022年06月04日 10:09撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/4 10:09
こういう感じ、大好き!
刀利天狗に到着。相変わらず荷物は重いので進みは悪い・・・
2022年06月04日 10:28撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/4 10:28
刀利天狗に到着。相変わらず荷物は重いので進みは悪い・・・
刃渡り付近から地蔵岳を望む。良い天気!
2022年06月04日 10:43撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/4 10:43
刃渡り付近から地蔵岳を望む。良い天気!
反対側の日向山方面を望む
2022年06月04日 10:43撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
6/4 10:43
反対側の日向山方面を望む
トレランの方々が多く、ここで少し小休止して先行させる
2022年06月04日 10:43撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/4 10:43
トレランの方々が多く、ここで少し小休止して先行させる
とてもとても長い下りがようやく終わり、駒ケ岳神社に到着。尾白川渓谷では釣りや川遊びの人が多数。気持ちよさそうだった。
2022年06月04日 12:51撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/4 12:51
とてもとても長い下りがようやく終わり、駒ケ岳神社に到着。尾白川渓谷では釣りや川遊びの人が多数。気持ちよさそうだった。
この湧き水で頭と顔の汗を流した。冷たくて気持ち良い水だった。
2022年06月04日 12:53撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/4 12:53
この湧き水で頭と顔の汗を流した。冷たくて気持ち良い水だった。
上皇陛下も甲斐駒ヶ岳に登頂されていたようだ。
2022年06月04日 13:16撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/4 13:16
上皇陛下も甲斐駒ヶ岳に登頂されていたようだ。
新緑がまぶしい登山口。またいつか!
2022年06月04日 13:26撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/4 13:26
新緑がまぶしい登山口。またいつか!

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

夏の南アルプス第二弾は、テント泊(1泊2日)で甲斐駒ヶ岳へ。アクセスが悪くて金も掛かる北沢峠経由ではなく、いろいろを試される修験の道、黒戸尾根からの登山を選択。最近、黒戸尾根で日帰り登山をされる強者もいるようだが、、、。山頂の景色をゆっくり眺めたいし、テントでの宿泊も楽しみなので、まったり進行で行く事にした。

天気は良好で、中央道を降り、国道20号線を走行。走行中、甲斐駒ヶ岳の山頂まで見渡せることができた。
尾白川渓谷にはAM6:20頃到着。駐車場には10台程度の車が停まっていた。登山準備を済ませ、6:55頃に出発。気温はそれほど高くなく、半袖では少し寒い感じ。駒ケ岳神社に道中の安全を祈願しつつ登山道へ。序盤からキツイ登りが始まるのだが、最近気づいたことで、登り始めの30分間は体が起きていないのか、いつもきつく感じる。移動時間が30分すぎると徐々に体が慣れてくるのか、自然と足が出るようになってくる。不思議だ。笹の平分岐付近で下山者と出会う。七丈小屋から山頂までの区間の積雪情報を確認。アイゼン、チェーンスパイクなど無くとも行けるとのこと。軽アイゼンは持参していたがひとまず安心。笹の平を過ぎたあたりで、ニホンカモシカに遭遇。しかも二頭。前回の鳳凰三山のように熊でなくてよかった。3年位前にも一度上ったが、黒戸尾根の登山道が若干変わっていた。以前の大型台風の影響のようだ。階段やハシゴ部分が新しくなっていたり。尽力された方々に感謝。ただ、登山道が整備されても急登である事には変わりはないのであしからず。今回は、テントと食料、衣類などを2泊3日分持参していたので通常よりも荷が重く、感覚的に約15〜20kgくらいの重さがあったと思われる。元々の計画では2泊3日で、鳥帽子岳まで行こうとしていた為である。刃渡り→刀利天狗と進み、五合目へは、11:45頃到着。この時点でかなりへロヘロ状態だった。小休止をしていたら、パラパラと冷たいもの降ってきた。また雨か・・・。最初はパラパラと、まったく問題のない程度だったが、七丈小屋へ続くハシゴや鎖場付近からは次第に本降りになってしまった。雨具は着用せず、そのまま七条小屋を目指すことに。雨に打たれながら、12:50頃、七丈小屋に到着。ただ、本降りの雨が時々豪雨になったりと不安定だった為、七丈小屋の軒下で1時間半程度雨宿りして、雨が止んだ後にテント泊の受付を済ませた。この間、かなり寒かった。テントを設置した後、頂上で夕焼けでも見ようと思ったが、雨の後は強風が吹いており、しかも曇っていたので登頂は断念した。テント設営後はまったりと過ごし、暗くなったころにメスティンで炊飯して夕食を摂った。テント場には自分を含め全部で3張。同じくテント泊の登山者と暗くなった夜空に光る星と、韮崎市あたりと思われる街の灯りを見ながら、国内の山の話をした。この話が結構盛り上がり、なんだんかんだで21:00を過ぎてしまった。翌朝は皆さん、AM 3:00頃起床で頂上を目指すとのことだった。

翌朝、AM 3:00前に目が覚め、山頂を目指す準備を開始。今回アタックザックも持参したので余計なものはテント内へ残置。気温が低く、結構寒かった。七丈小屋テント場を出発してすぐに積雪ゾーンに。雪はサクサクではなく、ツルツル滑る。ただ、事前の情報どおり、踏み跡があるので外さないように歩けば問題ないレベルだった。八合目付近まで雪は続いたが、以降はほぼ問題なし。八合目付近で空がだいぶ明るくなってしまった。御来光を山頂で拝むのは厳しそうなので、適当な場所で拝むことにした。朝焼けに染まっていく八ヶ岳連峰が素晴らしかった。御来光を確認後、山頂を目指す。山頂には、5:30頃到着。久しぶりの甲斐駒ヶ岳山頂は晴天で、富士山を筆頭に南アルプス、中央アルプス、北アルプスなどの代表的な山々を見ることができた。また日本の高い山1-2-3も1枚の写真に収めることができた。山頂で簡単な朝食(アルファ米)を摂取して、約1時間程度滞在の後、下山。摩利支天を経由しようかどうか悩んだが、山頂以上の景色は期待できないと判断。テント場まで一気に下った。テント場で撤収作業を行い、9:00に下山開始。来た道を戻るだけだが、下りもかなりキツイ。七丈小屋から駒ケ岳神社まで、結局4時間近くも掛かってしまった。でもケガもトラブルもなかったので、最初に神社へお参りした御利益はあったようだ。

心残りは、途中でモチベーションが下がったことで鳥帽子岳へ行けなかったことと、山頂付近で雷鳥の姿が見れなかったことだ。
どちらも次回こそ・・・。

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訪問者数:219人

コメント

隊長!お疲れさまでした〜🤗
初日はともかく、御来光拝めて良かったですね👍前回とは違った絶景楽しめたようですね😆モルゲンロート素晴らしい👍
2022/6/9 0:05
軍曹、ありがとうございます。
久々の甲斐駒、やはりキツかったです。でも登り甲斐ありますね!登山道は以前と比べ、きれいに整備された感がありました。黒戸尾根は日帰りピストンが流行っているんでしょうか。ログ見ても泊まる人が少ない気がします・・・。登山道維持の観点からも小屋を積極利用して少しでもお金落とすべきかなと思いました。
いつかまた計画して登りに行きましょう。もちろんテン泊で!
2022/6/11 11:54
プロフィール画像
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積雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [2日]
甲斐駒ヶ岳〜黒戸尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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