志賀里駅から比叡山大周回
- GPS
- 08:36
- 距離
- 22.4km
- 登り
- 1,794m
- 下り
- 1,758m
コースタイム
- 山行
- 7:31
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 8:36
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
“志賀の大仏”を見たいという要望と、三石岳に行ってみたいという要望をこのルートで叶えてもらった。地図を確認すると、ぐるっと周回し比叡山を網羅する充実のコースであった。
朝起きたら予報が外れいいお天気であった。延期する予定だった山行を、急遽予定通り実施することにした。ほぼ予定通り志賀里駅を出発し、百穴古墳を見学した後、お堂が見えてきて志賀の大仏に出会うことができた。想像とおり、ふくよかで優しいお顔で、見ているだけで幸せな気持ちにさせてくれる仏様であった。この先の崇福寺跡への道は危険との表示があったが行ってみた。案の定、道は崩れていたが、注意して渡れば通過することはできた。崇福寺跡は礎石がしっかり残っており、建物の位置関係をイメージすることができた。
ここから白鳥越に向かって歩き始めると、前方に長い木の階段が見え、もくもくと登る。200m程登ると白鳥越えに合流し、夢見が丘方面へと進む。夢見が丘からは比叡山ドライブエウィイが見える。小さなアップダウンを九十九折に進むと、緩やかな登りで歩きやすい登山道になった。新緑の中を気持ちよくことができた。分岐を無動寺に方面に進み、トラバース道をアップダウンしながら歩いていく。地図に書かれている登山道から少しずれて、新たな道ができているようだ。元の
登山道は削られてしまったのか。別に作られた道も崩れやすく、滑りやすい箇所があり注意が必要であった。近くで犬の鳴き声がしてびっくりしたが、正体は今から向かう無動寺の可愛い番犬であった。無動寺で休憩をさせてもらう。ここまで誰にも会うことはなかった。
根本中堂、釈迦堂を通過して、峰道から玉体杉に向かう。横川まで3.8km、玉体杉までは1.7km。約1時間程度で玉体杉に到着すると、3名程が昼休憩をしていた。帽子が飛びそうなくらいの風は心地よく、京都の街を眼下に昼休憩とする。30分程休憩したあと、約30分で横川到着。静かな境内の中を、青もみじと紫陽花を愛でながら、元三大師堂に立ち寄った後、三石岳方面に歩く。
比叡山周辺とは違い、ここからは誰にも会うことはなかった。表示はないが、分岐がいくつかあるので地図で確認しながら歩く。三石岳山頂付近にはピンクテープがある。展望はなく樹木で暗い。その中の1本のスギの木に、ワイヤーで滑車が括り付けられたままの状態になっており、スギの成長を妨げており、苦しそうなスギの姿に心が痛んだ。三石岳山頂からは、地図には破線で表示されている林道に繋がる道を下るが、急坂で注意が必要だ。林道に合流し八王子山に向かう。雷がなり始めてきたので急ぎ足で八王子山に向かうも、禁足地のため山頂には行かず通過するだけにし、牛尾神社に向かう。雷はなりやみ、雨に降られることもなく牛尾神社に着くことができた。牛尾神社からの琵琶湖を眺めながら休憩する。今日一番の展望だ。志賀の大仏、崇福寺跡から、比叡山を代表する無動寺、根本中堂、釈迦堂、横川を1日で巡ることができ、充実した山歩きであった。予想外にいいお天気で、気持ちよく歩くことができた。
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