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Yamareco

記録ID: 4466854
全員に公開
ハイキング
十和田湖・八甲田

吹越烏帽子(東北百): OQCパス利用で東北信越低山巡り(9)、半袖隊長、(短歌調で)曇天で優雅な裾野は見えねども自然厳しき下北の山

2022年07月01日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:47
距離
20.1km
登り
584m
下り
581m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:32
休憩
0:16
合計
5:48
8:32
54
吹越駅
9:26
19
県道24号別れ
9:45
26
砂利道始まり
10:11
70
登山口
11:21
11:37
47
12:24
25
登山口
12:49
14
砂利道終わり
13:03
60
県道24号合流
14:03
17
吹越駅(⇒近辺徘徊へ)
14:20
吹越駅
計距離: 20.14km/ 最高点の標高: 484m/ 最低点の標高: 11m
[地理院]累積標高(上り): 584m/ 累積標高(下り): 581m
[SRTM]累積標高(上り): 553m/ 累積標高(下り): 548m
★EK度数(地理院標高値):28.885=13.89+(584÷100)+(581÷100÷2)
→→→判定「●EK24〜32未満 ふつう」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142

【参考文献book/記録
分県登山ガイド01青森県の山(山と渓谷社/2017年8月5日初版)
08吹越烏帽子(ふっこしえぼし)508m
菜の花畑の向こうにたおやかな姿を見せる丘陵の山
(注)「登山口まで徒歩約6km」とあるのは誤記載で、正しくは「約7km」あります
天候 曇り一時小雨
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
★JR東日本大人の休日倶楽部(OQC)パスを利用★
【往路】八戸駅07160828吹越駅
【復路】吹越駅14511514野辺地駅15221608八戸駅1616bullettrain1904東京駅19171931新宿駅1935お袋殿駅
コース状況/
危険箇所等
コース状況【emj:158]paper
●全長約20kmと長いが…吹越駅から登山口まで舗装路・砂利林道が片道7.1km(往復約14km/標高差↑約120m)もあります
 (注)分県G青森には「登山口まで徒歩約6km」とあるのは完全に誤りです
●従って登山口から山頂まで片道2.5km/往復5.0kmだけの軽登山です
●登山道は濃い踏み跡のほぼ一本道、かつ、道標・赤テープに導かれ、道迷いリスクは限りなくゼロに近いでしょう
●頂上前後は夏草/クマザサに覆われ足元が見づらい一帯はあるも、緩やかな傾斜が続く普通の登山道で、全般を通して特段の危険個所はありません

★水場sweat02:なし
★渡渉箇所wave:なし
★泥濘状況shoe:なし
★積雪状況snow:なし
★蜘蛛の巣 :多し…この季節ですから避けては通れません

☆半袖 タイム:最初から最後まで全行程
★半袖 出会い指数:ゼロ
☆半袖 驚かれ指数:ゼロ
★入山者run:ゼロ…山菜採り下見?のシニア男性二人と遭遇
その他周辺情報 ★登山ポストpostoffice:なし
★トイレtoilet:なし⇒吹越駅にもありません
★携帯:圏内
★飲・食料調達処24hours:よこまちストア八戸一番町(⇒前夜に調達)
★酒類調達処:せず
★お土産処present:NewDays八戸駅
★飲食店restaurant:寄らず
★温泉spa:寄らず
★前泊施設hotel:東横イン八戸駅前
 https://www.toyoko-inn.com/search/detail/00106/
駅前ビジホ朝食を急いで食べます
7:16発に乗るんです
駅前ビジホ朝食を急いで食べます
7:16発に乗るんです
朝の八戸駅は通勤通学生で混雑
拙者はこの青い森鉄道に乗り…
朝の八戸駅は通勤通学生で混雑
拙者はこの青い森鉄道に乗り…
野辺地で乗り換え吹越8:28着
下車したのは一人だけでした
野辺地で乗り換え吹越8:28着
下車したのは一人だけでした
吹越駅全貌
待合室はあるもトイレなし
吹越駅全貌
待合室はあるもトイレなし
この次は5時間後の13:23着までないんです
なので前泊しました
帰京予定は6時間後の14時51分発
3時間後の次便でも帰れるが夜半過ぎになります。
この次は5時間後の13:23着までないんです
なので前泊しました
帰京予定は6時間後の14時51分発
3時間後の次便でも帰れるが夜半過ぎになります。
駅からひたすら真っ直ぐ
今にも降りだしそうな空
気温は低いが蒸し暑い
駅からひたすら真っ直ぐ
今にも降りだしそうな空
気温は低いが蒸し暑い
周囲の住宅はすぐに途切れます
風力発電機が点在してます
周囲の住宅はすぐに途切れます
風力発電機が点在してます
大型トラックが数分毎に行き交います
巻き込まれ事故に注意
大型トラックが数分毎に行き交います
巻き込まれ事故に注意
原野を切り開いた道なのでしょう
眺望はなく野に咲く花を楽しみます
原野を切り開いた道なのでしょう
眺望はなく野に咲く花を楽しみます
道端に咲いてた花々

道端に咲いてた花々

吹越烏帽子の看板登場
でも「この先4km」の意味不明
登山口まで2.8km/山頂まで5.3kmですから
吹越烏帽子の看板登場
でも「この先4km」の意味不明
登山口まで2.8km/山頂まで5.3kmですから
あれ?バスが走ってる?!
登山口に行くバスはなかったはず…
⇒週2回運行の温泉施設送迎バスでした
あれ?バスが走ってる?!
登山口に行くバスはなかったはず…
⇒週2回運行の温泉施設送迎バスでした
明神平地区…この先も道は真ぁっ直ぐです
明神平地区…この先も道は真ぁっ直ぐです
オバちゃん二人と会話
とにかく真っ直ぐ行くんだよ…と教えられました
オバちゃん二人と会話
とにかく真っ直ぐ行くんだよ…と教えられました
ここのことだね.…とにかく真っ直ぐ。
掠れ文字の道標がありました
ここのことだね.…とにかく真っ直ぐ。
掠れ文字の道標がありました
左右が畑の中を真ぁっ直ぐ
とにかく真ぁっ直ぐ(笑)
左右が畑の中を真ぁっ直ぐ
とにかく真ぁっ直ぐ(笑)
繁茂する夏草に隠れそうな道標
クルマだと見落としちゃうでしょうね
繁茂する夏草に隠れそうな道標
クルマだと見落としちゃうでしょうね
途中に原っぱがあってショウブ?が点在
途中に原っぱがあってショウブ?が点在
ここかな?と思ったら林道入口
クルマだけでなくヒトも通行禁止でした
ここかな?と思ったら林道入口
クルマだけでなくヒトも通行禁止でした
…でその先の右側に登山口
左の膨らみが駐車スペース
1
…でその先の右側に登山口
左の膨らみが駐車スペース
賑やかな立て看板や道標
クマ出没注意⇒地元の方は「出ないよ、ここは、人がいるから」と
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賑やかな立て看板や道標
クマ出没注意⇒地元の方は「出ないよ、ここは、人がいるから」と
基本的に一本道です
ピンクテープあり
基本的に一本道です
ピンクテープあり
道標あり
間違えようはありません
道標あり
間違えようはありません
唯一の渡渉箇所?
唯一の渡渉箇所?
唯一戸惑うが…右への踏み跡は鉄塔保守用
道標通りに真っ直ぐ
ユルユル登って行きます
唯一戸惑うが…右への踏み跡は鉄塔保守用
道標通りに真っ直ぐ
ユルユル登って行きます
頂上まであと標高差200m
Vではなく2です
頂上まであと標高差200m
Vではなく2です
右側が開けました
天気がいいと何か見えるかも
右側が開けました
天気がいいと何か見えるかも
ケルンが積んでありました
ガスると危ない一帯なのかも
ケルンが積んでありました
ガスると危ない一帯なのかも
標高差100m地点
背の高い樹木が無くなりました
標高差100m地点
背の高い樹木が無くなりました
ゲゲゲ…クマザサ帯を突破
水滴で濡れた葉っぱで濡れネズミ
ゲゲゲ…クマザサ帯を突破
水滴で濡れた葉っぱで濡れネズミ
ぱっかり空間には小さなケルン
ぱっかり空間には小さなケルン
あっ…山頂かな?
あっ…山頂かな?
周囲には花が多くなりました
周囲には花が多くなりました
あと50m地点
もう完全に高山帯ですね
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あと50m地点
もう完全に高山帯ですね
吹越烏帽子507.8mにトウチャコ
大山衹神社が祀られています
そのまま向こうに行けそうだが…
吹越烏帽子507.8mにトウチャコ
大山衹神社が祀られています
そのまま向こうに行けそうだが…
行ってみたらすぐにヤブでした
この先はかなり手強いようです
行ってみたらすぐにヤブでした
この先はかなり手強いようです
頂上標板なし
この標柱に掠れた文字があるのみです
残念ながら眺望皆無でした
頂上標板なし
この標柱に掠れた文字があるのみです
残念ながら眺望皆無でした
花を見ながら下山へ
すごいミツバチの数
ミツバチのお気に入りなのでしょうか?
花を見ながら下山へ
すごいミツバチの数
ミツバチのお気に入りなのでしょうか?
ヤマツツジ?もちらほら
ヤマツツジ?もちらほら
味噌汁に入れると美味そうに見えるが…
食べてみると毒キノコか否か分かるそうです(+o+)
味噌汁に入れると美味そうに見えるが…
食べてみると毒キノコか否か分かるそうです(+o+)
樹林帯まで下ると少し明るくなったような…
雨の心配はなくなったようです
樹林帯まで下ると少し明るくなったような…
雨の心配はなくなったようです
草叢がゴソゴソするのでビビったら…
山菜採り下見?のシニア男性二人でした
草叢がゴソゴソするのでビビったら…
山菜採り下見?のシニア男性二人でした
登山口に戻りました
オッちゃんたちのクルマですね
登山口に戻りました
オッちゃんたちのクルマですね
林道を戻ります
来る時には気付かなかったな…溜め池
林道を戻ります
来る時には気付かなかったな…溜め池
なんとも長閑な明神平集落
今度は誰にも出会いませんでした
なんとも長閑な明神平集落
今度は誰にも出会いませんでした
駅への舗装路から…
中央で凹んだ先に海が見えた!
…ような気がしました
駅への舗装路から…
中央で凹んだ先に海が見えた!
…ような気がしました
風越駅前に戻りました
ダンシングツリー…ですよね
風越駅前に戻りました
ダンシングツリー…ですよね
JR乗車まで時間があったので駅周辺探索
国道279号には中吹越バス停
乗換検索するとよく出てきます
JR乗車まで時間があったので駅周辺探索
国道279号には中吹越バス停
乗換検索するとよく出てきます
こんな距離感
大間まで二日あれば行けるかな?
こんな距離感
大間まで二日あれば行けるかな?
吹越簡易郵便局
どんな所にありますね
吹越簡易郵便局
どんな所にありますね
裏道を通って駅へ戻ります
裏道を通って駅へ戻ります
吹越駅14:21発に予定通り乗車
OQCパスを利用して旅行中のオッちゃんも撮影中
吹越駅14:21発に予定通り乗車
OQCパスを利用して旅行中のオッちゃんも撮影中
オマケです(笑)
美しく裾野を広げる吹越烏帽子
⇒4日後(7/4)に大湊線車中から撮影
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オマケです(笑)
美しく裾野を広げる吹越烏帽子
⇒4日後(7/4)に大湊線車中から撮影
野辺地で青い森鉄道(旧東北本線)の乗換えて…
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野辺地で青い森鉄道(旧東北本線)の乗換えて…
八戸からはやぶさ34号
この時間だとお袋殿に顔見せして帰れます
お疲れさんどした<m(__)m>
八戸からはやぶさ34号
この時間だとお袋殿に顔見せして帰れます
お疲れさんどした<m(__)m>

感想

【記録公開日:2022年7月18日】

「大人の休日倶楽部パス(個人的略称:OQCパス)」を利用した夏季低山巡り(9日目)は、下北半島の付け根で優雅に裾を広げる吹越烏帽子です。
吹越烏帽子を意識したのは、数年前に行った恐山・下風呂温泉の帰途だったでしょうか?
JR大湊線車窓から撮った優雅に裾野を広げる秀峰の写真を載せ「君の名は?」と書いところ、odaxさんから「吹越烏帽子ではないか?」と教えて頂きました。
分県Gで名前を見て知ってはいたものの、それを機に「そうか…あれが吹越烏帽子か!!!」と一気に親近感が増し、早く登りたい東北の山リスト上位に駆け上がりました。

吹越烏帽子…日本国(山形・新潟県境)と同じで「山」「岳」「峰」「森」「丸」などが最後につかない珍しい山名です。
でも烏帽子自体が「烏帽子のような凸」を現し、烏帽子岳・烏帽子山などは日本全国至るところにありますね。

吹越烏帽子は頂上まで緩やかな傾斜の登山道が続く標高508mの低山なので、登降することは事態はいたって簡単です。
しかし東京から新幹線に乗って日帰り登山するには困難なので今まで躊躇していました。
始発新幹線に乗っても、八戸駅(あるいは新青森駅)での接続が悪くて、登山口最寄駅・吹越に着くのが最速で13:23。
(注)始発新幹線が接続する快速列車は吹越駅を通過し、停車する隣駅の陸奥横浜駅からは登山道がない
なおかつバス便はないので、登山口まで片道7km・頂上までだと片道10kmを歩かねばなりません。

こんなことじゃぁ、いつまで経っても行けない…どげんかせんといけん!と意を決し、他の山に登った後に八戸に移動・前泊し、二番列車に乗って吹越駅へ移動しました。
(注)一番列車に乗って移動してもいいのですが、下山後に周囲に何もない吹越駅で時間を持て余すのは必至なので、単純ピストンする場合は二番列車をお勧めします。

当日は下北半島の付け根でも梅雨空のような曇天にて、優雅な裾野や山頂からの展望がなかったのが残念でしたが、標高400mにて森林限界?を迎える厳しい自然の下北半島を体感することが出来ました。
出来れば横浜町が菜の花で覆い尽くされ黄色に染まる5月に再訪したいものです。
その折には下山したら登山口から林道を陸奥横浜駅方面に向かうのも一手かと思います。
詳しくは測っていませんが、恐らく5kmもプラスせずとも、温泉・商業施設がある横浜町市街へ達することが出来るはずです。

【今回登った主な山】
★吹越烏帽子(ふっこしえぼし)508m:初
青森110(13/110) 、東北百(36/102)、 東北百(地)(37/101) 、標高1003(313/1059) 、分県G (11/53)、山1000(328/1000) 、みちのく120(36/120)

以上

隊長

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