土倉岳【通称:南尾根を歩いてみた】
- GPS
- 06:16
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 826m
- 下り
- 820m
コースタイム
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 6:16
天候 | 曇り co900m辺りから濃霧 【気温】駐車地:22℃ 土倉岳:19℃ ノタノ坂登山口:22℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
小又谷林道の終点から左岸へ徒渉し、最初の堰堤が尾根への取り付き 地点になります。 《以降はバリエーションルートで踏み跡やテープなどの目印は 全く見られません。(通称:南尾根と呼ばれる。)》 胸を突く様な登りと馬酔木の薮に苦しみながら100mほど高度を稼ぐと その後は歩きやすい尾根に変わってきます。 雑木と植林の混合林に変わり、南東の尾根を併せると後は北上するように明確な尾根が山頂へ続きます。 |
写真
感想
せっかくの休日だが晴天は望めそうにない。
遠出は諦めて、予てから気になっていた土倉岳の南西尾根(仮称)を
歩いてこよう。
(後日、他の記録を調べると「土倉岳南尾根」と呼ばれるようだ。)
ノタノ坂へ向かう登山口を見送り、小又谷林道を直進する。
釣り人と出逢ったり、眼下に眺めたりしながら上流へ向かい
顕著な二股を二度ほど見送ると徐々に林道の様子が荒れてくる。
約1時間ほどの林道歩きも行き止まりのような終点に出ると、
初めて谷との高低差が近くなり、崩れた階段跡から容易に本流に
下る事が出来、左岸へ徒渉すると作業道なのか踏み跡が続いていた。
やがて堰堤が現れ、上流が二股に。学習してきた地形と尾根の方向も
合致するのでここが尾根取り付き地点で間違いなさそうだが、
見るからにきつそうだ。
念のためコンパスを当てて右股左岸の尾根に踏み込むが、小尾根はすぐに
姿を消してしまったので堰堤から始まる斜面に乗りかえるが
早速胸を突く様な急登と馬酔木の薮に苦しめられる。
薮の薄い所を漕ぐように100mほど高度を稼ぐと藪ゾーンは終わり、
傾斜も僅かながら緩んで歩きやすい尾根に変わってきた。
やがてブナが多く見られる雑木の尾根が僅かに左カーブする辺りから
左が雑木、右が植林の混合林に変わってきて、右奥に梢を透かして
合流する尾根のラインが見えてくると直登が苦しくなってきた。
直登から逃げるようにトラバースして南東の尾根から合流地点へ上がると
明確な尾根筋が北へ延びていた。
霧に囲まれ周囲の雰囲気はわからないが一区切りのポイントだ、
行動食を頬張り、ゆっくり休んで土倉岳までの残す標高差を稼ぐと
三角点の裏から山頂に飛び出した。
濃霧で視界が閉ざされた山頂だが本日のミッションは終了だ、
この先の行動はテーブルランドに上がってから考えようと上陸は
してみたが、あまりにもひどい霧だ。時間の余裕はたっぷりあるが
今回は無理せず戻る事にしよう。
【視界の悪い南西尾根の偵察山行だったが雰囲気は悪くなさそうだ、
紅葉の季節にもう一度歩いてみたいと思わせる尾根だった。】
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