強風も・・・ 美しき女王 燕岳
- GPS
- 06:59
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,466m
- 下り
- 1,448m
コースタイム
- 08:00合戦小屋08:18 - 09:05雷鳥撮影会9:10 - 9:12燕山荘09:20
- 09:47燕岳山頂10:02 - 10:18燕山荘11:03 - 11:25合戦小屋 - 11:44富士見B
- 12:07第3B - 12:23第2B - 12:34第1B -12:49中房登山口
天候 | 快晴! 稜線は強風! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山口〜第2ベンチ ・夏道のため問題なし。 ■第2ベンチ〜合戦小屋 ・徐々に雪が現れ、第3ベンチ過ぎより雪が多くなります。 ・朝早い時間帯は、富士見からは締まっているのでアイゼンを履いた方が楽です。 ■合戦小屋〜燕山荘〜燕岳 ・燕山荘手前まで雪道。 ・トレースを少しはずすと踏み抜きます。 ・燕山荘から燕岳まで少し雪ありますが、アイゼン無しで大丈夫。 下山時は第3ベンチまで着けて行きました。 昼前から緩むので、ゆっくり行けば無しでも下れます。 |
写真
感想
当初、16~17日でお気楽お泊まり登山にしようと計画も強風予報(16日30m/s、17日20m/s、18日15m/s)の為、今回は見送りかなと意気消沈…
16日、ひたすら高度天気予報とにらめっこ…変わらず( ´△`)
昼過ぎ燕山荘に電話してみると、暴風雪だって!?明日も風は弱まる予報だけど、天気が微妙らしい
17日朝、高度天気予報が好転!18日が少し風は強い(13m/s)が晴れに!
ヤル気スイッチON!!日帰りで行ったるで!
17日夜に出発し、道の駅で車中泊。
朝4:00起床し、第1駐車場に5:10着。駐車台数は8割程度。
登山届けを提出し、いざ出陣!
第1ベンチ手前で埼玉から来てた駐車場で隣だった方に道を譲って頂いた矢先…
笹垣で何かが動いている!
ヤツか?!音をたてると遠ざかっていく気配…慎重に通過。
50mほど進むと別の場所で獣の気配…正体をと凝視するも確認できず。
埼玉の方と話ながら、糞が登山道脇にあったが、色と大きさから鹿か小動物の何かだろうと。
順調なペースで第1ベンチに到着。
埼玉の方は、日帰りなのに夏の泊登山の予行で重装備!ここで一端お先します。
その後も快調に第2ベンチ通過し、第3ベンチ手前で雪がチラホラ。
第3ベンチで、ほぼ同ペースで登っていた松本からの方に写真撮ったりとチョコ×2停まるので先行して頂き、富士見ベンチにて初めて富士山を見られた☆(3度目の正直!?)
ここから、雪が締まってたのでアイゼン装着。
合戦小屋までかなり良いペースで、登山口から2時間ほどで到着。
合戦小屋には多くの下山者が。風は強かったが午後から天気は良かったみたい。昨日来ても良かったなと…
さあ合戦小屋からは、いよいよ絶景の雪路直登です。
合戦の頭に出ると、王様登場!燕岳も富士も何もかもお目見えです( ☆∀☆)
抜けるような青空の中、燕山荘へ向けひたすら直登です。
偏光フィルター使わずこの青さは、雪の季節だからこそって感じで最高ですな\(^-^)/
燕山荘手前で雪がなくなりますが、あと少しなのでアイゼン付けっぱで行きました。
燕山荘裏手に到着し下山者の女性2人組と話をしていたら、数秒前にすれ違った男性の方が『ライチョウが!!』
振り向くと目の前に雷鳥の雄が居るではないですか( ☆∀☆)
そこに居る4人で、雷鳥撮影会の開始です!
逃げるどころか、俺を撮れと言わんばかりにポージングを決めてくれます。さすがスター☆
すると今度は、反対側の斜面に雌が!
ツガイでしょうか!?こちらも逃げることもなく撮影させてくれました。
大満足の撮影会を終え、登山口より3時間チョットで燕山荘正面に到着。
女王さま、また会いに来ました☆
稜線上は予報通り、強風でシェルを着ないと寒すぎて耐えられません(>_<)
燕山荘のスタッフに山頂までの状況を訪ねると、少し雪は残ってるがアイゼンは無くて大丈夫との事。
荷物をデポし、カメラと水と行動食を持ってアタック!
いつものイルカ君で撮影してみると、あれ?下にカワウソみたいなやつ出来てないか?去年あったかな???
山頂に着くと誰も居ない!絶景を独占、剱岳や立山までスッキリ見渡せた。
しばらくして、同刻に燕山荘を出たご夫婦が到着し記念撮影をお互いにし、強風のため感動もそこそこに燕山荘へ戻った。
燕山荘手前で埼玉の方と再会し、状況を伝え燕山荘に。
一向に風は弱まらず、カップ麺で暖をとり下山開始。
稜線の裏側に入ってしまえば、ほぼ無風となり合戦小屋までは絶景を堪能しながらの雪遊び☆
まだ昼前なので、続々と登山者が。
挨拶のたびに状況を聞かれ、これも先行者の大切な務め!留意点などを伝え、あっと言う間に合戦小屋です。
それ以降も、膝が悲鳴をあげることもなく順調に登山口へ2時間弱で無事下山した。
天候のアクシデントで日帰りになったが、絶景と雷鳥に出逢えた素晴らしい山行だった。
副産物として、3回目という経験からのペース配分が良かったのか、最近の雪山トレ&ダイエットの成果も徐々に表れ、登り下りとも地図の参考タイムを約1時間ずつ早いペースで行動出来たことが何より嬉しかった♪
X-ROADさん、こんばんは!
快晴の天候、冬毛の雷鳥さん、そして快足。
充実の山行でしたね!
お写真も素晴らしいですね!
埼玉の者でございます
どうみてもテン泊か小屋泊の荷物ですよね。
あのサイズは。
冬用のシェル・ダウン・フリース・鍋・バーナー・水(1.5L)・アイゼンなど。
三脚は無理やり使用したので、アイゼンと三脚以外は単なるお荷物でした。
もっと荷物を吟味しないと駄目ですね。
タイムを拝見してビックリ
どちらも1時間早いなんて。
確かに第一ベンチあたりで会話しながらでしたが、
正直速くてついて行くのに必死でした。
私もそれくらいのスピードが欲しいです。
それにしても天気が良かったですね。
私は初の燕岳で富士山や北アルプスの名峰をたくさん
眺める事が出来、大変満足です。
ただでも重装備の私がテン泊だと20キロ超級の荷物になるので、
そんな荷物で登れる自信がないので、次回は小屋泊で
満天の星空や、モルゲンロートを眺めて写真に撮りたいと思いました。
またどこかで日帰りなのにやたら重装備な者を見かけたら
声、かけてみて下さい。
お疲れ様でした
t-stix92さん
コメありがとうございます! 初燕岳お疲れ様でした。
ここは危険箇所も少なく、展望も最高なので大好きな山の1つです
稜線の風はチョット大変でしたが、天気に恵まれ気持ち良かったですね
タイムは自分でも驚いてます
記録見てもらえば分かりますが、去年の同時期は地図タイム同等だったので…
初燕岳は登山初めて1年位の夏時でしたが、5時間ほど掛かりました
去年の登山で、肥った&トレーニング不足で膝を痛め悔しい思いをしたので、正月明けからダイエット&トレーニングをした成果だと思います
あとは、2回登頂した経験の差だと思いますよ!
私も心配性なので、結構無駄に荷物を持っていく方ですよ!
今回も水2ℓ、ピッケル(元々、使用する気無し)、着替えなどなど…
ちなみに夏場は燕山荘手前のルートが違い、今回最後の急勾配の箇所から右へ巻いてテント場側に行くルートになりその基点に5mくらい斜めに上がる鎖場があります(そんなに危険ではないです)
今思うと、夏の方が意外に大変かも?!でも 高山植物が豊富で絶景なのは間違いないです ご参考まで。
また どこかで会える事を願って
お互い安全登山で楽しみましょう
ちょ、ものすごい快晴やん!
くぅーー、うらやましい!!
コースすごく参考になったよ。無理やり日帰りで行こうかなあ、、、。
にしても”ヤツ”ネタが最近続くね(汗)
↓は東北の話だけど、北アはどうなんだろ。ちょっと心配だったりします。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140519/trd14051909300008-n1.htm
>LAAMO
まっ!生粋の 晴れ男だから(笑)
今月中なら、まだ×2残雪が楽しめるから行って来なよ〜
ヤツは水場を好むので、第1ベンチを通過すれば心配は無いんだけど…
北アはドングリやブナの木が少ない岩稜帯がほとんどだから、そもそも多くは居ないはずだよ!?
基本的に鈴より話し声や、嗅覚が良いから人間の匂いで勝手に遠ざかってくれるから大丈夫だと思うよ
第1ベンチを過ぎたら、鈴はうるさいだけなので仕舞ってね
天気よくて良かったね
それに雷鳥さん・・・まだ見たことない
ペースアップ・・・成長期?www
私の方は、なんか下りの疲れが気になるんだよね
今までは、そんなことなかったのに・・・年齢か、
あるいはテント泊での寝不足か・・・
明日から仕事です
louris さん
出航ですか。
また、しばらく お山とはお別れですね
今度は、海外でしたっけ?がんばって下さい
ペースアップ・・・?
きっと2度の経験と、期間あけずに登ってたから体が慣れてたのが
あと、ダイエットの効果か 低燃費になりました
まだテント装備を背負ってないので、夏に向け徐々に重量増に慣らさないと
疲れは寝不足でしょ!?
俺も独標の時は、たいした距離じゃないのに結構疲れました・・・
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