折立から雲の平、西鎌尾根をへて槍ヶ岳へ(過去レコ)
- GPS
- 73:25
- 距離
- 49.5km
- 登り
- 3,619m
- 下り
- 3,456m
コースタイム
- 山行
- 5:58
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 6:55
- 山行
- 9:18
- 休憩
- 2:12
- 合計
- 11:30
- 山行
- 8:33
- 休憩
- 2:35
- 合計
- 11:08
- 山行
- 2:30
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 2:40
天候 | 晴 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
上高地に下山してバス、松本電鉄で松本へ。松本から特急しなの8号と新幹線で大阪に帰った。 |
写真
感想
本格的に山を初めて1年、ロングコースにチャレンジした。
目標は雲の平と槍ヶ岳。
富山県側の折立から入山して薬師沢で1泊、雲の平に登り返し、鷲羽岳を越えて三俣山荘の下り、双六小屋まで頑張って2泊目、西鎌尾根から槍ヶ岳を越えて槍沢を下って横で3泊目、最終日は上高地までのプロムナードを歩くだけというコースだった。
この頃は分割・民営化前の国鉄で信州や北陸に行くのは夜行の急行が一般的で、早朝、現地に着くので、その日フルに行動ができるメリットがあった。
この時利用した急行立山5号は富山から富山地鉄に乗り入れていて今よりずっと便利だった。今は夜行は無く、金沢で新幹線に乗り換え、富山で富山地鉄に乗り換えなければならない。
折立から太郎兵衛平までは比較的緩やかな登りだった。そこから標高差で400mほど下ると黒部本流に薬師沢が合流する所に建つ薬師沢小屋に着く。秘境感たっぷりの山小屋だった。
翌早朝、小屋前の吊橋で本流を渉って雲の平台地への展望の無い深い樹林帯の中の急坂を登る。
雲の平の一角に乗り上げると緩やかな台地が広がり、日本とは思えない景色が広がっていた。雲の平山荘で休憩して祖父岳、岩苔乗越、ワリモ岳を経て鷲羽岳に至った。北アルプスの最深部の360度の大展望を楽しんだ。
この日は三俣山荘泊まりの予定を変更して双六小屋まで足を延ばしたが、これは経験の浅さによる判断ミスで、途中でバテてしまい、双六小屋着が17時を過ぎてしまった。
翌日、強風が吹き荒れる西鎌尾根を経て念願の槍ヶ岳へ登頂、目標を達成できた。この日も予定を変更して槍沢を下り、横尾に17時ころ到着し宿泊した。
横尾山荘では風呂に入れたので、頑張った甲斐があったというものだ。
横尾から上高地までは1年前の北穂高岳からの帰路を思い出しながらゆっくりと歩いた。
(20022年7月 記)
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