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Yamareco

記録ID: 4525921
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ハイキング
槍・穂高・乗鞍

折立から雲の平、西鎌尾根をへて槍ヶ岳へ(過去レコ)

1979年08月01日(水) ~ 1979年08月04日(土)
 - 拍手
GPS
73:25
距離
49.5km
登り
3,619m
下り
3,456m

コースタイム

1日目
山行
5:58
休憩
0:57
合計
6:55
8:35
0
8:35
90
10:05
10:15
65
11:20
12:07
38
12:45
165
2日目
山行
9:18
休憩
2:12
合計
11:30
5:30
100
7:10
7:20
90
8:50
9:30
75
10:45
10:50
80
12:10
12:40
25
13:05
13:25
43
14:08
14:35
145
17:00
3日目
山行
8:33
休憩
2:35
合計
11:08
5:45
105
7:30
7:50
115
9:45
10:05
25
10:30
10:40
20
11:00
12:10
20
12:30
12:50
120
殺生ヒュッテ分岐
14:50
15:05
20
槍沢小屋跡(ババ平?)
15:25
0
15:25
40
16:05
48
16:53
4日目
山行
2:30
休憩
0:10
合計
2:40
7:20
50
8:10
53
9:03
9:13
42
9:55
5
天候
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
大阪から夜行急行・立山5号で富山地方鉄道・有峰口まで行き、バスで折立まで。
上高地に下山してバス、松本電鉄で松本へ。松本から特急しなの8号と新幹線で大阪に帰った。
黒部川本流に薬師沢(右の沢)が合流する場所に立つ薬師沢小屋。
折立から太郎兵衛平を越えてやってきた。秘境感たっぷりだ。
(このレコの写真は紙焼きをスキャニングして画像にしていますので、若干補正していますが、不鮮明です。)
2022年07月28日 13:29撮影 by  Canon TS6000 series Network, Canon
7/28 13:29
黒部川本流に薬師沢(右の沢)が合流する場所に立つ薬師沢小屋。
折立から太郎兵衛平を越えてやってきた。秘境感たっぷりだ。
(このレコの写真は紙焼きをスキャニングして画像にしていますので、若干補正していますが、不鮮明です。)
翌朝、黒部本流を吊橋で渉って、急坂を登ると雲の平の一角に出た。
2022年07月28日 13:29撮影 by  Canon TS6000 series Network, Canon
7/28 13:29
翌朝、黒部本流を吊橋で渉って、急坂を登ると雲の平の一角に出た。
雲の平を抜け、祖父岳に到着。背景は水晶岳だと思う。
2022年07月28日 13:30撮影 by  Canon TS6000 series Network, Canon
7/28 13:30
雲の平を抜け、祖父岳に到着。背景は水晶岳だと思う。
岩苔乗越からワリモ岳を越えて鷲羽岳に登頂。
このころはたばこを吸っていた。
2022年07月28日 13:30撮影 by  Canon TS6000 series Network, Canon
7/28 13:30
岩苔乗越からワリモ岳を越えて鷲羽岳に登頂。
このころはたばこを吸っていた。
山頂から見た三俣蓮華岳(中央)と双六岳。
この日はこの下にある三俣山荘泊まりの予定だったので、ゆっくりした。
2022年07月28日 13:30撮影 by  Canon TS6000 series Network, Canon
7/28 13:30
山頂から見た三俣蓮華岳(中央)と双六岳。
この日はこの下にある三俣山荘泊まりの予定だったので、ゆっくりした。
三俣山荘に下る途中から見た鷲羽岳。すっきりした山容なので、周囲の山から同定しやすい。

三俣山荘に着いても、時間が早かったのでもうひと頑張りして、双六小屋まで行くことにした。
稜線は避け、中腹を巻く道を行ったが、途中で完全にバテてしまい、双六小屋に着いたのは17時を過ぎていた。
薬師沢小屋で同宿だった、大分の拝田さんは2時間前に着いて、東北から来た人と盛り上がっていた。
一緒に飲もうと誘われたが、その元気は無かった。
2022年07月28日 13:30撮影 by  Canon TS6000 series Network, Canon
7/28 13:30
三俣山荘に下る途中から見た鷲羽岳。すっきりした山容なので、周囲の山から同定しやすい。

三俣山荘に着いても、時間が早かったのでもうひと頑張りして、双六小屋まで行くことにした。
稜線は避け、中腹を巻く道を行ったが、途中で完全にバテてしまい、双六小屋に着いたのは17時を過ぎていた。
薬師沢小屋で同宿だった、大分の拝田さんは2時間前に着いて、東北から来た人と盛り上がっていた。
一緒に飲もうと誘われたが、その元気は無かった。
その翌朝、槍ヶ岳を目指して出発。
西鎌尾根の樅沢岳付近から見た槍ヶ岳の雄姿。
2022年07月28日 13:30撮影 by  Canon TS6000 series Network, Canon
7/28 13:30
その翌朝、槍ヶ岳を目指して出発。
西鎌尾根の樅沢岳付近から見た槍ヶ岳の雄姿。
稜線の岩陰に咲くクロユリとミヤマキンポウゲ
2022年07月28日 13:31撮影 by  Canon TS6000 series Network, Canon
7/28 13:31
稜線の岩陰に咲くクロユリとミヤマキンポウゲ
北西からの強風に晒されながも、西鎌尾根を登り、槍ヶ岳に登頂。
2022年07月28日 13:31撮影 by  Canon TS6000 series Network, Canon
7/28 13:31
北西からの強風に晒されながも、西鎌尾根を登り、槍ヶ岳に登頂。
山頂から穂高岳
2022年07月28日 13:31撮影 by  Canon TS6000 series Network, Canon
7/28 13:31
山頂から穂高岳
中央に三俣蓮華岳、左は双六岳、右は鷲羽岳。鷲羽岳の左に祖父岳、その奥に黒部五郎岳が見える。
2022年07月28日 13:31撮影 by  Canon TS6000 series Network, Canon
7/28 13:31
中央に三俣蓮華岳、左は双六岳、右は鷲羽岳。鷲羽岳の左に祖父岳、その奥に黒部五郎岳が見える。
槍沢の長大な雪渓を渉る。

前日の貯金があって、早く着いたので、この日も槍ヶ岳に泊まる予定を変更して、槍沢を下った。
当初は新穂高温泉に下山する予定だったが、こちらは宿泊できる山小屋がないので、槍沢にした次第。
結果的に横尾で17時となり、横尾山荘に宿泊した。
槍沢は噂に違わず長かった!!
2022年07月28日 13:31撮影 by  Canon TS6000 series Network, Canon
7/28 13:31
槍沢の長大な雪渓を渉る。

前日の貯金があって、早く着いたので、この日も槍ヶ岳に泊まる予定を変更して、槍沢を下った。
当初は新穂高温泉に下山する予定だったが、こちらは宿泊できる山小屋がないので、槍沢にした次第。
結果的に横尾で17時となり、横尾山荘に宿泊した。
槍沢は噂に違わず長かった!!

感想

本格的に山を初めて1年、ロングコースにチャレンジした。
目標は雲の平と槍ヶ岳。
富山県側の折立から入山して薬師沢で1泊、雲の平に登り返し、鷲羽岳を越えて三俣山荘の下り、双六小屋まで頑張って2泊目、西鎌尾根から槍ヶ岳を越えて槍沢を下って横で3泊目、最終日は上高地までのプロムナードを歩くだけというコースだった。

この頃は分割・民営化前の国鉄で信州や北陸に行くのは夜行の急行が一般的で、早朝、現地に着くので、その日フルに行動ができるメリットがあった。
この時利用した急行立山5号は富山から富山地鉄に乗り入れていて今よりずっと便利だった。今は夜行は無く、金沢で新幹線に乗り換え、富山で富山地鉄に乗り換えなければならない。

折立から太郎兵衛平までは比較的緩やかな登りだった。そこから標高差で400mほど下ると黒部本流に薬師沢が合流する所に建つ薬師沢小屋に着く。秘境感たっぷりの山小屋だった。

翌早朝、小屋前の吊橋で本流を渉って雲の平台地への展望の無い深い樹林帯の中の急坂を登る。
雲の平の一角に乗り上げると緩やかな台地が広がり、日本とは思えない景色が広がっていた。雲の平山荘で休憩して祖父岳、岩苔乗越、ワリモ岳を経て鷲羽岳に至った。北アルプスの最深部の360度の大展望を楽しんだ。
この日は三俣山荘泊まりの予定を変更して双六小屋まで足を延ばしたが、これは経験の浅さによる判断ミスで、途中でバテてしまい、双六小屋着が17時を過ぎてしまった。

翌日、強風が吹き荒れる西鎌尾根を経て念願の槍ヶ岳へ登頂、目標を達成できた。この日も予定を変更して槍沢を下り、横尾に17時ころ到着し宿泊した。
横尾山荘では風呂に入れたので、頑張った甲斐があったというものだ。

横尾から上高地までは1年前の北穂高岳からの帰路を思い出しながらゆっくりと歩いた。
(20022年7月 記)

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技術レベル
3/5
体力レベル
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高天原と雲ノ平
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
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